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エルフの里
決着?
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「桜子!ありがとう!」「ワン!」
こっちを向いて一声吠えると、桜子はまた「ウ~~」っと唸るように雷付き風のドームを睨み付ける。
多分、ばぁちゃんが来るまで監視してくれるつもりなんだろうなぁ。
「宰相さんの精霊さんは、なに?桜子、一人で大丈ぶわぁ!?」
「ユズリハ!!」
カクさんに話しかけたら、急に地面が無くなった。
どうも穴に落ちたみたい。見上げるとカクさんが覗いていて「ユズリハ!大丈夫か?!」と聞こえてきた。
「うん、ちょっとびっくりしてお尻ぶつけたけど、大丈夫!
ムク!!穴から出たいんだ!お願い!」
呼んだら、ムクは僕の隣に来てくれた。僕はムクに抱きつく。ああ、もふもふ安心するぅ。
頭上ではカクさんが「宰相!お前がやったのか?!」って叫んでる。
「メェ~~…」『これ、精霊が作った穴。ムクの方が力強いから埋めれる。けど、あんまりユズリハの魔力使ったら、またユズリハ倒れる?倒れたら、あの大人に連れて行かれる?』
あーー…宰相さん、土の精霊なんだね?穴を掘る精霊と埋めようとする精霊の力比べってこと?
「ユズリハ!今助けるからな!!ダイヤ!頼めるか?!」
カクさんが頭上でダイヤにお願いしてる。うーん、ダイヤとムク、1人と1匹なら勝てる? なんか、不毛な争いな気もするなぁ?
「カクさん!これ、宰相さんの精霊が作った穴で、掘るのと埋めるの、力比べなんだって。
埋める方が不利じゃない?」
僕がカクさんに向かって叫んだら
「んにゃ!んにゃにゃ!!」『なら、その精霊を捕まえるのよ!行け、わびすけ!!』
「わっふぅ?!」『え?ボク?!』
「んんにゃ!!」『アンタなら、羽虫ごときひと噛みよ!』
「え?!死んじゃうのダメよ!」
「んにゃ!にゃ!!」『死なないわ!たぶん!!』
「かえでの多分ってコワイんだけど?!」
「…うん、なんか、大丈夫そうだな?
ってか狭い穴にもふもふが詰まってるようにしか見えんぞ?ユズリハ、穴じゃなくてもふもふに埋まってないか?
もう、ブルーメ様が来るまで待つか…」
カクさんが呆れたように声をかけてきた。
あ、うん。僕、もふもふに埋まってた。
と、そんなことしてたら、
「桜子!解除!!」
の叫び声と共に、ドーーーンと地響きがして、パラパラと砂が落ちてきた。
「ブルーメ様!!」
カクさんが後ろを振り向いて叫ぶ。
あ、ばぁちゃん来た。
何かやってたみたいだけど、穴の中じゃわかんなくて、カクさんもなんか呆然と見てるだけでこっちに向かって説明してくれなくて、
「カクさん!何が起きてるの?!ばぁちゃんやりすぎてない?!!」
って叫んでも、「お、おおぅ…」ってだけで、なんか、絶対ばぁちゃんやり過ぎてない?!
そしたら、お尻がもぞもぞし出して、上にあがって行ってるのがわかった。
「ユズリハ!って、もふもふに囲まれてるね?大丈夫だね?怪我はないね?!!」
って、ばぁちゃんが、わびすけとかえでをポンポン放り投げて、しゃがんで僕を確認する。
「うん、僕は全然大丈夫!ばぁちゃんありがとう!」
僕はばぁちゃんに抱きつく。
ばぁちゃんも僕をぎゅっと抱き締めてくれて
「良かったよ、お前に何かあったらエルフの里を破壊しつくす所だった。
さぁて、宰相?この落とし前、どう着けてくれるんだい?」
立ち上がり、僕を腰にくっつけたまま僕の頭を撫でるばぁちゃんが見る先には
ボロボロで、グショグショに濡れた宰相さんが仰向けに転がっていた。
宰相さん、生きてる?!
ばぁちゃん!!やりすぎぃ!!
こっちを向いて一声吠えると、桜子はまた「ウ~~」っと唸るように雷付き風のドームを睨み付ける。
多分、ばぁちゃんが来るまで監視してくれるつもりなんだろうなぁ。
「宰相さんの精霊さんは、なに?桜子、一人で大丈ぶわぁ!?」
「ユズリハ!!」
カクさんに話しかけたら、急に地面が無くなった。
どうも穴に落ちたみたい。見上げるとカクさんが覗いていて「ユズリハ!大丈夫か?!」と聞こえてきた。
「うん、ちょっとびっくりしてお尻ぶつけたけど、大丈夫!
ムク!!穴から出たいんだ!お願い!」
呼んだら、ムクは僕の隣に来てくれた。僕はムクに抱きつく。ああ、もふもふ安心するぅ。
頭上ではカクさんが「宰相!お前がやったのか?!」って叫んでる。
「メェ~~…」『これ、精霊が作った穴。ムクの方が力強いから埋めれる。けど、あんまりユズリハの魔力使ったら、またユズリハ倒れる?倒れたら、あの大人に連れて行かれる?』
あーー…宰相さん、土の精霊なんだね?穴を掘る精霊と埋めようとする精霊の力比べってこと?
「ユズリハ!今助けるからな!!ダイヤ!頼めるか?!」
カクさんが頭上でダイヤにお願いしてる。うーん、ダイヤとムク、1人と1匹なら勝てる? なんか、不毛な争いな気もするなぁ?
「カクさん!これ、宰相さんの精霊が作った穴で、掘るのと埋めるの、力比べなんだって。
埋める方が不利じゃない?」
僕がカクさんに向かって叫んだら
「んにゃ!んにゃにゃ!!」『なら、その精霊を捕まえるのよ!行け、わびすけ!!』
「わっふぅ?!」『え?ボク?!』
「んんにゃ!!」『アンタなら、羽虫ごときひと噛みよ!』
「え?!死んじゃうのダメよ!」
「んにゃ!にゃ!!」『死なないわ!たぶん!!』
「かえでの多分ってコワイんだけど?!」
「…うん、なんか、大丈夫そうだな?
ってか狭い穴にもふもふが詰まってるようにしか見えんぞ?ユズリハ、穴じゃなくてもふもふに埋まってないか?
もう、ブルーメ様が来るまで待つか…」
カクさんが呆れたように声をかけてきた。
あ、うん。僕、もふもふに埋まってた。
と、そんなことしてたら、
「桜子!解除!!」
の叫び声と共に、ドーーーンと地響きがして、パラパラと砂が落ちてきた。
「ブルーメ様!!」
カクさんが後ろを振り向いて叫ぶ。
あ、ばぁちゃん来た。
何かやってたみたいだけど、穴の中じゃわかんなくて、カクさんもなんか呆然と見てるだけでこっちに向かって説明してくれなくて、
「カクさん!何が起きてるの?!ばぁちゃんやりすぎてない?!!」
って叫んでも、「お、おおぅ…」ってだけで、なんか、絶対ばぁちゃんやり過ぎてない?!
そしたら、お尻がもぞもぞし出して、上にあがって行ってるのがわかった。
「ユズリハ!って、もふもふに囲まれてるね?大丈夫だね?怪我はないね?!!」
って、ばぁちゃんが、わびすけとかえでをポンポン放り投げて、しゃがんで僕を確認する。
「うん、僕は全然大丈夫!ばぁちゃんありがとう!」
僕はばぁちゃんに抱きつく。
ばぁちゃんも僕をぎゅっと抱き締めてくれて
「良かったよ、お前に何かあったらエルフの里を破壊しつくす所だった。
さぁて、宰相?この落とし前、どう着けてくれるんだい?」
立ち上がり、僕を腰にくっつけたまま僕の頭を撫でるばぁちゃんが見る先には
ボロボロで、グショグショに濡れた宰相さんが仰向けに転がっていた。
宰相さん、生きてる?!
ばぁちゃん!!やりすぎぃ!!
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