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エルフの里
破壊神?
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「ユズリハ、やり過ぎじゃないよ。さぁ、どう落とし前着けてくれるんだい?」
ばぁちゃんがズタボロの宰相さんに話しかけると
「…では、城で魔法契約を結びましょう」
宰相さんは身体を起こして、地べたに座ったまま答えた。
「ああ、契約を破ったら雷に撃たれるアレかい。
城の者達がユズリハに関わらない、カク達とユズリハの交流を邪魔しない、って契約を結んで欲しいね。でも、今、城に関わってる奴ら全員と契約なんて結べないよ。
…ああ、じゃぁ、破ったら罰は国のトップの王と宰相に受けて貰おう。
それなら契約を結んでもいいよ」
ばぁちゃんが答えると
「んなぁ?!私も?!」
驚いたように宰相さんは顔を上げる。
「なに言ってんだ、当たり前だろう。じゃなきゃ契約を結ぶ意味がないよ」
ばぁちゃんがフン、と鼻をならす。
「…ならば、その子供と直接契約を結びたい。子供と一緒に城へ」
宰相さんが立ち上がりながら悔しそうな顔で言う。
「仕方ないね、そこでスケ達とも一度話しをさせとくれ。それで、契約を結ぶなら一緒に城へ行ってやるよ」
「ああ、わかった…」
そう言って宰相さんはうつむいたんだけど、
僕、ちびって、カクさんによく言われるの。
うつむいた宰相さんの顔、口元がニヤってなったの、見えたんだよね。
そしたら、わびすけ達が僕の周りにくっついたから、ムクに抱きついて耳元で「宰相さん笑った?」って聞いたら
うなずいたんだ。
わびすけと、わびすけの頭に乗ったかえでが、宰相さんにめっちゃ威嚇し始めたけど、宰相さんは「フンッ、動物型でしかも子供型が一丁前に威嚇なんぞ。怖くもないわ」って。
宰相さん、ムク達の攻撃でひっくり返ったの忘れたの?
でもなんか嫌な感じがするから
「ばぁちゃん、大丈夫?」
って聞いたら
「アタシや松雪達が守ってやるよ」
ばぁちゃんがにっこり笑って頭を撫でてくれたから、ちょっと安心したんだ。
そして、ばぁちゃん、カクさん、宰相さんと一緒にやって来たお城。
うわーーーーー、僕、ツリーハウス初めて見たぁ…!!!
「ばぁちゃん、お城ってすごいね!!」
「ああ、まぁ、この規模のツリーハウスは、世界中探しても、ここにしかないだろうね」
「ブルーメ様!本当ですか?!世界でここだけ?!!」
「そうだね。この規模の巨木がそうそうないし、それをツリーハウスに出来る技術はエルフにしかないだろうよ」
「聞いたかユズリハ!エルフの技術はすごいんだ!」
「うん!すごいね、カッコいいね!!」
「まぁ、あとはエルフは植物と相性が良い。薬と毒の技術もずば抜けてる。よく学びな」
「「ハイ!!」」
僕とカクさんは元気よく返事をした。
ツリーハウスを横切って、普通の建物に入った。
ツリーハウスの中を見れなかった僕はちょっとがっかりした。
お部屋に通されて、
「まずはスケ達と話をさせとくれ」
っていうばぁちゃんの言葉を受けてスケさん達を連れてくるついでに、契約書の準備をしてくる、と宰相さんが出ていった。
少しして
「ッチ。茶と菓子ぐらい出さんかい」
と、ばぁちゃんが壁際にいた人に文句を言い始めたら
「ブルーメ様!ユズリハ!」
バーーンと扉が開いてスケさんが飛び込んできた。
「スケさん!みんな!!」
後ろにハチくんたちが居たから、僕は嬉しくなって両手を広げて駆け出したら
「今だ!!」
って声がしたと思ったら、後ろからドンってすっごい衝撃がきて、目をつぶったら、もふっと何かに包まれて、ドンと衝撃が来た。
「ユズリハ!!!」
カクさんの焦った声が聞こえたと思ったら
「テメェか?!」
ばぁちゃんの声がした後、ドスッドン、って後ろで衝撃音がして、
僕を包んでるもふもふを引っ張る感じがしたと思ったら
「宰相!!テメェ、手に何持ってやがる?!!」「ウギャァ!!」「楓!思いっきり行きな!!」「シャー!!」
ばぁちゃんの声やら、叫び声やら、かえでの威嚇声やら聞こえて、引き剥がされる感じが無くなったら
「隷属の腕輪じゃないか!!!ふざけんじゃないよぉぉぉおおおお!!!!」
ドドドドドーーーーーン バチバチバチバチィィィーーー…
地面も空気も揺れる感じがして、特大雷が落ちる音がした。
もふもふが僕から離れたから見ると、わびすけが僕の頭を、ムクが身体を守ってくれていた。
「ありがとう!ありがとう!みんな大丈夫?怪我はない?ばぁちゃん!カクさん達は?!!」
周りを見渡すと
仁王立ちのばぁちゃん。
その両脇に松雪と桜子が歯を剥き出して立ち、
栗之助が皆を透明な壁で守り
ボロボロな宰相さんがやっぱり転がってて。
そして部屋がなくなって、
青空とツリーハウスが見えていた。
ばぁちゃんがズタボロの宰相さんに話しかけると
「…では、城で魔法契約を結びましょう」
宰相さんは身体を起こして、地べたに座ったまま答えた。
「ああ、契約を破ったら雷に撃たれるアレかい。
城の者達がユズリハに関わらない、カク達とユズリハの交流を邪魔しない、って契約を結んで欲しいね。でも、今、城に関わってる奴ら全員と契約なんて結べないよ。
…ああ、じゃぁ、破ったら罰は国のトップの王と宰相に受けて貰おう。
それなら契約を結んでもいいよ」
ばぁちゃんが答えると
「んなぁ?!私も?!」
驚いたように宰相さんは顔を上げる。
「なに言ってんだ、当たり前だろう。じゃなきゃ契約を結ぶ意味がないよ」
ばぁちゃんがフン、と鼻をならす。
「…ならば、その子供と直接契約を結びたい。子供と一緒に城へ」
宰相さんが立ち上がりながら悔しそうな顔で言う。
「仕方ないね、そこでスケ達とも一度話しをさせとくれ。それで、契約を結ぶなら一緒に城へ行ってやるよ」
「ああ、わかった…」
そう言って宰相さんはうつむいたんだけど、
僕、ちびって、カクさんによく言われるの。
うつむいた宰相さんの顔、口元がニヤってなったの、見えたんだよね。
そしたら、わびすけ達が僕の周りにくっついたから、ムクに抱きついて耳元で「宰相さん笑った?」って聞いたら
うなずいたんだ。
わびすけと、わびすけの頭に乗ったかえでが、宰相さんにめっちゃ威嚇し始めたけど、宰相さんは「フンッ、動物型でしかも子供型が一丁前に威嚇なんぞ。怖くもないわ」って。
宰相さん、ムク達の攻撃でひっくり返ったの忘れたの?
でもなんか嫌な感じがするから
「ばぁちゃん、大丈夫?」
って聞いたら
「アタシや松雪達が守ってやるよ」
ばぁちゃんがにっこり笑って頭を撫でてくれたから、ちょっと安心したんだ。
そして、ばぁちゃん、カクさん、宰相さんと一緒にやって来たお城。
うわーーーーー、僕、ツリーハウス初めて見たぁ…!!!
「ばぁちゃん、お城ってすごいね!!」
「ああ、まぁ、この規模のツリーハウスは、世界中探しても、ここにしかないだろうね」
「ブルーメ様!本当ですか?!世界でここだけ?!!」
「そうだね。この規模の巨木がそうそうないし、それをツリーハウスに出来る技術はエルフにしかないだろうよ」
「聞いたかユズリハ!エルフの技術はすごいんだ!」
「うん!すごいね、カッコいいね!!」
「まぁ、あとはエルフは植物と相性が良い。薬と毒の技術もずば抜けてる。よく学びな」
「「ハイ!!」」
僕とカクさんは元気よく返事をした。
ツリーハウスを横切って、普通の建物に入った。
ツリーハウスの中を見れなかった僕はちょっとがっかりした。
お部屋に通されて、
「まずはスケ達と話をさせとくれ」
っていうばぁちゃんの言葉を受けてスケさん達を連れてくるついでに、契約書の準備をしてくる、と宰相さんが出ていった。
少しして
「ッチ。茶と菓子ぐらい出さんかい」
と、ばぁちゃんが壁際にいた人に文句を言い始めたら
「ブルーメ様!ユズリハ!」
バーーンと扉が開いてスケさんが飛び込んできた。
「スケさん!みんな!!」
後ろにハチくんたちが居たから、僕は嬉しくなって両手を広げて駆け出したら
「今だ!!」
って声がしたと思ったら、後ろからドンってすっごい衝撃がきて、目をつぶったら、もふっと何かに包まれて、ドンと衝撃が来た。
「ユズリハ!!!」
カクさんの焦った声が聞こえたと思ったら
「テメェか?!」
ばぁちゃんの声がした後、ドスッドン、って後ろで衝撃音がして、
僕を包んでるもふもふを引っ張る感じがしたと思ったら
「宰相!!テメェ、手に何持ってやがる?!!」「ウギャァ!!」「楓!思いっきり行きな!!」「シャー!!」
ばぁちゃんの声やら、叫び声やら、かえでの威嚇声やら聞こえて、引き剥がされる感じが無くなったら
「隷属の腕輪じゃないか!!!ふざけんじゃないよぉぉぉおおおお!!!!」
ドドドドドーーーーーン バチバチバチバチィィィーーー…
地面も空気も揺れる感じがして、特大雷が落ちる音がした。
もふもふが僕から離れたから見ると、わびすけが僕の頭を、ムクが身体を守ってくれていた。
「ありがとう!ありがとう!みんな大丈夫?怪我はない?ばぁちゃん!カクさん達は?!!」
周りを見渡すと
仁王立ちのばぁちゃん。
その両脇に松雪と桜子が歯を剥き出して立ち、
栗之助が皆を透明な壁で守り
ボロボロな宰相さんがやっぱり転がってて。
そして部屋がなくなって、
青空とツリーハウスが見えていた。
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