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卒業
77話 MV制作③
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「麻衣さん……ヤバいです。私ダメかもしれません……」
休憩時間になった藍は私を見つけると泣きそうな声で近寄って来た。
「なになに、どしたの?そんな弱気なこと言って?」
驚いた私は思わず藍の頭を撫でていた。
「監督の目が言ってるんですよ……期待外れだって。私では無理かもしれません……」
「大丈夫だって!考えすぎよ。今まですごくスムーズにいってたじゃないのよ。何でそんなに弱気になるの?」
「……だって、事前の映像を撮った時の私とは違うんですよ?何度も見返しましたけど、今の私が同じようには演じられる気がしないです……」
今にも泣き出しそうな藍を、大丈夫よあなたなら出来るって!傍から見ている分には全然違和感なく見えたわよ!……と励ましていると、向こうで話している監督たちの会話が少し聞こえてきた。
「どうしますか、監督?時間的にそろそろオッケー出さざるを得ないかもしれません。あるいは、画質は少し落ちるかもしれませんが、事前の映像を編集して本編で使うというのも手かもしれません……」
「いや、もう少し様子を見てみましょう。リハの段階の演技は良かったです。彼女ならきっとやってくれますよ」
「分かりました……。しかし前回の彼女とは別人のようですね?あの時感じた鬼気迫るような切迫した感じが、あまり感じられませんね」
「そうですねぇ。……まあアイドル活動というものは色々あるでしょうし、彼女も多感な時期なのかもしれません。しかしだからこそ、より良い表情を引き出せる可能性があると私は考えていますよ」
まさかこちらに聞かせるような意図はなかったと思うが、助手の人の声が少し大きく、それにつられるように監督の声も大きくなっていった。あるいは監督たちも長時間の撮影によってその辺りの感覚が少し麻痺していたのかもしれない。
藍にももちろんその会話は届いていただろう。余計に委縮するようなことがなければ良いのだが……。
ふと、こちらから送っていた視線に気付いたように監督がこちらを見た。
藍の背中越しに目が合った私は慌てて会釈する。
(あ、ヤバいヤバい!)
気付くと監督が立ち上がり、こちらに近付いて来ていた。
「えっと……あなたは小田嶋麻衣さんでしたかね?」
「は、はい、そうですが……」
WISHに関する知識はあまりないはずだろうに、監督が私の名前まで知っていることに驚いた。
「どうですか?貴方も出演しませんか?」
「……は、え?」
突然の申し出に私は驚いた。
そもそも藍以外の人間が出演する余地があるのだろうか?このシーンがもうクライマックスのはずだが。
「貴方を見ていて少し思い付いたのです。……すみません!白衣の衣装、まだ予備はありましたよね?」
監督が後ろを振り向きスタッフに確認を取った。
急遽私までドラマシーンに出演することになってしまった。
しかし流れとしては大きな変わりがあるわけではない。メインは藍の水際でのシーンであり、私はそれを近くで見守るという役柄のようだ。
用意された白い衣装は藍と同様のものだったが、白いベールがそれに足されていた。
(……聖母?天使?みたいなイメージなのかな?)
急遽ということもあり、私の役柄に関しても詳細な説明はなかったが、雰囲気としてはそのように思えた。
そもそもこのドラマ自体が抽象的なものだ。明確な役柄があるわけではなさそうに思えた。
「少し、テストしてみましょうか」
先ほど藍と監督とが2人でやっていた事前のリハに私も加わる。
藍が水中に沈んでいったシーンを想定して、もがき、そして水面に浮かんでゆく……。
「あの……私は何をすれば……」
「何もしなくて大丈夫です。そのままで結構ですよ」
意を決して尋ねたが、にこやかにあしらわれた。
まあもちろん主役は藍だから、それも理解は出来るのだが、それならなぜ私を出演させた?という気持ちが改めて強くなる。ただボーっと近くで藍の様子を見ているだけだ。
(藍は、リハから毎回こんなに真剣にやってたんだね……)
だが間近で見ると藍の真剣な表情がより分かる。リハはもう何十回も繰り返し行われていたから、その度に全力を尽くすというのは並大抵の労力ではない。ましてその前のダンスシーンでも藍はセンターとして全力で踊っていたのだ。
ふと、藍と目が合う。藍も私を見つめていた。
「良いでしょう!その表情を忘れないでください。本番行きましょう」
不意に監督から号令が掛かった。
(え?え?どの表情なの?)
自分がどんな表情をしていたのか分からなかったし、藍もあまり分かっていないような戸惑った様子を見せていたが、段取りは一気に本番に向かっていた。
……仕方ない!出たとこ勝負でいくしかない!そもそもゴーサインを出したのは監督自身なのだ。責任は監督にあるに決まっている。失敗したって私らの責任じゃあない!
「それでは、本番行きます!!3,2,……」
キューがかかりカメラが回った。
何かに追われてきた藍が水辺で一瞬佇むシーンからだ。湖畔でそれを見守る私は精霊なのか天使なのか……いずれにしても人ではない存在なのだろう。
水際で一瞬立ち止まった藍と目が合う。
(ああ、そうか。藍は幽霊なんだね……)
藍の悲しそうな……でも何かを決意したような表情を見て、私はこのシーンの意味が理解出来た。
多分このシーンは藍演じる主人公が死んでゆくシーンなのだろう。そして後のダンスシーンでは(構成としてドラマシーンの後にダンスシーンがあるという説明がなされていた)死後の世界を意味しているのだろう。
つまりこのシーンで藍は現世に自ら別れを告げるということだ。
(私も藍と……藍だけじゃなくてこの世界と、もう少しで別れなければいけないんだったな……)
不意にそれを思い出し、藍との様々な思い出が一瞬のうちに蘇ってきた。
最初に会ったオーディションの時のこと、初めて話した時のこと、レッスンを間近で見た時のこと、1人だけ5期生に馴染めなかったこと、そして藍が小田嶋麻衣としての記憶を取り戻した時のこと……。
いや、私と藍とは一心同体なのだ!ある意味ではもっと前から一緒だったと言って良い。
藍と再び目が合う。藍にも私の気持ちが伝わったような気がする。……いや、これは疑いようのない事実だ。藍の目の色が確実に変わったからだ。
「うあーー!!!!」
水面に浮かんでいた藍が突如声を上げて暴れ出した。
事前の演技プランとは違っていた。今まではどちらかと言うと静かに、死を受け入れるかのような演技だった。それがMV全体を通しての雰囲気にも合っていた。
(なあ、藍!そうだよね!死にたいなんて、別れたいなんて……思うはずないよね!)
暴れ出した藍は、間違いなく私の分身だった。
「カット!!!!オッケーです。良い画が撮れました!」
監督の声にスタッフたちはどこかポカンとしていた。
その反応を見て私は不安になった。
「あの……これでオッケーなんですか?事前の練習通りに全然出来なかったような気がするんですけど……」
もちろん藍も同じ気持ちだったようだ。水から上がると、ずぶ濡れのままおずおずと監督にお伺いを立てた。
「いえ、あれで良かったんですよ!陶酔して受け入れるような死よりも、生きたいともがいている魂の方が美しいですから。貴方の演技を見て私も初めて気付かされましたよ。これで行きましょう!」
監督はにこやかに微笑んだ。
その後、撮れた映像を私たちも確認させてもらった。バスタオルに包まりながら私の隣に身を寄せてくる藍がとても可愛かった。
「……麻衣さん、すごくキレイですね」
映像を見ながら藍がボソッと呟いた。
「な、何よ。褒めても何も出ないわよ」
そもそもこのシーンの主役は藍だ。ピントも常に藍に合っていた。その奥で私はぼんやりと見切れているに過ぎない。
「ねえ、何で急に本番であんな風に演じたの?」
「……何ででしょうね?何か麻衣さんを見ていたら自然とああなってしまいました」
私はわざと藍に尋ねたが、答えを聞くまでもなく同じことを思っていることは分かっていた。
藍も私との別れが近いことを思ってああ演じたのだ。
「……ねえ、麻衣さん?」
「ん、何?」
「……何か、色々ありましたね」
「そうね、色々あったわね……」
それから監督が「まだ本格的な編集はこれからですが」と前置きして、ざっと今日撮影した映像を見せてくれた。
クライマックスの藍の迫真の演技を見た後に冒頭のダンスシーンを見返すと、その意味もまるで変わってくるように思えた。シリアスな曲で設定としてはメンバー全員ともが幽霊のはずだが、誰もがキラキラと愛おしく輝いているように私には見えた。
そしてこのシングルが私にとってWISHでの最後の作品になる、という感傷的な気持ちを抑えることが出来なかった。藍が言った通り、映像の中の私はとても綺麗に思えた。こんな母性愛のような表情が自分の中に在ったことに初めて気付かされた。やはり大津監督は偉大な人だったのだ。素晴らしいMVになることは疑う余地のないことだった。
休憩時間になった藍は私を見つけると泣きそうな声で近寄って来た。
「なになに、どしたの?そんな弱気なこと言って?」
驚いた私は思わず藍の頭を撫でていた。
「監督の目が言ってるんですよ……期待外れだって。私では無理かもしれません……」
「大丈夫だって!考えすぎよ。今まですごくスムーズにいってたじゃないのよ。何でそんなに弱気になるの?」
「……だって、事前の映像を撮った時の私とは違うんですよ?何度も見返しましたけど、今の私が同じようには演じられる気がしないです……」
今にも泣き出しそうな藍を、大丈夫よあなたなら出来るって!傍から見ている分には全然違和感なく見えたわよ!……と励ましていると、向こうで話している監督たちの会話が少し聞こえてきた。
「どうしますか、監督?時間的にそろそろオッケー出さざるを得ないかもしれません。あるいは、画質は少し落ちるかもしれませんが、事前の映像を編集して本編で使うというのも手かもしれません……」
「いや、もう少し様子を見てみましょう。リハの段階の演技は良かったです。彼女ならきっとやってくれますよ」
「分かりました……。しかし前回の彼女とは別人のようですね?あの時感じた鬼気迫るような切迫した感じが、あまり感じられませんね」
「そうですねぇ。……まあアイドル活動というものは色々あるでしょうし、彼女も多感な時期なのかもしれません。しかしだからこそ、より良い表情を引き出せる可能性があると私は考えていますよ」
まさかこちらに聞かせるような意図はなかったと思うが、助手の人の声が少し大きく、それにつられるように監督の声も大きくなっていった。あるいは監督たちも長時間の撮影によってその辺りの感覚が少し麻痺していたのかもしれない。
藍にももちろんその会話は届いていただろう。余計に委縮するようなことがなければ良いのだが……。
ふと、こちらから送っていた視線に気付いたように監督がこちらを見た。
藍の背中越しに目が合った私は慌てて会釈する。
(あ、ヤバいヤバい!)
気付くと監督が立ち上がり、こちらに近付いて来ていた。
「えっと……あなたは小田嶋麻衣さんでしたかね?」
「は、はい、そうですが……」
WISHに関する知識はあまりないはずだろうに、監督が私の名前まで知っていることに驚いた。
「どうですか?貴方も出演しませんか?」
「……は、え?」
突然の申し出に私は驚いた。
そもそも藍以外の人間が出演する余地があるのだろうか?このシーンがもうクライマックスのはずだが。
「貴方を見ていて少し思い付いたのです。……すみません!白衣の衣装、まだ予備はありましたよね?」
監督が後ろを振り向きスタッフに確認を取った。
急遽私までドラマシーンに出演することになってしまった。
しかし流れとしては大きな変わりがあるわけではない。メインは藍の水際でのシーンであり、私はそれを近くで見守るという役柄のようだ。
用意された白い衣装は藍と同様のものだったが、白いベールがそれに足されていた。
(……聖母?天使?みたいなイメージなのかな?)
急遽ということもあり、私の役柄に関しても詳細な説明はなかったが、雰囲気としてはそのように思えた。
そもそもこのドラマ自体が抽象的なものだ。明確な役柄があるわけではなさそうに思えた。
「少し、テストしてみましょうか」
先ほど藍と監督とが2人でやっていた事前のリハに私も加わる。
藍が水中に沈んでいったシーンを想定して、もがき、そして水面に浮かんでゆく……。
「あの……私は何をすれば……」
「何もしなくて大丈夫です。そのままで結構ですよ」
意を決して尋ねたが、にこやかにあしらわれた。
まあもちろん主役は藍だから、それも理解は出来るのだが、それならなぜ私を出演させた?という気持ちが改めて強くなる。ただボーっと近くで藍の様子を見ているだけだ。
(藍は、リハから毎回こんなに真剣にやってたんだね……)
だが間近で見ると藍の真剣な表情がより分かる。リハはもう何十回も繰り返し行われていたから、その度に全力を尽くすというのは並大抵の労力ではない。ましてその前のダンスシーンでも藍はセンターとして全力で踊っていたのだ。
ふと、藍と目が合う。藍も私を見つめていた。
「良いでしょう!その表情を忘れないでください。本番行きましょう」
不意に監督から号令が掛かった。
(え?え?どの表情なの?)
自分がどんな表情をしていたのか分からなかったし、藍もあまり分かっていないような戸惑った様子を見せていたが、段取りは一気に本番に向かっていた。
……仕方ない!出たとこ勝負でいくしかない!そもそもゴーサインを出したのは監督自身なのだ。責任は監督にあるに決まっている。失敗したって私らの責任じゃあない!
「それでは、本番行きます!!3,2,……」
キューがかかりカメラが回った。
何かに追われてきた藍が水辺で一瞬佇むシーンからだ。湖畔でそれを見守る私は精霊なのか天使なのか……いずれにしても人ではない存在なのだろう。
水際で一瞬立ち止まった藍と目が合う。
(ああ、そうか。藍は幽霊なんだね……)
藍の悲しそうな……でも何かを決意したような表情を見て、私はこのシーンの意味が理解出来た。
多分このシーンは藍演じる主人公が死んでゆくシーンなのだろう。そして後のダンスシーンでは(構成としてドラマシーンの後にダンスシーンがあるという説明がなされていた)死後の世界を意味しているのだろう。
つまりこのシーンで藍は現世に自ら別れを告げるということだ。
(私も藍と……藍だけじゃなくてこの世界と、もう少しで別れなければいけないんだったな……)
不意にそれを思い出し、藍との様々な思い出が一瞬のうちに蘇ってきた。
最初に会ったオーディションの時のこと、初めて話した時のこと、レッスンを間近で見た時のこと、1人だけ5期生に馴染めなかったこと、そして藍が小田嶋麻衣としての記憶を取り戻した時のこと……。
いや、私と藍とは一心同体なのだ!ある意味ではもっと前から一緒だったと言って良い。
藍と再び目が合う。藍にも私の気持ちが伝わったような気がする。……いや、これは疑いようのない事実だ。藍の目の色が確実に変わったからだ。
「うあーー!!!!」
水面に浮かんでいた藍が突如声を上げて暴れ出した。
事前の演技プランとは違っていた。今まではどちらかと言うと静かに、死を受け入れるかのような演技だった。それがMV全体を通しての雰囲気にも合っていた。
(なあ、藍!そうだよね!死にたいなんて、別れたいなんて……思うはずないよね!)
暴れ出した藍は、間違いなく私の分身だった。
「カット!!!!オッケーです。良い画が撮れました!」
監督の声にスタッフたちはどこかポカンとしていた。
その反応を見て私は不安になった。
「あの……これでオッケーなんですか?事前の練習通りに全然出来なかったような気がするんですけど……」
もちろん藍も同じ気持ちだったようだ。水から上がると、ずぶ濡れのままおずおずと監督にお伺いを立てた。
「いえ、あれで良かったんですよ!陶酔して受け入れるような死よりも、生きたいともがいている魂の方が美しいですから。貴方の演技を見て私も初めて気付かされましたよ。これで行きましょう!」
監督はにこやかに微笑んだ。
その後、撮れた映像を私たちも確認させてもらった。バスタオルに包まりながら私の隣に身を寄せてくる藍がとても可愛かった。
「……麻衣さん、すごくキレイですね」
映像を見ながら藍がボソッと呟いた。
「な、何よ。褒めても何も出ないわよ」
そもそもこのシーンの主役は藍だ。ピントも常に藍に合っていた。その奥で私はぼんやりと見切れているに過ぎない。
「ねえ、何で急に本番であんな風に演じたの?」
「……何ででしょうね?何か麻衣さんを見ていたら自然とああなってしまいました」
私はわざと藍に尋ねたが、答えを聞くまでもなく同じことを思っていることは分かっていた。
藍も私との別れが近いことを思ってああ演じたのだ。
「……ねえ、麻衣さん?」
「ん、何?」
「……何か、色々ありましたね」
「そうね、色々あったわね……」
それから監督が「まだ本格的な編集はこれからですが」と前置きして、ざっと今日撮影した映像を見せてくれた。
クライマックスの藍の迫真の演技を見た後に冒頭のダンスシーンを見返すと、その意味もまるで変わってくるように思えた。シリアスな曲で設定としてはメンバー全員ともが幽霊のはずだが、誰もがキラキラと愛おしく輝いているように私には見えた。
そしてこのシングルが私にとってWISHでの最後の作品になる、という感傷的な気持ちを抑えることが出来なかった。藍が言った通り、映像の中の私はとても綺麗に思えた。こんな母性愛のような表情が自分の中に在ったことに初めて気付かされた。やはり大津監督は偉大な人だったのだ。素晴らしいMVになることは疑う余地のないことだった。
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