私、転生したら色々ヤバくなりました

甘めのココアとオレンジマドレーヌ

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私は剣士?術師?それとも?

私はドロシー。

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ぐわぁぁぁ。

死んだ筈の私は、1人の女性に抱きかかえられていた。

その女性は、自分からして大きく見えた。

でも実際は、自分が小さいのである。

真ん前の鏡に映るその姿は、赤ちゃんだ。

え、私?

そう思って、声に出しそうになったが、声が出ない。

赤ちゃんだからか、チクショー。

まって、私、転生されたの?

いやいや、展開が急すぎるよ。

えっと、私は、、、

コケて、死んだんだ!

多分、出血多量。

それから、転生されたのね。


赤ちゃんなのに、意識がはっきりしてるってなんか不気味だね。
うんうん。

私、どうすれば良いのよ。









私は、転生前の人生より、時が過ぎるのを早く感じていた。




私はドロシー。




もう6歳。

言葉は喋られるようになったし、ほとんどの生活、自分で出来るようになった。

この世界の料理はあまり美味しくないが、料理女子だった私は、転生前の世界の料理を再現した。

お菓子だって作った。

アーモンドはこの世界にもあったし、家の庭にある大きな木の、木の実を潰せば薄力粉の代用になった。

バニラの香りの液体も入手し、蜂蜜も花から採取。この世界にも鶏はいたし、卵も取れた。

私は、よく、フィナンシェを作った。

6歳にして、こんなお菓子を作れるのは珍しいらしい。

国では、すぐ広まり、お菓子作りの時も近隣のおばさん達が来た。

この話は、なんと、我が国の国王(女王)のマリア様まで伝わり、


その娘には才能がある。と絶賛され、あと4年経てば旅に出させよう。と言われた。


お母様のリリス。

お父様のルシファ。

綺麗な母と顔立ちの綺麗な父。

兄のロキ。ロキにぃと呼んでいる。

そして、私の、4人で暮らしているのだが、あと4年でロキ兄と一緒に出ていく。

その4年を大事に使おうとした。


そんな4年はすぐに過ぎ、前日となった。

やはり、私はすごく成長した。

前日、マリア様の帝の近くの、焼肉屋で食事になった。

明日は、朝早いため、家族4人での食事はとりあえず最後だ。

転生前の世界の肉とは比べられないほど不味いが、どんどん口に入れた。
タレがまともだったから、白米はあっという間になくなった。

会計は、300Maria。転生前の世界で言うと、30000円。

だいぶ大金だった。

そして、その後はぐっすり寝て、明日に備えた。



翌日…



我が帝へようこそ。
私が、女王。マリアだ。

白い大きな衣をまとった女性が数メートル離れた所に座っている。

そなたの職種を聞こう。
名前も。年齢も。
その後、ステータスカードを渡す。


「はい。僕は、ロキ。12歳。職種は術師。闇属性です」

ロキ兄はすらすら言う。

次は、私の番だ。

昨日、練習したのだが、その通りに言おうとした。


「わ、私は、ドロシーです。10歳になりました。職種は決まっていません。属性も決まっていません」

緊張していたので、声が裏返ったりした。

そーか。

とマリア様は言い、職種を選べ、そなたは光属性の様だ。

職種は、剣士。術師。回復師。劇師。

この中から選べ…マリア様が言う。

剣を使いこなし、敵をさばく。剣士。

杖を使い、敵を倒す。頭脳が大事。術師。

味方の体力。耐久力を回復する。回復師。

トリッキーな技で敵を惑わす。劇師。


私は、それほど悩まなかった。
剣士だ。光属性の剣士になった。

その後、ステータスカードを受け取った。
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