僕の義姉妹の本性日記

第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」

偽りの告白

「なんか疲れたなぁ。」
ショッピングモールから帰還した時也はぐったりしてしまっていた。
何を隠そう。睦月とあの様で過労が溜まりに溜まっていた。
「ゲームでもするか。」
そう言ってリビングに行こうとした時、階段から最も近い可憐も同じタイミングで出てきた。
「おう時。どうした？」
「いや、ゲームやろうかなって。」
「そっか。息抜きみたいなもんだよな。」
「あぁ。楽しいはずの買い物は過酷なミッションと化したもんな。」
「あそこで止めようともしたが、睦月からすれば数少ないチャンスだったからな。ごめんな。」
「別にいいんだよ。それにそれであいつも未だに余韻に浸ってるだろうし。」
すると、時也のケータイから着信音が流れ始めた。
「あぁ。ごめんごめん。」
「おう。」
時也はそう可憐とワンクッション置いてケータイを見ると、発信先は夏奈弥であった。
「夏奈弥？まて料理でもしたのかな？」
「モテモテだな。時は。」
そう言って電話に出ると、
「あぁ。時？いきなりですまないんだけど、公園来てけれない？」























～公園～
「うん。待ってるよ。」
そう言ってスマホをポケットにしまうと、夏奈弥はウキウキしていた。
「あいつ、どんな顔するかなぁ。あ。いや、まてよ？」
その時夏奈弥は一つ重大なことを思い出してしまった。
「睦月ちゃんと可憐姉さんの件。」
あの件に関して相談されていたようなきがしていたことを思い出した。
「いや、私の思い違いかな？」
もし本当にそうだった場合、かなりの混乱状態にしてしまう可能性があるのを思い出してしまった。
「やっぱりやめよかな？」
そう思っだが、その選択肢は既に選択不能であった。
「あ、いたわ。」
時也が来ていた。





















「あのさ。ちょっと面白いことおもいついちゃって。」
今のところあの焦りはバレていなかった。
「なんだ？もしかして1週間住み込みとかか？」
なぜそれを言ってきたのかは全く分からなかったが、それを置いといて、本題に入った。
「いやぁ。私と時って、結構一緒にいるし、お互い面白いことしようよ。付き合っちゃおうぜ。」
そう夏奈弥は言った。軽い感じに見えるが、本当はバクバクに緊張していた。


























「それいいね。いいよ。」
「おー。まぁ、実験台同士楽しもうよ。」
まさかの返答に、なんとなーく驚いた。