元勇者はのんびりとしたもふもふライフを送りたい!〜魔王倒したら手の平返ししてきた方々?特に仕返しはしませんが助ける気もないですよ〜     

おいどんべい

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第2章

2人の子どもたち

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「じゃあ、まず。僕が今までの人生の中で一番の疑問に答えてもらおうかな」
「はい…」
「どうして君たちは、平民の事を下に見ているの?」

僕はそれが凄く疑問だった。
ただ、平民として産まれただけなのに、どうしてこんな扱いを受けるのか…。
どれだけ考えたって僕には分からなかった…。

「お父ざんが…平民は…貧しくて、愚かな人間だからって…」

愚かな人間?
何を根拠に言っているのか全く理解が出来ない。

「どうして僕ら平民は、愚かなの?」
「……分からない…」

妹ちゃんの方を見ても分からなそうだった…。
やっぱり子ども相手じゃあ僕の謎は解決なんかできっこないか。

「じゃあ次の質問。どうして君たちは子どもだけで平野にいるの?」
「えぇっと…」
「お父しゃんと喧嘩して出て行っちゃったお母しゃんを追いかけてきたの…でもとちゅうで迷子になっちゃっ…うぅ~」

話の途中で妹ちゃんは泣きだしてしまった。

「ちょっ大丈夫?」
「泣いちゃ駄目だよ、リリィ」

生意気君は泣きだしてしまった妹ちゃんを宥めている。
お兄ちゃんとしては良い子なんだろう。
感心しつつ、今得た情報を整理してみよう。
この子達の両親は夫婦喧嘩をしてお母さんが家を出て行ってしまった。
そして、お母さんの後を追って行ったこの子達は途中でお母さんを見失ってしまったと…。
それで、この子達は迷子になってこの平野に出たという事か。

「君たち、安心して寝られる所はある?」
「ない…です…」
「じゃあ僕が寝泊まりさせて貰ってる山小屋が近くにあるから一緒についてくる?一応ご飯とかは出せるけど…」
「「ご飯…!」」

わっ凄いご飯に反応してる。
きっとご飯食べられてないんだろうな。

「平民の僕が住んでる所でも良かったら一緒においで」

そういうと、兄妹2人はシープの方をチラッと見た。
多分、餌にされると思っているんだろう。

「大丈夫。餌になんてしないよ」
「本当?」
「本当さ」
「じゃあ付いてく」

生意気君は妹ちゃんの手を握ると、ついてくると言った。
その目は、とてもしっかりとしている。

「じゃあ一緒に行こうか。僕の名前はロン。まぁ言わなくても良いかもしれないけど元勇者さ」
「「勇者!」」

2人は大興奮だ。

「僕は!クルトって言います!」
「わっわたしは!リリィっていいましゅ!」
「よろしく!クルト、リリィ」
「「よろしくです」」

勇者と聞いて元気になった子ども達を連れてぼくは山小屋へと向かった。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
どうも作者です。
久しぶりの学校で、疲れて寝てたら投稿がこんな時間になってしまいました…。
今日は早く寝る事にします。
それじゃあメェ~!
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