ファンサービスではありませんっ!

krm

文字の大きさ
18 / 22

18☆First Night Show! *

しおりを挟む
気付いた時にはベッドに押し倒されていた。十夜の顔がすぐ近くにあって、心臓が激しく鼓動を打つ。
「ちょ、ちょっと待って……」
「待てない」
切羽詰まったような声に、ドキッとして十夜の顔を見た。欲望の色が見え隠れしているような、そんな瞳に見つめられて、動くことができない。
再び唇を重ねられて、今度は濃厚に舌も絡められる。
「ふぅ……あっ……ん……っ」
頭がぼうっとしてきて、何も考えられなくなりそうだ。
「光輝、好きだよ」
耳元で囁かれた言葉に、胸の奥がきゅっと苦しくなる。
「ぼ……僕も……すき……」
消え入りそうな声で答えると、十夜は嬉しそうに微笑んだ。
「あぁ……もう我慢できない……いいよな?」
「え……?ちょっと……まっ……んっ……」
制止の声を無視して、十夜は首筋に吸い付いてくる。チクリとした痛みを感じた後、そこを舐め上げられて身体が震えた。
「だめぇ……」
十夜の肩を掴んで押し返そうとするが、力が入らない。
「可愛い……」
そう言うと、今度は鎖骨辺りに軽く歯を立ててきた。
「ひゃっ……」
変な声が出てしまい、慌てて口を塞ぐ。その様子を見た十夜がニヤリと笑った。
「噛まれるのが好きなのか?」
「ちがう!今のはちがうから!」
「じゃあ、これはなんだろうな?」
十夜の手が股間に伸びてくる。そこは、ズボン越しでも分かるほど反応していた。
「あっ……やだ……っ」
恥ずかしくて顔を背けるが、十夜は容赦なく触れてくる。
何とか逃れようともがいていると、十夜が僕のズボンに手をかけた。そのまま一気に下着ごと脱がされてしまう。
「なっ、ちょっと……!」
恥ずかしくて足を閉じようとするが、あっさりと開脚させられてしまった。
「光輝のコレ、すげー可愛い……」
「みっ、見るなよぉっ!」
顔を真っ赤にして抗議する。十夜はそんな僕の様子を見てクスッと笑うと、指先でつんとつついてきた。
「ひっ……!」
敏感なところを刺激されて、びくんと身体を跳ねさせてしまう。
「こんなにしちゃって……見られてるだけで感じてるのか?」
「そんなことっ……」
否定しようとしたが、先端からは先走りが溢れていた。それを掬い取り、全体に塗り込めるように擦られる。
「はっ……ああんっ……」
あまりの快感に、背中が大きく仰け反ってしまう。
「ああっ……ダメッ……」
「何が駄目なんだ?」
「や……イっちゃうから……」
必死で訴えると、十夜は動きを止めてくれた。ホッとしたのも束の間、突然強い快感が走る。
恐る恐る目を向けると、十夜が僕のモノを咥えていた。
「やだぁっ……ダメっ……!」
止めさせようと頭を押すが、力が全く入らず、逆に腰を引き寄せられてしまう。
「はぁん……だめだってばぁ……」
じゅぷじゅぷといやらしい音を立ててしゃぶられ、どんどん追い詰められていく。
「んんっ……も……出ちゃうよ……離して……」
限界を訴えるが、十夜はますます激しく責め立ててきた。奥まで飲み込まれて、強く吸われてしまう。
「あああっ……イク……イッちゃうぅぅーっ!」
耐えきれず、ビクビクと痙攣しながら達してしまった。十夜はそれを飲み干すと、顔を上げて妖艶に笑う。
「美味しかったよ、ごちそうさま」
「ばか……へんたい……」
まさか飲むとは思わなかった。羞恥心に顔が熱くなる。
なんとかして仕返しをしてやりたい。僕は意を決して、十夜の股間に顔を埋めた。
「光輝!?何を……」
かなり驚いているようで、僕はほくそ笑む。ズボンを脱がし、パンツの中から十夜のモノを取り出した。
「うわ!?でかっ!?」
今度は僕が驚く番だった。この間も見たけれど、間近で見ると本当にやばい。こんな凶悪なモノ、口に入るだろうか……。
(でも、僕だけされたままっていうのも悔しいし……)
覚悟を決めて口付けると、ドクドクと脈打つのを唇で感じる。
舌で触れるとピクンと反応して、少し可愛く見えた。少しずつ口に含んでいくと、口の中いっぱいに雄の匂いが広がる。息苦しさに涙が出てきたが、負けじと舌を動かした。すると、頭上から甘い吐息が聞こえてくる。それが嬉しくて夢中で舐めた。
「はっ……こう……き……」
切なげに名前を呼ばれて、身体がぞくりと震える。もっと気持ち良くさせたくて、喉の奥まで迎え入れた。
「んん……ふぅ……」
苦しいけど、十夜が感じてくれているのが嬉しい。頑張って咥えていると、いきなり頭を掴まれた。
「んぐっ……!?んんっ」
そのまま乱暴に揺さぶられて、頭がクラクラしてくる。それでも歯を立てないように必死に耐えた。
「うぐっ……んっ……」
やがて一際強く突き上げられた後、勢いよく引き抜かれる。次の瞬間、顔面に生暖かいものが降り注いだ。
「え……?」
状況を理解できずにいると、十夜に抱き寄せられる。
「悪い……」
謝りつつも興奮しているようで、荒い呼吸を繰り返していた。
「我慢出来なかった……」
耳元で囁かれる声にゾクリとする。僕はしばらく呆然としていたが、顔に十夜の精液が付いていることに気が付いて、我に返った。鼻や口にも付いていて、息をするたびに青臭い匂いが漂ってくる。
(これが……十夜の……)
口の中に垂れてきたものを、コクリと嚥下した。不思議と嫌な感じはしない。十夜の欲だと思うと、幸せな気持ちが広がる。
「ん……美味しい……」
無意識でそんなことを呟いてしまった。十夜が驚いた表情で僕を見る。恥ずかしくなった僕は、慌てて顔を逸らした。しかし、顎を掴まれ強引に上を向かされる。
「こっちを見ろよ……」
言われた通り目を合わせると、貪るように唇を奪われた。
「んっ……ちゅ……」
ねっとりと舌が絡み合う音が響く。十夜は何度も角度を変えて吸い付いた。
「はぁ……はぁ……」
「ああ、こんなに零して……」
口から零れた唾液を舌でなぞられ、首筋をぺロリと舐められる。
「ひゃあ!そこダメ……」
慌てて離れようとするが、腰に腕を回されて動けない。
「やっ……ダメだって!」
「ダメダメうるさいぞ」
そう言ってまた口を塞がれてしまう。上の服もはだけさせられ、直接胸を弄られた。
「んっ……ふぁ……んんっ」
乳首を摘まれる度に、ぴくんと身体が跳ねてしまう。その反応を楽しむように、指先で転がされた。
「あ……やだぁ」
自分も知らない身体の秘密を暴かれていくようで、少し怖い。だが、同時に興奮も高まっていく。
感じる部分を余すことなく舐められ、身体が蕩けそうになってきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

あなたと過ごせた日々は幸せでした

蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。

お疲れポメラニアンの俺を癒したのは眼鏡イケメンの同期だった

こたま
BL
前田累(かさね)は、商社営業部に勤める社員だ。接待では無理してノリを合わせており、見た目からコミュ強チャラ男と思われているが本来は大人しい。疲れはてて独身寮に帰ろうとした際に気付けばオレンジ毛のポメラニアンになっていた。累を保護したのは普段眼光鋭く厳しい指摘をする経理の同期野坂燿司(ようじ)で。ポメラニアンに対しては甘く優しい燿司の姿にびっくりしつつ、癒されると…

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

契約満了につき

makase
BL
仮初めの恋人として契約を結んだ二人の、最後の夜。

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件

神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。 僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。 だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。 子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。   ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。 指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。 あれから10年近く。 ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。 だけど想いを隠すのは苦しくて――。 こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。 なのにどうして――。 『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』 えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 一月十日のアルファポリス規約改定を受け、サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をこちらへ移しましたm(__)m サブ垢の『バウムクーヘンエンド』はこちらへ移動が出来次第、非公開となりますm(__)m)

幼馴染みのハイスペックαから離れようとしたら、Ωに転化するほどの愛を示されたβの話。

叶崎みお
BL
平凡なβに生まれた千秋には、顔も頭も運動神経もいいハイスペックなαの幼馴染みがいる。 幼馴染みというだけでその隣にいるのがいたたまれなくなり、距離をとろうとするのだが、完璧なαとして周りから期待を集める幼馴染みαは「失敗できないから練習に付き合って」と千秋を頼ってきた。 大事な幼馴染みの願いならと了承すれば、「まずキスの練習がしたい」と言い出して──。 幼馴染みαの執着により、βから転化し後天性Ωになる話です。両片想いのハピエンです。 他サイト様にも投稿しております。

【8話完結】いじめられっ子だった俺が、覚醒したら騎士団長に求愛されました

キノア9g
BL
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。 けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。 そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。 なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」 それが、すべての始まりだった。 あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。 僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。 だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。 過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。 これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。 全8話。

処理中です...