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18.バカップル夫婦対決でした
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色々あったが、無事に回復薬が完成した。
「ルシアンさん、飲まないんですか?」
「うん、今飲むと発情しちゃうからね……」
そういえばそうだった。だから、寝る前に飲むらしい。レオンは顔を赤くしている。
ラブラブ夫婦なんだな。
そんなことをしているうちに、ちょうどお昼時になっていた。
「良かったら、お昼ご飯食べていかない?」
ルシアンに誘われたので、ご馳走になることにする。
レオンとルシアンが2人でご飯を作ってくれた。本当に仲がいい。
昼食はカレーだった。スパイスが効いていてとても美味しい。
「おかわりあるよ~」
ルシアンが笑顔で言う。美少年の笑顔やばい。
そんなことを思っていると、陽平の視線を感じた。
「どうした?」
陽平がニヤリと笑う。こいつは絶対何か企んでいるな……。
「はい、あ~ん♡」
「おいやめろ」
「いいじゃん、ほら口開けて……」
「わかったから……」
結局陽平の言う通りにしてしまう。
ぱくっ。モグモグ……ゴクリ。
「おいしい?」
「ああ……」
恥ずかしくて前を見られない。レオンたちが呆れていることだろう。
「じゃあお返しな……はい、あ~ん……」
俺だってやられっぱないじゃないのだ。今度は俺が陽平に食べさせる。
「あ、あ~ん……」
パクッ。
「うまいか?」
「最高です……」
「ふむ……こっちも負けていられないね」
ルシアンがレオンを見つめた。
「お、おい、まさか……」
「はい、あ~ん♡」
「ちょっと待ってくれ……どうしてこうなった!?」
レオンが汗だくになっている。俺はレオンに親近感を抱いた。
お昼ご飯を食べ終わり、帰る準備をする。
「そうだ、お礼に薬を調合するよ!何がいいかな」
帰ろうとする俺たちに、ルシアンが声をかけた。
「うーん……」
俺は少し考える。しかし、どんな薬にも媚薬効果がついて来るとなると、なかなか思い付かない。
「じゃあ……エッチな薬をください」
陽平がとんでもないことを言い出した。
「おい……」
「ふむ……わかった!」
「いや、わからないでください!」
ルシアンはとても楽しそうな顔をしている。見た目は美少年なのにどうしてこんな性格なのか……。
陽平と共通する何かを感じる。陽平はイケメンなのに変態だからな……。
「君たちは今子作りをしているんだよね?」
「こ、ここここ……」
「はい、そうです」
何度聞かれてもまだ慣れない。ニワトリになってしまう。
「じゃあ、それに適した薬を作ってあげるよ!」
ルシアンは張り切って作業に取り掛かった。
「これでよし!はいどうぞ!これを2人で1本ずつ飲んでね」
渡されたのは濃いピンク色をした液体が入った瓶だった。
「ありがとうございます」
陽平は笑顔で受け取る。
「ちょっと待った、それ今晩飲むのか?」
レオンが少し慌てた様子で言った。
「はい!」
陽平が即答する。少しは悩んでくれ……。
「うーむ、じゃあアテナには3日間仕事を休みにするよう言っておこう」
「えっ!?どうしてですか?」
「だってその薬飲むんだろ……」
嫌な予感がする……。
「そうだねぇ。それ飲んで子作りするなら3日間くらいは必要だね」
ルシアンが満面の笑みで言った。
一体なにが起きるんだ!?
「わ~、3日もお休みできるって!やったね~」
陽平が能天気に言っている。いや、こいつ分かったうえで言ってるのか……。
「じゃあな、頑張れよ!」
レオン・ルシアン夫婦に見送られ、不安だらけで家に帰った。
帰ってきて家に入ろうとすると、とんでもないものが目に入る。
「なんでこんなところにピンクのニンジンが!?」
玄関前に、ピンクのニンジンがいくつも生えていたのだ。
誰かがいたずらで植えたのだろうか。
「ここってさ、昨日太一が……」
陽平に言われてハッと気づく。
昨日空中セックスをしていた時、この玄関前に盛大に射精してしまったのだ。
「まさか……ピンクのニンジンで出来た薬を飲んでたからとか……?」
「ありえそうだよね……」
もしそうだとすれば、こんなところを誰かに見られたら外でセックスしていたことがバレバレだ。
証拠隠滅のために全部回収する。
「今日の夕飯はピンクのニンジンたっぷりサラダだね~」
陽平が呑気に言った。
いやこれ食べるの抵抗あるだろ……。
「ルシアンさん、飲まないんですか?」
「うん、今飲むと発情しちゃうからね……」
そういえばそうだった。だから、寝る前に飲むらしい。レオンは顔を赤くしている。
ラブラブ夫婦なんだな。
そんなことをしているうちに、ちょうどお昼時になっていた。
「良かったら、お昼ご飯食べていかない?」
ルシアンに誘われたので、ご馳走になることにする。
レオンとルシアンが2人でご飯を作ってくれた。本当に仲がいい。
昼食はカレーだった。スパイスが効いていてとても美味しい。
「おかわりあるよ~」
ルシアンが笑顔で言う。美少年の笑顔やばい。
そんなことを思っていると、陽平の視線を感じた。
「どうした?」
陽平がニヤリと笑う。こいつは絶対何か企んでいるな……。
「はい、あ~ん♡」
「おいやめろ」
「いいじゃん、ほら口開けて……」
「わかったから……」
結局陽平の言う通りにしてしまう。
ぱくっ。モグモグ……ゴクリ。
「おいしい?」
「ああ……」
恥ずかしくて前を見られない。レオンたちが呆れていることだろう。
「じゃあお返しな……はい、あ~ん……」
俺だってやられっぱないじゃないのだ。今度は俺が陽平に食べさせる。
「あ、あ~ん……」
パクッ。
「うまいか?」
「最高です……」
「ふむ……こっちも負けていられないね」
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「お、おい、まさか……」
「はい、あ~ん♡」
「ちょっと待ってくれ……どうしてこうなった!?」
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「じゃあ……エッチな薬をください」
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「おい……」
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「君たちは今子作りをしているんだよね?」
「こ、ここここ……」
「はい、そうです」
何度聞かれてもまだ慣れない。ニワトリになってしまう。
「じゃあ、それに適した薬を作ってあげるよ!」
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「ありがとうございます」
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「えっ!?どうしてですか?」
「だってその薬飲むんだろ……」
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