47 / 48
焔ノ章
私には無かった
しおりを挟む
「…私には無かった」
ガックリしているカリナタの横でケンネルのふかふか毛皮が気に入ったのか、風の先程まで名前が無かった筈の精霊がべったりとくっつき、ウットリとした夢見心地の顔付で「もこもこ」と喜んでいる精霊、名を…
「サスケで構わんか?」
「うん!僕サスケ!」
即答でどこぞの異国知識から名を引っ張って来たケンネル。名を貰った事によってわーいっ!と元気よく飛び上がって空中をくるくると喜びで舞って居る風の精霊。
そして…
「俺が名付けでいいの?」
アレフが聞くと顔に張り付いたままでコクコクと頷く精霊。
「それにはまず、顔からどいて貰わないと」
流石にちょっとと言われたので慌てて顔面から離れ、それでもやけに至近距離にいる精霊をアレフはじっと見つめ、
「男の子?」
うんうんと勢いよく上下に首が振られ、キラキラと期待に満ちた眼差しで見詰められ、その様を見てアレフは悩む。
「風、かぜかぁ…うーん」
うんうん悩み、
「アフラッ●」
何故にっ!
アレフ言葉にハクの突っ込みが入る。
「却下」
「アフロ」
…御主人、突っ込むべきですか?等と聞こえたきがしたが、アレフはスルーをする。
「却下」
「アイアン」
「微妙に却下」
「何その微妙にって」
「似合わないだろう?」
「確かに…見た目可愛いな」
「女の子ではないからな?」
確認したく為るほどに可愛い見た目です。とは言ってはいけない雰囲気にアレフは悩み、周囲を見渡して目に入ったハクに助言を求める。
「ハク、何かない?」
「モチの名前から想像できるだろ、俺にセンスがない事は…」
ぴきゅ?と小首を傾げて居るモチをみて納得をしたのか、アレフは黙って考え込む。モチはモチで「何ですか?呼びました?」とキョトンとしているし、『可愛い名前じゃぞ』と呟いたのはミトラ。
恐らくこの三名(モチは兎も角)はネーミングセンスは殲滅していると思われる。
飛行島に出発する者達は各自薬草やら何やらと物資を詰め込み、食事も取ってから30分後に出発となった。その為アレフは手で作業をしつつ考える。
「うーんうーん…」
悩むアレフの横、ハクが別の者の荷物の詰め込みを手伝いつつ「可愛いからピクとか」とか、「精霊だからセイちゃん」とかと更に壊滅的なセンスを披露しているが、当のご本人から「全面的に却下」と全否定されて居る。
どうせならミトラの時みたいにマシなセンスを出せば良いのに、ハクは崩壊気味のセンスを更に悪化させ、
「せっちゃん」
「それさっきのセイちゃんに似てる」
「ぴーちゃん」
「何でちゃん付き」
「んじゃクーちゃん」
「それもしかしてさっきのピクとかから持って来てない?」
もう救い様がない位に悪化させて居た。
等々モチにまで、
「ご主人なんか遊んでません?」
と言われてしまった始末である。
* * *
『おや、フローの奴少しマシになって来た様じゃの』
熱気により傍に寄れないと様子を伺っていた一向へ、他の火の精霊がミトラの傍に現れて耳元へ寄って告げると即座に消え失せた。
「よぉっし!幸運と言う意味でフェリックス!」
キアヌは長い事云々唸っていたがこれだ!と大声を上げる。
「採用!」
「え、いいの?」
「カッコイイ」
「…そう言う理由か」
「何か言った?」
「いいや、これから宜しくな」
「ああ、友よ頼む」
ハイタッチをする(一人は小さいのでアレフが手を翳した所にフェリックスがパン!と手を叩いた)と、アレフは視線を感じて周囲を見ると…
既に皆食事やら支度やらを終えて隊列を作っている所だった。
「ああ!もう時間じゃねーかぁ!」
大慌てで口に用意されていた食事を突っ込み、隊列へと走って行った。
『大丈夫かのアレ』
「さぁ」
ミトラとハクは不安そうに見詰め、モチはふんふんと鼻を上機嫌に鳴らして居た。
* * *
「ミトラ様~私達は島の上空から偵察します」
内部へと第一陣が侵入してからアレイスタとゼロの2名が上空へと舞上がり、早速と偵察へと向かう。もしファンダムの街へ魔物が来る場合は知らせてくれるそうだ。
「あの、ミトラ様。僕古城の方が…」
ミトラの精霊の一人、ウィルが遥か彼方に微かに見える方角を気にしながら話す。
『ふむ、愚弟の竜王が居るが心配かの?』
「竜王様が居るとはいえ、邪神の猛威が降りて来ないとも言えませんし」
『ふむ、ウィルは相変わらず優しいの』
真っ赤になって照れ出したウィルにミトラは可愛いのじゃ、と思いながらも告げる。
『あの古城にはマルティン達吸血鬼一族が居る。普通の人よりも強く、また死なぬ。だがウィルの心配も分かるのじゃ。どれ、他の精霊達に頼んどくからの、心配せずとも良いのじゃ』
そう言うとミトラの周囲に小さな光が集まり、その姿が徐々に精霊達へと変化していく。どうやら一斉に集まって来て居る様だ。
「大丈夫でしょうか」
『平気じゃろ。むしろ愚弟の竜王がウサちゃんに愚かな事をしそうで怖いのじゃ』
実際この前後の日に竜王が古城でモチの姉ウサギに愚かな事をしでかしそうになって居たのだが、その事を知らないミトラは大丈夫じゃとウィルに諭す。
何だか何処からか「全く大丈夫で無い」と言う突っ込みが聞こえて来そうだが、それは此方側の物語には影響がないので兎も角として、
『アレイスタとゼロは上空、ガレとエレマンノにルーナ、それにサスケとフェリックスが内部かの。とすると後はそうじゃの』
ミトラはその場で一呼吸し、未だ奮闘している弟であるフローの方を向く。
『妾だけではキツイかの。属性的なモノもあるのじゃし、ふーむ…一応呼び掛けてみるかの』
それっきり、ミトラは空中で目を閉じて一切言葉を発さなくなった。
ガックリしているカリナタの横でケンネルのふかふか毛皮が気に入ったのか、風の先程まで名前が無かった筈の精霊がべったりとくっつき、ウットリとした夢見心地の顔付で「もこもこ」と喜んでいる精霊、名を…
「サスケで構わんか?」
「うん!僕サスケ!」
即答でどこぞの異国知識から名を引っ張って来たケンネル。名を貰った事によってわーいっ!と元気よく飛び上がって空中をくるくると喜びで舞って居る風の精霊。
そして…
「俺が名付けでいいの?」
アレフが聞くと顔に張り付いたままでコクコクと頷く精霊。
「それにはまず、顔からどいて貰わないと」
流石にちょっとと言われたので慌てて顔面から離れ、それでもやけに至近距離にいる精霊をアレフはじっと見つめ、
「男の子?」
うんうんと勢いよく上下に首が振られ、キラキラと期待に満ちた眼差しで見詰められ、その様を見てアレフは悩む。
「風、かぜかぁ…うーん」
うんうん悩み、
「アフラッ●」
何故にっ!
アレフ言葉にハクの突っ込みが入る。
「却下」
「アフロ」
…御主人、突っ込むべきですか?等と聞こえたきがしたが、アレフはスルーをする。
「却下」
「アイアン」
「微妙に却下」
「何その微妙にって」
「似合わないだろう?」
「確かに…見た目可愛いな」
「女の子ではないからな?」
確認したく為るほどに可愛い見た目です。とは言ってはいけない雰囲気にアレフは悩み、周囲を見渡して目に入ったハクに助言を求める。
「ハク、何かない?」
「モチの名前から想像できるだろ、俺にセンスがない事は…」
ぴきゅ?と小首を傾げて居るモチをみて納得をしたのか、アレフは黙って考え込む。モチはモチで「何ですか?呼びました?」とキョトンとしているし、『可愛い名前じゃぞ』と呟いたのはミトラ。
恐らくこの三名(モチは兎も角)はネーミングセンスは殲滅していると思われる。
飛行島に出発する者達は各自薬草やら何やらと物資を詰め込み、食事も取ってから30分後に出発となった。その為アレフは手で作業をしつつ考える。
「うーんうーん…」
悩むアレフの横、ハクが別の者の荷物の詰め込みを手伝いつつ「可愛いからピクとか」とか、「精霊だからセイちゃん」とかと更に壊滅的なセンスを披露しているが、当のご本人から「全面的に却下」と全否定されて居る。
どうせならミトラの時みたいにマシなセンスを出せば良いのに、ハクは崩壊気味のセンスを更に悪化させ、
「せっちゃん」
「それさっきのセイちゃんに似てる」
「ぴーちゃん」
「何でちゃん付き」
「んじゃクーちゃん」
「それもしかしてさっきのピクとかから持って来てない?」
もう救い様がない位に悪化させて居た。
等々モチにまで、
「ご主人なんか遊んでません?」
と言われてしまった始末である。
* * *
『おや、フローの奴少しマシになって来た様じゃの』
熱気により傍に寄れないと様子を伺っていた一向へ、他の火の精霊がミトラの傍に現れて耳元へ寄って告げると即座に消え失せた。
「よぉっし!幸運と言う意味でフェリックス!」
キアヌは長い事云々唸っていたがこれだ!と大声を上げる。
「採用!」
「え、いいの?」
「カッコイイ」
「…そう言う理由か」
「何か言った?」
「いいや、これから宜しくな」
「ああ、友よ頼む」
ハイタッチをする(一人は小さいのでアレフが手を翳した所にフェリックスがパン!と手を叩いた)と、アレフは視線を感じて周囲を見ると…
既に皆食事やら支度やらを終えて隊列を作っている所だった。
「ああ!もう時間じゃねーかぁ!」
大慌てで口に用意されていた食事を突っ込み、隊列へと走って行った。
『大丈夫かのアレ』
「さぁ」
ミトラとハクは不安そうに見詰め、モチはふんふんと鼻を上機嫌に鳴らして居た。
* * *
「ミトラ様~私達は島の上空から偵察します」
内部へと第一陣が侵入してからアレイスタとゼロの2名が上空へと舞上がり、早速と偵察へと向かう。もしファンダムの街へ魔物が来る場合は知らせてくれるそうだ。
「あの、ミトラ様。僕古城の方が…」
ミトラの精霊の一人、ウィルが遥か彼方に微かに見える方角を気にしながら話す。
『ふむ、愚弟の竜王が居るが心配かの?』
「竜王様が居るとはいえ、邪神の猛威が降りて来ないとも言えませんし」
『ふむ、ウィルは相変わらず優しいの』
真っ赤になって照れ出したウィルにミトラは可愛いのじゃ、と思いながらも告げる。
『あの古城にはマルティン達吸血鬼一族が居る。普通の人よりも強く、また死なぬ。だがウィルの心配も分かるのじゃ。どれ、他の精霊達に頼んどくからの、心配せずとも良いのじゃ』
そう言うとミトラの周囲に小さな光が集まり、その姿が徐々に精霊達へと変化していく。どうやら一斉に集まって来て居る様だ。
「大丈夫でしょうか」
『平気じゃろ。むしろ愚弟の竜王がウサちゃんに愚かな事をしそうで怖いのじゃ』
実際この前後の日に竜王が古城でモチの姉ウサギに愚かな事をしでかしそうになって居たのだが、その事を知らないミトラは大丈夫じゃとウィルに諭す。
何だか何処からか「全く大丈夫で無い」と言う突っ込みが聞こえて来そうだが、それは此方側の物語には影響がないので兎も角として、
『アレイスタとゼロは上空、ガレとエレマンノにルーナ、それにサスケとフェリックスが内部かの。とすると後はそうじゃの』
ミトラはその場で一呼吸し、未だ奮闘している弟であるフローの方を向く。
『妾だけではキツイかの。属性的なモノもあるのじゃし、ふーむ…一応呼び掛けてみるかの』
それっきり、ミトラは空中で目を閉じて一切言葉を発さなくなった。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
俺のスキル、説明すると大体笑われるが、そんな他人からの評価なんてどうでもいいわ
ささみやき
ファンタジー
平凡に生きてたはずの俺は、ある日なぜか死んだ。
気づけば真っ白な空間で、美人のお姉さんとご対面。
「転生します? 特典はAかBね」
A:チート付き、記憶なし
B:スキルはガチャ、記憶あり
そんな博打みたいな転生があるかよ……と思いつつ、
記憶を失うのは嫌なのでBを選択。
どうやら行き先の《生界世界》と《冥界世界》は、
魂の循環でつながってるらしいが、
そのバランスが魔王たちのせいでグチャグチャに。
で、なぜか俺がその修復に駆り出されることに。
転生先では仲間ができて、
なんやかんやで魔王の幹部と戦う日々。
でも旅を続けるうちに、
「この世界、なんか裏があるぞ……?」
と気づき始める。
謎の転生、調停者のお姉さんの妙な微笑み、
そして思わせぶりな“世界の秘密”。
死んでからの人生(?)、
どうしてこうなった。
ガチャスキル、変な魔王、怪しい美人。
そんな異世界で右往左往しつつも、
世界の謎に迫っていく、ゆるコメディ転生ファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
凡夫転生〜異世界行ったらあまりにも普通すぎた件〜
小林一咲
ファンタジー
「普通がいちばん」と教え込まれてきた佐藤啓二は、日本の平均寿命である81歳で平凡な一生を終えた。
死因は癌だった。
癌による全死亡者を占める割合は24.6パーセントと第一位である。
そんな彼にも唯一「普通では無いこと」が起きた。
死後の世界へ導かれ、女神の御前にやってくると突然異世界への転生を言い渡される。
それも生前の魂、記憶や未来の可能性すらも次の世界へと引き継ぐと言うのだ。
啓二は前世でもそれなりにアニメや漫画を嗜んでいたが、こんな展開には覚えがない。
挙げ句の果てには「質問は一切受け付けない」と言われる始末で、あれよあれよという間に異世界へと転生を果たしたのだった。
インヒター王国の外、漁業が盛んな街オームで平凡な家庭に産まれ落ちた啓二は『バルト・クラスト』という新しい名を受けた。
そうして、しばらく経った頃に自身の平凡すぎるステータスとおかしなスキルがある事に気がつく――。
これはある平凡すぎる男が異世界へ転生し、その普通で非凡な力で人生を謳歌する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる