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13 負けず嫌い!
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「こうですの?」
「うん、それでいいです」
未だに攻略対象とは会えないのに何故かボイコットしてた第2王女のエリィ様が先日から魔法の授業に参加していた。弟くんのミレニア様に何か吹き込まれたのだろうか・・・まあ、どっちでもいいけど。
「ところで・・・あの子は元気ですの?」
「あの子?」
「その・・・アルビノですわ」
エミリアのことだろうか?
「きちんと名前で呼んであげてください」
「ふん・・・」
気にしているのだろうが、自分から関わってやぶ蛇はごめんってところか。面倒臭いな。
「賢者様!どうでしょう?」
そんなことを話していると近くで魔力のトレーニングをしていたミレニア様がそう声をかけてくる。ミレニア様の手元には小さな魔力の塊が質量を持って存在していた。
これはごく簡単な魔力のトレーニング方法の一環で、本来自身の精霊へと供給する魔力をそのままの形で放出するというものだ。
簡単とはいえ、これを維持するのは結構な魔力を使うのでめちゃくちゃ疲れるのだが・・・ミレニア様は思ったよりも余裕な表情を浮かべていた。
「ミレニア様は筋がいいですね。このままいけばいずれ魔術師団長を越えるかもしれませんね」
「流石にそれは・・・って、もしかして魔術師団長も賢者様の弟子だったんですか?」
「ええ、まあ」
その言葉に瞳を輝かせるミレニア様。なんかこの子チョロくて少し心配になるが・・・まあ、他人事だしいいか。
「エリィ様。魔力が乱れてますよ?」
「・・・うるさい」
ミレニア様ばかり褒めてたせいかムッとしながら訓練を続けるエリィ様。負けず嫌いなのだろうか・・・まあ、いいか。俺は早く終わらせて家に帰りたいのだ。
家に帰れば腰が悲鳴をあげるパターンが多くなるが・・・嬉しい悲鳴なので頑張りたいところだ。というか、本当になんとかして腰を治したい・・・もうね、魔法じゃどうにもならないのはわかってるんだよねえ。一時的なら手が無くはないけど・・・ふむ。まあ、今度試してはみるか。
にしても・・・本当に攻略対象の王子は姿を見せないなぁ。まあ、俺としてはあんまり会いたくないけどねぇ・・・孫のデッドエンドのトリガーだし。でも、そのうち本気で婚約とか国王が言い出して無理矢理でも会わせようとする可能性も考慮しないとな。
孫がその破滅の王子に惚れたなら仕方ないけど・・・そうじゃなければ孫を守るのは俺の仕事。心から好きだと言える人に会えるまで孫を守るのは祖父の役目だ。そういう意味ではエミリアにも幸せになって欲しいものだ。
「うん、それでいいです」
未だに攻略対象とは会えないのに何故かボイコットしてた第2王女のエリィ様が先日から魔法の授業に参加していた。弟くんのミレニア様に何か吹き込まれたのだろうか・・・まあ、どっちでもいいけど。
「ところで・・・あの子は元気ですの?」
「あの子?」
「その・・・アルビノですわ」
エミリアのことだろうか?
「きちんと名前で呼んであげてください」
「ふん・・・」
気にしているのだろうが、自分から関わってやぶ蛇はごめんってところか。面倒臭いな。
「賢者様!どうでしょう?」
そんなことを話していると近くで魔力のトレーニングをしていたミレニア様がそう声をかけてくる。ミレニア様の手元には小さな魔力の塊が質量を持って存在していた。
これはごく簡単な魔力のトレーニング方法の一環で、本来自身の精霊へと供給する魔力をそのままの形で放出するというものだ。
簡単とはいえ、これを維持するのは結構な魔力を使うのでめちゃくちゃ疲れるのだが・・・ミレニア様は思ったよりも余裕な表情を浮かべていた。
「ミレニア様は筋がいいですね。このままいけばいずれ魔術師団長を越えるかもしれませんね」
「流石にそれは・・・って、もしかして魔術師団長も賢者様の弟子だったんですか?」
「ええ、まあ」
その言葉に瞳を輝かせるミレニア様。なんかこの子チョロくて少し心配になるが・・・まあ、他人事だしいいか。
「エリィ様。魔力が乱れてますよ?」
「・・・うるさい」
ミレニア様ばかり褒めてたせいかムッとしながら訓練を続けるエリィ様。負けず嫌いなのだろうか・・・まあ、いいか。俺は早く終わらせて家に帰りたいのだ。
家に帰れば腰が悲鳴をあげるパターンが多くなるが・・・嬉しい悲鳴なので頑張りたいところだ。というか、本当になんとかして腰を治したい・・・もうね、魔法じゃどうにもならないのはわかってるんだよねえ。一時的なら手が無くはないけど・・・ふむ。まあ、今度試してはみるか。
にしても・・・本当に攻略対象の王子は姿を見せないなぁ。まあ、俺としてはあんまり会いたくないけどねぇ・・・孫のデッドエンドのトリガーだし。でも、そのうち本気で婚約とか国王が言い出して無理矢理でも会わせようとする可能性も考慮しないとな。
孫がその破滅の王子に惚れたなら仕方ないけど・・・そうじゃなければ孫を守るのは俺の仕事。心から好きだと言える人に会えるまで孫を守るのは祖父の役目だ。そういう意味ではエミリアにも幸せになって欲しいものだ。
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