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18 救出!
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「さてと・・・」
全員を無力化したのを確認してから、俺は兵士にその男たちを任せて牢に来ていた。いくつかの牢にはやっぱりアルビノや双子の子供が多くおり・・・まあ、当然ながら人の姿を見るとめちゃくちゃ怯えていたのだった。
「よっと」
鍵も探せばあるだろうけど、面倒なので解錠の魔法でテキパキと終わらせることにする。
「少しごめんね」
「え・・・」
怯えている近くの女の子の手枷と足枷を壊して傷を癒す。その現象に驚くその子たちを順番に解放していると、くいくいと服の袖を引っ張られているのに気づいた。
振り返ろうとして腰が回らなかったのでくるりと向きを変えて見ると怯えている男の子が小さく呟いていた。
「・・・お願い。おねえちゃんを助けて」
「どこにいるの?」
「伯爵様の・・・お屋敷・・・」
「そっか・・・」
サービス残業は嫌いなんだけどなぁ・・・
俺は涙ぐむその子の頭を撫でてから微笑んで言った。
「わかった。助けるよ」
「・・・本当に?」
「ああ」
見たところ、今この場に多いのはアルビノの女の子に・・・双子の片割れの男の子とかかな?双子なら片方消せば使えるってことなんだろうけど・・・どうにも女の子が少ないのが嫌な予感がするね。アルビノも女の子しかいないし・・・これはあかんかもなぁ・・・
「心配しなくていいよ。皆助けるから」
そうして微笑むと少し安心したような空気になる。好々爺グローリーさんが役に立ったようで何よりだ。
「あの!」
そうして屋敷の者に子供達の保護を任せていると、1人のアルビノの女の子が俺に近づいてきて言った。
「その・・・私、道案内できる」
「ふむ。連れてけってことかな?」
コクリと頷くその子の瞳は真剣で・・・俺は思わず聞いていた。
「誰か助けたい人がいるのかな?」
「・・・男の子。私と同じアルビノの。でも、その子は伯爵様のお気に入りだったから・・・」
・・・ああ。そっか、ショタ&ロリとは大層な性癖だなぁ。でも、アルビノの女の子には興味無いのかな?逆に双子の男の子にもそうらしい。しかしどうするか・・・
「わかった。ただし私の言うことをきちんと聞けるならね」
「うん、聞く」
「ならおいで。と、そういえば名前は?」
「・・・名前?」
キョトンとされてしまった。そうか・・・そういう子もいるよね。
「何か呼び方あると便利なんだけど・・・」
「・・・好きに呼んでいい」
「そうだな・・・じゃあ、ジュリエットでどう?」
「うん、それでいい」
何となくの語感で決めてしまった。しかしこういう子が多いとなると色々考えないといけないなぁ・・・
「これは・・・凄いですね」
室内を見回して驚く新人の兵士に先輩の兵士は犯人を縄で縛りながら答えた。
「ま、あの”賢者”様が暴れればこうもなるさ」
「これって、魔法なんですよね?でも、魔法って発動まで時間かかるし剣より弱いような・・・」
「普通はな。まあ、あの御仁は剣より早く魔法を使えるからそんな常識は通じないのさ」
魔法は発動まで時間がかかる。それが一般的な認識だ。例え魔術師団長クラスでも、詠唱の短縮は出来ても本当に無詠唱で魔法を発動することは出来ないのだ。それをやり遂げる賢者の凄さに驚いてる新人に別の先輩兵士が言った。
「ま、これでも昔より全然マシなんだぜ?昔は建物ごと壊してたくらいで一部じゃ『破壊神』なんて呼ばれてたからな」
「ああ、あったなぁ・・・」
黒歴史というものだろう。グローリー自身が聞いたら悶えるような恥ずかしい話をしながら犯人達の回収は行われるのだった。
全員を無力化したのを確認してから、俺は兵士にその男たちを任せて牢に来ていた。いくつかの牢にはやっぱりアルビノや双子の子供が多くおり・・・まあ、当然ながら人の姿を見るとめちゃくちゃ怯えていたのだった。
「よっと」
鍵も探せばあるだろうけど、面倒なので解錠の魔法でテキパキと終わらせることにする。
「少しごめんね」
「え・・・」
怯えている近くの女の子の手枷と足枷を壊して傷を癒す。その現象に驚くその子たちを順番に解放していると、くいくいと服の袖を引っ張られているのに気づいた。
振り返ろうとして腰が回らなかったのでくるりと向きを変えて見ると怯えている男の子が小さく呟いていた。
「・・・お願い。おねえちゃんを助けて」
「どこにいるの?」
「伯爵様の・・・お屋敷・・・」
「そっか・・・」
サービス残業は嫌いなんだけどなぁ・・・
俺は涙ぐむその子の頭を撫でてから微笑んで言った。
「わかった。助けるよ」
「・・・本当に?」
「ああ」
見たところ、今この場に多いのはアルビノの女の子に・・・双子の片割れの男の子とかかな?双子なら片方消せば使えるってことなんだろうけど・・・どうにも女の子が少ないのが嫌な予感がするね。アルビノも女の子しかいないし・・・これはあかんかもなぁ・・・
「心配しなくていいよ。皆助けるから」
そうして微笑むと少し安心したような空気になる。好々爺グローリーさんが役に立ったようで何よりだ。
「あの!」
そうして屋敷の者に子供達の保護を任せていると、1人のアルビノの女の子が俺に近づいてきて言った。
「その・・・私、道案内できる」
「ふむ。連れてけってことかな?」
コクリと頷くその子の瞳は真剣で・・・俺は思わず聞いていた。
「誰か助けたい人がいるのかな?」
「・・・男の子。私と同じアルビノの。でも、その子は伯爵様のお気に入りだったから・・・」
・・・ああ。そっか、ショタ&ロリとは大層な性癖だなぁ。でも、アルビノの女の子には興味無いのかな?逆に双子の男の子にもそうらしい。しかしどうするか・・・
「わかった。ただし私の言うことをきちんと聞けるならね」
「うん、聞く」
「ならおいで。と、そういえば名前は?」
「・・・名前?」
キョトンとされてしまった。そうか・・・そういう子もいるよね。
「何か呼び方あると便利なんだけど・・・」
「・・・好きに呼んでいい」
「そうだな・・・じゃあ、ジュリエットでどう?」
「うん、それでいい」
何となくの語感で決めてしまった。しかしこういう子が多いとなると色々考えないといけないなぁ・・・
「これは・・・凄いですね」
室内を見回して驚く新人の兵士に先輩の兵士は犯人を縄で縛りながら答えた。
「ま、あの”賢者”様が暴れればこうもなるさ」
「これって、魔法なんですよね?でも、魔法って発動まで時間かかるし剣より弱いような・・・」
「普通はな。まあ、あの御仁は剣より早く魔法を使えるからそんな常識は通じないのさ」
魔法は発動まで時間がかかる。それが一般的な認識だ。例え魔術師団長クラスでも、詠唱の短縮は出来ても本当に無詠唱で魔法を発動することは出来ないのだ。それをやり遂げる賢者の凄さに驚いてる新人に別の先輩兵士が言った。
「ま、これでも昔より全然マシなんだぜ?昔は建物ごと壊してたくらいで一部じゃ『破壊神』なんて呼ばれてたからな」
「ああ、あったなぁ・・・」
黒歴史というものだろう。グローリー自身が聞いたら悶えるような恥ずかしい話をしながら犯人達の回収は行われるのだった。
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