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閑話 愛しの王子様(エミリー)
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私の名前はエミリー・キャロライン。
クロード王国の第一王子、アルト・フォン・クロード様の婚約者です。
幼少の頃から、アルト様の婚約者として様々な教養や礼儀作法などを習って、アルト様の隣にいても恥じない女性として育つよう努力してきました。
最初から決まってた結婚ではありますが、私はアルト様のことが嫌いではありません。
むしろ好きです。
アルト様の努力家なところや、真っ直ぐなところ、そして、はしたないかもしれませんがアルトの容姿も私の好みでした。
アルト様は私のことをあまり好いているようには思えませんでしたが、それでも私は構いませんでした。
アルト様のお側にいられればそれでよかったのです。
そんなことを考えて育ち、気がつくと16歳になり、結婚まで残り2年となりました。
そんなある日、久しぶりに会ったアルト様とともに散歩をしていると、アルト様が突然倒れてしまいました。
私は急いでアルト様の自室まで運んでもらいました。
医者にもみてもらいましたが、異常はありませんでした。
ただ、頭を打ったらしく、そこだけは起きたあとも心配でした。
目覚めるまで看病しているとアルト様はわりとすぐにお目覚めになりました。
ほっとしたあと、しばらくぼーっとしていたアルト様。
私が声をかけるとアルト様は笑顔で大丈夫だと言ってくれました。
その笑顔と私の頬に触れた手に思わずドキッとしました。
アルト様は今までこんなに私に優しく接してはくれませんでした。
もちろん、優しくなかったわけではありませんでしたが、ただ、どこか事務的なものがあり、私はそれがあまり好きではありませんでした。
しかし、その日のアルト様は物凄く自然な・・・しっかりと私自身をみている感じで私は赤面してしまいました。
その日からアルト様はどこか変わりました。
もちろん、今までのアルト様だと思うのですが、私への接し方が180度くらい変わったように私のことを好意的に・・・物凄く恋人のように接してくれます。
戸惑いながらも私はそのアルト様に物凄くひかれてしまいました。
今までの好きの感情がお遊びに感じるほどの愛情をアルト様に感じて、なおかつ、私へのアルト様の感情も物凄く愛に溢れているような?そんな気がするほどの接し方でした。
驚いたのが、朝から私の部屋にきて薔薇の花束をくれたことです。
薔薇の花言葉は愛してる。それを知っていた私はますますアルト様への愛が強くなりました。
それからも日々強くなっていく、私とアルト様の関係。
そんなある日のこと、私とアルト様は社交パーティーで婚約者といないマリーナを見つけました。
幸いにも近くにいたロイン様がエスコートしていたのでまだよかったですが、そのあとに現れたクリーチャー様は別の女性をエスコートしていました。
私は思わず怒ってクリーチャー様に嫌みを言ってしまいました。
親友のマリーナをそんな風に扱うのが許せなかったのです。
正直、私はクリーチャー様が怖かったです。
体格の大きなクリーチャー様に意見するのは怖かったけど、許せなかった。
そんな私を抱き締めてくれたのは、庇ってくれたのは、私の王子様のアルト様でした。
アルト様は毅然とした態度で私を守りながら、クリーチャー様と女性・・・ジェシカ様?の相手をしてくれます。
途中で色々あったようですが、私はアルト様の温かく安心する腕のなかで思わず甘えてしまいました。
ふと、見上げたアルト様の口もとが緩んでいたのは気のせいでしょうか?
そんなやり取りで途中でアルト様にジェシカ様が抱きつくということがありました。
私はそれに動揺して言葉を出しそうになりますが、それ以上にアルト様の態度に驚いてしまいます。
アルト様はジェシカ様にはっきりと迷惑だと告げました。
私はそれに喜びながらも、その時にアルト様が言った、「俺のエミリー」という台詞と私のことを思ってジェシカ様に怒った台詞にまたしても赤面してしまいます。
そのあと、パーティーを抜け出して、私とアルト様はアルト様のお部屋に行きます。
移動中にもアルト様は私を気遣ってくれます。
私はそれに赤面しながらもついていきます。
愛しのアルト様。
私はどんどんあなたのことが好きになっていきます。
あなたのためならなんでもしたい・・・
そんな気持ちのまま、私はアルト様を思います。
私の王子様。
大好きです。
いえ・・・
愛してます。愛しのアルト様。
クロード王国の第一王子、アルト・フォン・クロード様の婚約者です。
幼少の頃から、アルト様の婚約者として様々な教養や礼儀作法などを習って、アルト様の隣にいても恥じない女性として育つよう努力してきました。
最初から決まってた結婚ではありますが、私はアルト様のことが嫌いではありません。
むしろ好きです。
アルト様の努力家なところや、真っ直ぐなところ、そして、はしたないかもしれませんがアルトの容姿も私の好みでした。
アルト様は私のことをあまり好いているようには思えませんでしたが、それでも私は構いませんでした。
アルト様のお側にいられればそれでよかったのです。
そんなことを考えて育ち、気がつくと16歳になり、結婚まで残り2年となりました。
そんなある日、久しぶりに会ったアルト様とともに散歩をしていると、アルト様が突然倒れてしまいました。
私は急いでアルト様の自室まで運んでもらいました。
医者にもみてもらいましたが、異常はありませんでした。
ただ、頭を打ったらしく、そこだけは起きたあとも心配でした。
目覚めるまで看病しているとアルト様はわりとすぐにお目覚めになりました。
ほっとしたあと、しばらくぼーっとしていたアルト様。
私が声をかけるとアルト様は笑顔で大丈夫だと言ってくれました。
その笑顔と私の頬に触れた手に思わずドキッとしました。
アルト様は今までこんなに私に優しく接してはくれませんでした。
もちろん、優しくなかったわけではありませんでしたが、ただ、どこか事務的なものがあり、私はそれがあまり好きではありませんでした。
しかし、その日のアルト様は物凄く自然な・・・しっかりと私自身をみている感じで私は赤面してしまいました。
その日からアルト様はどこか変わりました。
もちろん、今までのアルト様だと思うのですが、私への接し方が180度くらい変わったように私のことを好意的に・・・物凄く恋人のように接してくれます。
戸惑いながらも私はそのアルト様に物凄くひかれてしまいました。
今までの好きの感情がお遊びに感じるほどの愛情をアルト様に感じて、なおかつ、私へのアルト様の感情も物凄く愛に溢れているような?そんな気がするほどの接し方でした。
驚いたのが、朝から私の部屋にきて薔薇の花束をくれたことです。
薔薇の花言葉は愛してる。それを知っていた私はますますアルト様への愛が強くなりました。
それからも日々強くなっていく、私とアルト様の関係。
そんなある日のこと、私とアルト様は社交パーティーで婚約者といないマリーナを見つけました。
幸いにも近くにいたロイン様がエスコートしていたのでまだよかったですが、そのあとに現れたクリーチャー様は別の女性をエスコートしていました。
私は思わず怒ってクリーチャー様に嫌みを言ってしまいました。
親友のマリーナをそんな風に扱うのが許せなかったのです。
正直、私はクリーチャー様が怖かったです。
体格の大きなクリーチャー様に意見するのは怖かったけど、許せなかった。
そんな私を抱き締めてくれたのは、庇ってくれたのは、私の王子様のアルト様でした。
アルト様は毅然とした態度で私を守りながら、クリーチャー様と女性・・・ジェシカ様?の相手をしてくれます。
途中で色々あったようですが、私はアルト様の温かく安心する腕のなかで思わず甘えてしまいました。
ふと、見上げたアルト様の口もとが緩んでいたのは気のせいでしょうか?
そんなやり取りで途中でアルト様にジェシカ様が抱きつくということがありました。
私はそれに動揺して言葉を出しそうになりますが、それ以上にアルト様の態度に驚いてしまいます。
アルト様はジェシカ様にはっきりと迷惑だと告げました。
私はそれに喜びながらも、その時にアルト様が言った、「俺のエミリー」という台詞と私のことを思ってジェシカ様に怒った台詞にまたしても赤面してしまいます。
そのあと、パーティーを抜け出して、私とアルト様はアルト様のお部屋に行きます。
移動中にもアルト様は私を気遣ってくれます。
私はそれに赤面しながらもついていきます。
愛しのアルト様。
私はどんどんあなたのことが好きになっていきます。
あなたのためならなんでもしたい・・・
そんな気持ちのまま、私はアルト様を思います。
私の王子様。
大好きです。
いえ・・・
愛してます。愛しのアルト様。
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