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俺の理性は無限ではないのだぞ!?
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「あ、おかえりアルト」
部屋に戻るとロインが一人で出迎えてくれた。
・・・うん。俺の会いたいエミリーじゃなくて、ロインが。
「二人は?」
というか、エミリーはどこ!?
「隣の部屋だよ。着替えをしているよ・・・だから今のうちに表情なんとかしときなよ?」
「表情?」
「いつもの穏やかなアルト様が崩れてるよ?」
ロインに注意されて俺は手近にあった姿見で確認する・・・うん、確かに・・・
「いけない、いけない・・・」
慌ててにこやかな表情を意識する。
どうやらシリアス・・・というか、エミリーの敵の排除で疲れていたのと、エミリー成分の不足から少し凶悪なアルト様になっていた。
こんな顔はエミリーには見せられない。
「それで・・・どうだったの?」
姿見の前でイケメンアルトさんを作ってるとロインが何げなく問いかけてくる。
「ん・・・とりあえずの掃除は終わったよ」
「そう・・・『とりあえず』ね?」
ロインのそれに苦笑で答える。
向こうの出方が分からないから潰せるのは潰したが・・・
「しばらくはこっちには手だししないと思うが・・・というか、もしかしたら干渉すらしてこないかもしれないな」
「へぇー何かつかんだの?」
「少しな・・・まあ、その話は後でするよ」
それより今はエミリーだよエミリー!
俺にはエミリーが必要なのだ!!
「ところで・・・着替えって二人は何を?」
「ふふ・・・まあ、強いて言えば・・・君が喜びそうなことかな?」
意味深に頬笑むロイン。
なんだ?
「・・・・ほ、本当に・・・・はずかし・・・・」
「・・・・大丈夫・・・・・だから・・・・なら・・・・」
ふと、静かになると隣で話している二人の声が少しだけ聞こえてきた。
距離もあるし、扉越しだから内容はわからないけど・・・早くエミリーに会いたい!
そんなことを考えていたら、着替えが終わったのか、部屋から出てくるマリーナ。
今か今かとエミリーの登場に心をワクテカさせていると・・・しばらくしてから顔だけを扉越しに出したエミリーを発見する。
「や、やっぱりこれは・・・て、あ、アルト様!?」
恥ずかしそうにマリーナに何かを言っていたエミリーは俺の姿を見るとますます恥ずかしそうにして扉影へ隠れてしまう。
な、なんなんだ?俺なんかしたのか?
「ほら、エミリー。いい加減覚悟決めなよ」
「で、でも・・・」
ちらりと俺を見るとますます恥ずかしそうにするエミリーに痺れを切らしたのかマリーナが無理矢理引っ張って部屋に連れ込む・・・と同時に俺はフリーズしてしまった。
そこには女神がいたからだ。
いや、控えめに言って女神・・・神の上ってなんだ?いや、わからんがとにかく美しいの一言ではすまないぐらいの「美」の化身がそこにはいた。
いつものドレス姿とは違う白いワンピース調の町娘スタイル?と言えばいいのかな?とにかく清楚な感じをだしつつ、スカート丈が普通のワンピースより短めで足首が見えているどころか・・・エミリーの美脚がちらりと見えて・・・
「ロイン」
「大丈夫だよ。目を瞑ってるから」
先に出たのは嫉妬心だったが、流石イケメンロインさん。俺が言うより早くエミリーには視線を向けないでいてくれていた。
うん良かったよ・・・危うく親友を嫉妬からくる殺意で殺めてしまうところだったから本当に良かった。
エミリーの美脚を他の男に見せるなど俺が断じて許さない!エミリーの全ては俺のものだ!
・・・あれ?若干猟奇的に聞こえるって?
そうでもしないと内心のパニックを隠せないのだよ!
エミリーはそんな俺にモジモジしながら聞いてきた。
「ど、どうでしょう・・・」
・・・・ヤバイ!今すぐ抱き締めたい!
けど、なんとかグッと抑えていつもの・・・爽やかなアルトさんになって微笑んで言った。
「可愛いよ・・・流石私のエミリーだ」
「・・・えへへ」
嬉しそうに、でも少し恥ずかしそうに頬笑むエミリー・・・エミリーさん!?俺の理性の限界を試してるのですか!?
部屋に戻るとロインが一人で出迎えてくれた。
・・・うん。俺の会いたいエミリーじゃなくて、ロインが。
「二人は?」
というか、エミリーはどこ!?
「隣の部屋だよ。着替えをしているよ・・・だから今のうちに表情なんとかしときなよ?」
「表情?」
「いつもの穏やかなアルト様が崩れてるよ?」
ロインに注意されて俺は手近にあった姿見で確認する・・・うん、確かに・・・
「いけない、いけない・・・」
慌ててにこやかな表情を意識する。
どうやらシリアス・・・というか、エミリーの敵の排除で疲れていたのと、エミリー成分の不足から少し凶悪なアルト様になっていた。
こんな顔はエミリーには見せられない。
「それで・・・どうだったの?」
姿見の前でイケメンアルトさんを作ってるとロインが何げなく問いかけてくる。
「ん・・・とりあえずの掃除は終わったよ」
「そう・・・『とりあえず』ね?」
ロインのそれに苦笑で答える。
向こうの出方が分からないから潰せるのは潰したが・・・
「しばらくはこっちには手だししないと思うが・・・というか、もしかしたら干渉すらしてこないかもしれないな」
「へぇー何かつかんだの?」
「少しな・・・まあ、その話は後でするよ」
それより今はエミリーだよエミリー!
俺にはエミリーが必要なのだ!!
「ところで・・・着替えって二人は何を?」
「ふふ・・・まあ、強いて言えば・・・君が喜びそうなことかな?」
意味深に頬笑むロイン。
なんだ?
「・・・・ほ、本当に・・・・はずかし・・・・」
「・・・・大丈夫・・・・・だから・・・・なら・・・・」
ふと、静かになると隣で話している二人の声が少しだけ聞こえてきた。
距離もあるし、扉越しだから内容はわからないけど・・・早くエミリーに会いたい!
そんなことを考えていたら、着替えが終わったのか、部屋から出てくるマリーナ。
今か今かとエミリーの登場に心をワクテカさせていると・・・しばらくしてから顔だけを扉越しに出したエミリーを発見する。
「や、やっぱりこれは・・・て、あ、アルト様!?」
恥ずかしそうにマリーナに何かを言っていたエミリーは俺の姿を見るとますます恥ずかしそうにして扉影へ隠れてしまう。
な、なんなんだ?俺なんかしたのか?
「ほら、エミリー。いい加減覚悟決めなよ」
「で、でも・・・」
ちらりと俺を見るとますます恥ずかしそうにするエミリーに痺れを切らしたのかマリーナが無理矢理引っ張って部屋に連れ込む・・・と同時に俺はフリーズしてしまった。
そこには女神がいたからだ。
いや、控えめに言って女神・・・神の上ってなんだ?いや、わからんがとにかく美しいの一言ではすまないぐらいの「美」の化身がそこにはいた。
いつものドレス姿とは違う白いワンピース調の町娘スタイル?と言えばいいのかな?とにかく清楚な感じをだしつつ、スカート丈が普通のワンピースより短めで足首が見えているどころか・・・エミリーの美脚がちらりと見えて・・・
「ロイン」
「大丈夫だよ。目を瞑ってるから」
先に出たのは嫉妬心だったが、流石イケメンロインさん。俺が言うより早くエミリーには視線を向けないでいてくれていた。
うん良かったよ・・・危うく親友を嫉妬からくる殺意で殺めてしまうところだったから本当に良かった。
エミリーの美脚を他の男に見せるなど俺が断じて許さない!エミリーの全ては俺のものだ!
・・・あれ?若干猟奇的に聞こえるって?
そうでもしないと内心のパニックを隠せないのだよ!
エミリーはそんな俺にモジモジしながら聞いてきた。
「ど、どうでしょう・・・」
・・・・ヤバイ!今すぐ抱き締めたい!
けど、なんとかグッと抑えていつもの・・・爽やかなアルトさんになって微笑んで言った。
「可愛いよ・・・流石私のエミリーだ」
「・・・えへへ」
嬉しそうに、でも少し恥ずかしそうに頬笑むエミリー・・・エミリーさん!?俺の理性の限界を試してるのですか!?
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