3 / 5
3 一人目の登場・・・何のことだ?
しおりを挟む
「お?同じクラスか?」
「みたいだね」
人混みで凄い掲示板をゲームのやり過ぎなのに何故か視力2.0という数値の俺が確認したところ親友と同じクラスのようだ。
ていうか・・・
「見た感じ・・・同じクラスで男子は俺とお前・・・あとはもう一人くらいか?」
「うーん。名前だけだから判断するには少しあれだけど・・・そうみたいだね」
流石は元女子校・・・5クラスあって、一クラスに男子が2、3人とか・・・男子の合計が15人いればましな方か?
「とりあえず教室に向かうか」
「うん・・・って、玲二。前!」
「は・・・おっと」
拓海に注意されて前を見ればその瞬間に、目の前に立っていた女子にぶつかってしまい、倒れそうな女子を慌てて支えた。
「悪かったな、前見てなくて」
「い、いえ・・・」
心底悪いと思いそう言うと目の前にいた女子は少し顔を赤くしていた。何故だ?
「玲二・・・とりあえず腰に当てた手を離してあげなよ?」
「あ、そういうことか・・・悪いな勝手に体に触れて」
「だ、大丈夫です・・・あ、あの・・・助けてくれてありがとうございます」
ペコリとお辞儀をする女子。律儀というか・・・なんというか・・・
「いや、こっちこそ悪かった」
「い、いえ、そんな・・・」
「可愛い女の子に対してぶつかるなんて男として最低・・・って、どうかしたの?」
見れば目の前にいた女子はさらに顔を赤くしていた。
「か、可愛いって・・・私がですか?」
「そりゃ、もちろん」
目の前にいた女子は、黒髪の大人しい印象に見えるが・・・百合好きな俺から見ても美少女の部類に入ると思う。
「っと、そろそろ行かないとな・・・悪かったな。同じ学園だし、縁があったらまた会おうな」
「あ、あの!」
「何?」
「名前を・・・教えて貰えませんか?」
「名前?ああ、久遠玲二だよ。よろしく」
「久遠さん・・・私は月島優香と申します」
律儀にもそうお辞儀つきで挨拶をする美少女・・・月島さんに俺も「よろしく」と言ってからその場を去る。
「玲二・・・あれを素でやってるなら本当に凄いよね」
「何だよ?どれのことだ?」
側で黙って見ていた親友から苦笑気味にそう言われてしまうが・・・なんのことだ?
「さっきの女子・・・あからさまに君を意識していたよ?」
「はは、まさか。俺みたいな凡人と美少女は不釣り合いもいいところだろ」
何より俺の好物は美少女同士の絡みなので、関係ない!
「相変わらず鈍感というか・・・多分後々、君は大変だと思うよ?月島って確か・・・」
「んなことより、早く行こうぜ」
俺は一刻も早く教室に行き、百合な妄想のために女子を観察したいのだ!
「やれやれ・・・」
「なんだよ?」
「いいや・・・行こうか」
相変わらず意味不明な親友共に俺は教室に向かった。
クラスわけの喧騒で賑わう掲示板前・・・そこで月島優香はぽつりと呟いた。
「久遠さん・・・」
先ほどぶつかった人物・・・久遠玲二のことを思い出して自然と顔を赤くしていく。
「見つけた・・・私の運命の・・・」
ふふふ・・・と静かに笑う優香だったが、クラスわけの結果を見てから急いでとある場所へと電話をかける。
数コール後・・・出た人物に優香はこれからのことを思い浮かべてにやける顔で言った。
「お父様。お願いがあります・・・」
これが後々・・・玲二の運命を左右することぬるとは露知らずに、優香の物語は密かに始まっていた。
「みたいだね」
人混みで凄い掲示板をゲームのやり過ぎなのに何故か視力2.0という数値の俺が確認したところ親友と同じクラスのようだ。
ていうか・・・
「見た感じ・・・同じクラスで男子は俺とお前・・・あとはもう一人くらいか?」
「うーん。名前だけだから判断するには少しあれだけど・・・そうみたいだね」
流石は元女子校・・・5クラスあって、一クラスに男子が2、3人とか・・・男子の合計が15人いればましな方か?
「とりあえず教室に向かうか」
「うん・・・って、玲二。前!」
「は・・・おっと」
拓海に注意されて前を見ればその瞬間に、目の前に立っていた女子にぶつかってしまい、倒れそうな女子を慌てて支えた。
「悪かったな、前見てなくて」
「い、いえ・・・」
心底悪いと思いそう言うと目の前にいた女子は少し顔を赤くしていた。何故だ?
「玲二・・・とりあえず腰に当てた手を離してあげなよ?」
「あ、そういうことか・・・悪いな勝手に体に触れて」
「だ、大丈夫です・・・あ、あの・・・助けてくれてありがとうございます」
ペコリとお辞儀をする女子。律儀というか・・・なんというか・・・
「いや、こっちこそ悪かった」
「い、いえ、そんな・・・」
「可愛い女の子に対してぶつかるなんて男として最低・・・って、どうかしたの?」
見れば目の前にいた女子はさらに顔を赤くしていた。
「か、可愛いって・・・私がですか?」
「そりゃ、もちろん」
目の前にいた女子は、黒髪の大人しい印象に見えるが・・・百合好きな俺から見ても美少女の部類に入ると思う。
「っと、そろそろ行かないとな・・・悪かったな。同じ学園だし、縁があったらまた会おうな」
「あ、あの!」
「何?」
「名前を・・・教えて貰えませんか?」
「名前?ああ、久遠玲二だよ。よろしく」
「久遠さん・・・私は月島優香と申します」
律儀にもそうお辞儀つきで挨拶をする美少女・・・月島さんに俺も「よろしく」と言ってからその場を去る。
「玲二・・・あれを素でやってるなら本当に凄いよね」
「何だよ?どれのことだ?」
側で黙って見ていた親友から苦笑気味にそう言われてしまうが・・・なんのことだ?
「さっきの女子・・・あからさまに君を意識していたよ?」
「はは、まさか。俺みたいな凡人と美少女は不釣り合いもいいところだろ」
何より俺の好物は美少女同士の絡みなので、関係ない!
「相変わらず鈍感というか・・・多分後々、君は大変だと思うよ?月島って確か・・・」
「んなことより、早く行こうぜ」
俺は一刻も早く教室に行き、百合な妄想のために女子を観察したいのだ!
「やれやれ・・・」
「なんだよ?」
「いいや・・・行こうか」
相変わらず意味不明な親友共に俺は教室に向かった。
クラスわけの喧騒で賑わう掲示板前・・・そこで月島優香はぽつりと呟いた。
「久遠さん・・・」
先ほどぶつかった人物・・・久遠玲二のことを思い出して自然と顔を赤くしていく。
「見つけた・・・私の運命の・・・」
ふふふ・・・と静かに笑う優香だったが、クラスわけの結果を見てから急いでとある場所へと電話をかける。
数コール後・・・出た人物に優香はこれからのことを思い浮かべてにやける顔で言った。
「お父様。お願いがあります・・・」
これが後々・・・玲二の運命を左右することぬるとは露知らずに、優香の物語は密かに始まっていた。
0
あなたにおすすめの小説
隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり
鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。
でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる