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第二章
ビンタされた!
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父さんの実家を出発して、今度は母さんの実家へ向かう俺とソフィアは、また馬車で移動しているのだが……
「ソフィア……起きろよ……おい……むぐぐっ!」
「く、くぅー、くぅー……」
寝たふりヘタクソだな! 何だ!? ……たぷたぷっ、たぷたぷっ
「そ、ソフィア……」
「う、うーん、すやぁ~」
寝たふりが長いな! たぷたぷっ、たぷたぷたぷっ!
「もう……いいや……」
サクラばあちゃんの家を離れて、馬車に乗ってからソフィアが何か変だ。
いつもより距離が近い。
馬車の中だから狭いのは当たり前だが、それでも何か近い。
とりあえず体がくっついていて、さらにちょっとこちらに体重をかけてくる。
狭いのかと思いスペースを空けようとすると、またこっちに寄ってくる。
おかげでこっちは壁とソフィアに挟まれてる。
しまいにはこちらに寄りかかったまま、寝たふりまで始めた。
ソフィアのいい香りがするし、馬車で揺れるたぷたぷスイカが俺にぶつかる。
寝たふりも止めないし身動きも取れないから、もう寝よう……
「お客さ~ん、着きましたよ!」
「ハル起きなさい、着いたみたいよ」
「んぁ!? もう着いたの!?」
「もう! ぐっすり寝てたわよ♪」
「そうか……って! ソフィアごめん!」
「別に良いわよ♪ あら? ヨダレ付いちゃってる!」
着いたと言われて起きたら、目の前にはたぷたぷスイカがあった……何か気持ちいい枕だな~と思ってたら……
しかもたぷたぷの上の方にヨダレまで付けちゃって……どうやって寝てたんだ俺?
「もうしょうがないわね♪ うふふ♪」
ソフィアどうしたんだ? やっぱり様子が変だ……
「ソフィア……変なもんでも食べた?」
「食べてないわよ!」
ビンタされた! ……いつも通りか……
ソフィアは怒ってるが、しっかり手は繋いでるから大丈夫かな? しばらく歩いていると……
「やっと見えてきたな~!」
「久しぶりに来ちゃったわね……」
「やっぱりまだ嫌なのか?」
「嫌ではないんだけどね……どうも苦手で……」
「もうすぐ着くし、別に悪い人達でもないだろ?」
「もちろんいい人達よ? でもね~」
「じゃあ別にいいじゃん!」
そして俺達が玄関の前に立つと……
「ハル~! よくきたのぉ~♪」
「久しぶ……ぐぇ! ちょっ! 苦しい……」
「久しぶりじゃな~! 来るのを心待ちにしておったぞ~♪」
「苦し……苦しいからちょっと離れて!」
「コテツじいちゃん!」
玄関から飛び出して来たのは、母さんの父親で俺のじいちゃんのコテツだった。
コテツじいちゃんは俺の事を溺愛してくれているのか、やたらスキンシップが激しい。
姉ちゃんにもこんな感じだが、姉ちゃんにやると殴られたりする事があるので、ほとんど抵抗しない(出来ない)俺には特に激しい。
じいちゃんは見た目は細マッチョでイケメン、そして鬼の一族の末裔なので、とにかく力が強い。
今も出会い頭にハグされているが、こっちが振りほどきたくても力が強すぎて、逃げる事が出来ない。
「ハル~! 遠いところまで疲れたじゃろ? お菓子食べるか? じいちゃんと一緒にお昼寝するか?」
「大丈夫だよコテツじいちゃん! それよりリージアばあちゃんは?」
「ダーリン、ハル坊を離してあげて? 久しぶりねハル坊♥️ よく来たわね、ウフフっ♪」
「リージアばあちゃ……むがっ、もご!」
「ハル坊は相変わらず可愛いわね♥️ 食べちゃいたいくらい♪」
コテツじいちゃんが離してくれたと思ったら、今度はリージアばあちゃんにハグされた……
リージアばあちゃんは本当に母さんにソックリで、姉妹と言われても疑わないくらいだ。
そしてなんといっても、リージアばあちゃんはサキュバスなので、凄い色気がある。
孫の俺は別にいつもの事だし、ハグされたところで何とも思わないが、普通の男だったら、失神するか昇天してしまうんじゃないか?
母さんと同じ赤い髪に白い肌、いつも露出の激しい服を着てるところは母さんにソックリだが……
1部分だけ全く違う……それはソフィアよりも大きな、たっぷんプリンだ。
そして今、俺はそのたっぷんプリンに顔を埋めている……息が……!
「リージアばあちゃん……もう苦しくて限界だから離して!」
「あら? ごめんねハル坊♥️」
「じゃあ次はじいちゃんの番じゃな?」
「とりあえずもういいから! 今日は話をしに来たの!」
ハグ地獄から解放された俺は、とりあえず本来の目的、父さんの所で働く事を伝える。
「そうか……ハルも大人になったのぉ~! 今日はお祝いじゃ! 何が食べたい? お小遣いは足りてるか?」
「私は2人で来たから、結婚の挨拶かと思ったわ♪」
「お小遣いは足りてるから大丈夫だよ! というか、リージアばあちゃん、何言ってるんだよ!」
「そうよリージアさん! 私達はまだ……」
「「「まだ?」」」
「何でもない!」
とりあえず挨拶も終わり、リビングでくつろいでいるが……コテツじいちゃんとリージアばあちゃんがベタベタしてくる。
2人を見てると、やっぱり母さんと親子なんだなぁ~と思うよ。
するとリージアばあちゃんが何かを思い出したようで
「ハル坊、今日は泊まって行くのよね? それなら明日手伝って欲しい事があるんだけど……」
「別に構わないけど、何やるの?」
「ウフフっ♪ それは明日のお・た・の・し・み♥️」
イヤな予感しかしない……
そして次の日……その予感は的中する。
その頃マリーは……
「許さない……ハルちゃんは渡さない……」
「マ、マリー! 落ち着いて! 1週間くらいで帰ってくる……ひっ!」
「……あなた、覚悟しなさい……」
「マリー! こんな所でその魔法は!」
「……うるさい!」
「うっ! ……でもあの冷たい目……出会った時みたいな、凛々しい目で……凄くいい!」
「……黙れ! くらいなさい!」
「だまっ!? マリ…… ぎょえぇぇーー!!」
「……パパ、ママ、ただいま…………パパ!!」
「……」
「ママ! パパが!……ってママ?」
「……」
「ハルに知らせなきゃ!」
「ソフィア……起きろよ……おい……むぐぐっ!」
「く、くぅー、くぅー……」
寝たふりヘタクソだな! 何だ!? ……たぷたぷっ、たぷたぷっ
「そ、ソフィア……」
「う、うーん、すやぁ~」
寝たふりが長いな! たぷたぷっ、たぷたぷたぷっ!
「もう……いいや……」
サクラばあちゃんの家を離れて、馬車に乗ってからソフィアが何か変だ。
いつもより距離が近い。
馬車の中だから狭いのは当たり前だが、それでも何か近い。
とりあえず体がくっついていて、さらにちょっとこちらに体重をかけてくる。
狭いのかと思いスペースを空けようとすると、またこっちに寄ってくる。
おかげでこっちは壁とソフィアに挟まれてる。
しまいにはこちらに寄りかかったまま、寝たふりまで始めた。
ソフィアのいい香りがするし、馬車で揺れるたぷたぷスイカが俺にぶつかる。
寝たふりも止めないし身動きも取れないから、もう寝よう……
「お客さ~ん、着きましたよ!」
「ハル起きなさい、着いたみたいよ」
「んぁ!? もう着いたの!?」
「もう! ぐっすり寝てたわよ♪」
「そうか……って! ソフィアごめん!」
「別に良いわよ♪ あら? ヨダレ付いちゃってる!」
着いたと言われて起きたら、目の前にはたぷたぷスイカがあった……何か気持ちいい枕だな~と思ってたら……
しかもたぷたぷの上の方にヨダレまで付けちゃって……どうやって寝てたんだ俺?
「もうしょうがないわね♪ うふふ♪」
ソフィアどうしたんだ? やっぱり様子が変だ……
「ソフィア……変なもんでも食べた?」
「食べてないわよ!」
ビンタされた! ……いつも通りか……
ソフィアは怒ってるが、しっかり手は繋いでるから大丈夫かな? しばらく歩いていると……
「やっと見えてきたな~!」
「久しぶりに来ちゃったわね……」
「やっぱりまだ嫌なのか?」
「嫌ではないんだけどね……どうも苦手で……」
「もうすぐ着くし、別に悪い人達でもないだろ?」
「もちろんいい人達よ? でもね~」
「じゃあ別にいいじゃん!」
そして俺達が玄関の前に立つと……
「ハル~! よくきたのぉ~♪」
「久しぶ……ぐぇ! ちょっ! 苦しい……」
「久しぶりじゃな~! 来るのを心待ちにしておったぞ~♪」
「苦し……苦しいからちょっと離れて!」
「コテツじいちゃん!」
玄関から飛び出して来たのは、母さんの父親で俺のじいちゃんのコテツだった。
コテツじいちゃんは俺の事を溺愛してくれているのか、やたらスキンシップが激しい。
姉ちゃんにもこんな感じだが、姉ちゃんにやると殴られたりする事があるので、ほとんど抵抗しない(出来ない)俺には特に激しい。
じいちゃんは見た目は細マッチョでイケメン、そして鬼の一族の末裔なので、とにかく力が強い。
今も出会い頭にハグされているが、こっちが振りほどきたくても力が強すぎて、逃げる事が出来ない。
「ハル~! 遠いところまで疲れたじゃろ? お菓子食べるか? じいちゃんと一緒にお昼寝するか?」
「大丈夫だよコテツじいちゃん! それよりリージアばあちゃんは?」
「ダーリン、ハル坊を離してあげて? 久しぶりねハル坊♥️ よく来たわね、ウフフっ♪」
「リージアばあちゃ……むがっ、もご!」
「ハル坊は相変わらず可愛いわね♥️ 食べちゃいたいくらい♪」
コテツじいちゃんが離してくれたと思ったら、今度はリージアばあちゃんにハグされた……
リージアばあちゃんは本当に母さんにソックリで、姉妹と言われても疑わないくらいだ。
そしてなんといっても、リージアばあちゃんはサキュバスなので、凄い色気がある。
孫の俺は別にいつもの事だし、ハグされたところで何とも思わないが、普通の男だったら、失神するか昇天してしまうんじゃないか?
母さんと同じ赤い髪に白い肌、いつも露出の激しい服を着てるところは母さんにソックリだが……
1部分だけ全く違う……それはソフィアよりも大きな、たっぷんプリンだ。
そして今、俺はそのたっぷんプリンに顔を埋めている……息が……!
「リージアばあちゃん……もう苦しくて限界だから離して!」
「あら? ごめんねハル坊♥️」
「じゃあ次はじいちゃんの番じゃな?」
「とりあえずもういいから! 今日は話をしに来たの!」
ハグ地獄から解放された俺は、とりあえず本来の目的、父さんの所で働く事を伝える。
「そうか……ハルも大人になったのぉ~! 今日はお祝いじゃ! 何が食べたい? お小遣いは足りてるか?」
「私は2人で来たから、結婚の挨拶かと思ったわ♪」
「お小遣いは足りてるから大丈夫だよ! というか、リージアばあちゃん、何言ってるんだよ!」
「そうよリージアさん! 私達はまだ……」
「「「まだ?」」」
「何でもない!」
とりあえず挨拶も終わり、リビングでくつろいでいるが……コテツじいちゃんとリージアばあちゃんがベタベタしてくる。
2人を見てると、やっぱり母さんと親子なんだなぁ~と思うよ。
するとリージアばあちゃんが何かを思い出したようで
「ハル坊、今日は泊まって行くのよね? それなら明日手伝って欲しい事があるんだけど……」
「別に構わないけど、何やるの?」
「ウフフっ♪ それは明日のお・た・の・し・み♥️」
イヤな予感しかしない……
そして次の日……その予感は的中する。
その頃マリーは……
「許さない……ハルちゃんは渡さない……」
「マ、マリー! 落ち着いて! 1週間くらいで帰ってくる……ひっ!」
「……あなた、覚悟しなさい……」
「マリー! こんな所でその魔法は!」
「……うるさい!」
「うっ! ……でもあの冷たい目……出会った時みたいな、凛々しい目で……凄くいい!」
「……黙れ! くらいなさい!」
「だまっ!? マリ…… ぎょえぇぇーー!!」
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「ママ! パパが!……ってママ?」
「……」
「ハルに知らせなきゃ!」
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