旦那様、離婚しましょう ~私は冒険者になるのでご心配なくっ~

榎夜

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31話 帰ってきました⑵

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あの後、中に入ると仕事を中断できなかった従者達に囲まれて少し大変だった。

フォストは客室へ、私とメイリスはそれぞれの自室に荷物を置きに行った。

2ヶ月も家を空けていたのに、部屋は綺麗に掃除されていて、空気の入れ替えもしてくれていたんだろうか?今までと同じ...いや、それ以上に綺麗になっていた。


荷物を少し片付けた後、皆で庭に集まって小さなお茶会を開いて、旅の話を沢山した。


フォストの紹介から始まって

道の途中で魔物にやられそうになっている人を助けたこと

ハルエット国の王宮にお世話になっていたこと

メイリスが精霊の愛し子だったこと

ワイバーンを倒したこと

他にも色々なことを話した。

私が話をしている間、お父様もお母様もずっと楽しそうに聞いていた。

勿論、隣にはフォストが、後ろにはメイリスがそれぞれ居て、思い出して苦笑いしたり、頷いたりしていた。

久しぶりにこんなにゆっくりと過ごすことが出来て、とても楽しい時間だった。



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


そろそろ夕飯の時間になる、ということもあって、ひとしきり話をした後、皆で食堂へと向かった。

皆が席に着くと、お父様が

「シエラ、明日は陛下に挨拶をしに行かなくてはならないな」

と少し嫌そうな顔をしながらそう言った。

「そうですね...陛下にも、とても迷惑をかけたので謝らなければ」

私がそう返事を返した後、そういえば...と思うことがあった。

「フォスト様は王宮に行くとき着いてくるんですか?」

一応隣国からの客人で、王子でもあるフォストが陛下に挨拶をしないわけにもいかないんじゃないか

そう思って尋ねると

「勿論そのつもりだよ。ナリス国の陛下に挨拶をしないとね。こんなのだけど一応ハルエット国の王子だし」

そう言ってフォストは笑うが、こんなの...って言われてもこっちは笑えないわ。

そう思いながら私は、わかりました、とだけ答えた。









┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈

いつも短いくせにもっと短くてすみません<(_ _)>

キリがいいところだったのでここで切らせてもらいます
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