57 / 166
パーティー名はもふもふ
しおりを挟む
ダンジョンから出て、マジックバッグを売って驚いた。
金貨100枚?!私が鑑定スキルを持っていると知っていても、ただ言ってるだけかもよ?
あ、嘘をつくと分かる真偽官の方がいたのですね…。
元の世界で一千万円…ちょっと震えてしまった。Aランク冒険者なら、一度の依頼でこれ位手にする事もあると言って笑われてしまったけど、こんな大金、前世でも手にした事はなかった。
「それよりも凄いのは、あのダンジョンをクリアしてしまった事だ。しかもさぞや名の通った冒険者かと思いきや、DランクとFランクの冒険者達だなんて…そういやパーティー名は?」
え、か、考えてなかった…
「ええと…もふもふ、とか」
「…。確かに、ランス殿とシュガーは、もふもふしているな?」
(メイ…それはちょっと)
(だってランスもみんなも私に任せるみたいな感じだったじゃん?全然考えてなかったよ…)
「それでいいのか?」
ランスとヤブランの顔色を伺っている。
「リーダーが決めたなら問題ない」
「リーダーって…こんな小さい子にやらせるか?」
「それに関しては、私の我が儘なので」
ギルドの人は呆れてるけど、みんなは従魔であり眷属だからね…いっその事、ヤブランに…いや、みんな嫌がるだろうな。
「もふもふでいいにゃ。メイはもふもふが大好きだから」
「まあ…こちらはどんな名前でも拒否は出来ないが」
もう、何でもいいや。いい名前も浮かばないし。
「とりあえず、全員でクリアしたんだよな?」
「一番活躍してたのはヤブランだけど」
「ううん…フレイムは、登録したてか…彼も参加してたのか?」
「ううん、ボクは一緒にはいたけど、戦ってないよ?」
「…いや、ただいたなんて、あり得ないだろう。一応聞くが、メイも参加したのか?」
「魔法が得意なので」
「…そ、そうか」
真偽官が頷いている。
嘘を見抜くスキルを持つ人はそれなりにいるようだ。主に商業ギルドに。
「あのダンジョンは、クリアしたパーティーがとても少ないんだ。16階層までは何とか行けても、17階層で…」
あの鮫は確かに強かった。私も、ヤブランやメタルがいてくれなかったら…
「とりあえず、皆1ランクアップだ。Bランクに上がるのには試験が必要だ。それと、メイは10歳になるまでは試験はお預けだ」
Cランクの冒険者が数は一番多い。Bランクに上がるには、ギルドから出された依頼をこなし、護衛依頼もこなさなきゃならない。
当然ながら子供には護衛依頼は受けられない。そりゃそうだよね。どんなに強かったとしても、子供に守ってもらうなんて不安だろうし、盗賊とはいえ、子供のうちから人を殺すかもしれない経験なんてしたくない。
盗賊を殺すのは罪にはならないし、放っておくと傷つけられるのは、何の罪もない人達だ。
私は…どうなんだろう?魔物も生き物なのに、殺すのに抵抗はなかった。
弱肉強食の世界だから、肉を食べるのには当然、戦うしかない。前の世界だって、肉が初めからパックに入っていた訳じゃないんだよね…考えた事もなかったけど。
相手が人でも、躊躇ったら大切な人を守れない。
多分、大丈夫。
鑑定も頼まれたから幾つかやって、亜空間に入った。
蟹も楽しみだけど、ワイバーンの解体がやっと終わったから、そっちを先に調理する。
まずは小さく切って、塩のみの味付けで焼いてみる。
「うわ…独特の風味と溢れる肉汁が凄い!美味しい!」
このままでも充分美味しいけど、お肉の巨大な塊がこんなにあるんだから、色々な料理にしてみたいな。
ステーキ、カツ、ローストワイバーン。
味見だけでお腹いっぱいだ。勿論出荷箱にも入れるつもりで取り置いてある。
こんなに作っても、一度で無くなりそうだ。
うん…これはレモンをかけて、さっぱりと食べたいね。
そうだ。タコのカルパッチョもあった方がいいかな。
亜空間が繋がった気配がした。
「本当に行き来出来るのだな…羨ましい」
「眷属になったからなの…うわ、いい匂いだね!」
「離れてたみたいだけど、どこかに行ってたの?」
「深淵の森だよ。ヤブランに、色々教わっていたんだ。それと、槍の練習」
「主!フレイムのように我も眷属にしてくれ!」
「えええ…」
ランスとシュガーも戻って来た。こっちは入り口を開いて固定してあるので、王都からの戻りだ。
「にゃ!海苔を買って来たにゃ…それと、これにゃ!」
「新しいブラシだね?」
「にゃーが長毛種になったから、元のブラシではメイ、ブラッシングやりにくいって言ってたにゃ?」
「そっか…いい物が見付かって良かったね」
「主…我の話はまだ終わっていない。聞けば、収納庫間の物の移動も出来るとか」
「ああ…うん。そうだね」
「それに、多分だけど、ボクが錬金術を扱えるようになったのは、メイのお陰だと思うんだ」
「そうかもね…能力も一部共有しているっぽいから」
「それは羨ましいにゃ!」
「でも…どうして眷属になったのか良く分からないんだよね」
「ボクは死にかけて…というより、殆ど死んでたと思う。メイの力で蘇ったんだと思う」
「駄目だよ?!そんな危険な方法!」
「確かに怖いにゃ…でもそんな風に特別になるなら…にゃーも」
「ふむ…だが他に方法がないのなら…」
「駄目!絶対駄目だよ!ちょっと待って…検索」
魂の容量…全てを受け入れる…え?!
「駄目…ごめんなさい!フレイム」
「え?メイ、どうしたの?」
「だって…眷属は全てを共有するから。私が死んだらフレイムも死んじゃう!」
「そう…なの?でもボクはフェニックスだよ?」
「ええと…ごめん、でも普通の魔物は、死んじゃう…だからみんな、駄目だよ」
「にゃーはそれでもいいにゃ?元々メイに救われた命にゃ…それにメイが危ない時、それでメイが救われるなら」
「俺も。メイのいない生活になど今更戻れない」
「我の本体である金竜はどうなるのだ?我自身は構わないが」
「駄目だったら!…本当にもう一度良く考えて。エルドさんがどうなるかは分からないから、聞いてからの方がいいし、親みたいなものでしょ?ちゃんと相談しなきゃだめだよ」
眷属は己の命を犠牲にしても主を生かそうとする…
この太くなったパスを通して命を渡す…命を繰り返すフェニックスは、再生の能力で甦るかもしれない。でも他のみんなは…
金貨100枚?!私が鑑定スキルを持っていると知っていても、ただ言ってるだけかもよ?
あ、嘘をつくと分かる真偽官の方がいたのですね…。
元の世界で一千万円…ちょっと震えてしまった。Aランク冒険者なら、一度の依頼でこれ位手にする事もあると言って笑われてしまったけど、こんな大金、前世でも手にした事はなかった。
「それよりも凄いのは、あのダンジョンをクリアしてしまった事だ。しかもさぞや名の通った冒険者かと思いきや、DランクとFランクの冒険者達だなんて…そういやパーティー名は?」
え、か、考えてなかった…
「ええと…もふもふ、とか」
「…。確かに、ランス殿とシュガーは、もふもふしているな?」
(メイ…それはちょっと)
(だってランスもみんなも私に任せるみたいな感じだったじゃん?全然考えてなかったよ…)
「それでいいのか?」
ランスとヤブランの顔色を伺っている。
「リーダーが決めたなら問題ない」
「リーダーって…こんな小さい子にやらせるか?」
「それに関しては、私の我が儘なので」
ギルドの人は呆れてるけど、みんなは従魔であり眷属だからね…いっその事、ヤブランに…いや、みんな嫌がるだろうな。
「もふもふでいいにゃ。メイはもふもふが大好きだから」
「まあ…こちらはどんな名前でも拒否は出来ないが」
もう、何でもいいや。いい名前も浮かばないし。
「とりあえず、全員でクリアしたんだよな?」
「一番活躍してたのはヤブランだけど」
「ううん…フレイムは、登録したてか…彼も参加してたのか?」
「ううん、ボクは一緒にはいたけど、戦ってないよ?」
「…いや、ただいたなんて、あり得ないだろう。一応聞くが、メイも参加したのか?」
「魔法が得意なので」
「…そ、そうか」
真偽官が頷いている。
嘘を見抜くスキルを持つ人はそれなりにいるようだ。主に商業ギルドに。
「あのダンジョンは、クリアしたパーティーがとても少ないんだ。16階層までは何とか行けても、17階層で…」
あの鮫は確かに強かった。私も、ヤブランやメタルがいてくれなかったら…
「とりあえず、皆1ランクアップだ。Bランクに上がるのには試験が必要だ。それと、メイは10歳になるまでは試験はお預けだ」
Cランクの冒険者が数は一番多い。Bランクに上がるには、ギルドから出された依頼をこなし、護衛依頼もこなさなきゃならない。
当然ながら子供には護衛依頼は受けられない。そりゃそうだよね。どんなに強かったとしても、子供に守ってもらうなんて不安だろうし、盗賊とはいえ、子供のうちから人を殺すかもしれない経験なんてしたくない。
盗賊を殺すのは罪にはならないし、放っておくと傷つけられるのは、何の罪もない人達だ。
私は…どうなんだろう?魔物も生き物なのに、殺すのに抵抗はなかった。
弱肉強食の世界だから、肉を食べるのには当然、戦うしかない。前の世界だって、肉が初めからパックに入っていた訳じゃないんだよね…考えた事もなかったけど。
相手が人でも、躊躇ったら大切な人を守れない。
多分、大丈夫。
鑑定も頼まれたから幾つかやって、亜空間に入った。
蟹も楽しみだけど、ワイバーンの解体がやっと終わったから、そっちを先に調理する。
まずは小さく切って、塩のみの味付けで焼いてみる。
「うわ…独特の風味と溢れる肉汁が凄い!美味しい!」
このままでも充分美味しいけど、お肉の巨大な塊がこんなにあるんだから、色々な料理にしてみたいな。
ステーキ、カツ、ローストワイバーン。
味見だけでお腹いっぱいだ。勿論出荷箱にも入れるつもりで取り置いてある。
こんなに作っても、一度で無くなりそうだ。
うん…これはレモンをかけて、さっぱりと食べたいね。
そうだ。タコのカルパッチョもあった方がいいかな。
亜空間が繋がった気配がした。
「本当に行き来出来るのだな…羨ましい」
「眷属になったからなの…うわ、いい匂いだね!」
「離れてたみたいだけど、どこかに行ってたの?」
「深淵の森だよ。ヤブランに、色々教わっていたんだ。それと、槍の練習」
「主!フレイムのように我も眷属にしてくれ!」
「えええ…」
ランスとシュガーも戻って来た。こっちは入り口を開いて固定してあるので、王都からの戻りだ。
「にゃ!海苔を買って来たにゃ…それと、これにゃ!」
「新しいブラシだね?」
「にゃーが長毛種になったから、元のブラシではメイ、ブラッシングやりにくいって言ってたにゃ?」
「そっか…いい物が見付かって良かったね」
「主…我の話はまだ終わっていない。聞けば、収納庫間の物の移動も出来るとか」
「ああ…うん。そうだね」
「それに、多分だけど、ボクが錬金術を扱えるようになったのは、メイのお陰だと思うんだ」
「そうかもね…能力も一部共有しているっぽいから」
「それは羨ましいにゃ!」
「でも…どうして眷属になったのか良く分からないんだよね」
「ボクは死にかけて…というより、殆ど死んでたと思う。メイの力で蘇ったんだと思う」
「駄目だよ?!そんな危険な方法!」
「確かに怖いにゃ…でもそんな風に特別になるなら…にゃーも」
「ふむ…だが他に方法がないのなら…」
「駄目!絶対駄目だよ!ちょっと待って…検索」
魂の容量…全てを受け入れる…え?!
「駄目…ごめんなさい!フレイム」
「え?メイ、どうしたの?」
「だって…眷属は全てを共有するから。私が死んだらフレイムも死んじゃう!」
「そう…なの?でもボクはフェニックスだよ?」
「ええと…ごめん、でも普通の魔物は、死んじゃう…だからみんな、駄目だよ」
「にゃーはそれでもいいにゃ?元々メイに救われた命にゃ…それにメイが危ない時、それでメイが救われるなら」
「俺も。メイのいない生活になど今更戻れない」
「我の本体である金竜はどうなるのだ?我自身は構わないが」
「駄目だったら!…本当にもう一度良く考えて。エルドさんがどうなるかは分からないから、聞いてからの方がいいし、親みたいなものでしょ?ちゃんと相談しなきゃだめだよ」
眷属は己の命を犠牲にしても主を生かそうとする…
この太くなったパスを通して命を渡す…命を繰り返すフェニックスは、再生の能力で甦るかもしれない。でも他のみんなは…
426
あなたにおすすめの小説
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる