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魔法は想像です!
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暫くこの大木も見ていなかったな…
アロカシアは世界樹を見上げ、そこに住まう自らの本体である金竜を見上げる。
(む…如何した、分体よ)
(アロカシアと呼んで頂きたい…もし我が主の眷属になれた時、本体はどうなるのだ?)
(えらく唐突だな…だが分体とはいえ、普通の魔物とは格が違う。器が足りぬだろうよ)
(本体…いやエルドよ。それは神の娘たる主を見くびっている)
(あの者はそれでも人である。だが分体が…アロカシアがあの子供の物となるなら、我との繋がりは切る。それでも良いなら、好きにするがいい。自我の芽生えた分体は、もう1つになる事はない)
(感謝する。我を産み出してくれた事、自由を貰えた事)
(ふん…子はいずれ、親元から巣立つ物らしいからな。だが、眷属となれずにあの子供が寿命を迎えたら、我が力となるのだ)
(だから、見くびり過ぎだと言っている…エルドにとっては瞬きのような時間だろうが、我は充実した人生を送るつもりだ)
なら、そうなる事を願おう。自分には経験できなかった短い生を全うする様をここで見ていよう。
森羅万象と繋がっていた意識が途切れ、不安ではあるが、自由を得られたのだから、満足だ。
完全に個となった我は、弱くなっただろう…だが、努力で補おう。弱くなったとはいえ、我はドラゴンだ。最強の生物として、主に仕える。
あぁ…お腹のもふもふが気持ちいい!
ちょっとした現実逃避。シュガーのブラッシングをしていたら、柔らかい毛の魅力に我慢できなくなってしまった。
(うにゃー。くすぐったいにゃ!)
ランスも隣に寝転んだので、胸の毛にもふもふする。
「メイ、ポーションが出来たよ」
「うん…ちゃんと出来てるね!」
フレイムは覚えがいい。私もオージェに習ってポーションを作ったりしたけど、あの頃は魔力操作も下手だったせいか、失敗も多かった。
今日1日はアロカシアも里帰りしているので、フレイムの装備を整えたり、付与をしたりして過ごしている。
眷属については保留中。アロカシアの守護が働いているから死ににくいとはいえ、何があるか分からないからね。
天寿を全うして欲しい。
さて、私も錬金術の腕を上げなければ。メタルの為にも。
「メタル、行くよ」
畑の収穫は任せて、私は土手に生えている薬草摘みだ。
これが終わったら、魔鉄や銀も取りに行かないと。
…メタルに行ってもらおうかな?釣りもしたいし。
あれ以来、マグロは釣れていない。レアな魚だけど、ゲームの中のようにたくさんは釣れないな。
ただぼんやり釣りしてるだけなのも勿体ないので、魔力操作のスキル上げをする。
もしスマホの中にスマホを持ってこられたら、釣り中は読書で終わってしまうだろう。
…って、嘘でしょう!ボス部屋にもいたキングクラーケンが釣れるなんて!
とんでもない大当たりだ。念話でメタルを呼んだけど、今は採掘の途中だ。
糸は切れたけど、完全に戦闘モードだ。
麻痺は…効かないか。蛇のドロップアイテムのロープも簡単に千切られる。
ロングハンドで脚を掴むけど、1本しか抑えられない!もっと…腕の数がないと!触手みたいに目一杯!
よし!動きが止まった!頭の場所にホーリーを打つ…やった。
収納庫にしまい、イカステーキや下足の唐揚げ等を想像して思わず笑顔になる。
(主…危機は去ったのですね…)
当然だけど、アロカシアの竜鱗結界は作動しなかったな…スマホ内では充分注意しないと。
ボロ小屋でキングクラーケンを出して、あまりにも大きい体に、外に出て切り分ける事にする。
よし!ロングハンド…あれ?触手に進化してる!
…いや、便利だけどさ、乙女として触手ってどうなのよ…
魔法は想像力!だからちょっと変な魔法になってもしょうがないよね!
メタルにも手伝ってもらい、切り分ける。
よし!早速唐揚げを作ろう。
折角だから、他の肉の唐揚げも試してみよう。
鶏肉に近い味のワニやラビットでも試してみよう。
生姜と醤油を基本にした味付けで…エイジング!
エイジングで思い出したけど、梅干しも作りたいな…おにぎりを作る時、いつも残念に思うんだよね。
漬物の類いは結構作った。醤油と細切りコンブーで漬けた大根は美味しかったな。
イカの切り分けが終わると、メタルは採掘に戻ったようだ。
料理をしながらインゴットにしていき、普通の鉄はもう要らないかなと思う。
よし!全部武器に加工して出荷してしまおう。
ダンジョンで採れた下足もある。こっちは煮物に使うか。ピザの具にしてもいいな。
料理をしているうちに、採取の終わったメタルが帰ってきたので、収納庫と相談して次に蒔く種を決める。
「耕すのもやってくれたんだね。ありがとう」
魔法でやった方が速いけど、いつの間に?
種を蒔く様子もメタルはじっと見て覚えているみたいだ。
魔法でざっと水をまいて、今回の仕事は終わりだ。
ちょこちょこと、アルミネアがバージョンアップしてくれているみたいだ。
今回も、飼育小屋の拡張が出来るようになっていて、三匹までしか飼えなかったモーモーとコッコが、五匹まで増やせるようになっていた。
これは素直に嬉しい。特に卵は色々使うからね。
そろそろ戻ろう。…それにしても、こんなに長い時間この中で過ごしているのに、私の体に影響ないのかな?
「錬金術って、疲れるね」
「確かに、精神的に疲れるよね。ちょっとお散歩行こうか」
「メイが行くなら、俺も」
「にゃーも行くにゃ!」
聖域の湖から、いつもとは違う方向に行く。
湖の涼しさも、ここまでは届かない。魔物も容赦なく襲ってくるけど、返り討ちだ。
「槍は難しい?」
「慣れてないだけなの」
ふと見ると、蔦にたくさんの粒々が。
「わ、むかごじゃん!塩茹でとか、炊き込みご飯にすると美味しいんだよね!」
「これも山菜なのか?」
「山菜…なのかな?普通に道端にも生えていて、昔、子供の頃はおやつにして食べていた」
そして、ここは人の手つかずの森の中。
「えへへ…」
むかごはみんなに任せて、私は魔法で土を柔らかくして、掘る。
「やった!自然薯発見!」
「根っこを食べるにゃ?」
「美味しいんだよ?」
魔導を持つフレイムも、私と同じように、蔓の根元を掘り始めた。
「ない場合もあるの?」
「それは新しい蔓だったんだね」
農園でも生えて欲しいから、少しは出荷しよう。
ただの散歩のつもりが、山菜探しになってるけど、これも私達らしい。
散歩を終えて帰る頃には、収納庫の中には山菜と自然薯がそれなりに集まっていた。勿論、オーク等の食べられる肉も。
私達が戻ると、亜空間に開けてある入り口からアロカシアが出てきた。
「採取に出ていたのか。我も主に頼まれていた物を見つけてきた」
「ぎゃっ!」
アロカシアが亜空間から出した物を見て、思わず悲鳴を上げてしまった。
巨大な蛙が三匹も!
「恐れる事はない。麻痺毒のある所は切除してきた」
鑑定 グリーフロッグ 麻痺毒を持ち、水魔法を使う。皮は伸び縮みし、肉は高級品
いくら高級品でも蛙肉は嫌だよ…
「ありがとう。皮だけ貰うね?」
「肉は料理しないのか?」
「…ええと、要らない。ごめんね?」
皮は本当にゴムみたいだ。下着や洋服に利用出来るだろう。
アロカシアは、一匹だけ肉を食べると言って、切ってフライパンで焼き始めた。
ランスもシュガーも尻尾を振って喜んでいるけど、食べられる肉なら他にもあるのに…
流石に量が多いから、皮も必要な分は確保して売る事にした。
アロカシアは世界樹を見上げ、そこに住まう自らの本体である金竜を見上げる。
(む…如何した、分体よ)
(アロカシアと呼んで頂きたい…もし我が主の眷属になれた時、本体はどうなるのだ?)
(えらく唐突だな…だが分体とはいえ、普通の魔物とは格が違う。器が足りぬだろうよ)
(本体…いやエルドよ。それは神の娘たる主を見くびっている)
(あの者はそれでも人である。だが分体が…アロカシアがあの子供の物となるなら、我との繋がりは切る。それでも良いなら、好きにするがいい。自我の芽生えた分体は、もう1つになる事はない)
(感謝する。我を産み出してくれた事、自由を貰えた事)
(ふん…子はいずれ、親元から巣立つ物らしいからな。だが、眷属となれずにあの子供が寿命を迎えたら、我が力となるのだ)
(だから、見くびり過ぎだと言っている…エルドにとっては瞬きのような時間だろうが、我は充実した人生を送るつもりだ)
なら、そうなる事を願おう。自分には経験できなかった短い生を全うする様をここで見ていよう。
森羅万象と繋がっていた意識が途切れ、不安ではあるが、自由を得られたのだから、満足だ。
完全に個となった我は、弱くなっただろう…だが、努力で補おう。弱くなったとはいえ、我はドラゴンだ。最強の生物として、主に仕える。
あぁ…お腹のもふもふが気持ちいい!
ちょっとした現実逃避。シュガーのブラッシングをしていたら、柔らかい毛の魅力に我慢できなくなってしまった。
(うにゃー。くすぐったいにゃ!)
ランスも隣に寝転んだので、胸の毛にもふもふする。
「メイ、ポーションが出来たよ」
「うん…ちゃんと出来てるね!」
フレイムは覚えがいい。私もオージェに習ってポーションを作ったりしたけど、あの頃は魔力操作も下手だったせいか、失敗も多かった。
今日1日はアロカシアも里帰りしているので、フレイムの装備を整えたり、付与をしたりして過ごしている。
眷属については保留中。アロカシアの守護が働いているから死ににくいとはいえ、何があるか分からないからね。
天寿を全うして欲しい。
さて、私も錬金術の腕を上げなければ。メタルの為にも。
「メタル、行くよ」
畑の収穫は任せて、私は土手に生えている薬草摘みだ。
これが終わったら、魔鉄や銀も取りに行かないと。
…メタルに行ってもらおうかな?釣りもしたいし。
あれ以来、マグロは釣れていない。レアな魚だけど、ゲームの中のようにたくさんは釣れないな。
ただぼんやり釣りしてるだけなのも勿体ないので、魔力操作のスキル上げをする。
もしスマホの中にスマホを持ってこられたら、釣り中は読書で終わってしまうだろう。
…って、嘘でしょう!ボス部屋にもいたキングクラーケンが釣れるなんて!
とんでもない大当たりだ。念話でメタルを呼んだけど、今は採掘の途中だ。
糸は切れたけど、完全に戦闘モードだ。
麻痺は…効かないか。蛇のドロップアイテムのロープも簡単に千切られる。
ロングハンドで脚を掴むけど、1本しか抑えられない!もっと…腕の数がないと!触手みたいに目一杯!
よし!動きが止まった!頭の場所にホーリーを打つ…やった。
収納庫にしまい、イカステーキや下足の唐揚げ等を想像して思わず笑顔になる。
(主…危機は去ったのですね…)
当然だけど、アロカシアの竜鱗結界は作動しなかったな…スマホ内では充分注意しないと。
ボロ小屋でキングクラーケンを出して、あまりにも大きい体に、外に出て切り分ける事にする。
よし!ロングハンド…あれ?触手に進化してる!
…いや、便利だけどさ、乙女として触手ってどうなのよ…
魔法は想像力!だからちょっと変な魔法になってもしょうがないよね!
メタルにも手伝ってもらい、切り分ける。
よし!早速唐揚げを作ろう。
折角だから、他の肉の唐揚げも試してみよう。
鶏肉に近い味のワニやラビットでも試してみよう。
生姜と醤油を基本にした味付けで…エイジング!
エイジングで思い出したけど、梅干しも作りたいな…おにぎりを作る時、いつも残念に思うんだよね。
漬物の類いは結構作った。醤油と細切りコンブーで漬けた大根は美味しかったな。
イカの切り分けが終わると、メタルは採掘に戻ったようだ。
料理をしながらインゴットにしていき、普通の鉄はもう要らないかなと思う。
よし!全部武器に加工して出荷してしまおう。
ダンジョンで採れた下足もある。こっちは煮物に使うか。ピザの具にしてもいいな。
料理をしているうちに、採取の終わったメタルが帰ってきたので、収納庫と相談して次に蒔く種を決める。
「耕すのもやってくれたんだね。ありがとう」
魔法でやった方が速いけど、いつの間に?
種を蒔く様子もメタルはじっと見て覚えているみたいだ。
魔法でざっと水をまいて、今回の仕事は終わりだ。
ちょこちょこと、アルミネアがバージョンアップしてくれているみたいだ。
今回も、飼育小屋の拡張が出来るようになっていて、三匹までしか飼えなかったモーモーとコッコが、五匹まで増やせるようになっていた。
これは素直に嬉しい。特に卵は色々使うからね。
そろそろ戻ろう。…それにしても、こんなに長い時間この中で過ごしているのに、私の体に影響ないのかな?
「錬金術って、疲れるね」
「確かに、精神的に疲れるよね。ちょっとお散歩行こうか」
「メイが行くなら、俺も」
「にゃーも行くにゃ!」
聖域の湖から、いつもとは違う方向に行く。
湖の涼しさも、ここまでは届かない。魔物も容赦なく襲ってくるけど、返り討ちだ。
「槍は難しい?」
「慣れてないだけなの」
ふと見ると、蔦にたくさんの粒々が。
「わ、むかごじゃん!塩茹でとか、炊き込みご飯にすると美味しいんだよね!」
「これも山菜なのか?」
「山菜…なのかな?普通に道端にも生えていて、昔、子供の頃はおやつにして食べていた」
そして、ここは人の手つかずの森の中。
「えへへ…」
むかごはみんなに任せて、私は魔法で土を柔らかくして、掘る。
「やった!自然薯発見!」
「根っこを食べるにゃ?」
「美味しいんだよ?」
魔導を持つフレイムも、私と同じように、蔓の根元を掘り始めた。
「ない場合もあるの?」
「それは新しい蔓だったんだね」
農園でも生えて欲しいから、少しは出荷しよう。
ただの散歩のつもりが、山菜探しになってるけど、これも私達らしい。
散歩を終えて帰る頃には、収納庫の中には山菜と自然薯がそれなりに集まっていた。勿論、オーク等の食べられる肉も。
私達が戻ると、亜空間に開けてある入り口からアロカシアが出てきた。
「採取に出ていたのか。我も主に頼まれていた物を見つけてきた」
「ぎゃっ!」
アロカシアが亜空間から出した物を見て、思わず悲鳴を上げてしまった。
巨大な蛙が三匹も!
「恐れる事はない。麻痺毒のある所は切除してきた」
鑑定 グリーフロッグ 麻痺毒を持ち、水魔法を使う。皮は伸び縮みし、肉は高級品
いくら高級品でも蛙肉は嫌だよ…
「ありがとう。皮だけ貰うね?」
「肉は料理しないのか?」
「…ええと、要らない。ごめんね?」
皮は本当にゴムみたいだ。下着や洋服に利用出来るだろう。
アロカシアは、一匹だけ肉を食べると言って、切ってフライパンで焼き始めた。
ランスもシュガーも尻尾を振って喜んでいるけど、食べられる肉なら他にもあるのに…
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