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二度ある事は三度ある
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今夜はウサギとオオトカゲの味噌汁だ。
昼番の冒険者と、夜番の冒険者もいるからお店にあるような寸胴鍋を使って、台に登って調理する。
「メイ…なんか手慣れてない?」
「もふもふのメンバーは、いっぱい食べるからね」
「そ…そう。メイが調理担当なの?」
「主にそうかな。私以外がやる事もあるけど、みんな美味しいって言ってくれるから、やりがいもあるんだよね。私の好きな献立にできるし。トールは料理しないの?」
「母さんも冒険者だから」
家族の冒険者は結構多い。親戚も含めて同じパーティーなんてのもある。
そんな風に家族から戦い方を習っていれば、トールみたいに最初からある程度戦える。
ボードは訓練を受けてからの戦闘。だから戦い方が結構違う。
訓練よりも実戦の方がスキルを覚えるのも早い。
だからこそ学校での実戦訓練が多いのだろう。
今日のご飯も美味しかった。追加で焼いた肉串も綺麗になくなったし、味噌汁も好評だった。
「メイ、魔物が出てきたらすぐに起こしますからね!絶対、すぐに起きて下さいね!」
三交替の最初の夜番はリアだ。次がエレン、最後はリリーだ。
昨日も熟睡できていないから眠いけど、頑張るつもり。こういう時シュガーがあてにされないのは普段から、授業中でも寝ているからだろう。
夜の間の薪も充分だし、夜番の冒険者もいる。門の近くだし、護衛対象も多いけど、そんなに強い魔物はいない。冒険者にとってはかなり美味しい仕事みたいだ。
うとうとしかけたと思ったら、リアに早速起こされた。
外に出ると、冒険者とタイガーウルフが戦っている。タイガーウルフの皮はインテリアとして人気だそうで、買い取り価格も高い。それよりも高いのがタイガーベアで、私はまだ見た事がない。
虎柄、そんなに人気なんだ。
フォレストウルフも混じっていて、そっちは対応していないので、魔法で仕留めた。
「お休み」
そもそもが夜ふかし出来るような年齢じゃないし。
体を揺すられて、目を開けたらエレンだ。
「頼む、私では無理だ」
ゾワッと鳥肌が立つ。…嫌な予感。
そっと覗いたら、霧に覆われていて、所々人の形になっている。
「む、無理ー!お化けは怖いよ!」
「お化け?いや、ゴーストだ。私は魔力量が少ない。奴らは魔法でないと退治出来ないから」
取り敢えずシュガーも起こして一緒にいてもらう事にした。
エレンにもマジックポーションを渡し、来てもらう。
「うにゃ…大丈夫にゃーよ?」
シュガーが姿勢を低くして、尻尾を振ると、ソニックウェーブがゴーストを一閃した。
意外にあっさり片付いた…お化けってこんなに弱いの?
風魔法でもただフラフラしているだけのゴーストは、次々に消えていく。
「助かった。あっというまに囲まれてしまって、魔力を吸われた」
「そうなんだ…怖いね」
「いや、メイにとっては…」
「寝るにゃ」
「あ、待ってよシュガー!私も!」
後ろ姿を見送って、メイにも弱点があるのだなと思い、クスリと笑ってしまった。
しかし、お化けというのは?…まあいい。剣で斬れぬ相手は自分も苦手だ。
メイは、シュガーの尻尾に抱きついて、今更ながら震えた。
私は弱点だらけだ。お化けも怖いし、高い所も苦手。ジェットコースターも無理だから、アロカシアに乗せてもらって飛ぶなんて出来ない。
流石に魚の骨は怖くなかったけど、この先幽霊系の魔物が出たら戦える気がしない。スケルトンとかも…いるのかな?骸骨といえばシュールは別に怖くなかったな。
元気にしてるだろうか?
二度ある事は三度あるのだろう…リリーに起こされた。
ああ…森から降りてきたオークか。丁度いい。寝不足の鬱憤を晴らさせてもらおう。
今使っているのは魔鉄製の剣だけど問題ない。ダークソードはナイフからだって伸ばせるからね。
ショートワープで飛んで、ザックリとやり、冒険者が驚くけど、さっさと流水操作で血抜きして、収納庫に入れる。
もう明け方近いのだろう。今から寝る訳にもいかないから豚汁でも作ろう。すいとんにする為に作っておいた物もあるし、丁度いい。
治療の終わったリリーに手伝ってもらいながら、すいとん入り豚汁を作る。
「野菜も空納に入っているの?かなりの量だよね…」
「収納庫だよ。じゃないと野菜が萎びちゃうからね」
「私もあれから色々やったけど、時間が止まるのは出来ないみたい。空納は覚えられたけど、メイみたいに何でもかんでも入らないよ…」
ゴボウ、人参、玉ねぎ白菜、豆腐…こんにゃくがないのが残念だ。
辺りにいい匂いが漂ってきた頃、ようやくみんな起きてきた。
「オークが出たって?」
「ええまあ。今、豚汁になってますけど」
「うーん。まあ、ギルドには報告しておこう。場合によっては領主様にも報告だな」
午前中の授業をどうにか寝ないで乗り切った。あとはテント等の片付けをして帰るだけだ。
そしたら寝よう。絶対寝よう!
昼番の冒険者と、夜番の冒険者もいるからお店にあるような寸胴鍋を使って、台に登って調理する。
「メイ…なんか手慣れてない?」
「もふもふのメンバーは、いっぱい食べるからね」
「そ…そう。メイが調理担当なの?」
「主にそうかな。私以外がやる事もあるけど、みんな美味しいって言ってくれるから、やりがいもあるんだよね。私の好きな献立にできるし。トールは料理しないの?」
「母さんも冒険者だから」
家族の冒険者は結構多い。親戚も含めて同じパーティーなんてのもある。
そんな風に家族から戦い方を習っていれば、トールみたいに最初からある程度戦える。
ボードは訓練を受けてからの戦闘。だから戦い方が結構違う。
訓練よりも実戦の方がスキルを覚えるのも早い。
だからこそ学校での実戦訓練が多いのだろう。
今日のご飯も美味しかった。追加で焼いた肉串も綺麗になくなったし、味噌汁も好評だった。
「メイ、魔物が出てきたらすぐに起こしますからね!絶対、すぐに起きて下さいね!」
三交替の最初の夜番はリアだ。次がエレン、最後はリリーだ。
昨日も熟睡できていないから眠いけど、頑張るつもり。こういう時シュガーがあてにされないのは普段から、授業中でも寝ているからだろう。
夜の間の薪も充分だし、夜番の冒険者もいる。門の近くだし、護衛対象も多いけど、そんなに強い魔物はいない。冒険者にとってはかなり美味しい仕事みたいだ。
うとうとしかけたと思ったら、リアに早速起こされた。
外に出ると、冒険者とタイガーウルフが戦っている。タイガーウルフの皮はインテリアとして人気だそうで、買い取り価格も高い。それよりも高いのがタイガーベアで、私はまだ見た事がない。
虎柄、そんなに人気なんだ。
フォレストウルフも混じっていて、そっちは対応していないので、魔法で仕留めた。
「お休み」
そもそもが夜ふかし出来るような年齢じゃないし。
体を揺すられて、目を開けたらエレンだ。
「頼む、私では無理だ」
ゾワッと鳥肌が立つ。…嫌な予感。
そっと覗いたら、霧に覆われていて、所々人の形になっている。
「む、無理ー!お化けは怖いよ!」
「お化け?いや、ゴーストだ。私は魔力量が少ない。奴らは魔法でないと退治出来ないから」
取り敢えずシュガーも起こして一緒にいてもらう事にした。
エレンにもマジックポーションを渡し、来てもらう。
「うにゃ…大丈夫にゃーよ?」
シュガーが姿勢を低くして、尻尾を振ると、ソニックウェーブがゴーストを一閃した。
意外にあっさり片付いた…お化けってこんなに弱いの?
風魔法でもただフラフラしているだけのゴーストは、次々に消えていく。
「助かった。あっというまに囲まれてしまって、魔力を吸われた」
「そうなんだ…怖いね」
「いや、メイにとっては…」
「寝るにゃ」
「あ、待ってよシュガー!私も!」
後ろ姿を見送って、メイにも弱点があるのだなと思い、クスリと笑ってしまった。
しかし、お化けというのは?…まあいい。剣で斬れぬ相手は自分も苦手だ。
メイは、シュガーの尻尾に抱きついて、今更ながら震えた。
私は弱点だらけだ。お化けも怖いし、高い所も苦手。ジェットコースターも無理だから、アロカシアに乗せてもらって飛ぶなんて出来ない。
流石に魚の骨は怖くなかったけど、この先幽霊系の魔物が出たら戦える気がしない。スケルトンとかも…いるのかな?骸骨といえばシュールは別に怖くなかったな。
元気にしてるだろうか?
二度ある事は三度あるのだろう…リリーに起こされた。
ああ…森から降りてきたオークか。丁度いい。寝不足の鬱憤を晴らさせてもらおう。
今使っているのは魔鉄製の剣だけど問題ない。ダークソードはナイフからだって伸ばせるからね。
ショートワープで飛んで、ザックリとやり、冒険者が驚くけど、さっさと流水操作で血抜きして、収納庫に入れる。
もう明け方近いのだろう。今から寝る訳にもいかないから豚汁でも作ろう。すいとんにする為に作っておいた物もあるし、丁度いい。
治療の終わったリリーに手伝ってもらいながら、すいとん入り豚汁を作る。
「野菜も空納に入っているの?かなりの量だよね…」
「収納庫だよ。じゃないと野菜が萎びちゃうからね」
「私もあれから色々やったけど、時間が止まるのは出来ないみたい。空納は覚えられたけど、メイみたいに何でもかんでも入らないよ…」
ゴボウ、人参、玉ねぎ白菜、豆腐…こんにゃくがないのが残念だ。
辺りにいい匂いが漂ってきた頃、ようやくみんな起きてきた。
「オークが出たって?」
「ええまあ。今、豚汁になってますけど」
「うーん。まあ、ギルドには報告しておこう。場合によっては領主様にも報告だな」
午前中の授業をどうにか寝ないで乗り切った。あとはテント等の片付けをして帰るだけだ。
そしたら寝よう。絶対寝よう!
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