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毛色の変化
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鶏肉は嬉しいけど、正直ワシタカなら、深淵の森に割とよくいるんだよね。何度か食べたけど、同じ鶏肉ならビッグコッコ…いや、レッドコークの方がいい。
地鶏のような味わいのあるレッドコークは、最高の鶏肉だと思ってるし、ブラックホークとやらがどこまで美味しいか分からない。かと言って、さっきの失礼な冒険者に譲るつもりはないし、美味しくなくても、譲る義理もない。
あんまり期待しない程度に頂こう。
他のみんなも同意見だったのか、私が階段を探し始めると、執着せずに一緒に探してくれる。
22階層は、空飛ぶ魚の骨で、あー…って思った。
でも、居る冒険者が少ない分、やり易い。
でも、この階層に人の気配は結構ある。て事は、採掘ポイントか、何かお得な事があるかだよね?
私としては、ドロップアイテムの魔石だけでも嬉しい。魚の骨のドロップアイテムは嬉しくない。
それなりに使用目的はあるみたいだけど、要らない。
まあ、食べ物のない階層は、私達にとっては魅力ない階層だからね。とっとと先に進むのさ。
23階層への階段を見つけた所で、魔法石に触れて、今日の探索は終わりにする。
今日は1日が長く感じたな…早起きしたから?
取り敢えず、ブラックホークを調理しよう。
「今日のブラックホーク、調理方法にリクエストはある?」
「メイの料理ならなんでも美味しいし、肉ならなんでも好きだな」
美味しく思ってくれるのは嬉しいんだけどさ…
「ぶた玉がいいにゃー!」
桃オークを?…まあ、何でもいいけどね…
「今日は照り焼きの気分だな。我も手伝う」
「ん。じゃあ照り焼きにしようか」
ついでに、桃オークの方は、とんかつにでもしようかな?
メタルにも手伝って貰いながら、肉を切り分けていく。
「…っ!」
うっかり包丁で切ってしまった。まあそれも、魔法を使う前に治ってしまったけど。
「疲れているのではないか?」
「そうでもないんだけど…無理もしてないし」
少なくとも、身体は疲れてない。
メタルに揚げ物は任せて、残ったバラ肉部分は、あとでぶた玉にしてあげよう。
その他の細かい所は豚汁にするつもりだ。
確かに、レッドコークとはまた違った意味で美味しいかな。
「簡単に手に入るし、レッドコークの方が私は好きかな」
実際には、そう簡単にはいかないと思う。あのダンジョンに入るにはエリー姉様の許可が必要だし、洞窟入り口付近にいるけど数も多いし、戦いに慣れてないと、ブレスでこんがり焼かれて終わりだ。
「レッドコークは、とり天が良いな!」
「そうだね。そのうちまたお邪魔させてもらおう」
とり天もいいけど、親子丼も食べたいな…しばらく食べてないし。
デザート?は、お煎餅だ。醤油と、塩味だ。
「珍しいの。固いデザートって。それに甘くないし」
「ただのお菓子だよ。久しぶりに食べたくなっただけ」
「俺は、甘い物よりこういう方が好きだな」
「ジャーキーと比べたら?」
「無論、ジャーキーがいいな」
「干しいもは?」
「ぐ…一番を、決めるのか?」
「あはは。冗談だよ」
お風呂に入って、ランスを泡まみれにして、ふと思った。
「ね、ランス?黒銀色の毛が、濃い青になってきてない?」
(気にした事はなかったが…そうかもしれない?な)
犬と狼の寿命が同じ位だとすると…まさか、老犬に?
「ね、体の不調とかないの?前より疲れやすいとか、思うように動けてないとか!」
(いや…むしろ調子良いな。俺の戦闘能力が落ちてると考えているのか?)
「それはない。レベルの影響もあるだろうけど、強くなってるし」
(なら、問題ないではないか)
そうかもだけど…ランスは只の狼でもないし、ハティは神話級の魔物…だけど、私達の中では一番の年上だし…でも!老犬になって戦えなくなったとしても、ランスは大切な仲間だからね!
ペットの面倒は最後まで看る。飼い主としての責任は取るよ。
(…メイ?)
何かまた、斜め上の思考に走っている気がするな…俺の事を考えてくれるのは嬉しいが、メイは時々思いもよらないような事を考えるからな…今更か。
ヤブランも、元の姿が金色になってきたら、髪の色まで金色に変わってきたな。
ヤブランは大人になってきてるからだと思うけど…ランスは暫く注意して見てた方がいいかも。無理はさせたくないし。
そういえばフレイムも、金色の羽根がちょっと混じっていたな。フェニックスってなんか派手な鳥だし、それもありって気がするけどね。
毛色が変わるのは少し気になったので、森羅万象から調べてみた。自然の魔物では、特異体と呼ばれる色違いの魔物が生まれる事もあるみたいだ。
従魔…特に眷属に関しては、主からの影響もあるみたいだ。
でも私、髪はブルーグレーだし、瞳は銀色…深銀だ。
あ、魔力の影響ってある。いや…魔力に色なんてあるの?属性に合わせた色はあるけど、固有魔力の影響とか、良く分からない。
分からないって事は、私が森羅万象のスキルを使いこなせていないからか、経験不足か、知識不足。
両方有りそうだ。元々人が使いこなすにはあまりにも大き過ぎる力だし、エルダンでもないと、きっと使いこなせないだろう。
それと、気になったから寿命についても調べてみた。
人も魔物も、魔力が高いと長生きする傾向があるみたい。
ならレベルを上げて、大好きな家族と一緒に長く人生を楽しみたいよね!
地鶏のような味わいのあるレッドコークは、最高の鶏肉だと思ってるし、ブラックホークとやらがどこまで美味しいか分からない。かと言って、さっきの失礼な冒険者に譲るつもりはないし、美味しくなくても、譲る義理もない。
あんまり期待しない程度に頂こう。
他のみんなも同意見だったのか、私が階段を探し始めると、執着せずに一緒に探してくれる。
22階層は、空飛ぶ魚の骨で、あー…って思った。
でも、居る冒険者が少ない分、やり易い。
でも、この階層に人の気配は結構ある。て事は、採掘ポイントか、何かお得な事があるかだよね?
私としては、ドロップアイテムの魔石だけでも嬉しい。魚の骨のドロップアイテムは嬉しくない。
それなりに使用目的はあるみたいだけど、要らない。
まあ、食べ物のない階層は、私達にとっては魅力ない階層だからね。とっとと先に進むのさ。
23階層への階段を見つけた所で、魔法石に触れて、今日の探索は終わりにする。
今日は1日が長く感じたな…早起きしたから?
取り敢えず、ブラックホークを調理しよう。
「今日のブラックホーク、調理方法にリクエストはある?」
「メイの料理ならなんでも美味しいし、肉ならなんでも好きだな」
美味しく思ってくれるのは嬉しいんだけどさ…
「ぶた玉がいいにゃー!」
桃オークを?…まあ、何でもいいけどね…
「今日は照り焼きの気分だな。我も手伝う」
「ん。じゃあ照り焼きにしようか」
ついでに、桃オークの方は、とんかつにでもしようかな?
メタルにも手伝って貰いながら、肉を切り分けていく。
「…っ!」
うっかり包丁で切ってしまった。まあそれも、魔法を使う前に治ってしまったけど。
「疲れているのではないか?」
「そうでもないんだけど…無理もしてないし」
少なくとも、身体は疲れてない。
メタルに揚げ物は任せて、残ったバラ肉部分は、あとでぶた玉にしてあげよう。
その他の細かい所は豚汁にするつもりだ。
確かに、レッドコークとはまた違った意味で美味しいかな。
「簡単に手に入るし、レッドコークの方が私は好きかな」
実際には、そう簡単にはいかないと思う。あのダンジョンに入るにはエリー姉様の許可が必要だし、洞窟入り口付近にいるけど数も多いし、戦いに慣れてないと、ブレスでこんがり焼かれて終わりだ。
「レッドコークは、とり天が良いな!」
「そうだね。そのうちまたお邪魔させてもらおう」
とり天もいいけど、親子丼も食べたいな…しばらく食べてないし。
デザート?は、お煎餅だ。醤油と、塩味だ。
「珍しいの。固いデザートって。それに甘くないし」
「ただのお菓子だよ。久しぶりに食べたくなっただけ」
「俺は、甘い物よりこういう方が好きだな」
「ジャーキーと比べたら?」
「無論、ジャーキーがいいな」
「干しいもは?」
「ぐ…一番を、決めるのか?」
「あはは。冗談だよ」
お風呂に入って、ランスを泡まみれにして、ふと思った。
「ね、ランス?黒銀色の毛が、濃い青になってきてない?」
(気にした事はなかったが…そうかもしれない?な)
犬と狼の寿命が同じ位だとすると…まさか、老犬に?
「ね、体の不調とかないの?前より疲れやすいとか、思うように動けてないとか!」
(いや…むしろ調子良いな。俺の戦闘能力が落ちてると考えているのか?)
「それはない。レベルの影響もあるだろうけど、強くなってるし」
(なら、問題ないではないか)
そうかもだけど…ランスは只の狼でもないし、ハティは神話級の魔物…だけど、私達の中では一番の年上だし…でも!老犬になって戦えなくなったとしても、ランスは大切な仲間だからね!
ペットの面倒は最後まで看る。飼い主としての責任は取るよ。
(…メイ?)
何かまた、斜め上の思考に走っている気がするな…俺の事を考えてくれるのは嬉しいが、メイは時々思いもよらないような事を考えるからな…今更か。
ヤブランも、元の姿が金色になってきたら、髪の色まで金色に変わってきたな。
ヤブランは大人になってきてるからだと思うけど…ランスは暫く注意して見てた方がいいかも。無理はさせたくないし。
そういえばフレイムも、金色の羽根がちょっと混じっていたな。フェニックスってなんか派手な鳥だし、それもありって気がするけどね。
毛色が変わるのは少し気になったので、森羅万象から調べてみた。自然の魔物では、特異体と呼ばれる色違いの魔物が生まれる事もあるみたいだ。
従魔…特に眷属に関しては、主からの影響もあるみたいだ。
でも私、髪はブルーグレーだし、瞳は銀色…深銀だ。
あ、魔力の影響ってある。いや…魔力に色なんてあるの?属性に合わせた色はあるけど、固有魔力の影響とか、良く分からない。
分からないって事は、私が森羅万象のスキルを使いこなせていないからか、経験不足か、知識不足。
両方有りそうだ。元々人が使いこなすにはあまりにも大き過ぎる力だし、エルダンでもないと、きっと使いこなせないだろう。
それと、気になったから寿命についても調べてみた。
人も魔物も、魔力が高いと長生きする傾向があるみたい。
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