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海ダンジョン3階層
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なるべく目立たない所で透明になって、餌を使って誘き寄せ、一気に魔法で倒す。
海人君は一つずつ叩いて倒すしかなくて、羨ましそうな視線が刺さる。
(必要ならあげるし、お母さん達は大体の収穫数把握してるんでしょ?)
「そうだな。それに進むのを優先するって言ってあるから、あんまりあってもおかしいな。取り敢えず先に進まないか?」
視線が向いてないのを確認して、魔法を解いた。
通路の幅は広く、障害物も殆どないから、このフロアは進むだけならサクサク行けそうだ。
1階層みたく強行突破するつもりもないけど、あとでいつでも来られるから、今日は進もう。
熊手で砂をさらって剣の柄で叩いたり。装備も色々だ。皮ならまだ安全。軍手だと、食い破られる。
そして血の匂いに集まってきたら危険だ。ゴム長靴では保たない。アドベンチャーショップで扱うような皮靴ならそこまでは守られる。ハマアサリは、皮のない所を狙って食いつく。
なるべく壁際の、浅い所を選んで進むけど、たまにズボッと
嵌まる。靴底にスキー板の短いやつの大人用の物を無理やり付けて進むけど、外れる。
「少し、休む?」
「いや、中央のセーフティエリアまでは行こう。まともに休めないだろ?」
勿論、結界を下に張れば休めるけど、確実に目立つ。
お昼は立ったまま食べられるおにぎりだ。ゴミも食べ残しもダンジョンが吸収してしまう。
おにぎりの食べこぼしにはハマアサリは反応しない。
「…あ」
「どうした?」
「いい方法考えたかも。えへへ…」
呆れた様子だけど、本当にいい考えだ。
索敵で、ハマアサリが集まっている所を範囲指定して、そのまま空納へ。空納は時間停止しないから、生きていても収納出来る。
よし!問題なく出来た!
それを時折発動させながら進んで行くと、セーフティエリアについた。少し高くなっていて、水に浸かっていない。
「…ふう。魔物を気にしないで進むなら、簡単に半分進むんだな」
「そうだね。頑張れば今日中に階段まで行けるかも?」
「取り敢えず一休みしよう」
折り畳みのクッションを出して座り、溶かして飲める個包装の飲み物を出す。
「何がいい?」
「お。準備いいな…じゃ、コーンスープ」
私はココアを取った。
「今日中に4階層まで行かない?」
「次は…ウミネコか」
鳥のウミネコではない。猫そっくりの顔で嘴もあり、胴体は猫。ただし羽根が生えていて、空を飛ぶ。
攻撃は勿論猫パンチだ。
「そうだな…収穫は減るけど、魔法で集めてたハマアサリ、分けてくれるだろ?」
「あ、ばれてた?勿論いいよ」
魔法石で転移すればいつでも来られるんだから。
「それで、何をしてたんだ?」
「単に、そのまま空納にハマアサリを入れてただけだよ」
「…げ。えげつないな…なら、素材として貝殻も手に入るか。貰えるか?」
「いいよ。研磨剤にするんだね?私が持っててもダンジョンに捨てるしかないし」
「入れ物としても使えるけど、百均である程度揃えたからな」
前世と違って、手軽に物が手に入る。
便利な世界だけど、外で魔法が使えないのは不便だな。手を綺麗にするクリーンさえ使えないのだ。
とにかく、私には魔法があるから一気に狩る事が出来る。ずるいかもしれないけど、まだ子供だから自由に動けない。
地図は海人君が見てくれるから、私は後ろを進むだけだ。
それでどうにか夜には魔法石に触れる事が出来た。
外に出て、亜空間に入る。折角暖かい寝袋を買ったけど、次回に持ち越しだ。
でも布団で寝た方がゆっくり眠れるし、快適だ。
ペット達にもご飯を上げて、尻尾を激しく振るポチをたくさん撫でて、空納からまだ生きているハマアサリを出す。
海人君にも手伝って貰い、倒して中身を取ると、身の入っているハマアサリは全てで、魔石は出ない。
実は極小の物が入っているけど、拾うのが面倒だからそのまま廃棄だ。
「これ、ゴミ集めの方が大変じゃないか?」
「そうでもないよ。ここは私の空間だし」
外でも空間把握は出来るけど、収納庫とか、自分の魔法空間の方が格段に把握しやすい。
「かなりの量だな…美優ちゃんの魔術はチート過ぎるだろ」
「ちゃんと努力した結果だよ?ズルはしてないもん」
言いつつ、早速澄まし汁を作って、みんなに分ける。ペット達にはハマアサリの煮物のようになっている。
ハマアサリは栄養も満点だからね。
(美味しいワン!前回は貰えなかったから、悲しかった)
(あんまり採る時間もなかったから、ごめんね)
(美味しー)
(本当に。影の中だと退屈だけど、濡れるのは嫌だから仕方ないわね)
次の日は、4階層だ。情報通りのウミネコで、下も乾いているので、みんな出す。
天井は今までの階層と同じ位なので、ウミネコは低空飛行だ。倒しやすくていい。
「…ちっ。倒しずらいな」
「ピヨちゃん、お願い」
チョコっちの時じゃなくて、白色レグホンの時は低空飛行だけど少し飛べるから、ピヨちゃんにウミネコを落として貰う。
ドロップアイテムは羽根か魔石。羽根は矢の羽に使われるそうだ。
「うーん。にゃーにゃーうるさいね」
タマはジャンプしてネコパンチ!逝かなかった魔物は、ポチや私達でとどめをさす。
顔は猫に似てるけど、凶悪な表情してる。タマが怒った時より迫力がある。
向こうから襲ってきたら対応しないといけないし、1泊2日の予定だから、4階層を続けて攻略する訳にもいかない。
お母さんとの約束は守らないと。
今日は思い切ってダンジョンはお休みして、海のネズミーランドに行く事にした。
遊びも大切だ。子供だしね!
海人君は一つずつ叩いて倒すしかなくて、羨ましそうな視線が刺さる。
(必要ならあげるし、お母さん達は大体の収穫数把握してるんでしょ?)
「そうだな。それに進むのを優先するって言ってあるから、あんまりあってもおかしいな。取り敢えず先に進まないか?」
視線が向いてないのを確認して、魔法を解いた。
通路の幅は広く、障害物も殆どないから、このフロアは進むだけならサクサク行けそうだ。
1階層みたく強行突破するつもりもないけど、あとでいつでも来られるから、今日は進もう。
熊手で砂をさらって剣の柄で叩いたり。装備も色々だ。皮ならまだ安全。軍手だと、食い破られる。
そして血の匂いに集まってきたら危険だ。ゴム長靴では保たない。アドベンチャーショップで扱うような皮靴ならそこまでは守られる。ハマアサリは、皮のない所を狙って食いつく。
なるべく壁際の、浅い所を選んで進むけど、たまにズボッと
嵌まる。靴底にスキー板の短いやつの大人用の物を無理やり付けて進むけど、外れる。
「少し、休む?」
「いや、中央のセーフティエリアまでは行こう。まともに休めないだろ?」
勿論、結界を下に張れば休めるけど、確実に目立つ。
お昼は立ったまま食べられるおにぎりだ。ゴミも食べ残しもダンジョンが吸収してしまう。
おにぎりの食べこぼしにはハマアサリは反応しない。
「…あ」
「どうした?」
「いい方法考えたかも。えへへ…」
呆れた様子だけど、本当にいい考えだ。
索敵で、ハマアサリが集まっている所を範囲指定して、そのまま空納へ。空納は時間停止しないから、生きていても収納出来る。
よし!問題なく出来た!
それを時折発動させながら進んで行くと、セーフティエリアについた。少し高くなっていて、水に浸かっていない。
「…ふう。魔物を気にしないで進むなら、簡単に半分進むんだな」
「そうだね。頑張れば今日中に階段まで行けるかも?」
「取り敢えず一休みしよう」
折り畳みのクッションを出して座り、溶かして飲める個包装の飲み物を出す。
「何がいい?」
「お。準備いいな…じゃ、コーンスープ」
私はココアを取った。
「今日中に4階層まで行かない?」
「次は…ウミネコか」
鳥のウミネコではない。猫そっくりの顔で嘴もあり、胴体は猫。ただし羽根が生えていて、空を飛ぶ。
攻撃は勿論猫パンチだ。
「そうだな…収穫は減るけど、魔法で集めてたハマアサリ、分けてくれるだろ?」
「あ、ばれてた?勿論いいよ」
魔法石で転移すればいつでも来られるんだから。
「それで、何をしてたんだ?」
「単に、そのまま空納にハマアサリを入れてただけだよ」
「…げ。えげつないな…なら、素材として貝殻も手に入るか。貰えるか?」
「いいよ。研磨剤にするんだね?私が持っててもダンジョンに捨てるしかないし」
「入れ物としても使えるけど、百均である程度揃えたからな」
前世と違って、手軽に物が手に入る。
便利な世界だけど、外で魔法が使えないのは不便だな。手を綺麗にするクリーンさえ使えないのだ。
とにかく、私には魔法があるから一気に狩る事が出来る。ずるいかもしれないけど、まだ子供だから自由に動けない。
地図は海人君が見てくれるから、私は後ろを進むだけだ。
それでどうにか夜には魔法石に触れる事が出来た。
外に出て、亜空間に入る。折角暖かい寝袋を買ったけど、次回に持ち越しだ。
でも布団で寝た方がゆっくり眠れるし、快適だ。
ペット達にもご飯を上げて、尻尾を激しく振るポチをたくさん撫でて、空納からまだ生きているハマアサリを出す。
海人君にも手伝って貰い、倒して中身を取ると、身の入っているハマアサリは全てで、魔石は出ない。
実は極小の物が入っているけど、拾うのが面倒だからそのまま廃棄だ。
「これ、ゴミ集めの方が大変じゃないか?」
「そうでもないよ。ここは私の空間だし」
外でも空間把握は出来るけど、収納庫とか、自分の魔法空間の方が格段に把握しやすい。
「かなりの量だな…美優ちゃんの魔術はチート過ぎるだろ」
「ちゃんと努力した結果だよ?ズルはしてないもん」
言いつつ、早速澄まし汁を作って、みんなに分ける。ペット達にはハマアサリの煮物のようになっている。
ハマアサリは栄養も満点だからね。
(美味しいワン!前回は貰えなかったから、悲しかった)
(あんまり採る時間もなかったから、ごめんね)
(美味しー)
(本当に。影の中だと退屈だけど、濡れるのは嫌だから仕方ないわね)
次の日は、4階層だ。情報通りのウミネコで、下も乾いているので、みんな出す。
天井は今までの階層と同じ位なので、ウミネコは低空飛行だ。倒しやすくていい。
「…ちっ。倒しずらいな」
「ピヨちゃん、お願い」
チョコっちの時じゃなくて、白色レグホンの時は低空飛行だけど少し飛べるから、ピヨちゃんにウミネコを落として貰う。
ドロップアイテムは羽根か魔石。羽根は矢の羽に使われるそうだ。
「うーん。にゃーにゃーうるさいね」
タマはジャンプしてネコパンチ!逝かなかった魔物は、ポチや私達でとどめをさす。
顔は猫に似てるけど、凶悪な表情してる。タマが怒った時より迫力がある。
向こうから襲ってきたら対応しないといけないし、1泊2日の予定だから、4階層を続けて攻略する訳にもいかない。
お母さんとの約束は守らないと。
今日は思い切ってダンジョンはお休みして、海のネズミーランドに行く事にした。
遊びも大切だ。子供だしね!
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