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海の世界
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たくさんのハマアサリは、家族に喜ばれた。
「お母さん、次は二泊位したいな」
「どうして?次の階層に行ければいいんじゃないの?」
「だって、色々嬉しい5階層だよ?遊びたい」
「ダンジョンは遊ぶ所じゃないでしょ?美優にとって余裕でも、海人君もいるのよ?」
「大丈夫だよ。海人君もかなり強くなったんだよ」
ダンジョンに入りはじめて一年位なのに、ボス部屋も超えているのだ。
それに、どこのダンジョンでもボスまでの情報しかないとはいえ、難易度的にも問題はなさそうだ。
冒険者の書にも厄介なのは広さだけなんて書いてある位だ。
「お願い、学校が始まったらあんまりダンジョンに行けないだろうし」
「そうね…分かったわ。その代わり、休憩してる時とかに必ず連絡する事」
「うん」
よしっ!思わずガッツポーズだ。いつまでも戦いずらいウミネコの所にいる気はないからね。
それに、5階層はかなり楽しめる。早く行きたい。
海人君と話しあって、買い物も済ませた。
4階層には人がやっぱり少ない。魔石も小さな屑扱いだし、ドロップ品は安くしか売れない羽だからだろう。
とにかく進もう。
頭上注意だけど、下を見ないと転ぶ。下は天然の岩肌。割とゴツゴツしてて、転ぶとめっちゃ痛い。転びそうになると、タマが後ろから手を添えて服に爪を引っ掻けてくれている。
そうしながらも、ウミネコが迫ってくるとネコパンチする。
私も魔法の矢を使って射貫く。
「僕もパチンコとか使おうかな」
「弓とは言わないんだね」
「メイン武器は変えたくないからな」
そういうもん?まあ、私も魔法でしか戦えないと思うし…選択肢が魔法しかないんだよね。
「ここが最初のセーフティエリアだけど、どうする?」
「時間的にこの先でもいいと思う。無理じゃなくて、明日には5階層で少し遊べるようにしたいし」
「明後日もあるけど…そうだな」
その先の先まで進んで、やっと張った状態のテントを設置した。
出すだけだ。寝袋も入れたまま。勿論、暖かい物と入れ変えてある。
お母さんが作ってくれたおかずを出して、千切りタケノコの水煮を卵で閉じた味噌汁を作った。タケノコの食感がいい。
簡単に作れて美味しい一品だ。もう少しすればフレッシュなタケノコも手に入るけど、水煮の方が手軽でいい。
「美優ちゃんのお母さんは料理上手だね。うちのお母さんはすぐに色々と焦がすから、羨ましい」
「そうなの?」
美人の意外な弱点だ。
「お母さんもそんなに凝ったのは作らないよ。私もカレー位なら作れるよ」
「へえ…でも、昔も料理は上手かったよね」
「そこそこは。カイは食べる専門だったね」
「一人だった時は屋台があれば生きていけたからな」
「こっちの世界ではお祭りの時位しか屋台ないよね」
「食堂は豊富だけど…いや、食堂って、川島食堂しかないんじゃ?」
「あと、うどんとそばのお店と、一応ラーメン屋もあるじゃん」
ラーメン屋は潰れそうだけど。
町内に三件も食べる所があれば充分だよね。
「けど、ハンバーガーのお店もあるといいな」
それは山を超えて隣の市まで行かないと無理だ。
「そういえば、隣の市に出来たピザ屋さん、30分以内に届くのに、うちの町には届けてくれないって」
「そうなんだ?信号機がないから時間はかからないだろうけど、遠いからじゃ?」
「確かに距離はあるけどさ…」
隣の市に通勤してるお父さんが以前はよく買って来てくれたけど、ダンジョンが出来てから頻度が減った。
ダンジョン産の物を食べて減量に成功したからだろう。
いい加減ウミネコエリアは飽きてきた。速く進みたい。
(ピヨちゃんに乗ればいいと思うの。2人位なら乗せて進めるの)
「本当?ピヨちゃん、無理はしないで?」
(大丈夫。本当は美優だけ乗せたいけど、それじゃ駄目だよね?)
おお。ちゃんと考えてくれたんだ。
「海人君、ピヨちゃんに乗って進もう」
「えっ?…いや、ダチョウっていうかチョコ〇だけど…」
「取り敢えず乗ってみようよ。頭上からの攻撃は結界で弾くし」
余裕がありそうだ。タマとポチは影に入れる。
(他の人に見られないように注意しなさいよ)
勿論だ。気配を消して進む人でも、魔力感知からは逃れられない。
「疲れたら言ってね」
でも、階段の所には随分近付いているだろう。4階層には人は感知出来ない。
ピヨちゃんは、私達の重さなどものともしないでたったか走る。
(美優を乗せて走るのはたのしーの!)
結構振動が来るし、前後に動く首には掴まれない。
私一人の時と違って狭いけど、どうにか乗れる。私達が大人だったら2人は乗れないだろう。
海人君が地図を見ながら行く方向を教える。たまに間違うのは、ピヨちゃんが方向を理解していないせいだ。
地図が読めるのって凄いな。
あっという間に階段まで着いた。ペットの皆は影にしまう。
5階層。知ってはいても驚くな。太陽は燦々と輝き、美しい浅瀬の海は、透明度も高い。
本当に綺麗な場所だ。海の中には珊瑚やいそぎんちゃくもいて、海藻もあり、本物の海みたいだ。
ブーツを長靴に変えて、色々と鑑定してみる。
「只の海藻じゃないみたいだよ?薬草に使える物もある」
「やっぱりそういうの、あったか。別のダンジョンでは、ハーブが採れたりする所もあるって聞いたから」
「へえ…とにかく採取だね」
別の物と組み合わせるとポーションになる物もあったりするから、丁寧に、たくさん採取する。
魔物もいる。小魚だと思って油断していると、毒を持っていたりする。
この綺麗な海にいるだけで、充分に楽しい。それだけに人気もある。魔物がいるから泳いだりなんかは出来ないけど、優雅に寛いでいる人もいる。
私達も採取を第一に、遊び尽くそう。
「お母さん、次は二泊位したいな」
「どうして?次の階層に行ければいいんじゃないの?」
「だって、色々嬉しい5階層だよ?遊びたい」
「ダンジョンは遊ぶ所じゃないでしょ?美優にとって余裕でも、海人君もいるのよ?」
「大丈夫だよ。海人君もかなり強くなったんだよ」
ダンジョンに入りはじめて一年位なのに、ボス部屋も超えているのだ。
それに、どこのダンジョンでもボスまでの情報しかないとはいえ、難易度的にも問題はなさそうだ。
冒険者の書にも厄介なのは広さだけなんて書いてある位だ。
「お願い、学校が始まったらあんまりダンジョンに行けないだろうし」
「そうね…分かったわ。その代わり、休憩してる時とかに必ず連絡する事」
「うん」
よしっ!思わずガッツポーズだ。いつまでも戦いずらいウミネコの所にいる気はないからね。
それに、5階層はかなり楽しめる。早く行きたい。
海人君と話しあって、買い物も済ませた。
4階層には人がやっぱり少ない。魔石も小さな屑扱いだし、ドロップ品は安くしか売れない羽だからだろう。
とにかく進もう。
頭上注意だけど、下を見ないと転ぶ。下は天然の岩肌。割とゴツゴツしてて、転ぶとめっちゃ痛い。転びそうになると、タマが後ろから手を添えて服に爪を引っ掻けてくれている。
そうしながらも、ウミネコが迫ってくるとネコパンチする。
私も魔法の矢を使って射貫く。
「僕もパチンコとか使おうかな」
「弓とは言わないんだね」
「メイン武器は変えたくないからな」
そういうもん?まあ、私も魔法でしか戦えないと思うし…選択肢が魔法しかないんだよね。
「ここが最初のセーフティエリアだけど、どうする?」
「時間的にこの先でもいいと思う。無理じゃなくて、明日には5階層で少し遊べるようにしたいし」
「明後日もあるけど…そうだな」
その先の先まで進んで、やっと張った状態のテントを設置した。
出すだけだ。寝袋も入れたまま。勿論、暖かい物と入れ変えてある。
お母さんが作ってくれたおかずを出して、千切りタケノコの水煮を卵で閉じた味噌汁を作った。タケノコの食感がいい。
簡単に作れて美味しい一品だ。もう少しすればフレッシュなタケノコも手に入るけど、水煮の方が手軽でいい。
「美優ちゃんのお母さんは料理上手だね。うちのお母さんはすぐに色々と焦がすから、羨ましい」
「そうなの?」
美人の意外な弱点だ。
「お母さんもそんなに凝ったのは作らないよ。私もカレー位なら作れるよ」
「へえ…でも、昔も料理は上手かったよね」
「そこそこは。カイは食べる専門だったね」
「一人だった時は屋台があれば生きていけたからな」
「こっちの世界ではお祭りの時位しか屋台ないよね」
「食堂は豊富だけど…いや、食堂って、川島食堂しかないんじゃ?」
「あと、うどんとそばのお店と、一応ラーメン屋もあるじゃん」
ラーメン屋は潰れそうだけど。
町内に三件も食べる所があれば充分だよね。
「けど、ハンバーガーのお店もあるといいな」
それは山を超えて隣の市まで行かないと無理だ。
「そういえば、隣の市に出来たピザ屋さん、30分以内に届くのに、うちの町には届けてくれないって」
「そうなんだ?信号機がないから時間はかからないだろうけど、遠いからじゃ?」
「確かに距離はあるけどさ…」
隣の市に通勤してるお父さんが以前はよく買って来てくれたけど、ダンジョンが出来てから頻度が減った。
ダンジョン産の物を食べて減量に成功したからだろう。
いい加減ウミネコエリアは飽きてきた。速く進みたい。
(ピヨちゃんに乗ればいいと思うの。2人位なら乗せて進めるの)
「本当?ピヨちゃん、無理はしないで?」
(大丈夫。本当は美優だけ乗せたいけど、それじゃ駄目だよね?)
おお。ちゃんと考えてくれたんだ。
「海人君、ピヨちゃんに乗って進もう」
「えっ?…いや、ダチョウっていうかチョコ〇だけど…」
「取り敢えず乗ってみようよ。頭上からの攻撃は結界で弾くし」
余裕がありそうだ。タマとポチは影に入れる。
(他の人に見られないように注意しなさいよ)
勿論だ。気配を消して進む人でも、魔力感知からは逃れられない。
「疲れたら言ってね」
でも、階段の所には随分近付いているだろう。4階層には人は感知出来ない。
ピヨちゃんは、私達の重さなどものともしないでたったか走る。
(美優を乗せて走るのはたのしーの!)
結構振動が来るし、前後に動く首には掴まれない。
私一人の時と違って狭いけど、どうにか乗れる。私達が大人だったら2人は乗れないだろう。
海人君が地図を見ながら行く方向を教える。たまに間違うのは、ピヨちゃんが方向を理解していないせいだ。
地図が読めるのって凄いな。
あっという間に階段まで着いた。ペットの皆は影にしまう。
5階層。知ってはいても驚くな。太陽は燦々と輝き、美しい浅瀬の海は、透明度も高い。
本当に綺麗な場所だ。海の中には珊瑚やいそぎんちゃくもいて、海藻もあり、本物の海みたいだ。
ブーツを長靴に変えて、色々と鑑定してみる。
「只の海藻じゃないみたいだよ?薬草に使える物もある」
「やっぱりそういうの、あったか。別のダンジョンでは、ハーブが採れたりする所もあるって聞いたから」
「へえ…とにかく採取だね」
別の物と組み合わせるとポーションになる物もあったりするから、丁寧に、たくさん採取する。
魔物もいる。小魚だと思って油断していると、毒を持っていたりする。
この綺麗な海にいるだけで、充分に楽しい。それだけに人気もある。魔物がいるから泳いだりなんかは出来ないけど、優雅に寛いでいる人もいる。
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