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エストレイラ様
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今日は、体調がいいみたい。少しでもあの子と話せればいいのだけれど。
ダンジョンが活性化すれば少しは私の力になるけれど、十数年では全然ダメね。
私の世界はもうないから、以前の力はなくてもいいの。
今日はダンジョンに入るのが早いわ。
美優…美優…
10階層に入る前に聞こえた声に、美優は耳をトントン叩く。
「どうしたの?美優ちゃん」
「いや…何か呼ばれている?」
「え…」
「取り敢えずボス戦しよ?」
美優が指輪を嵌める姿を見て、海人の顔が引きつる。
ちゅどーん!ズガガガン!
「バッタより魔法の方が怖いよ…」
「魔鉄、あったよ!」
美優…気がついて…私はエストレイラ
「えっ…エストレイラ様?!」
幽霊かと思っていた声は、まさかのエストレイラ様?!
「美優ちゃん、何言ってるの?」
「エストレイラ様だよっ!…ええと、ここのダンジョンにいらっしゃいます?」
センティアを見守ってくれているはずのエストレイラ様に何かあったのか…?
センティアは…今はありません。災害を止められなかった私は、せめて民達に出来る限りの加護を与え、界を越えた先にあったこの地球に、地球の神の許可を得て融合させてもらったの。
うーん…日本だけで八百万の神様がいる位だし、地球全体で考えたら物凄い数の神様がいるよね…
「美優ちゃん?エストレイラ様の声が…あ、天啓か」
海人、あなたにも聞こえるようにしたわ
「うおっ?…エストレイラ様…ダンジョンの中に?」
違うわ…でも、多くの冒険者達、勿論あなた達もダンジョンで活動してくれたから、こうして少しは話せるようになったの。今日は調子が良かったから
包み込むような、優しい声。幽霊と間違えるなんて、失礼だ。
「ご無事で良かったです。エストレイラ様」
本当の意味での無事とは違うかもしれない。何しろ、異世界にいる訳だし。
そうね。ここの神様達にも受け入れてもらえて、何とか存在していられるけど…ああ…もう、限界ね。また調子の良い時に話しましょう
あれ…新しいスキルをおぼえた?!
天啓が消えて、新たに巫術という物に変わっている。
使うと力を分けられるのか…今はまだ、近くにいる海人君位にしか渡せない。使用に慣れればエストレイラ様にも力を渡せたり、反対に力を頂いたり。
ただ、同じダンジョンにいたり、付近にいる場合のみだ。流石に私がネズミーランド近くのダンジョンにいて、海人君がこっちにいる時は駄目みたいだ。
逆も出来るけど、私の方がレベルは上だから、海人君から経験値を貰ったりなんて出来ないけどね。
その話しをしたら、困った顔をしつつも少し嬉しそうだった。
レベルの差、少しは縮まるかな?
「でも…もうセンティアはないんだな」
「そうだね。せめてエストレイラ様の為に、ダンジョンでたくさん活躍しよう」
ダンジョンで冒険者してる人って、いつの間にかスキルを通して魔力を使っているから、冒険者が増えればエストレイラ様の為にもなるのかな?
どのみち、エネルギー産業の多くを魔石に頼っている状態だから、ダンジョンで活動する人にも恩恵がある。
魔石もだけど、ドロップアイテムの恩恵も大きい。
話しをしている時はしっかりと感じられたエストレイラ様の気配も、今は散ってしまっている感じだ。
(ねえ、ボクの力も、海人君に行くの?)
「どうかな…ちょっと使ってみるね」
ベッド達との経験値シェアは全くの別物になっている感じかな。繋がったパスと、巫術によるラインは繋がっていない。
効果は一割位。まだ術に慣れていないしね。
「どう?海人君からは何か分かる?」
「いや…全く。でも、少しでも経験値が多くなるなら、レベルも上がりやすくなるんだろ?」
「まあ…その筈だけど、数値として見られる訳でもないし、レベルも上がっていると、次に上がるのが遅くなるし」
実感して分かる程はないだろう。それはお互いにね。元々私は、タマ達とも経験値シェアしてるし。
まあ…私が学校に行ってる間はタマ達はダンジョンに入ってないみたいだし。
ピヨちゃんだけは別。むかごを食べに入ってるみたいだから。
美味しい物が手に入るからダンジョンには通っていたけど、それがエストレイラ様の為になるなら、これからもいのちだいじにで頑張ろう。
ダンジョンが活性化すれば少しは私の力になるけれど、十数年では全然ダメね。
私の世界はもうないから、以前の力はなくてもいいの。
今日はダンジョンに入るのが早いわ。
美優…美優…
10階層に入る前に聞こえた声に、美優は耳をトントン叩く。
「どうしたの?美優ちゃん」
「いや…何か呼ばれている?」
「え…」
「取り敢えずボス戦しよ?」
美優が指輪を嵌める姿を見て、海人の顔が引きつる。
ちゅどーん!ズガガガン!
「バッタより魔法の方が怖いよ…」
「魔鉄、あったよ!」
美優…気がついて…私はエストレイラ
「えっ…エストレイラ様?!」
幽霊かと思っていた声は、まさかのエストレイラ様?!
「美優ちゃん、何言ってるの?」
「エストレイラ様だよっ!…ええと、ここのダンジョンにいらっしゃいます?」
センティアを見守ってくれているはずのエストレイラ様に何かあったのか…?
センティアは…今はありません。災害を止められなかった私は、せめて民達に出来る限りの加護を与え、界を越えた先にあったこの地球に、地球の神の許可を得て融合させてもらったの。
うーん…日本だけで八百万の神様がいる位だし、地球全体で考えたら物凄い数の神様がいるよね…
「美優ちゃん?エストレイラ様の声が…あ、天啓か」
海人、あなたにも聞こえるようにしたわ
「うおっ?…エストレイラ様…ダンジョンの中に?」
違うわ…でも、多くの冒険者達、勿論あなた達もダンジョンで活動してくれたから、こうして少しは話せるようになったの。今日は調子が良かったから
包み込むような、優しい声。幽霊と間違えるなんて、失礼だ。
「ご無事で良かったです。エストレイラ様」
本当の意味での無事とは違うかもしれない。何しろ、異世界にいる訳だし。
そうね。ここの神様達にも受け入れてもらえて、何とか存在していられるけど…ああ…もう、限界ね。また調子の良い時に話しましょう
あれ…新しいスキルをおぼえた?!
天啓が消えて、新たに巫術という物に変わっている。
使うと力を分けられるのか…今はまだ、近くにいる海人君位にしか渡せない。使用に慣れればエストレイラ様にも力を渡せたり、反対に力を頂いたり。
ただ、同じダンジョンにいたり、付近にいる場合のみだ。流石に私がネズミーランド近くのダンジョンにいて、海人君がこっちにいる時は駄目みたいだ。
逆も出来るけど、私の方がレベルは上だから、海人君から経験値を貰ったりなんて出来ないけどね。
その話しをしたら、困った顔をしつつも少し嬉しそうだった。
レベルの差、少しは縮まるかな?
「でも…もうセンティアはないんだな」
「そうだね。せめてエストレイラ様の為に、ダンジョンでたくさん活躍しよう」
ダンジョンで冒険者してる人って、いつの間にかスキルを通して魔力を使っているから、冒険者が増えればエストレイラ様の為にもなるのかな?
どのみち、エネルギー産業の多くを魔石に頼っている状態だから、ダンジョンで活動する人にも恩恵がある。
魔石もだけど、ドロップアイテムの恩恵も大きい。
話しをしている時はしっかりと感じられたエストレイラ様の気配も、今は散ってしまっている感じだ。
(ねえ、ボクの力も、海人君に行くの?)
「どうかな…ちょっと使ってみるね」
ベッド達との経験値シェアは全くの別物になっている感じかな。繋がったパスと、巫術によるラインは繋がっていない。
効果は一割位。まだ術に慣れていないしね。
「どう?海人君からは何か分かる?」
「いや…全く。でも、少しでも経験値が多くなるなら、レベルも上がりやすくなるんだろ?」
「まあ…その筈だけど、数値として見られる訳でもないし、レベルも上がっていると、次に上がるのが遅くなるし」
実感して分かる程はないだろう。それはお互いにね。元々私は、タマ達とも経験値シェアしてるし。
まあ…私が学校に行ってる間はタマ達はダンジョンに入ってないみたいだし。
ピヨちゃんだけは別。むかごを食べに入ってるみたいだから。
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