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魔王城の料理長、その一日
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魔王城の料理長、フルン・レンデムは困惑していた。
にこ、にこ、にこ、にこ。
厨房入り口に満面の笑みで、魔族が至宝と慈しむ第一王子が佇んでいる。
期待に満ちた空気を放ちながら、今年12歳になったばかりの少年が言う。
「偶然通りかかったんだ。そしたら、なんだかにぎやかそうだから、何かなぁって、うん。気になっただけなんだけど」
にぎやか? いつもと同じです、殿下。
心の中でそう応えつつ、急な来訪目的を明確に察する。
王城隅の一画、外廷からも内廷からも離れた厨房前に、王太子が偶然通りかかることなど、ない。
常ならば、"仕事の邪魔になるから"と空腹でも遠慮してくる方が、ここまで来るなら理由はひとつ。
「雑多な場ではございますが、お入りになられますか? 殿下」
「えっ、そんな、悪いな」
王子を戸口に立たせて置くわけにもいかず、相手が望んでいるだろう言葉を述べると、即座に身体を滑り込ませてきた。
素早い。待ちかねてたかのように、素早い。のに、優雅なのがなんかスゴイ。
気づいた幾人かが身を固くし礼を執る厨房内に、軽く声をかけながら歩を進めていた王子が、目当ての台と、予期せぬものを同時に発見したらしい。
即座に声が上がる。
「なんでおまえがここにいるんだ、エレメア!」
末姫様も、さっきいらっしゃいましたよ。
胸中で答えつつ、フルンはさり気なく、魔王の長子と末子の側に身を移す。
この厨房の責任者は自分だ。何かあったら、即座に殿下方のフォローに回らなければ。
「お兄さま! お兄さまも練り菓子の試食にいらしたの?」
王子がグッと息をのむ。直球で図星をさされたらしい。
そう、今日は練り菓子の試作を何品か試そうと、準備していたのだ。
以前からの予定だったとはいえ、あくまで厨房内部でのこと。当然、王族にまで伝わるような大仰(おおぎょう)な内容ではない。上の方々には、試作審議の末、選び抜かれた品のみが今後のメニューとして供される。
なのにどこから嗅ぎつけ――、もとい、話を聞かれたのだか。大方、侍女ルートだろうけども、姫君方はともかく、王子にまで伝わるのは珍しい。
エトール王子は、練り菓子に目がないからなぁ……。
練り菓子は、砂糖にデンプンやナッツを加えて作られる、独特食感の柔らかな菓子だ。ことに王子の練り菓子好きは、城では知らぬ者がいないほど有名で。
扉前に姿を見た時は、驚きと同等の納得があった。
「王女が厨房に来るとか、皆が迷惑するだろ。なんで来てんだ」
どちらかというと、王子が来る方が緊張します。とは、口が裂けても言えない。大切な王子が傷ついてしまう。
「でも、お兄さまもいらしてるではありませんか」
「俺は普段は我慢してる。それにドレスじゃないから、裾で場をとったりしない。邪魔はしない!」
論点ズレてる。あと、やっぱり我慢されてたんだ……。
「私は、練り菓子にこれを混ぜて貰おうと、持ってきたのです」
「なんだ?」
「"ネコ"の卵です」
――――――!!
エレメア姫が手に持つ籠からのぞかせた品を見て、危うくフルンは叫びかけた。
大量の黒い粒が閉じ込められた半透明の幕が、ニョロリと光る。グロテスクな目玉のようなそれは、腸のように細長くつながり、美味しそうには全く見えない。
というより、それ、カエルの卵に見えます! 姫!!
同じく唖然と口を開いた王子が、フルンが言いたいことを言ってくれた。
「そんなものを、至高の練り菓子に入れんな!! 大体"ネコ"が卵を産むか! 完全にカエルの卵だろ!!」
「でも、お兄さまが"伝説のネコ"だって……」
「あのニャ~と鳴いた、鳴き声詐欺のアイツか! あれは"ネコじゃない"って言ったろ。それに森に返したはずだ。ペット禁止令を破ったのか?!」
「お父さまが、ペットとして飼うのはダメだけど、私のお部屋にたまたま住み着いちゃったのなら、仕方ないって」
「なんだそれ――!! なら俺だって、部屋にフシギとドラゴンが住み着いたって言うぞ? 飛竜の飼育は憧れだからな!!」
「お兄さま、ご自分で飛べますのに?」
「一緒にキャッキャウフフな空中散歩を楽しむんだ。とにかく残酷な真似はよせ。カエルも俺も喜ばない」
衆目の前で、美貌の兄妹が口論するのは、魔王城ではよくある光景だ。
愛らしいふたりの些細な舌戦は、見ていてどこか微笑ましい。
が、今回は菓子の、ひいては厨房の命運がかかっている。
王子、ガンバレ!
フルンは我知らず、手に力を込めて、成り行きを見守る。
まさか、あんな素材を試したがっていたなんて――。
もし王女が"お願い"ではなく"命令"だと言った場合、回避するのは困難を極めたはずだ。
以前起こってしまった、凄惨な食卓事件を思い出す。下の王女ふたりが厨房に食材を持ち込んで、父王のために手料理を振舞おうとした。
踏み台の上で背伸びして料理する姫たちの可愛さに和んでいるうちに、気づくと料理は完成し、速やかに運び出されてしまい……。あの時看過したばかりに、敬愛する魔王陛下と王子殿下が倒れたことは、料理人たちの記憶に新しい。
「でも、お姉さまから"これも試してね"ってお預かりしたものもありますし」
エレメア姫が取り出した植物に、王子が首をかしげる。
「葉っぱ? 何の葉だ?」
「なんでも、イイ気持ちになって、お相手のことを好きになるサイイン効果のある葉っぱだとか」
「却下だ!!」
目を白黒させたフルンより速く、ほぼ反射で王子が断じた。
「どうせエティエルだろう! 一体誰に食べさせるつもりだ! 何だっておまえたちはそう、ぶったんだモノを食材にしたがるんだ。以前おまえたちの手料理で、俺と父上が倒れた事を忘れたのか?!」
あ゛、王子、トラウマになってないと良いな。
「とにかく、そんなおかしなものを練り菓子に入れられてたまるか!! 来て良かった。危うく不幸な事件が起こるところだった」
"練り菓子の前にはガードが下がるからな"。
言いながら、王子が作業台の試作用練り菓子をチラチラと見ている。
すごくすごく、気になっておられるらしい。が、逡巡は短かった。
「エレメアは俺と来い。厨房から出るんだ。皆の作業を妨(さまた)げるな。料理長、邪魔をしてすまなかった」
そして。
嵐のような勢いで、末姫を連れて、王太子は作業場から去った。
……大変だな、エトール王子。
目の端が光ってた気がする。
練り菓子。試作品だけど、優良なものをあとでいくつか王子にお届けしよう。
我慢強く責任感の強い王子に心を寄せつつ、料理長フルンは厨房に次の指示を出したのだった。
<終わり>
にこ、にこ、にこ、にこ。
厨房入り口に満面の笑みで、魔族が至宝と慈しむ第一王子が佇んでいる。
期待に満ちた空気を放ちながら、今年12歳になったばかりの少年が言う。
「偶然通りかかったんだ。そしたら、なんだかにぎやかそうだから、何かなぁって、うん。気になっただけなんだけど」
にぎやか? いつもと同じです、殿下。
心の中でそう応えつつ、急な来訪目的を明確に察する。
王城隅の一画、外廷からも内廷からも離れた厨房前に、王太子が偶然通りかかることなど、ない。
常ならば、"仕事の邪魔になるから"と空腹でも遠慮してくる方が、ここまで来るなら理由はひとつ。
「雑多な場ではございますが、お入りになられますか? 殿下」
「えっ、そんな、悪いな」
王子を戸口に立たせて置くわけにもいかず、相手が望んでいるだろう言葉を述べると、即座に身体を滑り込ませてきた。
素早い。待ちかねてたかのように、素早い。のに、優雅なのがなんかスゴイ。
気づいた幾人かが身を固くし礼を執る厨房内に、軽く声をかけながら歩を進めていた王子が、目当ての台と、予期せぬものを同時に発見したらしい。
即座に声が上がる。
「なんでおまえがここにいるんだ、エレメア!」
末姫様も、さっきいらっしゃいましたよ。
胸中で答えつつ、フルンはさり気なく、魔王の長子と末子の側に身を移す。
この厨房の責任者は自分だ。何かあったら、即座に殿下方のフォローに回らなければ。
「お兄さま! お兄さまも練り菓子の試食にいらしたの?」
王子がグッと息をのむ。直球で図星をさされたらしい。
そう、今日は練り菓子の試作を何品か試そうと、準備していたのだ。
以前からの予定だったとはいえ、あくまで厨房内部でのこと。当然、王族にまで伝わるような大仰(おおぎょう)な内容ではない。上の方々には、試作審議の末、選び抜かれた品のみが今後のメニューとして供される。
なのにどこから嗅ぎつけ――、もとい、話を聞かれたのだか。大方、侍女ルートだろうけども、姫君方はともかく、王子にまで伝わるのは珍しい。
エトール王子は、練り菓子に目がないからなぁ……。
練り菓子は、砂糖にデンプンやナッツを加えて作られる、独特食感の柔らかな菓子だ。ことに王子の練り菓子好きは、城では知らぬ者がいないほど有名で。
扉前に姿を見た時は、驚きと同等の納得があった。
「王女が厨房に来るとか、皆が迷惑するだろ。なんで来てんだ」
どちらかというと、王子が来る方が緊張します。とは、口が裂けても言えない。大切な王子が傷ついてしまう。
「でも、お兄さまもいらしてるではありませんか」
「俺は普段は我慢してる。それにドレスじゃないから、裾で場をとったりしない。邪魔はしない!」
論点ズレてる。あと、やっぱり我慢されてたんだ……。
「私は、練り菓子にこれを混ぜて貰おうと、持ってきたのです」
「なんだ?」
「"ネコ"の卵です」
――――――!!
エレメア姫が手に持つ籠からのぞかせた品を見て、危うくフルンは叫びかけた。
大量の黒い粒が閉じ込められた半透明の幕が、ニョロリと光る。グロテスクな目玉のようなそれは、腸のように細長くつながり、美味しそうには全く見えない。
というより、それ、カエルの卵に見えます! 姫!!
同じく唖然と口を開いた王子が、フルンが言いたいことを言ってくれた。
「そんなものを、至高の練り菓子に入れんな!! 大体"ネコ"が卵を産むか! 完全にカエルの卵だろ!!」
「でも、お兄さまが"伝説のネコ"だって……」
「あのニャ~と鳴いた、鳴き声詐欺のアイツか! あれは"ネコじゃない"って言ったろ。それに森に返したはずだ。ペット禁止令を破ったのか?!」
「お父さまが、ペットとして飼うのはダメだけど、私のお部屋にたまたま住み着いちゃったのなら、仕方ないって」
「なんだそれ――!! なら俺だって、部屋にフシギとドラゴンが住み着いたって言うぞ? 飛竜の飼育は憧れだからな!!」
「お兄さま、ご自分で飛べますのに?」
「一緒にキャッキャウフフな空中散歩を楽しむんだ。とにかく残酷な真似はよせ。カエルも俺も喜ばない」
衆目の前で、美貌の兄妹が口論するのは、魔王城ではよくある光景だ。
愛らしいふたりの些細な舌戦は、見ていてどこか微笑ましい。
が、今回は菓子の、ひいては厨房の命運がかかっている。
王子、ガンバレ!
フルンは我知らず、手に力を込めて、成り行きを見守る。
まさか、あんな素材を試したがっていたなんて――。
もし王女が"お願い"ではなく"命令"だと言った場合、回避するのは困難を極めたはずだ。
以前起こってしまった、凄惨な食卓事件を思い出す。下の王女ふたりが厨房に食材を持ち込んで、父王のために手料理を振舞おうとした。
踏み台の上で背伸びして料理する姫たちの可愛さに和んでいるうちに、気づくと料理は完成し、速やかに運び出されてしまい……。あの時看過したばかりに、敬愛する魔王陛下と王子殿下が倒れたことは、料理人たちの記憶に新しい。
「でも、お姉さまから"これも試してね"ってお預かりしたものもありますし」
エレメア姫が取り出した植物に、王子が首をかしげる。
「葉っぱ? 何の葉だ?」
「なんでも、イイ気持ちになって、お相手のことを好きになるサイイン効果のある葉っぱだとか」
「却下だ!!」
目を白黒させたフルンより速く、ほぼ反射で王子が断じた。
「どうせエティエルだろう! 一体誰に食べさせるつもりだ! 何だっておまえたちはそう、ぶったんだモノを食材にしたがるんだ。以前おまえたちの手料理で、俺と父上が倒れた事を忘れたのか?!」
あ゛、王子、トラウマになってないと良いな。
「とにかく、そんなおかしなものを練り菓子に入れられてたまるか!! 来て良かった。危うく不幸な事件が起こるところだった」
"練り菓子の前にはガードが下がるからな"。
言いながら、王子が作業台の試作用練り菓子をチラチラと見ている。
すごくすごく、気になっておられるらしい。が、逡巡は短かった。
「エレメアは俺と来い。厨房から出るんだ。皆の作業を妨(さまた)げるな。料理長、邪魔をしてすまなかった」
そして。
嵐のような勢いで、末姫を連れて、王太子は作業場から去った。
……大変だな、エトール王子。
目の端が光ってた気がする。
練り菓子。試作品だけど、優良なものをあとでいくつか王子にお届けしよう。
我慢強く責任感の強い王子に心を寄せつつ、料理長フルンは厨房に次の指示を出したのだった。
<終わり>
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