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この結婚には、意味がある?
2.急展開《スタンの話》
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これまで通り、俺はアリアを放置して遊び歩く生活を続け、ある日。
アリアが言った。
「今夜の舞踏会は、予定通りご一緒くださるんですよね」
にっこりと微笑む、相変わらず頭空っぽの妻。
「ああ。もちろんだ。国王陛下が主催される、王宮での宴だからな」
王女の婿として周囲の羨望を浴びるのは、それなりに快感だ。
マデリーン様にも会える。
俺が頷くと、アリアは嬉しそうに今夜着ていくドレスの話を始めた。生地から選んだなど、どうでも良い話を延々とする。
内心呆れたが、おしゃれに励んだことを褒めてやると、喜んだ。
名ばかりの妻に鷹揚に接する俺は、とても良い夫だろう?
しっかり国王にアピールしてくれよ?
そんなことを思いながら、夜会に臨んだ。いつも通りの、変わりない日常──の、はずだった。
◇
「きゃあああああ!」
アリアの悲鳴が、会場いっぱいに響き渡る。
後ずさったアリアが、テラスのドアを開いたまま、ホールに尻もちをついた。
「エルズ公爵夫人、どうされました?」
幾人かがアリアに駆け寄る様子を見ながら、俺は呆然と、何が起こったのか把握しようとした。
俺の腕の中にいるマデリーン様も、同様に驚いている。
アリアをエスコートして夜会に来たところまでは、問題なかった。
それぞれ別れて動き、宴もたけなわ、俺は恋仲となったマデリーン様との逢瀬を楽しむため、テラスに出た。
見晴らしが悪いため人気のない、左隅の小さなテラス。外の木立と、広間のカーテンの陰に隠れて、人がいても気づかれない。
誰も来ない場所で、けれども王宮の一角というスリルを楽しんでいたら、情事をアリアに目撃された。
あいつは俺たちを見て、悲鳴をあげた。
浮気現場を見たから?
いや、なぜだ???
俺は困惑する。
オープンマリッジであることは、互いに承知しているはずだろう?
「どうしたのだ、アリアよ」
「お父様、彼が! スタン様が王太子妃様と不倫してるのぉぉぉぉ!」
やってきた国王に、いつも通りの大声でアリアが叫んだ。
「なっ……! やめろ、馬鹿女ぁぁぁぁ!!」
俺は慌ててアリアの口をふさぎに飛び出す。
アリアを羽交い絞めにした俺を、国王が冷たく見下ろした。
俺の、仕舞いきれてない下半身を見下ろしながら、凍るような声で問う。
「どういうことだ、エルズ公爵」
「あ、いや、いえ、これはその……」
「ぐすっ、お父様。スタン様とわたくしはまだ、夫婦関係になってないのです。スタン様はわたくしのことがお嫌いみたいで……」
「何?」
「は?」
「だって一度もわたくしとそういう行為をしてないでしょう? スタン様は結婚式の夜も、別の女性のもとでお泊りになったわ」
会場の温度が一気に下がったのを、全身で感じた。
まずい。これはまずい。
「ア、アリア、何を言っているんだい? 俺たちはオープンマリッジにしようと話したじゃないか……」
彼女に小声で耳打ちすると、ぐるん、とアリアが俺に振り向く。
「オープンマリッジ。つまり開けた結婚関係。互いに"隠し事をしない"という意味でしょう? だからわたくしは会話した男性を、逐一スタン様にご報告していたわ。なのにスタン様はわたくしに秘密で、不倫してらしたなんてーっ!!」
アリアの絶叫に、俺は青ざめた。
オープンマリッジを、そんな意味でとらえていたとは。
この女の馬鹿さ加減を、見誤っていたのだ。
俺の後ろで、きっと王太子妃マデリーン様も同じお顔をなさっていることだろう。
正面には、国王の後ろで唖然としている王太子。
国王は、見たことがないほど恐ろしい顔をして、俺を睨んでいる。
(とんでもない事態になってしまった……!)
その後のグダグダは、もう言葉にしたくないほどの有り様だった。
◇
下位令嬢で遊ぶのとはわけが違う。
俺の相手は、"王太子妃"という高い地位にあった。
今回の件が知れ渡ってしまったため、不倫の痕跡に対して、厳密な調査が行われた。
その過程で、マデリーン様が国費と国家機密を、実家がある隣国に流していたことが判明。
離宮から、秘密の使者に情報を渡していたらしい。バラのための滞在は、口実だった。
王太子夫妻は離婚となり、マデリーン様は罪人として拘束された。
国民には明かしてないため大っぴらには裁けず、取り調べの末に強制送還されることになるだろう。が、故国でも二度と太陽の下は歩けまい。隣国に突き付けた激しい抗議と賠償請求から、国交が危うくなっている。責任を取る人間の中に、マデリーン様は必ず含まれるはずだ。
妃の管理不行き届きとして、王太子にも責任が及んだ。
第二王子は王太子の地位を返上。近々、遠い領地に封じられる。
次の王太子には第三王子が指名され、留学先から呼び戻されることが決定。
正妃ファビュラ様の王子が落とされ、亡きリラ妃の遺児が王統を継ぐということだ。
今後、王宮の力関係も変わっていくに違いない。
そして俺は、公爵位から降ろされた。
(くそぉっ、次の公爵がヴィンス・シラクだなんて……!)
もともと直系だったヴィンスが、公爵家に戻り、新エルズ公爵となるらしい。
そして俺の元妻、今回の騒ぎの原因を作ったアリアは……。
(エルズ公爵夫人のままだと?!)
俺との婚姻が白い結婚だったことを、使用人たちが証言。
王宮医の確認の後、婚姻は無効とされ、アリアとヴィンスが希望した結果、彼女は新エルズ公爵の……、つまりヴィンスの妻となることになった。
(そんなバカげた話があるか? アリアが騒ぎさえしなければ。いや、最初の夜に、オープンマリッジの意味をきちんと理解させておけば)
だがもう、どうにもならない。
俺は名もない平民に落とされてしまい、公爵家どころか、どの貴族家の門もくぐることが出来ないからだ。
「スタン・エルズ前公爵様は、闘病中の薬が合わずにお亡くなりになった。貴様ッ、平民の分際で、前公爵様の名を騙るとは、投獄されたいか!」
門番に怒鳴られ、槍で追い払われるなど、初めての経験だった。
公爵としての俺は、表向き、"狂人"として死んだことにされてしまっていた。
王家の権威と名誉を守るため、"気がふれたエルズ前公爵が王太子妃を襲い、精神を治療中に死亡した"。
そう公表されたらしい。
(とんだ汚名だ。あの女、マデリーンだって喜んで俺に身体を差し出してきたくせに)
もし王太子妃の罪が不貞行為だけだったら、俺だけを犠牲に、揉み消すつもりだったかも知れない。それならまだ、王太子の地位は守れた。
利敵行為が発見されたから、有耶無耶に出来なくなっただけだ。
(ぐッ)
肩に担ぎあげた荷が、重く食い込む。
働かなければ、今日一日の飯にさえありつけない。
(アリアめ。あいつが馬鹿すぎたせいで、俺が日雇いの仕事なんかをするハメに……)
腹が鳴る。服が臭い。汗が汚い。ヒゲも伸びた。見窄らしい。
(こんなみじめな姿は俺じゃない。これは夢だ。悪夢だ。早く覚めてくれ──)
天頂の太陽が容赦なく照り付け、俺の足元に奈落のような黒い影を落としていた。
アリアが言った。
「今夜の舞踏会は、予定通りご一緒くださるんですよね」
にっこりと微笑む、相変わらず頭空っぽの妻。
「ああ。もちろんだ。国王陛下が主催される、王宮での宴だからな」
王女の婿として周囲の羨望を浴びるのは、それなりに快感だ。
マデリーン様にも会える。
俺が頷くと、アリアは嬉しそうに今夜着ていくドレスの話を始めた。生地から選んだなど、どうでも良い話を延々とする。
内心呆れたが、おしゃれに励んだことを褒めてやると、喜んだ。
名ばかりの妻に鷹揚に接する俺は、とても良い夫だろう?
しっかり国王にアピールしてくれよ?
そんなことを思いながら、夜会に臨んだ。いつも通りの、変わりない日常──の、はずだった。
◇
「きゃあああああ!」
アリアの悲鳴が、会場いっぱいに響き渡る。
後ずさったアリアが、テラスのドアを開いたまま、ホールに尻もちをついた。
「エルズ公爵夫人、どうされました?」
幾人かがアリアに駆け寄る様子を見ながら、俺は呆然と、何が起こったのか把握しようとした。
俺の腕の中にいるマデリーン様も、同様に驚いている。
アリアをエスコートして夜会に来たところまでは、問題なかった。
それぞれ別れて動き、宴もたけなわ、俺は恋仲となったマデリーン様との逢瀬を楽しむため、テラスに出た。
見晴らしが悪いため人気のない、左隅の小さなテラス。外の木立と、広間のカーテンの陰に隠れて、人がいても気づかれない。
誰も来ない場所で、けれども王宮の一角というスリルを楽しんでいたら、情事をアリアに目撃された。
あいつは俺たちを見て、悲鳴をあげた。
浮気現場を見たから?
いや、なぜだ???
俺は困惑する。
オープンマリッジであることは、互いに承知しているはずだろう?
「どうしたのだ、アリアよ」
「お父様、彼が! スタン様が王太子妃様と不倫してるのぉぉぉぉ!」
やってきた国王に、いつも通りの大声でアリアが叫んだ。
「なっ……! やめろ、馬鹿女ぁぁぁぁ!!」
俺は慌ててアリアの口をふさぎに飛び出す。
アリアを羽交い絞めにした俺を、国王が冷たく見下ろした。
俺の、仕舞いきれてない下半身を見下ろしながら、凍るような声で問う。
「どういうことだ、エルズ公爵」
「あ、いや、いえ、これはその……」
「ぐすっ、お父様。スタン様とわたくしはまだ、夫婦関係になってないのです。スタン様はわたくしのことがお嫌いみたいで……」
「何?」
「は?」
「だって一度もわたくしとそういう行為をしてないでしょう? スタン様は結婚式の夜も、別の女性のもとでお泊りになったわ」
会場の温度が一気に下がったのを、全身で感じた。
まずい。これはまずい。
「ア、アリア、何を言っているんだい? 俺たちはオープンマリッジにしようと話したじゃないか……」
彼女に小声で耳打ちすると、ぐるん、とアリアが俺に振り向く。
「オープンマリッジ。つまり開けた結婚関係。互いに"隠し事をしない"という意味でしょう? だからわたくしは会話した男性を、逐一スタン様にご報告していたわ。なのにスタン様はわたくしに秘密で、不倫してらしたなんてーっ!!」
アリアの絶叫に、俺は青ざめた。
オープンマリッジを、そんな意味でとらえていたとは。
この女の馬鹿さ加減を、見誤っていたのだ。
俺の後ろで、きっと王太子妃マデリーン様も同じお顔をなさっていることだろう。
正面には、国王の後ろで唖然としている王太子。
国王は、見たことがないほど恐ろしい顔をして、俺を睨んでいる。
(とんでもない事態になってしまった……!)
その後のグダグダは、もう言葉にしたくないほどの有り様だった。
◇
下位令嬢で遊ぶのとはわけが違う。
俺の相手は、"王太子妃"という高い地位にあった。
今回の件が知れ渡ってしまったため、不倫の痕跡に対して、厳密な調査が行われた。
その過程で、マデリーン様が国費と国家機密を、実家がある隣国に流していたことが判明。
離宮から、秘密の使者に情報を渡していたらしい。バラのための滞在は、口実だった。
王太子夫妻は離婚となり、マデリーン様は罪人として拘束された。
国民には明かしてないため大っぴらには裁けず、取り調べの末に強制送還されることになるだろう。が、故国でも二度と太陽の下は歩けまい。隣国に突き付けた激しい抗議と賠償請求から、国交が危うくなっている。責任を取る人間の中に、マデリーン様は必ず含まれるはずだ。
妃の管理不行き届きとして、王太子にも責任が及んだ。
第二王子は王太子の地位を返上。近々、遠い領地に封じられる。
次の王太子には第三王子が指名され、留学先から呼び戻されることが決定。
正妃ファビュラ様の王子が落とされ、亡きリラ妃の遺児が王統を継ぐということだ。
今後、王宮の力関係も変わっていくに違いない。
そして俺は、公爵位から降ろされた。
(くそぉっ、次の公爵がヴィンス・シラクだなんて……!)
もともと直系だったヴィンスが、公爵家に戻り、新エルズ公爵となるらしい。
そして俺の元妻、今回の騒ぎの原因を作ったアリアは……。
(エルズ公爵夫人のままだと?!)
俺との婚姻が白い結婚だったことを、使用人たちが証言。
王宮医の確認の後、婚姻は無効とされ、アリアとヴィンスが希望した結果、彼女は新エルズ公爵の……、つまりヴィンスの妻となることになった。
(そんなバカげた話があるか? アリアが騒ぎさえしなければ。いや、最初の夜に、オープンマリッジの意味をきちんと理解させておけば)
だがもう、どうにもならない。
俺は名もない平民に落とされてしまい、公爵家どころか、どの貴族家の門もくぐることが出来ないからだ。
「スタン・エルズ前公爵様は、闘病中の薬が合わずにお亡くなりになった。貴様ッ、平民の分際で、前公爵様の名を騙るとは、投獄されたいか!」
門番に怒鳴られ、槍で追い払われるなど、初めての経験だった。
公爵としての俺は、表向き、"狂人"として死んだことにされてしまっていた。
王家の権威と名誉を守るため、"気がふれたエルズ前公爵が王太子妃を襲い、精神を治療中に死亡した"。
そう公表されたらしい。
(とんだ汚名だ。あの女、マデリーンだって喜んで俺に身体を差し出してきたくせに)
もし王太子妃の罪が不貞行為だけだったら、俺だけを犠牲に、揉み消すつもりだったかも知れない。それならまだ、王太子の地位は守れた。
利敵行為が発見されたから、有耶無耶に出来なくなっただけだ。
(ぐッ)
肩に担ぎあげた荷が、重く食い込む。
働かなければ、今日一日の飯にさえありつけない。
(アリアめ。あいつが馬鹿すぎたせいで、俺が日雇いの仕事なんかをするハメに……)
腹が鳴る。服が臭い。汗が汚い。ヒゲも伸びた。見窄らしい。
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