俺様同僚は婚約者/番外編

槇原まき

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俺様同僚の恋愛事情

「ゆり……百合子《ゆりこ》……」
 愛しい婚約者の顔を両手で包んでその頬に口付ける。繋がっている処がきゅっと締まって、佐藤真《さとうまこと》はその心地よさに低く呻いた。身体の下では、大きく脚を開いた百合子が額に汗を浮かべて、胸を大きく上下させている。
「ん……まこと……」
 快感に蕩けた眼差しを向けられて、ゾクゾクする。普段はライバル心を剥き出しにした気の強い目をするくせに、ベッドの中ではすぎるほどに彼女は妖艶だ。
 シーツに散った長い髪を掻き抱いて、真はぐっと腰を進めた。
「ああっ!」
 感じきった高い声を上げながら、柔らかくほぐれた彼女の肉襞が優しく包み込んでくれる。仰け反った白い喉に軽く歯を立てて、ねっとりとした動きで腰を繰った。
 知り尽くした彼女の身体。もう何度も抱いて味わっているのに、飽きるどころかますます夢中になる。長い間支配できなかった女を自分のものにして組み敷く精神的な快感と、肉体的な快感。そして、憧れと尊敬。無限に湧く愛情が、真を百合子に縛り付ける。
 この女は自分のものだ。心も身体も未来も全部、自分のもの――だから幸せにしたい。
 角度を変えて、腹の裏を雁首で引っ掛けるように擦る。そしてずぶりと奥を突き上げるのだ。こうすると百合子は弱い。
「わかってるよ。奥を突いてほしいんだろ?」
「あっ! だめぇ!」
 気持ちいいくせに、綺麗な眉を寄せながら首を横に振る。そんな百合子の乳房を掴んで、我が物顔でしゃぶった。吸った乳首を噛んで、嬲るように舌を這わせる。反応した膣肉がいい具合に痙攣して、真を締め付けた。
「百合子。気持ちいいからって締めすきだ」
「そ、そんなことしてない」
 百合子が恨めしそうに見上げてくる。締め付けているのは自分の意志じゃない。この身体を操っているのはそっちじゃないかと言いたげな目を、悠然と見つめ返してやった。
「嘘つけ。俺に抱かれて気持ちいいくせに。ほら」
 自身をずっぽりと奥まで挿れて、同時にしゃぶり尽くした乳首を指先で摘まむ。自分が彼女に愛されていることを知っているからこその強気だ。
 自分だけしか知らない彼女の素顔が見たいがために、彼女のプライドと羞恥心を煽る。性的に侵して、屈伏させることで、ただの女になった素顔を晒させるのだ。
「隠してもわかるぞ。繋がってるからな。おまえが感じると中がすげえ締まるんだよ。ヒクヒクしてる」
 プイッと顔を逸らす百合子が可愛い。自分が快感に屈伏していることを、この強気な彼女は認めようとしない。だからこそ、乱し甲斐がある。
 真は百合子の耳たぶを舐りながら囁いた。
「俺を離さないのはおまえだよ。おまえの中、もうすっかり俺の形になってる。ヒダヒダがさ、うねりながら吸い付いてくるんだよ。ほら、素直になれよ、百合子。奥、もっと突かれたいだろ? おねだりしてみろよ。そしたら突いてやるよ」
 もったい付けるようにゆったりと奥を突き上げながら、快楽に誘う。百合子の頑固な唇を指で触りつつ、耳の中に舌を挿れた。くちょくちょとわざと音を立ててやれば、彼女の身体がぶるりと震える。
「そんな……こと……んっ! あっ!」
 睨み付けてくる百合子だが、ひと突きひと突きするたびに、中は愛液で洪水を作り、快楽に崩れていく。そうして腰を繰るのをとめれば、百合子が泣きそうな目で見つめてきた。奥を侵されたくて苦しいんだろう。それがわかりながら、男と女の駆け引きを愉しむ。
 真が笑いながら肉棒を引き抜こうとすると、百合子の身体が余計に締まる。プライドの高い彼女が、自分の腕の中で女になるのを待つ。
「百合子。素直なおまえを見せてくれよ。俺だけが知ってる可愛い百合子が見たい。ほら……愛してるよ、百合子。おまえは?」
 鷲掴みにした乳房を揉みしだきながら囁くと、ようやく観念したのか百合子が白旗を上げた。
「奥……突いて……」
「んんん?」
 ニヤニヤと嗤って続きを促す。
 すると百合子は、滅多に見せない恥じらいの表情で真を見上げてきた。
「……お願い……真……。もっと、抱いて……愛してるの」
 ああ、ゾクゾクする。
 真はおねたりを吐いた百合子の唇を吸い上げて、舌を絡めながら彼女の奥をめちゃくちゃに突いた。羞恥心と敗北感からくる膣肉の締め付けと蠕動が、真を快感に狂わせる。
「百合子。可愛い」
 息を荒げながら百合子の身体にしがみ付いて、犬のように無我夢中で腰を振る。ずぽずぽと百合子の中に出し挿れしながら、本当に敗北したのは自分だと思う。彼女は負けてくれただけ。
 彼女の言葉ひとつ、表情ひとつで自分はどうにでもなる。
 離れられないのだ。
「ここ気持ちいいか?」
「ああっ! そこぉ! あっ、いく、いくぅ!」
 両膝を押さえつけ、股を大胆に開かせた状態で腰を使う。真の物を咥え込んだ処はもうぐしょぐしょで、泡立っている。パンパンと腰を打ちつけながら、立ち昇る射精感を堪えた。
 もっと感じさせたい。もっと自分に酔わせたい。もっと乱れる彼女が見たい。
 彼女が自分だけにしか見せないこの素顔を見ていたい――
「愛してるよ、百合子」
 いやらしく乱れる百合子を抱きしめて囁く。自分に抱かれてぶるぶると震えながら絶頂を極めた彼女を見て、込み上げるのは愛おしさだ。
 彼女のこんな姿を見るのは自分だけだ。自分だけが彼女にこんな表情をさせてやれる。
(俺の百合子)
 ぐったりと目を閉じる百合子の中で、真はあふれる愛おしさを解き放った。
「はぁはぁ……はぁはぁ……」
 息を荒げつつ、どちらともなく唇を重ねる。汗ばんだ肌をまさぐりながら抱きしめていると、百合子がゆっくりと目を開けた。
 少しばかりはにかんだ笑みを浮かべた彼女が、寝返りを打って腕の中から離れていく。
 もっと抱きしめていたかったが、悩ましく髪を掻き上げる姿を見てその美しさに目を奪われた。
 綺麗な女だ。
 顔形が整っている以前に、目が魅力的だと思う。力強いあの目に自分は惹かれたんだろう。
 手を伸ばして髪をひと房取って指に絡める。うつ伏せになった百合子は、その長い髪を真の好きに触らせながら、頬杖を突いた。
「ねぇ、いつから私のことが好きだったの?」
 何の前触れもない質問に、髪をいじる手を思わずとめる。
 そういえば、好きだとは言っても「いつから」なんて話したことはなかったように思う。
(いつから――)
 真の意識が過去に飛んだ。

          ◆     ◇     ◆

(あー、なんか肩痛てぇ、目がしょぼしょぼする……。ああ、やっぱあのプラン、修正入れよう。なんかありきたりな気がしてきた。明日の会議に間に合わせないとな)
 休憩所代わりになっているオフィスの自動販売機スペースで軽く首を回す。
 先週、プレゼンで勝ち取った案件なのだが、真の企画が通ったにも関わらず修正・調整の目白押し。お陰で真は最近やたらと忙しく、残業続きだ。こんな時はブラックのコーヒーで目を覚ますに限る。
 それもこれも同時に提案された浅木百合子の企画のせいだ。
 同期でライバルチーフである百合子を思い浮かべて、真は苦虫を噛み潰したような顔をした。
 彼女の出してくる企画はいつも計算され尽くしている。斬新さという点は欠けるが、見れば頷かざるを得ない点も多々あって、クライアントから「浅木さんの企画のココいいですよね~。なんとか入れてもらえませんかね?」なんて言われた経験も一度や二度じゃない。
 クライアントからすれば、真も百合子も同じ会社の人間。二人がライバル関係にあって、犬猿の仲であることなんて知らないものだから、簡単にそんなことを言ってくれるのだ。
 最高の企画を出すために努力は惜しまないが、ライバルである百合子に「おまえの企画を一部使わせてくれないか?」なんて死んでも言いたくない。これは営業企画部のトップとしてのプライドの問題だ。
(ちくしょう……。浅木の企画を見ると、自分の修正点ばっか見えてきやがる)
 クライアントの目も肥えるが、それは自分も同じこと。
 完璧に思えていた自分の企画が色褪せて見えてしまうから、彼女の企画は目に毒だ。
 同時にチーフになって以来、どちらの企画が多く採用されたかをカウントしているが、現状では五勝五敗。引き分けなのも気に入らない上に、どの案件も完全に勝った気がしないのもまた、癪に障る。
 ――百合子には……あの女には負けたくない。
(実店舗に来て、なおかつ新商品の写真をSNSにアップロードしてくれたお客に新商品をプレゼントする企画って、どこかやってたな。流行もある程度取り入れたい。あのパッケージデザイン、もうちょっとどうにかなるんじゃないか? もっとSNS映えするようにして――……)
 飲み物を買うのも忘れて、自販機の前で立ち尽くす。すると突然、ガゴンと音がした。
 強制的に思考を中断されて我に返ると、自動販売機の取り出し口からペットボトルを出している百合子と目が合う。
(浅木め……。俺が先にいたんだから並べよな。後ろに!)
 自分が何も買わずに棒立ちになっていたことは棚に上げて胸中で毒づく。
 流れる長い髪を手で軽く押さえた百合子は、じろりと真を見やると澄ました顔で顎を上げた。
 相変わらずツンとしていている。この女は美人の部類だが、仕事一辺倒でスキがないので、女として可愛げがない。
「あら、起きてたの。立ったまま目開けて寝てるのかと思ったわ」
(俺は金魚か!)
 ここで突っ込んだら相手の思うツボだ。彼女のペースに巻き込まれてなるものか。
「考え事してただけだ。こちとら会社で寝るほど暇じゃないんでね」
「ふーん?」
 ズイッと缶コーヒーを差し出されて目を瞬かせる。反応しない真に、百合子は眉間に皺を寄せて、更に缶コーヒーを押し付けてきた。
「受け取りなさいよ」
「あ? ああ」
 貰った缶コーヒーの扱いに困る。なぜこれを渡されたのかわからない。彼女は普段、ミルクティーばかりを飲む。間違えて買った物を押し付けられたのだろうか?
 百合子は軽く息を吐くと、偉そうに胸の前で腕を組んだ。
「新規の立ち上げは体力勝負のところもあるわ。せっかくのいい企画も、提案者のあなたが倒れたら元も子もないのよ。あんな企画、あなたじゃなきゃ完遂できないでしょ。忙しいのはわかるけど、しっかり自己管理しなさいな。残業続きなんて、らしくないわよ」
 思いっきり上から目線ではあるが、自分が百合子に労われたのはわかる。とするとこの缶コーヒーは間違えたのではなくて、はじめから真に渡すために買ったということか。
(なんだ。可愛いところもあるじゃないか)
 この女が自分をライバルとして一目置いているということだ。悪い気はしない。
 スペースに置かれた長椅子に腰を下ろした真は、優雅な所作で脚を組んだ。
「ふん。まぁな。あれは俺でなきゃできないよなぁ。お前のプランは真面目だから? 誰がやっても同じカンジになるだろうけど?」
 誰が舵取りするかで仕上がりが変わるのは、それだけアクが強いということでもあり、オリジナリティがあるということでもある。
 真がふんぞり返ると、百合子の目がすぅーっと細まって、嘲笑するように唇が綺麗な弧を描いた。
「なぁに言ってるのかしらぁ? 私の企画は緻密なの。企画書通りに動けば誰がやっても同じような結果が得られるようにしているの。プレゼンで口八丁やってるだけの佐藤チーフとは違うんですぅ。ふんっ、ツメが甘いから毎度毎度あとから修正入りまくりのくせにエラソーに」
 イラッと頭に血が上るのは、言われたそれが事実だからだ。
 百合子の企画を見たあとでは、自分の企画を見る目もどうしてもシビアになって、もっと上を目指さなくてはと思った結果の修正だ。
「修正はどんな案件にもつきものだ。クライアントの意向に応えるためなんだから当たり前だろ。俺の企画のほうがよかったから俺が選ばれた。そこんとこ認めろよな」
 競い合った末に、今回通ったのは真の企画。
 揺るがないその事実を突きつけてやると、百合子がキッと睨み付けてきた。その目の奥に、熱い闘志が燃えている。
「……見てなさいよ! 次は私が勝つ!」
 踵を返した百合子が、髪を靡かせ、ヒールを鳴らしてエレベーターに乗り込むのを苦々しい思いで見送る。どうやら、帰るらしい。
(言い逃げかよ。ったく、気の強い女)
 百合子の去っていった方向を見ながら、貰った缶コーヒーに口を付ける。その甘さに思わず顔を顰めた。


 それから数日後。
 クライアントと共に修正会議を終えた真がオフィスに戻ってくると、休憩所から女たちの雑談の声が聞こえてきた。
「浅木さんは寿退社とか考えてないの?」
 百合子の名前が聞こえてきて思わず足をとめる。
 盗み聞きなぞ趣味じゃないが、寿退社なんて単語に勝手に身体が強張ったのだ。
 夫婦共働きが一般的になった時代ではあるが、女性の寿退社はまったくないわけじゃない。ついこの間も、真と百合子の同僚女性がひとり、寿退社をした。
 営業企画部においては、時間的な拘束も責任もハードな面がある。仕事ペースを落として、家族の時間を持とうとするのは悪くないことだし、その選択をする女性が一定数いることもまた理解しているつもりだ。でもその道を百合子が選択するかもしれないなんてことを、真は今の今まで一度も考えたことがなかったのだ。
(あの仕事馬鹿が寿退社なんてするタマかよ。…………し、しないよな?)
 胸の奥にふとしたざわつきがよぎる。
 真と五分の勝率で張り合う百合子がいなくなれば、この営業企画部で真が文句なしのエースだ。しかしそうすると、自分はこれから誰と競い合っていけばいいのか――
「寿退社? しないわよ。私は仕事一筋なんだから」
 カラッとした百合子の声が聞こえて、真はとまっていた息を小さく吐きだした。
(そうだよな。浅木がこの仕事辞めるなんてあるわけないよな!)
 そうだ、それでこそ浅木百合子だ!
 自分のライバルに相応しい答えを聞いて満足する真の壁ひとつ向こう側で、彼女たちの話はなおも続いた。
「浅木さんらしいわね。結婚も考えてないの?」
「う~ん。まぁ……正直言って、まったく考えてないわけじゃないわ。特に親は結婚しろ結婚しろってうるさいわよね。私、一人っ子なのよ。期待されちゃうのはわかってる。でも相手がいないもんだから、親にこの間、自分で相手を見つけられないなら見合いしろって言われちゃったわ」
「ええ? お見合い?」
「付き合ってる人もいないしね。いざ結婚しようと思ったらお見合いが現実的なのかもしれないわ。お見合いでもして、仕事続けていいって言ってくれる人がいたらいいのかも」
「今は仕事続けてくれっていう男の人も多いんじゃない?」
「そうね。そういう意味ではお見合いも悪くないのかも。でも見合いしろ、見合いしろってうるさく言われるのは参っちゃうわ」
 彼女たちの話はそこから、旦那の不満や愚痴、扶養控除なんかへと移っていく。
 話題は百合子から逸れたのに、真は壁を背にして固まっていた。ひどく動揺している自分がいる。
(浅木が結婚……いやいやいや……ええ? 結婚? ……するのか!?)
 今の話を聞く限り、百合子には結婚の意思がまったくないわけではないらしい。
 彼女はあれでいて結構、情に厚い。
 一人娘の花嫁姿を望む親が見合いをセッティングすれば、言われるまま相手に会いに行くだろう。その見合い相手が彼女の条件を呑んだら? 断る理由もなくなって、馬鹿正直に結婚するかもしれない。そういう女なのだ。浅木百合子は。
 そうしたら彼女は他の男のものだ。
 そう思ったら、途端に胸がざわついた。
 浅木百合子は入社以来のライバルだ。彼女と常に切磋琢磨しあってきたからこそ、今の自分がいる。いつか必ず彼女に自分を認めさせてやると息巻いてきた。あの目が自分に屈するのを望んでいた。でもその目はいつか、他の男を見るようになるのか――
(は? 嘘だろ……)
 真は思わず、自分の口を片手で覆った。
 百合子をライバルとしてではなく、女として見ている自分に気付いてしまったのだ。
 そこからはもう、居ても立っても居られなかった。百合子の親類を調べ、自分の大学時代のツテも全部使った。
 仕事にも手は抜けない。彼女は自分より実力のない男を、男として絶対に認めない。
(見てろ。次も、その次も、俺が勝つ! 十勝したら、浅木に言うこと聞かせてやる)
 勝って認めさせる。
 百合子が……あの目が自分以外の男を見る日が来るなんて、絶対に許せなかったから――

          ◆     ◇     ◆

「ね。いつから?」
 裸でうつ伏せになった百合子が、頬杖を突いて笑いながら見てくる。
 百合子を負かそうと張り合っていた年月と同じだけ、百合子の視界に映りたくて、自分という男を意識させたくて。がむしゃらにあがいていた自分がいることを認めるのは、どうにもバツが悪い。
 彼女の髪を触っていた手をとめて、真はフッと笑った。
「さぁ? いつだろうな?」
 囁きながら組み敷いた百合子の唇を、真は自分のそれで塞いだ。
 白くて熱い肌に触れる。オフィスでは見ることもない淫らな姿を見る。誰も聞くこともない甘い声を聞く。
 そして惚れ抜いたあの目が自分だけを見ていることにこの上ない歓びを得て、真は抱きしめた百合子の耳元で囁いた。
「ずっとだよ」


<了>

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