異っ地 にぃ 参上

雄MAN

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二章  街 にぃ 参上

15話  街に参上

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 もうすぐ街へ着く

 街へ来るまでに結構かかったな
 街へ近づくと車結構走ってるな
 異世界なんだよなぁ
 
まぁ まずは
 <レイ>「街へ入るのに何か必要なモノは無いんだよな」

 街へ行く事に夢中で忘れていた

 <ロク>「はい ご主人様の場合必要ありません
    向かっている街は転移者が興した街で
 転移者と分かれば入れてもらえます」

 <レイ>「へー そうなんだ
 だが、どうやって分かるんだ」

 <ロク>「言語ですね
 魔力を通さない文字を読むんです」

 <レイ>「そんなモノあるんだな」

 <ロク>「えぇ 転移者以外は大体身分証明するモノはありますから」

 <キュー>「俺ないよ」

 <ロク>「ワシ等は従者だからご主人様が入れれば大丈夫だ」

 <キュー>「そっかー <ロク>はイロイロ詳しくて凄い」
 <ロク>「ありがとう」

 <レイ>「あぁ かなり助かってるよ」

 <ロク>「アリガトゴザイマス
 まぁ旅烏ですから」

 チョッと照れ臭そうに言っていた


 
 街の入り口へと着いた
 チャリから降りしまい門へと歩いて行く、車の人達も降りてしまっていた
 壁がグルリと街を囲っている

 <レイ>「はぁー 街を囲う壁はヤッパリ高いっていうかデカイな」

 <キュー>「ですねぇー・・・」


 <キュー>「あっちの門は空いてるよ」

 見てみると誰も並んでいなかった


<レイ>「本当だ あっちから入るか」

<ロク>「あっちは一般人は入れ無いんですよ
 王族や国営をしている者や軍部等と国費位しか通れないんですよ」

 
 <レイ>「そうなのか ふーん」

 <キュー>「通れればなぁ」

 <レイ>「まぁ しょうが無いさ」

 <キュー>「まぁ そうですね」

 <ロク>「まぁ 待ちましょ」

 笑えてきた まぁ まぁ まぁ って続いて
なんでか笑えてきた
 そんな俺を見て二人も笑いだした




 
 結構すぐに順番がきた
 鎧兜姿の男性が門の両側へ5人いた
 検問するほうには3人いた
 久しぶりの人間だと感慨にふけっていると
 その中の1人が声をかけてきた

 <守衛>「はーい次の方 身分証見せてくださーい」

 <レイ>「レイ=サンジョウという者だが身分証無いんだが」

 <守衛>「ん そうか
 ではそこの受付嬢の所に行ってくれるか」

 <レイ>「あいよ どうも」

 門をくぐる途中に窓口がありそこへ向かう
 肩より長い黒髪ストレートが艶やかな気品溢れる女性がいた
 
 <受付嬢>「こんにちは
 どう致しましたか?」

 <レイ>「あぁ こんちは
 レイ=サンジョウというんだが
 身分証無いんだ」

 <受付嬢>「そうですか    
    それでは転移者ですか?」

 <レイ>「あぁ 転移者だ」

 <受付嬢>「はい
 それではレイさん
 そちらの扉から入り
     中の者の指示に従って下さい」

 <レイ>「あいよ どうも」

 中へ入っていった

 

 転移者検査をしてようやく街の中へと進んでいった

     


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