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三章 ギルド にぃ 参上
35話 初依頼参上 その肆
しおりを挟む<アユム>「それでリアリズちゃん」
<リアリズ>「はい」
<アユム>「ボクに聞きたい事があるんだよね」
<リアリズ>「はい そうです
念話の使い方を教えてください」
アユム切り替え早いな
まぁ それを聞きたかったんたが
<レイ>「あぁ 俺も知りたいな」
<アユム>「そう
そこまでいうのであれば
ボクが教えてしんぜようではないかね
このアユム先生が教えてしんぜようではないかね」
そこまでって
普通に聞いてるんだが
またコントになりそうだな
<レイ>「そういうのはいいから
早く教えてくれ」
<リアリズ>「そうです
早く教えてください」
<アユム>「うむ
アコちゃんや
みんなに甘いお菓子を出してあげなさい
みんな糖分が足りてないからか
イライラしているからね」
<アコ>「うん
今お持ちしますね
アユム先生」
まだ普段のアコさんに戻ってないのか
またコントになっとるよー
乗っとくか
<レイ>「はぁー
それでアユム先生
やり方を教えてください」
<リアリズ>「アユム先生
お願いします」
<アユム>「うんむ
このボク
アユム先生に任せておきなさい
まずリアリズちゃん指輪をしている手を出してごらん」
<リアリズ>「はい」
<アユム>「うんむ
そのまま前へと出して」
<リアリズ>「はい」
<ロク>「あー
思いだしましたー
指輪と指輪を重ねてお互いの魔力を込めると念話が出来るようになるんですよっ」
<キュー>「そんな簡単な事なんだ」
<リアリズ>「そうですね
聞けば簡単な事ですね」
<レイ>「あぁそうだな」
アユムは座っていた椅子から立ち上がり膝から崩れ落ちた
<アユム>「今からボクの見せ場
見せ場だったのになんで
なんでロクちゃんは言っちゃうんだよ」
<アコ>「アユム先生
お菓子もってきましたよ」
<アユム>「よーし
みんなお菓子を食べて糖分をとろう」
<キュー>「おー」
<ロク>「まぁ
いいところをとってしまいましたしね
お付き合いしますよ」
<レイ>「不機嫌からご機嫌になるまでが異常に早いな
称賛する早さだな」
<リアリズ>「そうだね
レイ君指輪をつけてる手を出して」
<レイ>「アイよ」
指輪をつけた手を出した
<リアリズ>「じゃぁ
指輪を重ねるね」
リアリズも指輪をつけた手を出してレイの指輪へ重ねた
<レイ>「ナンカ
気恥ずかしいな」
<リアリズ>「うん」
<レイ>「魔力を込めるぞ」
<リアリズ>「うん」
レイとリアリズは指輪へ魔力を込めた
<レイ>「これでリアリズも念話が出来るようになったな」
<リアリズ>「うん 嬉しいよ
これでボクもいつでもレイ君と話せるようになったね」
カワイイ笑顔で
そんな事言われたら
意識しちゃいますからー
<レイ>「ソダナ
いつでも話せるな」
はいーオウム返しにナッチャイマシター
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