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3章
ドワーフ国
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カンに怒られとりあえず明日からの作戦会議。
国王が、何を知っているのか何を知らないのかまだわからないが敵に回られると厄介なので取り敢えずクレアにお任せと思ったがカンが待ったをかけた。
「クレア様は、神竜候補です。
ハロルド様は、竜王国皇子です。
私は、ハロルド様の騎士です。
マチルダさんは、肩書きが商人なので謁見の間に入れません」
驚愕の事実。ここまでついてきたのにマチルダは蚊帳の外かよ。
「でしょうね。まして、私はエルフだからこの国では何かと動きにくいわ」
そうだ。エルフ嫌いのドワーフ、ドワーフ嫌いのエルフだもんな。
どうしたものか。
「マチルダはここにお留守番ね」
クレアがにっこり微笑んだ。
「それがいいと思うわ」
マチルダもにっこり微笑んだ。
なんだ、この2人は‥
「それに、そんな堅苦しいところ行きたくはないわ。後でどうなったか教えてくれればそれでいいわ」
とのことなので、明日は1日宿屋でゆっくりしているとのこと。
そのまま、部屋に戻っていった。
「クレア、ドワーフ国王はこちらの味方だと認識でいいんだよな!?」
「そうね。神獣候補が滞在していた国よ。こちら側だとの認識で間違いないし、神竜を敵に回すなんてことあるわけないわ」
どこからその自信が出てくるのかよくわからんが大丈夫なのだろう‥
大丈夫だよなぁ!?不安だ。
「ハロルド様、最悪私も謁見の間まで入れてもらえない可能性があります」
ん!?え!?なんで!?
「カン、なぜだ!?」
「神竜様がお優しいのですよ!
そして、あなたが稀な存在ですからね。
皇太子の騎士ではないのです。入れない可能性の方が高いです。クレア様がいらっしゃってもです」
そうか、そうだよな。俺は次期国王ではない。いずれ王族籍から離脱するんだった。
そこらへん、なんも考えてなかったわ。
すまん、カン。俺は脳筋か‥
「ハロルド様、2人は念話ができるのですよね!?でしたら問題ないのでは!?
最善策を模索しながら国王との謁見に臨めばばいいのです」
そうか、念話でクレアと意思疎通できるわけだからな。
「それはお勧めできないわ」
「なぜだ!?クレア」
「だって、ドワーフ国王も念話できるでしょ!?」
ギョッと2人で顔を見合わせた!!
そうだ。父王は言ってた。
念話できるのは、ドワーフ国王と、獣人国王と父王の3人ぐらいだろうと‥
忘れていた。こんな大切なこと‥
「クレア、2人だけで念話することって無理なのか!?」
「無理よ。ハロルドとドワーフ国王とでは年季が違うわ~。それにハロルドの念話は、赤ちゃん並みに下手くそだよ」
と笑っている。あ~、俺下手くそなんだ。そうだよなぁ。できたのこの間だし‥
ふと、カンがすごい顔で俺を見ていた。
なんだよ。なんだよ。カンはできないくせにと思っていたら、
「それでハロルド様にはつながらないのですね」はぁ~とため息をつく。
なんだよ。繋がらないって、俺のせいかよ!
「そうね、その通りよ。私とママ、リアムとは血が繋がってるから容易にできたけど。カンは、そっち系の魔法得意でしょ!?
こっちから話しかけたらすぐにできたわ」
えっ!?え!?えー!?
初耳ですけど!!
何!?どういうことだ!?
俺、隠密は得意だがそっち系とは!?なんだろう。げせん。
国王が、何を知っているのか何を知らないのかまだわからないが敵に回られると厄介なので取り敢えずクレアにお任せと思ったがカンが待ったをかけた。
「クレア様は、神竜候補です。
ハロルド様は、竜王国皇子です。
私は、ハロルド様の騎士です。
マチルダさんは、肩書きが商人なので謁見の間に入れません」
驚愕の事実。ここまでついてきたのにマチルダは蚊帳の外かよ。
「でしょうね。まして、私はエルフだからこの国では何かと動きにくいわ」
そうだ。エルフ嫌いのドワーフ、ドワーフ嫌いのエルフだもんな。
どうしたものか。
「マチルダはここにお留守番ね」
クレアがにっこり微笑んだ。
「それがいいと思うわ」
マチルダもにっこり微笑んだ。
なんだ、この2人は‥
「それに、そんな堅苦しいところ行きたくはないわ。後でどうなったか教えてくれればそれでいいわ」
とのことなので、明日は1日宿屋でゆっくりしているとのこと。
そのまま、部屋に戻っていった。
「クレア、ドワーフ国王はこちらの味方だと認識でいいんだよな!?」
「そうね。神獣候補が滞在していた国よ。こちら側だとの認識で間違いないし、神竜を敵に回すなんてことあるわけないわ」
どこからその自信が出てくるのかよくわからんが大丈夫なのだろう‥
大丈夫だよなぁ!?不安だ。
「ハロルド様、最悪私も謁見の間まで入れてもらえない可能性があります」
ん!?え!?なんで!?
「カン、なぜだ!?」
「神竜様がお優しいのですよ!
そして、あなたが稀な存在ですからね。
皇太子の騎士ではないのです。入れない可能性の方が高いです。クレア様がいらっしゃってもです」
そうか、そうだよな。俺は次期国王ではない。いずれ王族籍から離脱するんだった。
そこらへん、なんも考えてなかったわ。
すまん、カン。俺は脳筋か‥
「ハロルド様、2人は念話ができるのですよね!?でしたら問題ないのでは!?
最善策を模索しながら国王との謁見に臨めばばいいのです」
そうか、念話でクレアと意思疎通できるわけだからな。
「それはお勧めできないわ」
「なぜだ!?クレア」
「だって、ドワーフ国王も念話できるでしょ!?」
ギョッと2人で顔を見合わせた!!
そうだ。父王は言ってた。
念話できるのは、ドワーフ国王と、獣人国王と父王の3人ぐらいだろうと‥
忘れていた。こんな大切なこと‥
「クレア、2人だけで念話することって無理なのか!?」
「無理よ。ハロルドとドワーフ国王とでは年季が違うわ~。それにハロルドの念話は、赤ちゃん並みに下手くそだよ」
と笑っている。あ~、俺下手くそなんだ。そうだよなぁ。できたのこの間だし‥
ふと、カンがすごい顔で俺を見ていた。
なんだよ。なんだよ。カンはできないくせにと思っていたら、
「それでハロルド様にはつながらないのですね」はぁ~とため息をつく。
なんだよ。繋がらないって、俺のせいかよ!
「そうね、その通りよ。私とママ、リアムとは血が繋がってるから容易にできたけど。カンは、そっち系の魔法得意でしょ!?
こっちから話しかけたらすぐにできたわ」
えっ!?え!?えー!?
初耳ですけど!!
何!?どういうことだ!?
俺、隠密は得意だがそっち系とは!?なんだろう。げせん。
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