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4章

竜王国へ  〜アン編〜

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夕ご飯にセレンは降りて来なかった。
部屋に戻る時に軽食をお願いして、持って上がった。
セレンは静かな寝息をたてている。
ベット脇に軽食を置き、私も休んだ。

次の日、朝食の席で忘れないうちにと
「セレン今日も薬草採取に行こうと思うんだけど、ギルドで依頼受けてから少し教会に寄りましょう」
コクンと首をふる。
カミーユとは、別行動。
そして、朝食の席にカミーユはいない。
昨日、また飲みすぎたのかしら…
しょうがない人だわ。
とにかく、私達は出発。
昨日のうちに、目的は言ってあるし大丈夫でしょ。


朝食をいただき、ギルドで依頼を受け
ギルドで教会の場所を聞いて、教会へむかう。
教会につくと、思ったよりこじんまりした建物だった。隣には孤児院かしら、庭から小さい子供の声がする。



中に入ってみる。
ここのシスターだろう人が一生懸命床を磨いていた。
「あら、今日はどうされましたか!?」
と声をかけてくれる。

「2人、適性を測っていただきたくて来ました」

「はい。少しお待ちくださいね」
と、裏に消えて行く。
少ししてから、牧師さんと出て来る。
「こちらへ」
と女神像が祀ってある手前にある壇上に呼ばれた。
「この水晶に触れマナを少し流してください。あまり流しすぎると壊れてしまいますから注意してくださいね」

先にセレンから、水晶に触れる。
水晶から、何やらコロッと丸い玉が出てきた。
牧師さんはそれを拾いセレンに渡した。
「手のひらの上に乗せてしばらく待ってください。形が変わりますので落とさない様に気をつけて」

次は私。セレンの時と同じように玉がでてくる。玉を受け取り手の上に乗せる。

「その適正カードは、あまり人に見せない方がよろしいかと思います。無くさない様にお持ちください」
と、牧師さんは裏に引き返していった。

「とりあえず後からしっかり見ましょう。私が預かるわ」
と、アイテムボックスに2人分の適正カードをいれる。

「ありがとうございました」
とシスターさんにお布施を渡し教会を後にした。

この後は、薬草採取。
今日の分の薬草を取り終えてから、マナの訓練を始める。
2人でマナの訓練を一通りしてから、ギルドに報告。
宿に戻り、2人でしっかり適正カードをみてみる。


~~~~

名前  セレン
歳   12
性別        女
種族  ⁇

適正  火、風


~~~~

名前  アンジェリーナ
歳   ⁇
性別  女
種族  ⁇

適正  火、風、水、闇、無


~~~~

私の歳、、ま、いいか。
セレンは、火と、風ね。
両方私も使えるから大丈夫ね。





光とかあっても私には教えてあげられないものね。


















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