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第3章 揺れる心、秘密の会議室
3.6.会議室のテーブルの上で★(3,875字)
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沙月の両脚が、冷たい会議テーブルの上でゆっくりと開かれていく。
ひやりとした天板に熱のこもった肌。伝線したパンティストッキングが太ももにまとわりつき、破れ目からのぞく肌に薄く模様を描いている。汗ばんだナイロンが肉を締めつけるように張りつき、柔らかい脚の内側を窮屈に包み込んでいた。
(冷たい……でも、それさえも気持ちよく感じる。私、変になってる)
絢斗がひと足近づいただけで、彼の香り――シトラスにほんのりと汗の混じった、あの癖になる匂いが空気を満たす。
そして、太ももにふわりと彼の掌が乗った瞬間、気持ちよりも先に、身体が反応した。
「あっ、やぁ……ん」
喉の奥から零れる声。熱を帯びた指先がストッキングのほつれた縁をなぞり、そこから彼女の内側へと静かに滑り込んでいく。
汗でぬめる肌を這う動きはどこか粗く、だけど丁寧で――その絶妙な温度に、沙月の身体は震えるように応えた。
(こんなふうに、優しく触れられたら……私、もう逃げられない)
絢斗がふっと笑みを含んだ声でささやく。
「お楽しみは……まだこれからですからね?」
からかうような口調に、甘さの奥にある支配の色が混ざる。
彼の指が裂け目から入り込み、ショーツの布地越しにゆっくりと秘部をなぞる。
指の腹がしとどに濡れた股布に沿って滑るたびに、沙月の腰がわずかに跳ねた。
「あぁっ……んっ、や、ぁあ……ん」
往復する指の動きは、焦らすようにじわじわと熱を重ねてくる。
その感触はまるで身体の奥を炙られるように甘く苦しく、沙月の呼吸はどんどん浅くなっていく。
太ももに力が入り、こわばった筋肉が痙攣するほどの快感。背中を汗が伝い、シャツが肌に張りついた。
(だめ……もう限界……お願い、もっと強く、触れて)
「やだっ、絢斗くん……お願い、もう我慢できないの」
声は涙を含んだように震え、震える胸が波のように上下する。
乱れたシャツの隙間からは、ブラジャーから零れた乳房がのぞき、汗を受けてしっとりと輝いていた。
部屋の中に漂う香り――彼女自身の甘く濃密な匂いが、絢斗の視線に絡めとられていくのがわかる。
(いや……違う……見られてるのが、嬉しい。こんなにも、私を求めてる視線が……)
絢斗はわざとらしく溜め息をつきながら、笑みを深める。
「もう、ですか? やっぱり……沙月さんって、すっごく淫乱だなぁ」
その言葉に、沙月の心臓がドクリと跳ねた。
絢斗の指がショーツの股布をずりっと横にずらすと、濡れそぼった秘部が蛍光灯の下に晒される。
そこは潤みきって、艶めかしく光っていた。柔らかな肉がひくつき、透明な滴がテーブルの上にぽたりと落ちる。
むせるような女の匂いがわずかに漂い、絢斗の視線が、そこへ吸い寄せられるように注がれる。
(見ないで……でも、見てほしい……私の全部を、あなたに)
絢斗の指が、ふたたび彼女の肌に触れた。ただ、それだけ。ほんの少し、快楽の予感だけを沙月に与えるのみ。
それでも、沙月の身体は大きく跳ね上がった。
「んっ……!」
短く鋭い吐息が、会議室に響く。蛍光灯の光とともにガラスに映る彼女の姿が、淫らに波打つ。
白い肌、濡れたショーツ、汗ばむ胸元――そのすべてが絢斗の視線に晒され、沙月の中で、羞恥はすでに甘い悦びへと姿を変えていた。
(もう戻れない……でも、戻りたくなんてない)
会議テーブルの冷たい天板に腰を下ろし、沙月の身体は小刻みに震えていた。
絢斗の指が少し触れただけなのに、身体の奥が熱く膨れ上がり、蜜壺の中で熱が渦を巻いている。
もう、限界がすぐそこまで来ている感覚。秘めた花の奥から、透明な雫が――ぽたり、ぽたりと落ちて、白いテーブルに濡れた跡を刻んでいく。
(ああ……止まらない……身体の奥が熱くて……蕩けそう)
絢斗はテーブルの前に立ち、開かれた脚の間にゆったりと立ち尽くしていた。彼の手が花びらにそっと触れ、指先で花を散らすように弄べば、沙月の身体は反射的に跳ねる。
「あっ、絢斗くん、もう無理……ぁあんっ!」」
蜜に濡れたそこをなぞれば、ぬちゅ、と濡れた音が空間に滲む。
音がいやらしいほどに響くたび、沙月の胸の奥で羞恥心が疼く。でも、それすらもう、心地よい快楽に混じっていく。
(お願い……そんなふうに、音を立てないで)
絢斗の茶色い瞳が艶やかに光り、口元には笑みが浮かぶ。そして、残酷なくらい優しく命じた。
「沙月さん……どこを触ってほしいのか、自分でちゃんと見せてください。ほら、手を使って、わかるように」
その言葉に、沙月は息を呑んだまま彼を見上げた。
潤んだ瞳が揺れ、唇が小刻みに震える。羞恥と欲望が胸の中でぶつかり合い、頭が真っ白になる。
けれど、わかっている――今、絢斗に求められているのは、ただ〝見せる〟ことではなく、〝自分から差し出すこと〟だ。
(そんな……自分で、なんて……でも、やめられない……お願い、絢斗くんに、もっと……触れてほしい)
震える手が、そっと太ももの内側へと伸びていく。
汗で湿った指先がテーブルの縁を離れ、温度の高い柔肌に触れる。
破れたナイロンの隙間から滑り込んだ指が、ぬめる蜜に出会い――沙月は目を閉じ、覚悟を決めるように小さく息を吐いた。
ショーツの股布を引っ張り、そっと右側に寄せる。黒々とした茂みが、絢斗の眼前に晒される。
そして、そっと両手で秘部を開いた。
(ああ、見られてる……私の一番恥ずかしいところ、すべてを)
潤んだ花びらが蛍光灯の下で艶やかに広がり、蜜が糸を引いてテーブルに落ちる。
熱と甘い香りが空間を包み、会議室の空気が彼女の体温で染められていく。
絢斗の視線が、M字に開かれた沙月の脚の間に釘付けになる。
「ふふっ……ちゃんと見せてくれて、偉いですね、沙月さん。……でも、ここからが本番ですよ?」
ささやきかけるその声が耳に触れた瞬間、身体がビクンと反応する。
秘部がきゅっと収縮し、さらに蜜が溢れて、また一滴、テーブルの上に音を立てて落ちた。
(こんなに……欲しくなってる私を、もう自分でも止められない)
窓の外では、夜景のネオンが滲んで揺れていた。そのガラスに映る自分の姿が、視界の端でちらつく。脚を開き、蜜に濡れ、愛されるのを待っている自分――もう誰の目を気にすることもできなかった。
(お願い……絢斗くんの全部で……私を、抱きつぶして。もう、待てない。絢斗くんの指でも、舌でも、何でもいいから……早く)
むせかえるような女の香りが空気に満ち、汗に濡れた肌の匂いと混ざり合って、空間全体を甘く湿らせる。
沙月の頬は赤く染まり、潤んだ瞳で絢斗を見上げながら、小さく震えた。
だが、絢斗は動かない。目の前で彼は余裕の笑みを浮かべたまま、ただじっと、彼女の淫らな姿を見つめていた。そして、ぽつりと口にした。
「……下着が邪魔だな。ちゃんと見えない」
その一言に、沙月の身体がピクリと反応した。
(え……? まさか……)
次の瞬間、絢斗はテーブル脇のキャビネットから事務用の鋏を手に取った。鋼の刃が蛍光灯を受けて冷たく光る。
――ジャキンッ。
乾いた金属音が室内に響き、絢斗の手がショーツの股布を一気に切り裂いた。布地が裂ける感触が太ももに伝わり、沙月の口から思わず声が漏れる。
「えっ……!?」
切り裂かれたショーツが左右に開き、そこにあったもの――濡れそぼった花びら――が、蛍光灯の下でむき出しにされた。冷たい刃先がかすめた感覚が、恥丘に残る。
(うそ……ほんとに、切ったの……こんなところで……)
絢斗は平然と鋏をテーブルの上に置き、茶目っ気のある笑みを浮かべた。
「弁償するよ。……でも、今はこっちの方が、断然いいから」
そう言って、スラックスのポケットから財布を取り出し、一枚の一万円札を取り出す。沙月の動揺する視線の中、彼はそれをそっと彼女の胸元に近づけ、ずり上がったブラジャーの隙間へと挟み込んだ。
その仕草は、まるで映画で見た、ストリッパーにチップを渡す場面。そういう職業でない沙月には、ただただ屈辱的なはずの行動。
(まさか……冗談……でしょ? でも……なにこれ、ゾクッとする)
紙幣の乾いた感触が汗で湿った谷間に触れれば、身体が反応する。
絢斗の指がブラジャーの縁を軽く撫でると、乳房が荒く波打ち、汗が一筋流れ落ちて紙幣をしっとりと濡らした。
「これで文句ありませんよね? 沙月さん」
ささやくようなその声は甘く低く、耳の奥に絡みつく。沙月は恥ずかしさで頬を染めながらも、抗う術を持たなかった。下着という最後の遮るものが取り払われ、むき出しになったそこが空気に晒され、さらにお札が胸元に差し込まれるという辱め。
なのに、秘部からは、またしても愛液が溢れ出す。
(まるでストリップでもしてるみたい。なのに……なのにどうして、興奮するの?)
テーブルの冷たい表面が熱を持った尻に触れ続け、その温度差に沙月の神経はどこまでも研ぎ澄まされていく。
絢斗の視線、記憶に残る刃の感触、それらすべてが沙月の内側をとろとろに溶かしていた。
彼女は俯き、頬を染めたまま、小さく頷いた。それ以外の選択肢がもう、残っていなかった。
(見られてる。開かれてる。でも、もう……どうでもいい……お願い……抱いて)
窓のガラスには、羞恥に染まった自分の姿がぼんやりと映っていた。
脚を開いたまま、胸元に札を挟み、愛される瞬間をただじっと待っている女の姿。
絢斗の瞳がそのすべてを、優しく支配していく。
ひやりとした天板に熱のこもった肌。伝線したパンティストッキングが太ももにまとわりつき、破れ目からのぞく肌に薄く模様を描いている。汗ばんだナイロンが肉を締めつけるように張りつき、柔らかい脚の内側を窮屈に包み込んでいた。
(冷たい……でも、それさえも気持ちよく感じる。私、変になってる)
絢斗がひと足近づいただけで、彼の香り――シトラスにほんのりと汗の混じった、あの癖になる匂いが空気を満たす。
そして、太ももにふわりと彼の掌が乗った瞬間、気持ちよりも先に、身体が反応した。
「あっ、やぁ……ん」
喉の奥から零れる声。熱を帯びた指先がストッキングのほつれた縁をなぞり、そこから彼女の内側へと静かに滑り込んでいく。
汗でぬめる肌を這う動きはどこか粗く、だけど丁寧で――その絶妙な温度に、沙月の身体は震えるように応えた。
(こんなふうに、優しく触れられたら……私、もう逃げられない)
絢斗がふっと笑みを含んだ声でささやく。
「お楽しみは……まだこれからですからね?」
からかうような口調に、甘さの奥にある支配の色が混ざる。
彼の指が裂け目から入り込み、ショーツの布地越しにゆっくりと秘部をなぞる。
指の腹がしとどに濡れた股布に沿って滑るたびに、沙月の腰がわずかに跳ねた。
「あぁっ……んっ、や、ぁあ……ん」
往復する指の動きは、焦らすようにじわじわと熱を重ねてくる。
その感触はまるで身体の奥を炙られるように甘く苦しく、沙月の呼吸はどんどん浅くなっていく。
太ももに力が入り、こわばった筋肉が痙攣するほどの快感。背中を汗が伝い、シャツが肌に張りついた。
(だめ……もう限界……お願い、もっと強く、触れて)
「やだっ、絢斗くん……お願い、もう我慢できないの」
声は涙を含んだように震え、震える胸が波のように上下する。
乱れたシャツの隙間からは、ブラジャーから零れた乳房がのぞき、汗を受けてしっとりと輝いていた。
部屋の中に漂う香り――彼女自身の甘く濃密な匂いが、絢斗の視線に絡めとられていくのがわかる。
(いや……違う……見られてるのが、嬉しい。こんなにも、私を求めてる視線が……)
絢斗はわざとらしく溜め息をつきながら、笑みを深める。
「もう、ですか? やっぱり……沙月さんって、すっごく淫乱だなぁ」
その言葉に、沙月の心臓がドクリと跳ねた。
絢斗の指がショーツの股布をずりっと横にずらすと、濡れそぼった秘部が蛍光灯の下に晒される。
そこは潤みきって、艶めかしく光っていた。柔らかな肉がひくつき、透明な滴がテーブルの上にぽたりと落ちる。
むせるような女の匂いがわずかに漂い、絢斗の視線が、そこへ吸い寄せられるように注がれる。
(見ないで……でも、見てほしい……私の全部を、あなたに)
絢斗の指が、ふたたび彼女の肌に触れた。ただ、それだけ。ほんの少し、快楽の予感だけを沙月に与えるのみ。
それでも、沙月の身体は大きく跳ね上がった。
「んっ……!」
短く鋭い吐息が、会議室に響く。蛍光灯の光とともにガラスに映る彼女の姿が、淫らに波打つ。
白い肌、濡れたショーツ、汗ばむ胸元――そのすべてが絢斗の視線に晒され、沙月の中で、羞恥はすでに甘い悦びへと姿を変えていた。
(もう戻れない……でも、戻りたくなんてない)
会議テーブルの冷たい天板に腰を下ろし、沙月の身体は小刻みに震えていた。
絢斗の指が少し触れただけなのに、身体の奥が熱く膨れ上がり、蜜壺の中で熱が渦を巻いている。
もう、限界がすぐそこまで来ている感覚。秘めた花の奥から、透明な雫が――ぽたり、ぽたりと落ちて、白いテーブルに濡れた跡を刻んでいく。
(ああ……止まらない……身体の奥が熱くて……蕩けそう)
絢斗はテーブルの前に立ち、開かれた脚の間にゆったりと立ち尽くしていた。彼の手が花びらにそっと触れ、指先で花を散らすように弄べば、沙月の身体は反射的に跳ねる。
「あっ、絢斗くん、もう無理……ぁあんっ!」」
蜜に濡れたそこをなぞれば、ぬちゅ、と濡れた音が空間に滲む。
音がいやらしいほどに響くたび、沙月の胸の奥で羞恥心が疼く。でも、それすらもう、心地よい快楽に混じっていく。
(お願い……そんなふうに、音を立てないで)
絢斗の茶色い瞳が艶やかに光り、口元には笑みが浮かぶ。そして、残酷なくらい優しく命じた。
「沙月さん……どこを触ってほしいのか、自分でちゃんと見せてください。ほら、手を使って、わかるように」
その言葉に、沙月は息を呑んだまま彼を見上げた。
潤んだ瞳が揺れ、唇が小刻みに震える。羞恥と欲望が胸の中でぶつかり合い、頭が真っ白になる。
けれど、わかっている――今、絢斗に求められているのは、ただ〝見せる〟ことではなく、〝自分から差し出すこと〟だ。
(そんな……自分で、なんて……でも、やめられない……お願い、絢斗くんに、もっと……触れてほしい)
震える手が、そっと太ももの内側へと伸びていく。
汗で湿った指先がテーブルの縁を離れ、温度の高い柔肌に触れる。
破れたナイロンの隙間から滑り込んだ指が、ぬめる蜜に出会い――沙月は目を閉じ、覚悟を決めるように小さく息を吐いた。
ショーツの股布を引っ張り、そっと右側に寄せる。黒々とした茂みが、絢斗の眼前に晒される。
そして、そっと両手で秘部を開いた。
(ああ、見られてる……私の一番恥ずかしいところ、すべてを)
潤んだ花びらが蛍光灯の下で艶やかに広がり、蜜が糸を引いてテーブルに落ちる。
熱と甘い香りが空間を包み、会議室の空気が彼女の体温で染められていく。
絢斗の視線が、M字に開かれた沙月の脚の間に釘付けになる。
「ふふっ……ちゃんと見せてくれて、偉いですね、沙月さん。……でも、ここからが本番ですよ?」
ささやきかけるその声が耳に触れた瞬間、身体がビクンと反応する。
秘部がきゅっと収縮し、さらに蜜が溢れて、また一滴、テーブルの上に音を立てて落ちた。
(こんなに……欲しくなってる私を、もう自分でも止められない)
窓の外では、夜景のネオンが滲んで揺れていた。そのガラスに映る自分の姿が、視界の端でちらつく。脚を開き、蜜に濡れ、愛されるのを待っている自分――もう誰の目を気にすることもできなかった。
(お願い……絢斗くんの全部で……私を、抱きつぶして。もう、待てない。絢斗くんの指でも、舌でも、何でもいいから……早く)
むせかえるような女の香りが空気に満ち、汗に濡れた肌の匂いと混ざり合って、空間全体を甘く湿らせる。
沙月の頬は赤く染まり、潤んだ瞳で絢斗を見上げながら、小さく震えた。
だが、絢斗は動かない。目の前で彼は余裕の笑みを浮かべたまま、ただじっと、彼女の淫らな姿を見つめていた。そして、ぽつりと口にした。
「……下着が邪魔だな。ちゃんと見えない」
その一言に、沙月の身体がピクリと反応した。
(え……? まさか……)
次の瞬間、絢斗はテーブル脇のキャビネットから事務用の鋏を手に取った。鋼の刃が蛍光灯を受けて冷たく光る。
――ジャキンッ。
乾いた金属音が室内に響き、絢斗の手がショーツの股布を一気に切り裂いた。布地が裂ける感触が太ももに伝わり、沙月の口から思わず声が漏れる。
「えっ……!?」
切り裂かれたショーツが左右に開き、そこにあったもの――濡れそぼった花びら――が、蛍光灯の下でむき出しにされた。冷たい刃先がかすめた感覚が、恥丘に残る。
(うそ……ほんとに、切ったの……こんなところで……)
絢斗は平然と鋏をテーブルの上に置き、茶目っ気のある笑みを浮かべた。
「弁償するよ。……でも、今はこっちの方が、断然いいから」
そう言って、スラックスのポケットから財布を取り出し、一枚の一万円札を取り出す。沙月の動揺する視線の中、彼はそれをそっと彼女の胸元に近づけ、ずり上がったブラジャーの隙間へと挟み込んだ。
その仕草は、まるで映画で見た、ストリッパーにチップを渡す場面。そういう職業でない沙月には、ただただ屈辱的なはずの行動。
(まさか……冗談……でしょ? でも……なにこれ、ゾクッとする)
紙幣の乾いた感触が汗で湿った谷間に触れれば、身体が反応する。
絢斗の指がブラジャーの縁を軽く撫でると、乳房が荒く波打ち、汗が一筋流れ落ちて紙幣をしっとりと濡らした。
「これで文句ありませんよね? 沙月さん」
ささやくようなその声は甘く低く、耳の奥に絡みつく。沙月は恥ずかしさで頬を染めながらも、抗う術を持たなかった。下着という最後の遮るものが取り払われ、むき出しになったそこが空気に晒され、さらにお札が胸元に差し込まれるという辱め。
なのに、秘部からは、またしても愛液が溢れ出す。
(まるでストリップでもしてるみたい。なのに……なのにどうして、興奮するの?)
テーブルの冷たい表面が熱を持った尻に触れ続け、その温度差に沙月の神経はどこまでも研ぎ澄まされていく。
絢斗の視線、記憶に残る刃の感触、それらすべてが沙月の内側をとろとろに溶かしていた。
彼女は俯き、頬を染めたまま、小さく頷いた。それ以外の選択肢がもう、残っていなかった。
(見られてる。開かれてる。でも、もう……どうでもいい……お願い……抱いて)
窓のガラスには、羞恥に染まった自分の姿がぼんやりと映っていた。
脚を開いたまま、胸元に札を挟み、愛される瞬間をただじっと待っている女の姿。
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