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9章「開かれた外交、狂気の戦場」
鎮圧の事後、海の王都からの招待
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――蝕気氾濫が鎮圧された後、街長の家で蝕気氾濫についての対策が話し合われるそうだ。今まで大体一か月周期だったのに、前の氾濫から半月程度で今回の蝕気氾濫は発生した。しかも滅多に現れなかった冒涜の王が姿を現したということで、薄々危機を感じたらしい。今回の氾濫に関わったということで、二人も招かれた。
街長は中年ぐらいの整った顔立ちをした上位海民族の男性で、円卓を囲むように街長含めた11人ほどの海民族の騎士など戦闘職と街の中枢部の人々が座っている。
「来てくれたか。まあ座ってくれ」
まず椅子を勧められた。無論円卓にはもう余裕がないので、部屋の隅の方にあった椅子だが。
二人が座ったのを確認してから、街長が話の火蓋を切る。
「今回の蝕気氾濫についてだが、何か普段の氾濫と異なる部分はあったか?冒涜の王の出現もそうだが、冒されたモンスターたちにも何か異なる部分があったか?」
これに手を挙げたのは、一人の上位騎士。
「はい。通常よりモンスターの補充が早かったのと、現れた個体の中に氷を操る上位個体が混じっておりました。他は…変わりなかったですね」
「ふむ……氷、か」
「氷を操る能力は、《沈黙の谷》の騎士がよく持っている能力ですね。ただ、外征騎士といえば魔性の指輪の所為で狂った獣となり果てた騎士だときいていますが……能力が残っていたと考えれば不自然ではない、です」
考え込む街長と、すかさず推測を立てる司書風の女性。
「あと、冒涜の王が表に出てきたせいだと思われますが通常より動きの練度が高かったですね」
「……すまない、ちょっといいか?」
「なんだね?」
壁際の椅子に座って話を聞いていたヒビキの身体を借りた暗月神が、手を挙げる。
「冒涜の王が出てきたのは、私の気配を察した所為だろう。喰らったはずの相手が死んでいないのだから、不自然に思われて警戒された…と考える」
厳密には”覚めるかもわからない眠りにつく”だが、それは死んだと同意義だろう。
「何、貴殿はあの王に喰われたことがある、と?確かにあの王は強力な能力をもった者を喰らって自らの能力を高める上、何度殺してもそのうち生き返る。しかしあの王に目を付けられるほどの能力者など、そうそういないぞ」
騎士の一人が驚いた声音で言う。十中八九副音声は「よく命を保ったまま逃げきれたな」的な感じだろう。
「私も実際、魔導機人がここまで力を取り戻していないままだったらそのまま死んでいたな」
紫の鋭い瞳がやや忌々しげに細められる。そんな仕草をするものだから刃物じみた威圧感がより増している。
「このことに完全に蹴りがついたら、私たちはこの街を離れる。だから今回のようなパターンは恐らく暫くは起こらないだろう。心配はいらない」
「………………もしかして」
ここまで黙っていた、円卓の一角に座った深い青に銀で刺繍がされた聖女の衣装を纏った海民族の若い女性が暗月神の紫の瞳を見透かすようにがっちり見つめる。ちょっとして不意に声をあげた。
「………暗月神様でいらっしゃいますか?」
恐る恐るといった様子で、彼女が言葉を繋げた。「その通りだ。別に何もしないから怯えなくてもいいぞ」とすんなりと本人が肯定したものだから、彼女は緊張度合いを跳ね上げながらも怯える様子はなくなった。一方、他の人々は「………はい?」と言いたげな唖然とした状態だ。表情の薄いスコールですらやや驚愕が表情に現れている。
「証拠がないと納得できないというのなら見せるが」
「………………いえ!構いません!」
聖女は予想に反してあっさりと信じたらしい。というかその言葉と同時に彼女と彼女の後ろに控えていた、恐らく同じ教会に属すのであろう数人から熱い視線が送られてくる。確かに神族含め個人判別としては纏う魔力で判別できるが……
…ちなみにこの街に教会があること自体は建物を見たので知っている。
『………よく見れば聖衣に太陽と月の紋章が刺繍されているな。珍しい』
スコールがぼそりと呟いた通り、彼らの衣装には太陽と月の紋章が刺繍されている。教会の聖職者の装束に施された刺繍は信仰する神を示しており、大陸最大宗派の創造の女神ミューズを主に信仰する宗教であれば創造のキューブ、スコールは珍しいと言っていたが大陸ではミューズの宗派と同じぐらいの勢力を持つ、太陽女神と暗月神を信仰する宗教であれば太陽と月といった具合にだ。
生命と極光、祝福を司る太陽の女神と、復讐と深淵、死と制裁を司る月の神。流石に死を司る神と言えど完全に死して冥界に逝った者を引き戻すことはできないが、「まだ死ぬべきではない者」「まだ冥界の境を越えていない者」を救うことはできる。それを間近で見た者はほぼ確実に信仰に落ちるらしい。
表裏一体といった見方をされているようで、どちらも創造女神ミューズと同じくらいに非常に信仰を集めている。これは小耳に挟んだ話だが、教会所属の高レベル神官しか使えないという信仰する神になぞらえた特有の魔法もあるのだとか。
「…ああ、では話に戻るぞ」
やっと我に返ったらしい街長が仕切りなおす。その後は「聖鈴を使える兵士をもっと増やすべき」とか「今回の騎士たち、兵士たちへの褒賞は」といった議題が話し合われた。
補助武器として名を馳せる聖鈴は、武器戦技スキルを発動させれば一定時間HPを持続回復できる。あればいろんな場面で重宝する有用武器である。ちなみにHP持続回復以外の武器戦技スキルも備わっている。
しかしその間、深い青の聖衣……深い青色は暗月の信徒を示す色だ、因みに太陽の信徒は金色…教会勢から陶酔するような崇拝するような仕草と共にものすごく熱い視線が送られてきていたので、その対象はややげんなりした様子だった。
…
――とりあえずやるべきことは果たしたということで再び意識の主導権がヒビキに戻った。
『結局何だったんだ?』
戻って開口一番スコールにこう言われた。
「ああ、この眼晶で悪夢世界に飛ばされた時にそうなったんだよ…まあ俺はいいんだけどな」
紅い瞳孔の蕩け崩れた眼晶こと《血に酔った狩人の瞳》を光に翳しながら答えを返す。こうなることを覚悟の上でやったのだから、現状に文句はないようだ。
『しかし、教会の信仰っぷりが昔から変わっていないようだから、ある意味一番らしいとは思ったな』
今も昔も教会のそれぞれ信仰する神に対する信仰度合いは変わりないらしい。プレイヤーにとっては信仰などはあまり関係ないのだが。
その後も他愛のない雑談を交わしながら、街のワープポイントがある建物に向かう。地上の5主街区を始めとして、すべての街には必ず1か所、街の間の移動を可能にするワープポイントが設置されているのだ。
ちなみにせっかくなので美しさでは地上のカヴンの夜景に勝るとも劣らぬ街を一周してSSを数枚撮った後である。しかし、ワープポイントがある建物に入ろうとする直前ぐらいか。道の向かいから一人の兵士が息を切らせて走ってきた。
「申し訳ありません、貴方がたに渡してほしいと街長から言われたものがありまして」
「……招待状?」
「上官より言われたのは、「この招待状を必ずあのお客人方に渡せ」だけだったので自分はただ渡しに参っただけです。…ではこれで失礼します」
その兵士はそう言い残すと戻っていった。
『封蝋付きだな。相当重要な案件だぞ?』
「とにかく見てみるか」
丁寧に封を開け、中に入っていた手紙を読む。読んでいた途中で二人の目つきが驚愕と警戒交じりの険しいものに変わった。……内容を要約すれば、海民族の王様からの王城への招待状だ。
「行ってみるか?」
『行くだけ行ってみるか』
ヒビキの問いに、スコールが頷く。招待状と同封されていたのは通行証らしきアイテムである。恐らく着いたときにこれを見せればいいのだろう。
******
ちなみに余談ですが、魔人族の女学者さんから頼まれた件はヒビキに頼まれた深淵属性の精霊たちにより無事クリアされています。(対価はヒビキの総MPの約半分近く)あと、神様は普通1柱、2柱…と数えるのですがややこしくなるので1人、2人で統一しています。
街長は中年ぐらいの整った顔立ちをした上位海民族の男性で、円卓を囲むように街長含めた11人ほどの海民族の騎士など戦闘職と街の中枢部の人々が座っている。
「来てくれたか。まあ座ってくれ」
まず椅子を勧められた。無論円卓にはもう余裕がないので、部屋の隅の方にあった椅子だが。
二人が座ったのを確認してから、街長が話の火蓋を切る。
「今回の蝕気氾濫についてだが、何か普段の氾濫と異なる部分はあったか?冒涜の王の出現もそうだが、冒されたモンスターたちにも何か異なる部分があったか?」
これに手を挙げたのは、一人の上位騎士。
「はい。通常よりモンスターの補充が早かったのと、現れた個体の中に氷を操る上位個体が混じっておりました。他は…変わりなかったですね」
「ふむ……氷、か」
「氷を操る能力は、《沈黙の谷》の騎士がよく持っている能力ですね。ただ、外征騎士といえば魔性の指輪の所為で狂った獣となり果てた騎士だときいていますが……能力が残っていたと考えれば不自然ではない、です」
考え込む街長と、すかさず推測を立てる司書風の女性。
「あと、冒涜の王が表に出てきたせいだと思われますが通常より動きの練度が高かったですね」
「……すまない、ちょっといいか?」
「なんだね?」
壁際の椅子に座って話を聞いていたヒビキの身体を借りた暗月神が、手を挙げる。
「冒涜の王が出てきたのは、私の気配を察した所為だろう。喰らったはずの相手が死んでいないのだから、不自然に思われて警戒された…と考える」
厳密には”覚めるかもわからない眠りにつく”だが、それは死んだと同意義だろう。
「何、貴殿はあの王に喰われたことがある、と?確かにあの王は強力な能力をもった者を喰らって自らの能力を高める上、何度殺してもそのうち生き返る。しかしあの王に目を付けられるほどの能力者など、そうそういないぞ」
騎士の一人が驚いた声音で言う。十中八九副音声は「よく命を保ったまま逃げきれたな」的な感じだろう。
「私も実際、魔導機人がここまで力を取り戻していないままだったらそのまま死んでいたな」
紫の鋭い瞳がやや忌々しげに細められる。そんな仕草をするものだから刃物じみた威圧感がより増している。
「このことに完全に蹴りがついたら、私たちはこの街を離れる。だから今回のようなパターンは恐らく暫くは起こらないだろう。心配はいらない」
「………………もしかして」
ここまで黙っていた、円卓の一角に座った深い青に銀で刺繍がされた聖女の衣装を纏った海民族の若い女性が暗月神の紫の瞳を見透かすようにがっちり見つめる。ちょっとして不意に声をあげた。
「………暗月神様でいらっしゃいますか?」
恐る恐るといった様子で、彼女が言葉を繋げた。「その通りだ。別に何もしないから怯えなくてもいいぞ」とすんなりと本人が肯定したものだから、彼女は緊張度合いを跳ね上げながらも怯える様子はなくなった。一方、他の人々は「………はい?」と言いたげな唖然とした状態だ。表情の薄いスコールですらやや驚愕が表情に現れている。
「証拠がないと納得できないというのなら見せるが」
「………………いえ!構いません!」
聖女は予想に反してあっさりと信じたらしい。というかその言葉と同時に彼女と彼女の後ろに控えていた、恐らく同じ教会に属すのであろう数人から熱い視線が送られてくる。確かに神族含め個人判別としては纏う魔力で判別できるが……
…ちなみにこの街に教会があること自体は建物を見たので知っている。
『………よく見れば聖衣に太陽と月の紋章が刺繍されているな。珍しい』
スコールがぼそりと呟いた通り、彼らの衣装には太陽と月の紋章が刺繍されている。教会の聖職者の装束に施された刺繍は信仰する神を示しており、大陸最大宗派の創造の女神ミューズを主に信仰する宗教であれば創造のキューブ、スコールは珍しいと言っていたが大陸ではミューズの宗派と同じぐらいの勢力を持つ、太陽女神と暗月神を信仰する宗教であれば太陽と月といった具合にだ。
生命と極光、祝福を司る太陽の女神と、復讐と深淵、死と制裁を司る月の神。流石に死を司る神と言えど完全に死して冥界に逝った者を引き戻すことはできないが、「まだ死ぬべきではない者」「まだ冥界の境を越えていない者」を救うことはできる。それを間近で見た者はほぼ確実に信仰に落ちるらしい。
表裏一体といった見方をされているようで、どちらも創造女神ミューズと同じくらいに非常に信仰を集めている。これは小耳に挟んだ話だが、教会所属の高レベル神官しか使えないという信仰する神になぞらえた特有の魔法もあるのだとか。
「…ああ、では話に戻るぞ」
やっと我に返ったらしい街長が仕切りなおす。その後は「聖鈴を使える兵士をもっと増やすべき」とか「今回の騎士たち、兵士たちへの褒賞は」といった議題が話し合われた。
補助武器として名を馳せる聖鈴は、武器戦技スキルを発動させれば一定時間HPを持続回復できる。あればいろんな場面で重宝する有用武器である。ちなみにHP持続回復以外の武器戦技スキルも備わっている。
しかしその間、深い青の聖衣……深い青色は暗月の信徒を示す色だ、因みに太陽の信徒は金色…教会勢から陶酔するような崇拝するような仕草と共にものすごく熱い視線が送られてきていたので、その対象はややげんなりした様子だった。
…
――とりあえずやるべきことは果たしたということで再び意識の主導権がヒビキに戻った。
『結局何だったんだ?』
戻って開口一番スコールにこう言われた。
「ああ、この眼晶で悪夢世界に飛ばされた時にそうなったんだよ…まあ俺はいいんだけどな」
紅い瞳孔の蕩け崩れた眼晶こと《血に酔った狩人の瞳》を光に翳しながら答えを返す。こうなることを覚悟の上でやったのだから、現状に文句はないようだ。
『しかし、教会の信仰っぷりが昔から変わっていないようだから、ある意味一番らしいとは思ったな』
今も昔も教会のそれぞれ信仰する神に対する信仰度合いは変わりないらしい。プレイヤーにとっては信仰などはあまり関係ないのだが。
その後も他愛のない雑談を交わしながら、街のワープポイントがある建物に向かう。地上の5主街区を始めとして、すべての街には必ず1か所、街の間の移動を可能にするワープポイントが設置されているのだ。
ちなみにせっかくなので美しさでは地上のカヴンの夜景に勝るとも劣らぬ街を一周してSSを数枚撮った後である。しかし、ワープポイントがある建物に入ろうとする直前ぐらいか。道の向かいから一人の兵士が息を切らせて走ってきた。
「申し訳ありません、貴方がたに渡してほしいと街長から言われたものがありまして」
「……招待状?」
「上官より言われたのは、「この招待状を必ずあのお客人方に渡せ」だけだったので自分はただ渡しに参っただけです。…ではこれで失礼します」
その兵士はそう言い残すと戻っていった。
『封蝋付きだな。相当重要な案件だぞ?』
「とにかく見てみるか」
丁寧に封を開け、中に入っていた手紙を読む。読んでいた途中で二人の目つきが驚愕と警戒交じりの険しいものに変わった。……内容を要約すれば、海民族の王様からの王城への招待状だ。
「行ってみるか?」
『行くだけ行ってみるか』
ヒビキの問いに、スコールが頷く。招待状と同封されていたのは通行証らしきアイテムである。恐らく着いたときにこれを見せればいいのだろう。
******
ちなみに余談ですが、魔人族の女学者さんから頼まれた件はヒビキに頼まれた深淵属性の精霊たちにより無事クリアされています。(対価はヒビキの総MPの約半分近く)あと、神様は普通1柱、2柱…と数えるのですがややこしくなるので1人、2人で統一しています。
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