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10章「狩人たちの見る夢」
惨劇の遺る城
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――――――――――
あの後ルクスを叩き起こし、暫く外の景色を眺めているとそんなに待つことなく馬車は城に停まった。
外観は、いかにもな廃墟じみた西洋の城。前庭には所々でノミのような人間たちが獲物の血を舐めており、腹に血を貯めている。開いている門をくぐったすぐ前に、灯りの無い黒ランタンが頼りなく揺れていた。
《ログ》
灯り「廃城カインハースト」が解放されました。狩人の夢の「隠された地の墓石」とこの灯りとの転移ができるようになります。
城の周囲は赤黒い怨念の煙が取り巻いており、ぼろぼろの蔦が這っている。どこからか聞こえるすすり泣くような怨嗟の声や哭く声が、より強く聞こえてくる。
「着いたな」「到着!」
周りのノミ人間たちは放っておいて、左方の大扉へ真っすぐ向かう。特に正面の窪んだ低地はノミ人間もとい血舐めと、やたらと大きい寄生虫の巣窟だ。アイテムもあるようだが、あまり不用意に入りたくない。
なので、唯一通れる部分をすり抜け、正門まで一気に走った。それで特に問題はなかったようで、血舐めも寄生虫もこちらに向かってくる様子はない。また後でくればいいだろう。
…
城の中に入ると、あちこちで一心に床を掃除している敵?かは分からないが少なくともあちらからは攻撃してこないので放っておくことにする。しかし、それに紛れて襲い掛かってくるドレスを纏った女の幽霊は別だ。溜め攻撃やら秘儀で一撃粉砕しつつ、まず入ってすぐのホールを探索する。
幾つかの遺体からアイテムを回収し(狂人の智慧や水銀弾だった)、隅の方に目を向けると壁に紛れるように宝箱が置かれていた。その中身はというと…
「レイテルパラッシュ?」
鍔や柄、銃部分に凝った装飾が施された、レイピアと短銃を合体させたような武器だった。案外要求血質値が高めだが、2人は問題なく装備できる。試しに近くの悪霊相手に使ってみると、
「おお、すげー!」
ルクスが目を輝かせた。変形後は水銀弾を使って銃撃ができる。これ一振りで右手武器と左手武器両方の役目を持つ結構便利な武器だった。ただ、変形という手間が必要な分咄嗟には撃ちにくい。
「おいルクス、悪霊が来てるぞ」
「わっ!?」
ナイフを振りかざしルクスの背後から襲い掛かる悪霊。咄嗟にルクスはローリングで避けざま月光の聖剣で斬りつける。元々悪霊のHPは今までのデカい図体の敵と比べそんなに多くないので、一撃で塵になった。
見回すがホールにはもう何もないようなので、正面階段を進む。左右どちらにも行けるようだが、まずは右に行く。
「なあ、周囲の遺体…」
「……………………………」
ドレスやなんかで正装した遺体に紛れ、処刑隊装束を纏った干からびた遺体が散らばっている。周囲には赤黒く乾いた血の痕がかつての戦いを示すかの如く飛散していた。
干からびた遺体を踏まないように2人で歩きながら、暗がりに紛れるドレス姿の悪霊を倒していく。そんな中、ルクスが聖剣の光波で倒した悪霊を見て声を上げた。
「なあ周りの中にいる数体の奴、首無いぞ!」
確かに悪霊の中に数体、首が無いのが混じっている。明らかに厄介そうなので、倒す優先度を引き上げた。そんな調子でどたばた走り回って悪霊だけを倒していきながら城2階を探索する。途中、城壁へ続く道があったので通っていくと図書室に着いた。大きな本棚が幾つも壁際に並べられており、大きな机と椅子が中央に置かれている。机の上には天球儀らしきものも置かれていた。
「本だなー難しそう」
「ルクスはアカといた時本を読んだことなかったのか?」
「数分も持たなかったからオレはほぼ読んだことない!」
「いやどや顔で言うことじゃねぇだろ」
えへん、と何故かどや顔なルクスを横目についつい呆れ顔になる。
数十分ぐらい更に探索し、割れている窓から外に出る。壁沿いの細い足場を平均台の如く渡っていき、途中のテラスから入った部屋からアイテムを全て回収。足場にさらに先があったので渡っていくと、また図書室についた。
「なあここ、レバーあるぞ!」
―――ガタン……ゴゴゴゴ
ルクスが本棚の間に隠れていたレバーを引くと、本棚が動き梯子が現れた。
「言わなくてもいいよ」
「そっか!…………なあなあ、何してんだ?」
「いや………………ちょっとな」
ヒビキはここにも転がっている処刑隊装束の干からびた遺体に、買った装束をかけているところだった。流石に全員用意できるほどの余裕は無いので、これで許してもらいたい。
少しの間、”祈り”の姿勢を取る。
「………………じゃ、行こうか」
2人で梯子を登り、外側に出る。
…
どうやら屋根伝いに進んで行けと言う事らしい。
「ヒビキー」
「なんだ?」
「この夢から出た狩人って、幸せに暮らしたのか?」
「なんでそんなことを訊く?」
「ちょっと気になっただけ」
「……………………………………………俺が聞いた話じゃ、ろくなことにならなかったとは聞くな。血の力を狙われて人間の欲に憑き殺されたとか」
不老不死。死を本能的に恐れる人間にとって、最高の魅惑であり禁忌。
しかし、永遠の生も、精神を侵す緩やかな猛毒となる。
無意識に皮肉げな、冷たい声音になる。全てを失ったあの夜の後、生肉にたかるハイエナのような、欲に濁った目をした親類に残ったものも根こそぎ奪われた。下手に財産を持っていたことが裏目に出たのだった……。
変色した血のような赤い瞳も不気味がられ、疎遠にされた。
思考を引き戻し、屋根を渡っていく。
道中、両腕がとても大きく、翼のようになった敵が石像に擬態していたり上から降ってきたりしたのでよく目を凝らし、水銀矢や光波が届く範囲のものは倒してから進む。
「そうなのか。皆出たがらないのって、そういうことなのかな」
ルクス曰く、数十年に一度やってくる”月の香りの狩人”以外でこの世界から出た狩人はいないという。皆ここから出ることなく、悪夢の世界にて精神の限界を迎え死んだとか。狩人は不死人と同じく、精神が限界を迎えるまでは完全に死ぬことを許されない。死んでも生き返り、夢の中に戻る。
両側に黒い柵がついた屋根を上り、いかにもな門をくぐる。
「…そうこうしてるうちに、ついたみたいだぞ」
そこに、彼の姿があった。
******
おまけ
「そういや鴉羽の狩人って1回だけしか見たことないな」
「そうなのか?今の鴉羽は身内を追ってるみたいだぞ」
「へえ?」
「で、そいつはカインの狩人らしい。鴉羽は1人の狩人しか追わないから、オレらは教会の敵は見つけ次第狩れって言われてる。狩人含めて」
「まあ別に俺は女王がどうなろうが知ったこっちゃねぇが」
「血族は教会の敵だから、オレも助ける理由は無い!」
「助ける理由?」
「…………後のお楽しみ!…………あれ?」
「どうした?」
「連盟長がいる!」
「…………マジだわ」
2人の視線の先には青い官憲服に回転ノコギリを持った影が血飛沫を上げつつ獣を殴り倒している構図があった。
あの後ルクスを叩き起こし、暫く外の景色を眺めているとそんなに待つことなく馬車は城に停まった。
外観は、いかにもな廃墟じみた西洋の城。前庭には所々でノミのような人間たちが獲物の血を舐めており、腹に血を貯めている。開いている門をくぐったすぐ前に、灯りの無い黒ランタンが頼りなく揺れていた。
《ログ》
灯り「廃城カインハースト」が解放されました。狩人の夢の「隠された地の墓石」とこの灯りとの転移ができるようになります。
城の周囲は赤黒い怨念の煙が取り巻いており、ぼろぼろの蔦が這っている。どこからか聞こえるすすり泣くような怨嗟の声や哭く声が、より強く聞こえてくる。
「着いたな」「到着!」
周りのノミ人間たちは放っておいて、左方の大扉へ真っすぐ向かう。特に正面の窪んだ低地はノミ人間もとい血舐めと、やたらと大きい寄生虫の巣窟だ。アイテムもあるようだが、あまり不用意に入りたくない。
なので、唯一通れる部分をすり抜け、正門まで一気に走った。それで特に問題はなかったようで、血舐めも寄生虫もこちらに向かってくる様子はない。また後でくればいいだろう。
…
城の中に入ると、あちこちで一心に床を掃除している敵?かは分からないが少なくともあちらからは攻撃してこないので放っておくことにする。しかし、それに紛れて襲い掛かってくるドレスを纏った女の幽霊は別だ。溜め攻撃やら秘儀で一撃粉砕しつつ、まず入ってすぐのホールを探索する。
幾つかの遺体からアイテムを回収し(狂人の智慧や水銀弾だった)、隅の方に目を向けると壁に紛れるように宝箱が置かれていた。その中身はというと…
「レイテルパラッシュ?」
鍔や柄、銃部分に凝った装飾が施された、レイピアと短銃を合体させたような武器だった。案外要求血質値が高めだが、2人は問題なく装備できる。試しに近くの悪霊相手に使ってみると、
「おお、すげー!」
ルクスが目を輝かせた。変形後は水銀弾を使って銃撃ができる。これ一振りで右手武器と左手武器両方の役目を持つ結構便利な武器だった。ただ、変形という手間が必要な分咄嗟には撃ちにくい。
「おいルクス、悪霊が来てるぞ」
「わっ!?」
ナイフを振りかざしルクスの背後から襲い掛かる悪霊。咄嗟にルクスはローリングで避けざま月光の聖剣で斬りつける。元々悪霊のHPは今までのデカい図体の敵と比べそんなに多くないので、一撃で塵になった。
見回すがホールにはもう何もないようなので、正面階段を進む。左右どちらにも行けるようだが、まずは右に行く。
「なあ、周囲の遺体…」
「……………………………」
ドレスやなんかで正装した遺体に紛れ、処刑隊装束を纏った干からびた遺体が散らばっている。周囲には赤黒く乾いた血の痕がかつての戦いを示すかの如く飛散していた。
干からびた遺体を踏まないように2人で歩きながら、暗がりに紛れるドレス姿の悪霊を倒していく。そんな中、ルクスが聖剣の光波で倒した悪霊を見て声を上げた。
「なあ周りの中にいる数体の奴、首無いぞ!」
確かに悪霊の中に数体、首が無いのが混じっている。明らかに厄介そうなので、倒す優先度を引き上げた。そんな調子でどたばた走り回って悪霊だけを倒していきながら城2階を探索する。途中、城壁へ続く道があったので通っていくと図書室に着いた。大きな本棚が幾つも壁際に並べられており、大きな机と椅子が中央に置かれている。机の上には天球儀らしきものも置かれていた。
「本だなー難しそう」
「ルクスはアカといた時本を読んだことなかったのか?」
「数分も持たなかったからオレはほぼ読んだことない!」
「いやどや顔で言うことじゃねぇだろ」
えへん、と何故かどや顔なルクスを横目についつい呆れ顔になる。
数十分ぐらい更に探索し、割れている窓から外に出る。壁沿いの細い足場を平均台の如く渡っていき、途中のテラスから入った部屋からアイテムを全て回収。足場にさらに先があったので渡っていくと、また図書室についた。
「なあここ、レバーあるぞ!」
―――ガタン……ゴゴゴゴ
ルクスが本棚の間に隠れていたレバーを引くと、本棚が動き梯子が現れた。
「言わなくてもいいよ」
「そっか!…………なあなあ、何してんだ?」
「いや………………ちょっとな」
ヒビキはここにも転がっている処刑隊装束の干からびた遺体に、買った装束をかけているところだった。流石に全員用意できるほどの余裕は無いので、これで許してもらいたい。
少しの間、”祈り”の姿勢を取る。
「………………じゃ、行こうか」
2人で梯子を登り、外側に出る。
…
どうやら屋根伝いに進んで行けと言う事らしい。
「ヒビキー」
「なんだ?」
「この夢から出た狩人って、幸せに暮らしたのか?」
「なんでそんなことを訊く?」
「ちょっと気になっただけ」
「……………………………………………俺が聞いた話じゃ、ろくなことにならなかったとは聞くな。血の力を狙われて人間の欲に憑き殺されたとか」
不老不死。死を本能的に恐れる人間にとって、最高の魅惑であり禁忌。
しかし、永遠の生も、精神を侵す緩やかな猛毒となる。
無意識に皮肉げな、冷たい声音になる。全てを失ったあの夜の後、生肉にたかるハイエナのような、欲に濁った目をした親類に残ったものも根こそぎ奪われた。下手に財産を持っていたことが裏目に出たのだった……。
変色した血のような赤い瞳も不気味がられ、疎遠にされた。
思考を引き戻し、屋根を渡っていく。
道中、両腕がとても大きく、翼のようになった敵が石像に擬態していたり上から降ってきたりしたのでよく目を凝らし、水銀矢や光波が届く範囲のものは倒してから進む。
「そうなのか。皆出たがらないのって、そういうことなのかな」
ルクス曰く、数十年に一度やってくる”月の香りの狩人”以外でこの世界から出た狩人はいないという。皆ここから出ることなく、悪夢の世界にて精神の限界を迎え死んだとか。狩人は不死人と同じく、精神が限界を迎えるまでは完全に死ぬことを許されない。死んでも生き返り、夢の中に戻る。
両側に黒い柵がついた屋根を上り、いかにもな門をくぐる。
「…そうこうしてるうちに、ついたみたいだぞ」
そこに、彼の姿があった。
******
おまけ
「そういや鴉羽の狩人って1回だけしか見たことないな」
「そうなのか?今の鴉羽は身内を追ってるみたいだぞ」
「へえ?」
「で、そいつはカインの狩人らしい。鴉羽は1人の狩人しか追わないから、オレらは教会の敵は見つけ次第狩れって言われてる。狩人含めて」
「まあ別に俺は女王がどうなろうが知ったこっちゃねぇが」
「血族は教会の敵だから、オレも助ける理由は無い!」
「助ける理由?」
「…………後のお楽しみ!…………あれ?」
「どうした?」
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