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出入口前少し明るいロビーのテーブルに確かに学生証があり確認すると俺のだった。
「ありが…」
ありがとうと言おうと振り返ると3人ともニヤニヤしながら俺に近づき囲まれる。
体が動かない。
「硬直魔法。やっぱ一般人には効くんだな。」
「裏の倉庫に運んで虐めるか。」
は?なに?どういうこと。
「馬鹿だよな。コイツ。予めカバンから学生証抜いて置いといたに決まってるだろ。」
「一般科になんも出来ない一般人がいるって聞いて…まさかなって思ったら大当たりだ。」
そう言いながら動かなくなった俺の体を引きずり奥の倉庫に投げ込まれる。
ドサッと少しだけ埃っぽいラグの上に動かなくなった体が倒れ咳き込む。
「ゲホッコホッ」
ガシッと髪を捕まれ引っ張られる。
「へぇ。以外に可愛い顔してんじゃん。」
「どうする?」
「いいね。フェラしてもらう?」
上から3人のハハハッって笑い声が頭に反響する…。
やめてくれ。
確かにいじめられたりはしたがこんな…実害のようなことはなかった。
未だに髪を引っ張られ上を向かされている俺の半開きの口にズボッと男の指が入ってきた。
「~…がっ…」
ぐちゅぐちゅと指で口内をまさぐられグイッと奥まで入れられ嗚咽が出る。
気持ち悪い。
気持ち悪い。
助けて。
ぽろぽろと涙とヨダレがラグの上に落ちシミを作る。
「ハッ。コイツ泣いてるよ。」
「喉気持ちいいんじゃね?お前指先に媚薬つけただろ」
「バレた」
ケラケラと笑いながら俺の口内と喉をひたすらに掻き回す。
喉が熱い。
喉から体に熱が回るような。そんな感覚に陥る。
ダメだ。気持ち悪い。
動かない口、体から力が抜けていく。
あぁ、俺このまま幸せになることすら出来ないのかな。
母さんの言葉を無駄にしてごめんなさい。
ごめんなさい。
心の中でひたすら謝っていると。ガチャリと扉が開く。
「ここ、関係者以外立ち入り禁止なんだけど。」
コツンと靴を鳴らし入ってくる声に聞き覚えがあった。
男から髪を離され、口内から指が抜かれた俺はドサリと体が崩れた。
「フィンス様…何故ここに…」
3人はだらりと冷や汗をかき、後ずさる。
「それはこっちのセリフだ。ここは立ち入り禁止。僕はこのパーティのオーナーだからね。君たちは、このパーティの何?」
「俺たちは…」
「俺たちは…ただの…参加者…で…」
フィンは目を細め再度カツンと1歩踏み込む。
初めは逆光でフィンの顔がよく見えなかったが近づくにつれ顔が見えてきた。
「…ヒュッ」
何故か男たちからではなく俺の喉から恐怖の悲鳴がかすかに漏れてしまった。
その表情は言葉では表せない怒りのような、憎しみのような表情をしており男たち、そして俺の恐怖を駆り立てた。
「違うよね。お前たち3人はこのパーティーを汚したドブネズミ。違う?」
スっと男たちの前にフィンが手を差し出す。
「ドブネズミらしく今すぐここから消えるか。俺に駆除されるか…選んでいいよ。」
ニコリと笑う彼は勇者どころか魔王の面影すら感じた。
男3人は結局その場から立ち去り俺はフィンに介抱されていた。
「大丈夫?体まだ動かない?」
「ゲホッ」
体が動かないのと喉の違和感、媚薬かなんかの体のあつさで何も喋れず咳だけで返事をしてしまう。
「大丈夫。大丈夫だからアキ。」
背中を撫でポンポンと優しく叩いてくれるフィンの腰に思わず腕を回しすりっと甘えていた。
しばらくして離れようとまだ重い体を起こそうと腕に力を入れると、グッと握られる。
「だ…大丈夫…フィン…」
かすれた声で上を向くとフィンは壊れ物を扱うような手つきで頬に触れる。
「まだ。熱い。アキ、媚薬盛られたんでしょ?」
その言葉にドキッとする。
「辛くない?僕が助けてあげる。」
グッとフィンが顔を寄せ口を合わせる。
チュッ♡クチュッ♡
フィンの舌がヌルッと口に入る。
まだ痺れてる半開きな口に容赦なく舌を入れ口内をねっとりとまさぐられる。
「ふぁ…ふぃん…んッ♡」
クチュッ♡チュ♡グチュ♡ヌチュッ♡
フィンが無言で舌を絡ませる。
「だ…ダメ。フィン。」
口が少し離れた後に俺がグッとフィンの肩を押すとドサッと床に押し倒される。
「どうして?アキ。キス気持ちよさそうだった。」
額をコツンとくっつけてちゅっちゅっとバードキスをしてくる。
「だ、だめ、きす。」
「なんで?って言ってるけど。」
「す…」
俺は絶対顔が赤くなってる。
そんな顔をフィンから逸らし顔を覆う。
「すきあってるひととじゃないと……だめ。」
「は?もしかしてアキ恋人とかいるの?」
「い、いない……」
ちらりとフィンを見るとまるで捨てられた子犬のような顔をしていた。
かわっ……じゃなくて……そんな顔されてもあんなやさしいキスをされたら勘違いしてしまう。
「じゃあアキ。僕のこと好きになって。」
「……ん?」
え、?
聞き間違い?
熱でうかされてるから多分聞き間違いだ。うん。
目の前にいる彼が好きになってなんて言うわけない。
「アキ。アキが僕のこと好きになってくれたらキスもセックスもできるよ」
「セッ!?」
驚いた俺は顔を赤くし口をパクパクさせているとまたぬるりと口の中に舌が侵入してきた。
ぐちゃぐちゃ♡ぴちゃ♡ぢゅっ♡
しつこく上手いキスに体から力が抜け甘い声が漏れる。
「んッ♡ふぁ♡…ふぅん♡」
たらっと口に入らない唾液が口の外に漏れラグを濡らしていく。
熱い体がさらに熱くなった感覚に陥りアタマではダメだと思っていても体が求めてしまう。
ツッゥとフィンが脇腹を撫でスーツのボタンを外していく。
「アキ…僕とひとつになろっか♡」
「ありが…」
ありがとうと言おうと振り返ると3人ともニヤニヤしながら俺に近づき囲まれる。
体が動かない。
「硬直魔法。やっぱ一般人には効くんだな。」
「裏の倉庫に運んで虐めるか。」
は?なに?どういうこと。
「馬鹿だよな。コイツ。予めカバンから学生証抜いて置いといたに決まってるだろ。」
「一般科になんも出来ない一般人がいるって聞いて…まさかなって思ったら大当たりだ。」
そう言いながら動かなくなった俺の体を引きずり奥の倉庫に投げ込まれる。
ドサッと少しだけ埃っぽいラグの上に動かなくなった体が倒れ咳き込む。
「ゲホッコホッ」
ガシッと髪を捕まれ引っ張られる。
「へぇ。以外に可愛い顔してんじゃん。」
「どうする?」
「いいね。フェラしてもらう?」
上から3人のハハハッって笑い声が頭に反響する…。
やめてくれ。
確かにいじめられたりはしたがこんな…実害のようなことはなかった。
未だに髪を引っ張られ上を向かされている俺の半開きの口にズボッと男の指が入ってきた。
「~…がっ…」
ぐちゅぐちゅと指で口内をまさぐられグイッと奥まで入れられ嗚咽が出る。
気持ち悪い。
気持ち悪い。
助けて。
ぽろぽろと涙とヨダレがラグの上に落ちシミを作る。
「ハッ。コイツ泣いてるよ。」
「喉気持ちいいんじゃね?お前指先に媚薬つけただろ」
「バレた」
ケラケラと笑いながら俺の口内と喉をひたすらに掻き回す。
喉が熱い。
喉から体に熱が回るような。そんな感覚に陥る。
ダメだ。気持ち悪い。
動かない口、体から力が抜けていく。
あぁ、俺このまま幸せになることすら出来ないのかな。
母さんの言葉を無駄にしてごめんなさい。
ごめんなさい。
心の中でひたすら謝っていると。ガチャリと扉が開く。
「ここ、関係者以外立ち入り禁止なんだけど。」
コツンと靴を鳴らし入ってくる声に聞き覚えがあった。
男から髪を離され、口内から指が抜かれた俺はドサリと体が崩れた。
「フィンス様…何故ここに…」
3人はだらりと冷や汗をかき、後ずさる。
「それはこっちのセリフだ。ここは立ち入り禁止。僕はこのパーティのオーナーだからね。君たちは、このパーティの何?」
「俺たちは…」
「俺たちは…ただの…参加者…で…」
フィンは目を細め再度カツンと1歩踏み込む。
初めは逆光でフィンの顔がよく見えなかったが近づくにつれ顔が見えてきた。
「…ヒュッ」
何故か男たちからではなく俺の喉から恐怖の悲鳴がかすかに漏れてしまった。
その表情は言葉では表せない怒りのような、憎しみのような表情をしており男たち、そして俺の恐怖を駆り立てた。
「違うよね。お前たち3人はこのパーティーを汚したドブネズミ。違う?」
スっと男たちの前にフィンが手を差し出す。
「ドブネズミらしく今すぐここから消えるか。俺に駆除されるか…選んでいいよ。」
ニコリと笑う彼は勇者どころか魔王の面影すら感じた。
男3人は結局その場から立ち去り俺はフィンに介抱されていた。
「大丈夫?体まだ動かない?」
「ゲホッ」
体が動かないのと喉の違和感、媚薬かなんかの体のあつさで何も喋れず咳だけで返事をしてしまう。
「大丈夫。大丈夫だからアキ。」
背中を撫でポンポンと優しく叩いてくれるフィンの腰に思わず腕を回しすりっと甘えていた。
しばらくして離れようとまだ重い体を起こそうと腕に力を入れると、グッと握られる。
「だ…大丈夫…フィン…」
かすれた声で上を向くとフィンは壊れ物を扱うような手つきで頬に触れる。
「まだ。熱い。アキ、媚薬盛られたんでしょ?」
その言葉にドキッとする。
「辛くない?僕が助けてあげる。」
グッとフィンが顔を寄せ口を合わせる。
チュッ♡クチュッ♡
フィンの舌がヌルッと口に入る。
まだ痺れてる半開きな口に容赦なく舌を入れ口内をねっとりとまさぐられる。
「ふぁ…ふぃん…んッ♡」
クチュッ♡チュ♡グチュ♡ヌチュッ♡
フィンが無言で舌を絡ませる。
「だ…ダメ。フィン。」
口が少し離れた後に俺がグッとフィンの肩を押すとドサッと床に押し倒される。
「どうして?アキ。キス気持ちよさそうだった。」
額をコツンとくっつけてちゅっちゅっとバードキスをしてくる。
「だ、だめ、きす。」
「なんで?って言ってるけど。」
「す…」
俺は絶対顔が赤くなってる。
そんな顔をフィンから逸らし顔を覆う。
「すきあってるひととじゃないと……だめ。」
「は?もしかしてアキ恋人とかいるの?」
「い、いない……」
ちらりとフィンを見るとまるで捨てられた子犬のような顔をしていた。
かわっ……じゃなくて……そんな顔されてもあんなやさしいキスをされたら勘違いしてしまう。
「じゃあアキ。僕のこと好きになって。」
「……ん?」
え、?
聞き間違い?
熱でうかされてるから多分聞き間違いだ。うん。
目の前にいる彼が好きになってなんて言うわけない。
「アキ。アキが僕のこと好きになってくれたらキスもセックスもできるよ」
「セッ!?」
驚いた俺は顔を赤くし口をパクパクさせているとまたぬるりと口の中に舌が侵入してきた。
ぐちゃぐちゃ♡ぴちゃ♡ぢゅっ♡
しつこく上手いキスに体から力が抜け甘い声が漏れる。
「んッ♡ふぁ♡…ふぅん♡」
たらっと口に入らない唾液が口の外に漏れラグを濡らしていく。
熱い体がさらに熱くなった感覚に陥りアタマではダメだと思っていても体が求めてしまう。
ツッゥとフィンが脇腹を撫でスーツのボタンを外していく。
「アキ…僕とひとつになろっか♡」
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