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元婚約ヴィンセント
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【 ヴィンセントの視点 】
私はスローウィット伯爵家の三兄弟の長男として産まれた。
跡継ぎとして教育を受けて育った。
ある日、親戚の女の子に一目惚れをした。
父上に彼女と結婚したいと言った。
『ヴィンセントには口約束の許嫁がいる。
貴族法に基づき、15歳になったら正式に婚約する。手続きは未だだとしても婚約者のいる身なのだから他の異性との関わりは気を付けるように』
ショックだった。
一つ歳下の初恋の人は、15歳になると四つ歳上の貴族と婚約した。
その頃、許嫁と顔合わせの日がやってきた。
目の前に現れた少女はアリサといって子爵家の令嬢だった。
私の好みとは違う顔にガッカリした。
子供だし何だか見窄らしい。
適当に話をしてその日は終えた。
婚姻まで早々会わないで済みそうなのはホッとした。
学園生活も様々な誘惑がある。
成人もしたし、夜会にも行ける…そう思っていた。
だが、父上は
『夜会? お前は学業が疎かで後継者教育が進まないクセに一人前のように振る舞うな!
アリサ嬢がいるのだから出会いは必要ない。中身の伴わない社交などしなくていい!』
だけど、私は年頃の健康な男だ。みんなのように発散したい。
だが、母上は
『娼館!? 汚らわしい!
病気でもうつされたらどうするの!』
『でも、母上。周りの令息は夜会に行ったり娼館に行っています』
『一部の令息でしょう!そんな堕落した令息とは縁を切りなさい!』
使用人に手を付けようと思ったが、
『使用人や親戚の子に手を付けたら勘当するぞ』
と父上から牽制されてしまった。
悶々とした日を送る中、婚約の為、子爵領にあるクロネック子爵邸を訪れた。
父上と母上はアリサを気に入っているようで話を弾ませた。
だけど私はアリサの異母妹のメリッサから目が離せなかった。
私の好みは美人系の魅惑的な体つきの女だ。
メリッサはそれを満たしていた。
美人といえる顔に、豊かな胸と尻。
まだ14歳でコレだ。今後もっと妖艶に育つのだろう。半勃ちになったモノを鎮めるのに集中した。
それに比べてアリサの体は標準よりも細く貧相だった。
溜息が出る。
どうせならメリッサと婚約させてくれたら良かったのに。
そんなことを思いながらクロネック邸で最初の夜を迎えた。
皆が寝静まった頃、小さなノックの音がした。
開けるとガウンを纏ったメリッサが立っていた。
『ヴィンセント様』
メリッサが私の胸に身体を寄せた。
豊かな胸を押し付けて谷間を作っていた。
肩を抱き、部屋に入れてドアを閉めた。
『これがどういうことか分かっているのか?』
そう尋ねると、彼女はガウンの紐を解いた。
開いたガウンからは裸体が見えた。
彼女は何も身に付けていなかった。
ガウンのポケットから小瓶を取り出して、飲みかけの茶に注いだ。半分自ら飲むと、半分私に渡した。
『バレてしまうから静かに愛し合いましょう』
渡された茶の残りを飲み干し、寝巻きを脱ぎ、彼女ガウンを脱がせた。
ランプの灯りに照らされた裸体はとても美しかった。
私はスローウィット伯爵家の三兄弟の長男として産まれた。
跡継ぎとして教育を受けて育った。
ある日、親戚の女の子に一目惚れをした。
父上に彼女と結婚したいと言った。
『ヴィンセントには口約束の許嫁がいる。
貴族法に基づき、15歳になったら正式に婚約する。手続きは未だだとしても婚約者のいる身なのだから他の異性との関わりは気を付けるように』
ショックだった。
一つ歳下の初恋の人は、15歳になると四つ歳上の貴族と婚約した。
その頃、許嫁と顔合わせの日がやってきた。
目の前に現れた少女はアリサといって子爵家の令嬢だった。
私の好みとは違う顔にガッカリした。
子供だし何だか見窄らしい。
適当に話をしてその日は終えた。
婚姻まで早々会わないで済みそうなのはホッとした。
学園生活も様々な誘惑がある。
成人もしたし、夜会にも行ける…そう思っていた。
だが、父上は
『夜会? お前は学業が疎かで後継者教育が進まないクセに一人前のように振る舞うな!
アリサ嬢がいるのだから出会いは必要ない。中身の伴わない社交などしなくていい!』
だけど、私は年頃の健康な男だ。みんなのように発散したい。
だが、母上は
『娼館!? 汚らわしい!
病気でもうつされたらどうするの!』
『でも、母上。周りの令息は夜会に行ったり娼館に行っています』
『一部の令息でしょう!そんな堕落した令息とは縁を切りなさい!』
使用人に手を付けようと思ったが、
『使用人や親戚の子に手を付けたら勘当するぞ』
と父上から牽制されてしまった。
悶々とした日を送る中、婚約の為、子爵領にあるクロネック子爵邸を訪れた。
父上と母上はアリサを気に入っているようで話を弾ませた。
だけど私はアリサの異母妹のメリッサから目が離せなかった。
私の好みは美人系の魅惑的な体つきの女だ。
メリッサはそれを満たしていた。
美人といえる顔に、豊かな胸と尻。
まだ14歳でコレだ。今後もっと妖艶に育つのだろう。半勃ちになったモノを鎮めるのに集中した。
それに比べてアリサの体は標準よりも細く貧相だった。
溜息が出る。
どうせならメリッサと婚約させてくれたら良かったのに。
そんなことを思いながらクロネック邸で最初の夜を迎えた。
皆が寝静まった頃、小さなノックの音がした。
開けるとガウンを纏ったメリッサが立っていた。
『ヴィンセント様』
メリッサが私の胸に身体を寄せた。
豊かな胸を押し付けて谷間を作っていた。
肩を抱き、部屋に入れてドアを閉めた。
『これがどういうことか分かっているのか?』
そう尋ねると、彼女はガウンの紐を解いた。
開いたガウンからは裸体が見えた。
彼女は何も身に付けていなかった。
ガウンのポケットから小瓶を取り出して、飲みかけの茶に注いだ。半分自ら飲むと、半分私に渡した。
『バレてしまうから静かに愛し合いましょう』
渡された茶の残りを飲み干し、寝巻きを脱ぎ、彼女ガウンを脱がせた。
ランプの灯りに照らされた裸体はとても美しかった。
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