19 / 41
楓の生い立ち
しおりを挟む
【 楓の過去 】
名門二条家に生まれたのは2人の姉妹だった。
長女紫(ゆかり)は負けず嫌いの性格だった。次女楓は内気な性格だった。
父は代々政治家を輩出してきた二条家の長男、母も政治家の娘で自身も政治家だった。2人はお見合婚と言われているけど親同士が決めた結婚だった。
2人はいわゆる性格の不一致というやつだ。
父は母に仕事を辞めて家にいて欲しかったし、母は政治家を辞めたくなかった。
父は息子を産んで欲しくて3人目を希望したけど、母はもう産みたくなかった。
父は外に愛人を囲い、母は政策秘書とデキているみたいだった。
イメージの維持だけのために結婚生活を続けていた。
何故知ってるか?
父の愛人が家に乗り込んで来たから。母に別れて欲しいと言いに来たのだ。愛人は父が地方へ行っているのを知っていたのだろう。門の中に入れないと騒ぐので仕方なく入れた。家政婦さんがお引き取りをお願いしたけど愛人は“奥さんに会うまでは動かないから”と言って居座った。愛人は私をじっと見た。微妙な表情の理由は後でわかる。
家政婦が母に電話すると母は鰻の特上を注文して持て成せと言った。愛人は微妙な顔をして食べた。
やっと帰って来た母は自己紹介をして、愛人の話を聞いた。愛人は少し怯んだ。“え?美人…”そう呟いた。どうやらこの人は政治とかそういう類のニュースは見ないのだろう、テレビにも映る母の顔を知らなかったらしい。浮気される妻だから侮っていたのだろう。そして私をじっと見ていた理由はソレだ。姉は父寄りの顔だけど私は母寄りの顔、でも父の要素が入っている私よりも母は遥かに美人だった。私の美人の基準は母だから、いくら“楓ちゃん美人だね”とか言われても違うと思ってしまう。
愛人はというと平凡な顔だった。全てが普通で人混みに紛れたら擬態したカメレオンのように気付かれない。一方で母は蝶の群れの中にいてもすぐに分かる美しい蝶だ。世界の美しい政治家トップ5という記事の2位になったことのある人だ。
「あの人と別れて!私達は愛し合っているの!」
「二条の希望かしら?」
「そんなの決まってるわ!」
「私はかなりの額の慰謝料をあなたと二条から貰わなくちゃいけないわ。愛人の有無なんかどうでもいいの、婚姻の継続が出来なくなったという事実が重要なの。その原因があなたと二条の希望なら払ってもらわないと。
娘2人はどうするの?二条の血を引く子への教育は大変よ?面接は大丈夫?あなたが足を引っ張って受験に落ちたらどうなると思う?この子達が行く学校のママ友はレベルが高いわよ?彼女達もいい学校を出ていているし自分磨きをしているのよ?あ、自分磨きってジャラジャラアクセサリーをつけることでも高い服を着ることでもないわよ?保護者の出し物なんかある学校だと大変よ?親子で外国語の歌を歌うとか演じるとかしたりするんですって。ちなみに二条は英語、私は英語とフランス語ができるわ。
親戚付き合いは大丈夫?友人知人、恩人との付き合いは?お祝いとか年間何十件あると思う?政界関係は別でその量なのよ?筆書きでお手紙を添えてるけど、できるかしら。二条のしきたりの一つなの。正月休みの数日は着物を着て激務よ?立ってちょっとつまむ程度でろくに食べれないし休めないし、子どものことも見ないといけないし。夜、お客様が引いても義母が足を揉めと言いだすのよ?朝も夜明けと共に起きてまた着物を着て働くの。お盆もそれなりに忙しいから。まあ、若いから大丈夫よね?
あと、それに普通は実母を追い出した愛人は嫌われるけど。もしかしたら二条の両親が入籍もこの屋敷に住むことも認めないといいだすかもよ?
二条は大臣を辞任して、もしかしたら一般人になるかもしれないわ。私は同情をもらって仕事も増えて主婦層の支持も増えるだろうけど。
二条は無職でもお金はあるからまた新しい愛人を見つけるだろうけど、頑張ってね」
唖然とする愛人に退席の挨拶をして、私たちと一緒に応接間を出た。
普通は子供を同席なんかさせないんだけど、母は家の事情が変わるなら幼くても知っておくべきと思ったらしい。
数日後、父が帰って来て報告を受けた。2人は罵り合うことはなかった。
父は母と別れる気はないと言ったし、不倫はお互い様だったから。
その後、あの愛人がどうなったかは知らない。
姉はT大を出て政治家になり二条家を継ぐ意志があったので中高一貫のO中学に入学した。息子が欲しかった父を見返そうと思ったのか認めて欲しかったのか。私は中学受験をしてGに入った。母はちょっと嫌そうな顔をしたけど、父は私が女だからいいと賛成した。
歳を重ねるごとに、あの家の違和感は大きく膨らんだ。家族という感じがしない。みんなバラバラで基本的には互いを気にかけていない。私のことを見る目も、足を引っ張らないか見張る目だった。
やっぱり仮面夫婦のような両親が好きになれなかった。何のためにあんな学校に通うのかもよくわからなくて大学に行きたくなくなった。だから大学に行かないと告げた。
当然猛反対を受けた。
3対1で口論をした挙句、行かないなら出て行けと言われた。
家を出るのは構わない。だけど部屋なんか貸してはもらえない。間違いなく保証人は頼めないだろう。
寮に入れる仕事は博打だ。いい会社ならいいけど、ブラックの囲い込みということもある。
私が通っている高校だと普通はそのまま大学進学をする。しないで就職するとなるとそれが足枷になりそうだった。何故進学しなかったのか聞かれても、何となくとしか答えられないし、家の内情を話すこともできない。行けるのに何となくで行かない高卒をホワイト企業が雇ってくれるわけはないと思った。
高校2年の夏にボランティアの課題があって、老人ホームでお年寄りの話し相手をしたことがある。
その時に大きな発見があった。私が手を握るとお年寄りがよく眠ってくれた。悪い夢を見ていた人は見なくなったと喜んだ。
そのことを思い出し、系列の他の老人ホームにボランティアに行った。するとやはり同じだった。
“催眠術士じゃなくて睡眠士ね”
ケアマネジャーに言われたことだった。
それに睡眠障害の人は意外と多いと聞いた。仕事になると思った。だけどどうしていいのかわからない。医療系の学校に行かなくてはならないのかと悩んでいた。医師になるならまだしも睡眠士なんて反対されると思った。
高校3年の夏、老人ホーム経由で連絡が来た。話があるということで行ってみると知らない女性が待っていた。
「平松咲希です。伯母がお世話になりました」
そう、社長の咲希さんだった。
名門二条家に生まれたのは2人の姉妹だった。
長女紫(ゆかり)は負けず嫌いの性格だった。次女楓は内気な性格だった。
父は代々政治家を輩出してきた二条家の長男、母も政治家の娘で自身も政治家だった。2人はお見合婚と言われているけど親同士が決めた結婚だった。
2人はいわゆる性格の不一致というやつだ。
父は母に仕事を辞めて家にいて欲しかったし、母は政治家を辞めたくなかった。
父は息子を産んで欲しくて3人目を希望したけど、母はもう産みたくなかった。
父は外に愛人を囲い、母は政策秘書とデキているみたいだった。
イメージの維持だけのために結婚生活を続けていた。
何故知ってるか?
父の愛人が家に乗り込んで来たから。母に別れて欲しいと言いに来たのだ。愛人は父が地方へ行っているのを知っていたのだろう。門の中に入れないと騒ぐので仕方なく入れた。家政婦さんがお引き取りをお願いしたけど愛人は“奥さんに会うまでは動かないから”と言って居座った。愛人は私をじっと見た。微妙な表情の理由は後でわかる。
家政婦が母に電話すると母は鰻の特上を注文して持て成せと言った。愛人は微妙な顔をして食べた。
やっと帰って来た母は自己紹介をして、愛人の話を聞いた。愛人は少し怯んだ。“え?美人…”そう呟いた。どうやらこの人は政治とかそういう類のニュースは見ないのだろう、テレビにも映る母の顔を知らなかったらしい。浮気される妻だから侮っていたのだろう。そして私をじっと見ていた理由はソレだ。姉は父寄りの顔だけど私は母寄りの顔、でも父の要素が入っている私よりも母は遥かに美人だった。私の美人の基準は母だから、いくら“楓ちゃん美人だね”とか言われても違うと思ってしまう。
愛人はというと平凡な顔だった。全てが普通で人混みに紛れたら擬態したカメレオンのように気付かれない。一方で母は蝶の群れの中にいてもすぐに分かる美しい蝶だ。世界の美しい政治家トップ5という記事の2位になったことのある人だ。
「あの人と別れて!私達は愛し合っているの!」
「二条の希望かしら?」
「そんなの決まってるわ!」
「私はかなりの額の慰謝料をあなたと二条から貰わなくちゃいけないわ。愛人の有無なんかどうでもいいの、婚姻の継続が出来なくなったという事実が重要なの。その原因があなたと二条の希望なら払ってもらわないと。
娘2人はどうするの?二条の血を引く子への教育は大変よ?面接は大丈夫?あなたが足を引っ張って受験に落ちたらどうなると思う?この子達が行く学校のママ友はレベルが高いわよ?彼女達もいい学校を出ていているし自分磨きをしているのよ?あ、自分磨きってジャラジャラアクセサリーをつけることでも高い服を着ることでもないわよ?保護者の出し物なんかある学校だと大変よ?親子で外国語の歌を歌うとか演じるとかしたりするんですって。ちなみに二条は英語、私は英語とフランス語ができるわ。
親戚付き合いは大丈夫?友人知人、恩人との付き合いは?お祝いとか年間何十件あると思う?政界関係は別でその量なのよ?筆書きでお手紙を添えてるけど、できるかしら。二条のしきたりの一つなの。正月休みの数日は着物を着て激務よ?立ってちょっとつまむ程度でろくに食べれないし休めないし、子どものことも見ないといけないし。夜、お客様が引いても義母が足を揉めと言いだすのよ?朝も夜明けと共に起きてまた着物を着て働くの。お盆もそれなりに忙しいから。まあ、若いから大丈夫よね?
あと、それに普通は実母を追い出した愛人は嫌われるけど。もしかしたら二条の両親が入籍もこの屋敷に住むことも認めないといいだすかもよ?
二条は大臣を辞任して、もしかしたら一般人になるかもしれないわ。私は同情をもらって仕事も増えて主婦層の支持も増えるだろうけど。
二条は無職でもお金はあるからまた新しい愛人を見つけるだろうけど、頑張ってね」
唖然とする愛人に退席の挨拶をして、私たちと一緒に応接間を出た。
普通は子供を同席なんかさせないんだけど、母は家の事情が変わるなら幼くても知っておくべきと思ったらしい。
数日後、父が帰って来て報告を受けた。2人は罵り合うことはなかった。
父は母と別れる気はないと言ったし、不倫はお互い様だったから。
その後、あの愛人がどうなったかは知らない。
姉はT大を出て政治家になり二条家を継ぐ意志があったので中高一貫のO中学に入学した。息子が欲しかった父を見返そうと思ったのか認めて欲しかったのか。私は中学受験をしてGに入った。母はちょっと嫌そうな顔をしたけど、父は私が女だからいいと賛成した。
歳を重ねるごとに、あの家の違和感は大きく膨らんだ。家族という感じがしない。みんなバラバラで基本的には互いを気にかけていない。私のことを見る目も、足を引っ張らないか見張る目だった。
やっぱり仮面夫婦のような両親が好きになれなかった。何のためにあんな学校に通うのかもよくわからなくて大学に行きたくなくなった。だから大学に行かないと告げた。
当然猛反対を受けた。
3対1で口論をした挙句、行かないなら出て行けと言われた。
家を出るのは構わない。だけど部屋なんか貸してはもらえない。間違いなく保証人は頼めないだろう。
寮に入れる仕事は博打だ。いい会社ならいいけど、ブラックの囲い込みということもある。
私が通っている高校だと普通はそのまま大学進学をする。しないで就職するとなるとそれが足枷になりそうだった。何故進学しなかったのか聞かれても、何となくとしか答えられないし、家の内情を話すこともできない。行けるのに何となくで行かない高卒をホワイト企業が雇ってくれるわけはないと思った。
高校2年の夏にボランティアの課題があって、老人ホームでお年寄りの話し相手をしたことがある。
その時に大きな発見があった。私が手を握るとお年寄りがよく眠ってくれた。悪い夢を見ていた人は見なくなったと喜んだ。
そのことを思い出し、系列の他の老人ホームにボランティアに行った。するとやはり同じだった。
“催眠術士じゃなくて睡眠士ね”
ケアマネジャーに言われたことだった。
それに睡眠障害の人は意外と多いと聞いた。仕事になると思った。だけどどうしていいのかわからない。医療系の学校に行かなくてはならないのかと悩んでいた。医師になるならまだしも睡眠士なんて反対されると思った。
高校3年の夏、老人ホーム経由で連絡が来た。話があるということで行ってみると知らない女性が待っていた。
「平松咲希です。伯母がお世話になりました」
そう、社長の咲希さんだった。
133
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
冷遇妃マリアベルの監視報告書
Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。
第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。
そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。
王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。
(小説家になろう様にも投稿しています)
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
聖女は聞いてしまった
夕景あき
ファンタジー
「道具に心は不要だ」
父である国王に、そう言われて育った聖女。
彼女の周囲には、彼女を心を持つ人間として扱う人は、ほとんどいなくなっていた。
聖女自身も、自分の心の動きを無視して、聖女という治癒道具になりきり何も考えず、言われた事をただやり、ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんな日々が10年過ぎた後、勇者と賢者と魔法使いと共に聖女は魔王討伐の旅に出ることになる。
旅の中で心をとり戻し、勇者に恋をする聖女。
しかし、勇者の本音を聞いてしまった聖女は絶望するのだった·····。
ネガティブ思考系聖女の恋愛ストーリー!
※ハッピーエンドなので、安心してお読みください!
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
僕は君を思うと吐き気がする
月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる