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初夜 2
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少し引き攣れたような割けるような痛みがあった。奥底まで貫いたまま覆い被さり優しく深い口付けをしながら額や頭を撫でられる。
目を閉じると大きな異物がナカで膨らんだりグッと動いて刺激しているのがわかる。
ディオン様は動いていないのに…アレは動くものなのね。
「痛みは?」
「少し」
「ごめんね。君との初めてを何かを使って誤魔化したくなかった。私と繋がった事をしっかり身体と記憶に刻んで欲しかった。
リディ、して欲しい事は何でもするから言ってくれ」
「分かりません。だけど私が去るまで優しくしてください」
「リディアーヌ、私の恋人になって欲しい」
彼は少し苦しそうに息を吐きながら身体を撫でる。
「私、隣国に住んでいて婚約者がいるのです」
「でも相手を探していた」
「はい」
「婚約者に不満があるからそうしたのだろう?場合によっては破棄になる。そういう覚悟があるんじゃないのか?
この国に居る間、この屋敷に滞在して私の恋人として過ごして欲しい。君が困らないように契約書も作るから」
「でも…」
「初夜が終わって嫌でなかったらそうしてくれ。お願いだ」
時折苦しそうに目を瞑り身体に力を入れる彼の腕に触った。
「ディオン様、苦しいのですか?
具合が悪いなら止めましょう」
「リディのナカが気持ち良過ぎて出そうなのを耐えているんだ」
「我慢なさらなくていいですよ」
「初めてがそんな情けない思い出になるのは嫌だ」
頬を染めながら私を見つめる彼が可愛く感じて背中に手を回した。
「それも素敵な思い出です。私の身体をお気に召してくださった証拠ですから」
「続けてしてもいいか」
「はい」
彼は私の乳房を掴むと口に含み吸いながら陰茎をゆっくり引いた。
異物感が凄かったのに、抜かれるとなんだか寂しくなる。入り口にだけ残した亀頭がビクビクと動いていた。
「ディオン様、離れられるとナカが寂しいです」
「お前はっ!」
グッと陰茎を奥まで収めると大きく腰を振り動かし私を揺さぶった。
痛みはもうほぼ無いがまだあまり気持ち良くはない。
彼に身を任せ目を瞑る。
処女の証を破られて、これから子種を注がれて私は自由になる…
「リディアーヌ…愛してる…うっ…」
30秒もかからず腰をグッと押しつけ亀頭が膨らむと最奥に何かが叩きつけられる。陰茎がビクンビクンと脈を打ち続け肉壁を刺激した。
射精してる?これが……すごい圧迫感。
ドロッと出て終わりだと思っていたのに何度も出るものなのね。苦しそう。
長い射精を終えるとリディアーヌの上に身体をのせた。
「ディオン様?」
「ちょっと待って」
「そんなに苦しいものなのですか」
「気持ち良すぎるんだ」
あの苦しそうな顔は気持ちいいってことだったと分かると安心した。
また首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐ彼の頭を撫でた。
「嬉しいけど複雑だ。私だけ果てて君は余裕なのだから」
「余裕なんかじゃありません。初めて尽くしでどうしたらいいのか」
「リディは気持ち良くなることだけを考えてくれたらいい」
そう言ってそっと陰茎を引き抜くとドロっとしたものがゆっくり流れ落ちた。
彼は私の膝に手を置き押し開いたまま秘部から流れ落ちるものを凝視していた。
すると少し角度が下がっていた陰茎がゆっくり上に向き上がった。
「ふう…駄目だ」
そういうと私にシーツを被せ、ガウンを着て呼び鈴を鳴らす。
扉を少し開け指示を出しているようだ。
すぐにお茶が運ばれてベッドで潤している間に食事が運ばれた。
食べている間に湯浴みの準備が整う。
彼に手を引かれるまま一緒に浴室に行った。
ずっと勃ち上がっているので目のやり場に困る。
あんなものがナカに入っていたなんて驚きだ。
指を差し込まれ掻き出される。
彼の指を伝い流れる白濁に触れてみた。ちょっとだけプルプルしている。
こんなのが排出されるのね、この精液の中に赤ちゃんの素が入っているなんて不思議…。
ふと閨教育の事を思い出した。
あの大きなモノを口に含む話があった。
口内で受け止める時は咽せないように気をつけるよう言われた事を思い出した。
つまりこの白いプルプルを口の中に?
何も考えずに精液の付いた指を咥えた。
ものすごく変な味と匂いが広がった。
「不味い」
すると急に腕を掴まれ壁に押し付けられた。
壁に正面を付け肩の間辺りを強く押されたまま首筋を舐め回された。
さっき迄とは違いその刺激は腹の奥へ。
むず痒い気持ち良さに悶えるが押さえつけていた手を離し臀部の肉を掴み開くと熱くて太いモノが膣口に当てられそのまま奥まで突き上げられた。
「ああっ!!」
むず痒かった場所に陰茎が到達するとそこから全身にビリビリと刺激が走る。
グッグッと押し突かれながら首筋を噛まれ歯が食い込むと一瞬世界が途切れた。
白い世界に降り立ったと思ったらすぐに激しい痙攣が始まり膣が陰茎を締め上げた。
立っていられず陰茎を膣で掴みながらうずくまりその上に彼が覆い被さる。
「イヤ…イヤ…」
それしか言葉にならない。
涙を流しながら痙攣を続ける私を苦しそうな声で彼は背中から覆い被さったまま抱きしめて
「大丈夫、大丈夫だから受け入れて」
そう言ってまた首筋に歯を立てた。
しばらくして痙攣が治ると肩や頭にキスを落とす。
ナカの力が抜けてくると陰茎を引き抜いた。
抱き上げて私ごと湯に浸かる。
彼の上に乗り彼の胸に背中を預けると彼は肩に湯をかけてくれる。
「理性が飛んで…ごめん。
締め付けられて我に返ったよ」
「死ぬかと思いました」
「ナカで達したんだ。外側を弄られて達するのとはまた違うらしいな」
その言葉にモヤっとした。
そうだ。この人は慣れてる。
私と違って……
目を閉じると大きな異物がナカで膨らんだりグッと動いて刺激しているのがわかる。
ディオン様は動いていないのに…アレは動くものなのね。
「痛みは?」
「少し」
「ごめんね。君との初めてを何かを使って誤魔化したくなかった。私と繋がった事をしっかり身体と記憶に刻んで欲しかった。
リディ、して欲しい事は何でもするから言ってくれ」
「分かりません。だけど私が去るまで優しくしてください」
「リディアーヌ、私の恋人になって欲しい」
彼は少し苦しそうに息を吐きながら身体を撫でる。
「私、隣国に住んでいて婚約者がいるのです」
「でも相手を探していた」
「はい」
「婚約者に不満があるからそうしたのだろう?場合によっては破棄になる。そういう覚悟があるんじゃないのか?
この国に居る間、この屋敷に滞在して私の恋人として過ごして欲しい。君が困らないように契約書も作るから」
「でも…」
「初夜が終わって嫌でなかったらそうしてくれ。お願いだ」
時折苦しそうに目を瞑り身体に力を入れる彼の腕に触った。
「ディオン様、苦しいのですか?
具合が悪いなら止めましょう」
「リディのナカが気持ち良過ぎて出そうなのを耐えているんだ」
「我慢なさらなくていいですよ」
「初めてがそんな情けない思い出になるのは嫌だ」
頬を染めながら私を見つめる彼が可愛く感じて背中に手を回した。
「それも素敵な思い出です。私の身体をお気に召してくださった証拠ですから」
「続けてしてもいいか」
「はい」
彼は私の乳房を掴むと口に含み吸いながら陰茎をゆっくり引いた。
異物感が凄かったのに、抜かれるとなんだか寂しくなる。入り口にだけ残した亀頭がビクビクと動いていた。
「ディオン様、離れられるとナカが寂しいです」
「お前はっ!」
グッと陰茎を奥まで収めると大きく腰を振り動かし私を揺さぶった。
痛みはもうほぼ無いがまだあまり気持ち良くはない。
彼に身を任せ目を瞑る。
処女の証を破られて、これから子種を注がれて私は自由になる…
「リディアーヌ…愛してる…うっ…」
30秒もかからず腰をグッと押しつけ亀頭が膨らむと最奥に何かが叩きつけられる。陰茎がビクンビクンと脈を打ち続け肉壁を刺激した。
射精してる?これが……すごい圧迫感。
ドロッと出て終わりだと思っていたのに何度も出るものなのね。苦しそう。
長い射精を終えるとリディアーヌの上に身体をのせた。
「ディオン様?」
「ちょっと待って」
「そんなに苦しいものなのですか」
「気持ち良すぎるんだ」
あの苦しそうな顔は気持ちいいってことだったと分かると安心した。
また首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐ彼の頭を撫でた。
「嬉しいけど複雑だ。私だけ果てて君は余裕なのだから」
「余裕なんかじゃありません。初めて尽くしでどうしたらいいのか」
「リディは気持ち良くなることだけを考えてくれたらいい」
そう言ってそっと陰茎を引き抜くとドロっとしたものがゆっくり流れ落ちた。
彼は私の膝に手を置き押し開いたまま秘部から流れ落ちるものを凝視していた。
すると少し角度が下がっていた陰茎がゆっくり上に向き上がった。
「ふう…駄目だ」
そういうと私にシーツを被せ、ガウンを着て呼び鈴を鳴らす。
扉を少し開け指示を出しているようだ。
すぐにお茶が運ばれてベッドで潤している間に食事が運ばれた。
食べている間に湯浴みの準備が整う。
彼に手を引かれるまま一緒に浴室に行った。
ずっと勃ち上がっているので目のやり場に困る。
あんなものがナカに入っていたなんて驚きだ。
指を差し込まれ掻き出される。
彼の指を伝い流れる白濁に触れてみた。ちょっとだけプルプルしている。
こんなのが排出されるのね、この精液の中に赤ちゃんの素が入っているなんて不思議…。
ふと閨教育の事を思い出した。
あの大きなモノを口に含む話があった。
口内で受け止める時は咽せないように気をつけるよう言われた事を思い出した。
つまりこの白いプルプルを口の中に?
何も考えずに精液の付いた指を咥えた。
ものすごく変な味と匂いが広がった。
「不味い」
すると急に腕を掴まれ壁に押し付けられた。
壁に正面を付け肩の間辺りを強く押されたまま首筋を舐め回された。
さっき迄とは違いその刺激は腹の奥へ。
むず痒い気持ち良さに悶えるが押さえつけていた手を離し臀部の肉を掴み開くと熱くて太いモノが膣口に当てられそのまま奥まで突き上げられた。
「ああっ!!」
むず痒かった場所に陰茎が到達するとそこから全身にビリビリと刺激が走る。
グッグッと押し突かれながら首筋を噛まれ歯が食い込むと一瞬世界が途切れた。
白い世界に降り立ったと思ったらすぐに激しい痙攣が始まり膣が陰茎を締め上げた。
立っていられず陰茎を膣で掴みながらうずくまりその上に彼が覆い被さる。
「イヤ…イヤ…」
それしか言葉にならない。
涙を流しながら痙攣を続ける私を苦しそうな声で彼は背中から覆い被さったまま抱きしめて
「大丈夫、大丈夫だから受け入れて」
そう言ってまた首筋に歯を立てた。
しばらくして痙攣が治ると肩や頭にキスを落とす。
ナカの力が抜けてくると陰茎を引き抜いた。
抱き上げて私ごと湯に浸かる。
彼の上に乗り彼の胸に背中を預けると彼は肩に湯をかけてくれる。
「理性が飛んで…ごめん。
締め付けられて我に返ったよ」
「死ぬかと思いました」
「ナカで達したんだ。外側を弄られて達するのとはまた違うらしいな」
その言葉にモヤっとした。
そうだ。この人は慣れてる。
私と違って……
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