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結婚
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盛大な結婚式が開かれた。
卒業後の婚姻は私達が一番最初。
他は早くて3ヶ月後とからしい。
“まあ、ノエルは浮気もせずに耐えたんだから、早く結婚してあげなよ” と殿下は笑っていた。
ドレスも装飾品も重過ぎるし歩き難い。
ヨタヨタと歩く私は、父に介助してもらってるお婆ちゃんの気分だ。
おい、殿下。 笑い堪えろ。
「クッ」
「お父様?」
「すまん」
父親にまで笑われた。
「(クリスティーナちゃん!頑張って!)」
「(クリスティーナちゃん!後半分よ!)」
初めて歩いた幼児を見守る様に、エリーゼお義姉様と王妃様が応援してくれた。
お陰で皆が肩を震わせてる。
ちょっと躓いたら、ノエルが駆け寄ろうとしてセイン義兄様がノエルを羽交い締めにした。
新郎がこっちに来るのは縁起が悪いんだって。
意味不明。
やっと到着して、神父の話を聞き流し、指輪の交換をした。
そして誓いの口付けをした。
その後、みんなの方へ向き直った。
来た道をまた通るのだが、その時にアルフレッド達に合図を送った。
見られていた。
初夜。
「信じられないよ。挙式中に浮気だなんて」
「アルフレッドくんとリオナさんに友情の合図をしたの」
「彼はティナのことを好きだろう」
「友達だからね。でも仲の良い婚約者がいるわ」
「それはティナのファンだからだろう」
「え?」
何で知ってるの!?
「今夜から他の男など考えられないようにしてやる」
翌日朝、解放された。
“続きは今夜”
まだするの!?
この生活は半年続いた。
生理の日だけは休めた。
半年後からは夜中に解放してもらえた。
心の中で超人ノエルと呼んでいる。
※※※※※※※※※
初夜の翌日からの クリスティーナとキラの話。
ノエルが父に連れられて出かけている間、キラと女子会をした
「持久力を兼ね備えたマッチョなナマコはどうでした?」
「不思議な生き物だったわ」
「痛みは大丈夫ですか」
「ノエルが準備してくれていたからあまり痛くなかった」
「ずっと我慢していた反動でしょうね」
「枯れないのかしら」
「残念ながら枯れません。
気力や筋肉は落ちるかもしれませんが、辛ければ仰ってください」
「分かったわ」
「ノエル様の精力が落ち着いて、気が向いたらマッチョナマコを観察したり遊んでやってください」
「遊ぶ?」
「ノエル様が喜びますよ」
「分かった」
その後、キラが婦人向けの秘密の絵冊子を持ってきてくれた。
女性が男性にする閨事の指南書だった。
キラ様はスプラナード家を退職し、私の専属になってくれた。
だからキラと呼んでいつも一緒にいる。
指南書は早々にノエルに見つかり、毎月一つ試すことになってしまった。
指南書は2巻目があることはバレていない。
指南書の存在にノエルはとても喜んでいた。
だけど2巻目には最後の方にあるプレイが書いてある。
男性の肛門に張型を挿入して悦ばせるというプレイだ。私は一つずつ受け入れて、あのページに導くつもりだ。
いつもいつも余裕な顔をしたノエルを懲らしめたいからだ。
キラは“5年後あたりですね。近付いたら道具を手配します” と言っていた。
卒業後の婚姻は私達が一番最初。
他は早くて3ヶ月後とからしい。
“まあ、ノエルは浮気もせずに耐えたんだから、早く結婚してあげなよ” と殿下は笑っていた。
ドレスも装飾品も重過ぎるし歩き難い。
ヨタヨタと歩く私は、父に介助してもらってるお婆ちゃんの気分だ。
おい、殿下。 笑い堪えろ。
「クッ」
「お父様?」
「すまん」
父親にまで笑われた。
「(クリスティーナちゃん!頑張って!)」
「(クリスティーナちゃん!後半分よ!)」
初めて歩いた幼児を見守る様に、エリーゼお義姉様と王妃様が応援してくれた。
お陰で皆が肩を震わせてる。
ちょっと躓いたら、ノエルが駆け寄ろうとしてセイン義兄様がノエルを羽交い締めにした。
新郎がこっちに来るのは縁起が悪いんだって。
意味不明。
やっと到着して、神父の話を聞き流し、指輪の交換をした。
そして誓いの口付けをした。
その後、みんなの方へ向き直った。
来た道をまた通るのだが、その時にアルフレッド達に合図を送った。
見られていた。
初夜。
「信じられないよ。挙式中に浮気だなんて」
「アルフレッドくんとリオナさんに友情の合図をしたの」
「彼はティナのことを好きだろう」
「友達だからね。でも仲の良い婚約者がいるわ」
「それはティナのファンだからだろう」
「え?」
何で知ってるの!?
「今夜から他の男など考えられないようにしてやる」
翌日朝、解放された。
“続きは今夜”
まだするの!?
この生活は半年続いた。
生理の日だけは休めた。
半年後からは夜中に解放してもらえた。
心の中で超人ノエルと呼んでいる。
※※※※※※※※※
初夜の翌日からの クリスティーナとキラの話。
ノエルが父に連れられて出かけている間、キラと女子会をした
「持久力を兼ね備えたマッチョなナマコはどうでした?」
「不思議な生き物だったわ」
「痛みは大丈夫ですか」
「ノエルが準備してくれていたからあまり痛くなかった」
「ずっと我慢していた反動でしょうね」
「枯れないのかしら」
「残念ながら枯れません。
気力や筋肉は落ちるかもしれませんが、辛ければ仰ってください」
「分かったわ」
「ノエル様の精力が落ち着いて、気が向いたらマッチョナマコを観察したり遊んでやってください」
「遊ぶ?」
「ノエル様が喜びますよ」
「分かった」
その後、キラが婦人向けの秘密の絵冊子を持ってきてくれた。
女性が男性にする閨事の指南書だった。
キラ様はスプラナード家を退職し、私の専属になってくれた。
だからキラと呼んでいつも一緒にいる。
指南書は早々にノエルに見つかり、毎月一つ試すことになってしまった。
指南書は2巻目があることはバレていない。
指南書の存在にノエルはとても喜んでいた。
だけど2巻目には最後の方にあるプレイが書いてある。
男性の肛門に張型を挿入して悦ばせるというプレイだ。私は一つずつ受け入れて、あのページに導くつもりだ。
いつもいつも余裕な顔をしたノエルを懲らしめたいからだ。
キラは“5年後あたりですね。近付いたら道具を手配します” と言っていた。
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