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誤解
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別室に通されて待つこと20分。
ノックと共にステファニーとテオが現れた。
「「アネット!」」
「ステファニー!テオ!」
2人に挟まれ抱きしめられる。
「怖かった……グズっ…うわ~ん!!」
安心して子供みたいに大泣きしていると誰かが入って来た。
ステファニーが離れテオが私を抱きしめる。
「ロズリーヌを呼んでちょうだい。控え室にいるはずだから」
「かしこまりました」
テオは優しく頭を撫で背中をさする。
「ごめん。俺が離れたから」
「ううっ……テオ…」
だんだん落ち着いてくるとステファニーが
「そこの扉が洗面室だから整えていらっしゃい」
「アネット様、どうぞこちらへ」
「俺もついていく」
「テオドール、大丈夫よ。小さな空間で扉は1つ。ロズリーヌだけが入るから」
「アネット、行けるか?」
「グズっ…うん」
洗面室で顔を拭き、化粧を直してもらい部屋に戻るとお茶の準備が出来ていた。
「アネット、こっちに来い」
テオとステファニーの間に座った。
「アネット、こちらは私の婚約者のシオン殿下よ」
私は立ち上がり深く腰を落として礼をとった。
「お初にお目にかかります。ゲラン伯爵家の長女アネットと申します…グズっ」
「アネット嬢、座ってくれ。君のことはステファニーからよく聞いている。
紹介し辛いんだが、隣の男は私の側近でオードリック・バルギル…公爵家の子息だ」
「シオン殿下、たとえ貴方の側近でも公爵家の子息でもアネットに手を出すなんて許せませんわ!」
「グズっ」
「申し訳ございません」
「ステファニー、アネット嬢。誤解があるんだ。
我が国では夜会などでテラスやバルコニーのベンチにひとりで座るレディは…誘いを待っていますという意思表示なんだ」
「「 は!? 」」
「グズっ」
「つまり、その……一夜の相手を」
「私のアネットがそんなことをするわけがありません!」
「グズっ」
「ステファニー、落ち着いてくれ」
「私のアネットがこんなに怯えて泣いているのに落ち着けですって!?」
「私も今回初めて会ったが…アネット嬢はとても卒業生には見えないし、色気が…」
「ちょっと!アネットのせいだとでも言いたいの!?アネットを侮辱するなら婚約を破棄するわ!」
「侮辱するつもりはない!ステファニー!破棄なんて言わないでくれ」
「フン!」
「全面的に非は此方にある。アネット嬢、申し訳なかった」
「ゲラン伯爵令嬢、勘違いをして怖い思いをさせてしまいました。申し訳ございません。
自国のルールが他国と違うこともあるのは当然なのに微塵も疑わずに貴女に失礼なことをしてしまいました。
深く反省をしております」
「………」
「また明日話しましょう。卒業パーティーの最中ですから。アネット、泊まっていって。
一緒に湯浴みをして寝ましょう」
「グズっ…テオと帰る」
「アネット…」
「ステファニー様、王宮で怖い目にあったのですからアネットは帰りたいのです。アネットは連れて帰ります」
「分かったわ」
「アネット、帰るぞ」
「テオ」
「抱っこするか?」
「うん…グズっ」
ステファニーが騎士を呼び、私達の両親に知らせるように指示を出し、別の騎士には馬車を用意するよう指示を出す。
「アネット、明日来てね」
「…はい」
「では、失礼致します」
テオが私を抱き上げて連れ帰ってくれた。
【 ステファニーの視点 】
可愛い私のアネットが抱き上げられ、テオドールにしがみついている。
王宮がトラウマになったらどうしてくれるのよ!!
アネット達が去り人払いをして扉が閉められる。
「バルギル公爵令息。貴方は外交中のはずでは?」
「はい」
「訪問先の国で女遊び? 主人のシオン殿下を放って」
「……申し訳ございません」
「ステファニー、オードリックを許してやってくれ」
「何故許さねばならないのですか?」
「オードリックは去年離婚して寂しい独り身だ。アネット嬢のような魅力的なレディを前にしたら…」
「欲が溜まっておられるなら娼館でも行けばよろしいでしょう。どこの国にもあるのですから態々初心な学生に手を出さなくても仰っていただければ使用人がご案内してさしあげましたわ」
「一目惚れをしました……彼女が誘いを待っているなら逃したくないと、他の男に取られたくないと思ってしまいました」
「拒絶を示した16歳の令嬢に無理強いしてもいい理由などないのよ!」
「20歳過ぎだと…」
「失礼ね!私のアネットはどこから見ても可愛い16歳よ!」
「私が見てもアネット嬢は…君も17歳には見えないが」
「契約違反ですわ」
「私がアネット嬢の事を伝えなかったのも悪かったんだ。挽回するチャンスをくれないか」
「明日、アネットが登城しなければ終わりよ」
「ステファニー、来なかったら謝りに行くから」
「王女殿下、先程のご令嬢と一緒にいた令息はどなたですか」
「テオドール・サックス。サックス侯爵家の嫡男よ」
「ご令嬢の婚約者ですか」
「問題を起こしておいて何で情報収集してるのよ」
「…申し訳ございません」
「はぁ。アネットの従兄よ。私達と同い歳なの。私と一緒で彼女を守っているのよ」
「それ以上に思ましたが」
「何、嫉妬心まで出しているのよ!全然反省していない!
シオン殿下!私のアネットを狙う男を連れてくるなんてどういうつもりですか!」
「オードリックお前なぁ」
「ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、見つけてしまったのです」
「貴方が何と言おうとアネットは私の天使なの!私が一歩引くとしたらアネットが愛する者だけよ」
「では、ゲラン伯爵令嬢の気持ちを手に入れたら反対はなさらないと?」
「一歩と言ったでしょう!」
「王女殿下。もし私が彼女の心を手に入れたら、ある意味彼女は王女殿下の元にいることにもなります」
「アネットは婚約者さえいたことがないし、男友達もいないし恋人もいたことがないの。
貴方が今まで相手をして来た女性方と一緒にしてもらっては困るわ」
「はい」
「アネットを口説いておいて他の女に手を出したら別れさせてから罪を着せて処刑するわよ」
「あり得ませんが、その時はお好きなようになさってください」
「シオン殿下、よろしくて?」
「オードリック、本気なんだな?」
「はい」
「ステファニー、感謝する」
側室が駄目なら次期国王の側近のひとりと結婚させるのも有りかもしれない。
ノックと共にステファニーとテオが現れた。
「「アネット!」」
「ステファニー!テオ!」
2人に挟まれ抱きしめられる。
「怖かった……グズっ…うわ~ん!!」
安心して子供みたいに大泣きしていると誰かが入って来た。
ステファニーが離れテオが私を抱きしめる。
「ロズリーヌを呼んでちょうだい。控え室にいるはずだから」
「かしこまりました」
テオは優しく頭を撫で背中をさする。
「ごめん。俺が離れたから」
「ううっ……テオ…」
だんだん落ち着いてくるとステファニーが
「そこの扉が洗面室だから整えていらっしゃい」
「アネット様、どうぞこちらへ」
「俺もついていく」
「テオドール、大丈夫よ。小さな空間で扉は1つ。ロズリーヌだけが入るから」
「アネット、行けるか?」
「グズっ…うん」
洗面室で顔を拭き、化粧を直してもらい部屋に戻るとお茶の準備が出来ていた。
「アネット、こっちに来い」
テオとステファニーの間に座った。
「アネット、こちらは私の婚約者のシオン殿下よ」
私は立ち上がり深く腰を落として礼をとった。
「お初にお目にかかります。ゲラン伯爵家の長女アネットと申します…グズっ」
「アネット嬢、座ってくれ。君のことはステファニーからよく聞いている。
紹介し辛いんだが、隣の男は私の側近でオードリック・バルギル…公爵家の子息だ」
「シオン殿下、たとえ貴方の側近でも公爵家の子息でもアネットに手を出すなんて許せませんわ!」
「グズっ」
「申し訳ございません」
「ステファニー、アネット嬢。誤解があるんだ。
我が国では夜会などでテラスやバルコニーのベンチにひとりで座るレディは…誘いを待っていますという意思表示なんだ」
「「 は!? 」」
「グズっ」
「つまり、その……一夜の相手を」
「私のアネットがそんなことをするわけがありません!」
「グズっ」
「ステファニー、落ち着いてくれ」
「私のアネットがこんなに怯えて泣いているのに落ち着けですって!?」
「私も今回初めて会ったが…アネット嬢はとても卒業生には見えないし、色気が…」
「ちょっと!アネットのせいだとでも言いたいの!?アネットを侮辱するなら婚約を破棄するわ!」
「侮辱するつもりはない!ステファニー!破棄なんて言わないでくれ」
「フン!」
「全面的に非は此方にある。アネット嬢、申し訳なかった」
「ゲラン伯爵令嬢、勘違いをして怖い思いをさせてしまいました。申し訳ございません。
自国のルールが他国と違うこともあるのは当然なのに微塵も疑わずに貴女に失礼なことをしてしまいました。
深く反省をしております」
「………」
「また明日話しましょう。卒業パーティーの最中ですから。アネット、泊まっていって。
一緒に湯浴みをして寝ましょう」
「グズっ…テオと帰る」
「アネット…」
「ステファニー様、王宮で怖い目にあったのですからアネットは帰りたいのです。アネットは連れて帰ります」
「分かったわ」
「アネット、帰るぞ」
「テオ」
「抱っこするか?」
「うん…グズっ」
ステファニーが騎士を呼び、私達の両親に知らせるように指示を出し、別の騎士には馬車を用意するよう指示を出す。
「アネット、明日来てね」
「…はい」
「では、失礼致します」
テオが私を抱き上げて連れ帰ってくれた。
【 ステファニーの視点 】
可愛い私のアネットが抱き上げられ、テオドールにしがみついている。
王宮がトラウマになったらどうしてくれるのよ!!
アネット達が去り人払いをして扉が閉められる。
「バルギル公爵令息。貴方は外交中のはずでは?」
「はい」
「訪問先の国で女遊び? 主人のシオン殿下を放って」
「……申し訳ございません」
「ステファニー、オードリックを許してやってくれ」
「何故許さねばならないのですか?」
「オードリックは去年離婚して寂しい独り身だ。アネット嬢のような魅力的なレディを前にしたら…」
「欲が溜まっておられるなら娼館でも行けばよろしいでしょう。どこの国にもあるのですから態々初心な学生に手を出さなくても仰っていただければ使用人がご案内してさしあげましたわ」
「一目惚れをしました……彼女が誘いを待っているなら逃したくないと、他の男に取られたくないと思ってしまいました」
「拒絶を示した16歳の令嬢に無理強いしてもいい理由などないのよ!」
「20歳過ぎだと…」
「失礼ね!私のアネットはどこから見ても可愛い16歳よ!」
「私が見てもアネット嬢は…君も17歳には見えないが」
「契約違反ですわ」
「私がアネット嬢の事を伝えなかったのも悪かったんだ。挽回するチャンスをくれないか」
「明日、アネットが登城しなければ終わりよ」
「ステファニー、来なかったら謝りに行くから」
「王女殿下、先程のご令嬢と一緒にいた令息はどなたですか」
「テオドール・サックス。サックス侯爵家の嫡男よ」
「ご令嬢の婚約者ですか」
「問題を起こしておいて何で情報収集してるのよ」
「…申し訳ございません」
「はぁ。アネットの従兄よ。私達と同い歳なの。私と一緒で彼女を守っているのよ」
「それ以上に思ましたが」
「何、嫉妬心まで出しているのよ!全然反省していない!
シオン殿下!私のアネットを狙う男を連れてくるなんてどういうつもりですか!」
「オードリックお前なぁ」
「ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、見つけてしまったのです」
「貴方が何と言おうとアネットは私の天使なの!私が一歩引くとしたらアネットが愛する者だけよ」
「では、ゲラン伯爵令嬢の気持ちを手に入れたら反対はなさらないと?」
「一歩と言ったでしょう!」
「王女殿下。もし私が彼女の心を手に入れたら、ある意味彼女は王女殿下の元にいることにもなります」
「アネットは婚約者さえいたことがないし、男友達もいないし恋人もいたことがないの。
貴方が今まで相手をして来た女性方と一緒にしてもらっては困るわ」
「はい」
「アネットを口説いておいて他の女に手を出したら別れさせてから罪を着せて処刑するわよ」
「あり得ませんが、その時はお好きなようになさってください」
「シオン殿下、よろしくて?」
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「はい」
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