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帝国 (側妃ダイアナの屈辱)
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【 レオンの第ニ側妃ダイアナの視点 】
この私が男爵令嬢の身代わり!?
ユゲットの嫌がらせかと思ったが、ユゲットの指摘に衝撃が走った。
昨晩は服を脱いで四つん這いになってくれと言われ従った。潤滑剤を使って解されると早々に奥まで突き立てられた。
『ああっ!』
激しく腰を振り奥まで突き立てる殿下は直ぐに果てた。
『はあっ、はあっ、』
殿下の息が背中にかかる。
『仰向けになってくれ』
初めての二回目だった。
『ああっ!!』
『子供達に聞こえる』
そう言ってクッションを私の顔に被せた。
時々クッションを浮かせて呼吸をさせながら、普段はあまり触れない胸を揉み、頂を摘みながら腰を回した。
『んんんんんんっ!!』
強い快感を味わっていると、覆い被さるように脚を持ち上げられ、激しく突き立てられた。
痛いほど奥に突き込まれて注がれた。
注ぎ終わるとサッと抜いて毛布を被せ、枕を取った。
殿下はガウンを羽織るとメイドを呼び、部屋から去っていった。
『後処理は朝にするわ。このまま寝かせて』
余韻を味わいたくて、注がれたままにした。
避妊薬は飲んだ。男児をもう一人産む前に寵愛を勝ち取らねば。
朝、湯浴みの準備をさせて起きると殿下の子種が溢れ出た。
愛されたと満足だった。
漏れた子種を手で受け止めていた。
それを腹に塗った。
メイドは微妙な顔をしていたが、愛される経験が無いから分からないのだろう。
明晩の閨は私が奉仕してあげよう。
殿方は口の奉仕を喜ぶと聞いた。
気位の高いユゲットはそんなことはしないだろう。
そうだ、自慢しに行こう。
私がどれだけ愛されたのか知れば、もう男児を二人産んだユゲットは大きな顔をしないだろう。
時々お小言を言うユゲットが気に入らなかった。
私が見たかったのはユゲットの悔しそうな顔だったのに……
私は男爵令嬢に見立てられて抱かれた!?
抱かれ方がユゲットの台詞と同じだった。
怒りに我を忘れ、部屋に戻りメチャメチャに壊した。
『お母様、大丈夫ですか』
『ジョアンナ、部屋に戻りなさい』
そんな日々の中、あの女が来てから三ヶ月が経とうとしていた。
ある夜、殿下の使用人から言伝があった。
『一時間後、王太子殿下がいらっしゃいます』
言伝通り殿下が側妃の宮に足を踏み入れた。
私の部屋だった。そして人払いをした。
勝った!ユゲットに勝ったわ!予定外のお渡りよ!
『殿下、お飲み物を、』
『要らない。下着を取って、床に膝を付き、ベッドに上半身を付けてくれ』
また、私の顔を見ないつもりなの!?
『王太子殿下、私がお慰め致しますわ』
『ならばこっちに来い』
殿下が窓辺に寄りかかり手招きをした。
私は跪き、殿下の陰茎を取り出すと手で触れたが、なかなか勃ち上がらない。
殿下が深い溜息をついた。
『もういい。其方は寝てくれ』
ユゲットの所へ行くのだと分かった。
パクっと口に含んだ。教わった通りに舐めたり扱いたりしているうちに勃ち上がった。
『もっと奥まで咥えられないか』
喉に付きそうなほど咥えて奉仕した。
『もっと激しく早く扱いてくれ。舌は這わせたままだ』
苦しくて顎が疲れてしまった。
『無理か』
『顎が疲れてしまって』
『壁にもたれて座れ』
窓の下の壁にもたれて座ると殿下が頭を後ろに押して少し上を向かせ、口に陰茎を当てがった。
私が口を開くとズルっと陰茎が入ってきた。
『私が動くから舌だけ這わせてくれ。歯は当てるなよ』
そう言うと殿下が腰を動かした。どんどん早く荒くなる。
『グッ……グゥッ……』
苦しい!苦しい!
『くっ!』
殿下の呻き声と共にサッと抜き取ると頭から顔にかけて白濁をかけられた。
殿下は出し切ると“ありがとう”とだけ言って服を整えてメイドを呼んで部屋を出た。
こんな姿にしてメイドを呼ぶなんて!
普通は殿下が拭いてくれるものでしょう!
メイドがタオルで拭いている間、恥ずかしくて泣きたくなった。
『湯浴みのお支度を致します』
そう言ってメイド達は出て行った。
口で奉仕をしている間、殿下は指示を出す時以外は外を見ていた。果てた時でさえ。
立ち上り殿下が視線を向けていた方を見ると王太子妃宮が見えた。
羞恥心は怒りに変わった。
私は単なる性処理の道具にされたのだと分かった。
ならば殿下の大事な女を傷付けてやる。
翌朝、食堂へ行く途中に話が耳に届いた。
『ダイアナ様、ご奉仕して頭から掛けられていたわ』
『見たかったわ』
『真っ赤になって涙を流していたわ。屈辱だったのね』
『傲慢な側妃にちょうどいいお仕置きね』
私は近くにいた兵士の剣を奪い、女達に斬りつけた。
『お止めください!』
『ギャア!!』
『止めて!!』
そして十数分後、兵士に抑え込まれた私の元に殿下がやってきた。
『血迷ったか』
『あの二人のメイドが、私を侮辱したのです!』
『どんな?』
『……それは』
『早く言え』
『っ!』
『カルヴィン』
『ハッ! メイド二人は昨夜の閨について噂話を。側妃様の陰口でした』
『具体的には?』
『“傲慢な側妃にちょうどいいお仕置き”だと』
『二人を処刑しろ』
『かしこまりました』
数カ所を斬られ血を流しながら許を乞う姿にスッとした。なのに……
『なぜそう言われるか分かるか?
お前が傲慢な態度でいるから尊重されないんだ。ユゲットの専属メイドならばその様なことを言わない。
それに、あの二人の主人は私だ。お前に剣で制裁する権利を与えた覚えはない』
『私は妃ですわ!』
『なら、妃らしくしたらどうだ』
『私は王女、あの女は男爵家の出ではありませんか!それなのに私に敬意を払わず、あの女に現を抜かすなど、ギャア!!』
髪を掴まれて引き摺り回された。
食堂から出てきた子供達が泣いている。
『母上!』
『お母様!』
そのまま外鍵付きの部屋に放り込まれた。
『身分など関係ない。もし彼女が王太子妃になったらお前は平伏すのか?地位は彼女の方が上になる』
『うぅっ』
『お前はたまたま王族だっただけだ。他に価値がないだろう。後は子を産むことくらいか?
彼女にはお前には無い希少な価値がある。
次にあの女などと言えば舌を切り落とす』
扉を閉めると兵士に命じていた。
『鍵を掛けて丸3日外に出すな。湯浴みも着替えなどの身支度もさせるな。
水と塩だけ与えてやれ。誰にも合わせるな』
『かしこまりました』
絶対に……絶対に許さない!
この私が男爵令嬢の身代わり!?
ユゲットの嫌がらせかと思ったが、ユゲットの指摘に衝撃が走った。
昨晩は服を脱いで四つん這いになってくれと言われ従った。潤滑剤を使って解されると早々に奥まで突き立てられた。
『ああっ!』
激しく腰を振り奥まで突き立てる殿下は直ぐに果てた。
『はあっ、はあっ、』
殿下の息が背中にかかる。
『仰向けになってくれ』
初めての二回目だった。
『ああっ!!』
『子供達に聞こえる』
そう言ってクッションを私の顔に被せた。
時々クッションを浮かせて呼吸をさせながら、普段はあまり触れない胸を揉み、頂を摘みながら腰を回した。
『んんんんんんっ!!』
強い快感を味わっていると、覆い被さるように脚を持ち上げられ、激しく突き立てられた。
痛いほど奥に突き込まれて注がれた。
注ぎ終わるとサッと抜いて毛布を被せ、枕を取った。
殿下はガウンを羽織るとメイドを呼び、部屋から去っていった。
『後処理は朝にするわ。このまま寝かせて』
余韻を味わいたくて、注がれたままにした。
避妊薬は飲んだ。男児をもう一人産む前に寵愛を勝ち取らねば。
朝、湯浴みの準備をさせて起きると殿下の子種が溢れ出た。
愛されたと満足だった。
漏れた子種を手で受け止めていた。
それを腹に塗った。
メイドは微妙な顔をしていたが、愛される経験が無いから分からないのだろう。
明晩の閨は私が奉仕してあげよう。
殿方は口の奉仕を喜ぶと聞いた。
気位の高いユゲットはそんなことはしないだろう。
そうだ、自慢しに行こう。
私がどれだけ愛されたのか知れば、もう男児を二人産んだユゲットは大きな顔をしないだろう。
時々お小言を言うユゲットが気に入らなかった。
私が見たかったのはユゲットの悔しそうな顔だったのに……
私は男爵令嬢に見立てられて抱かれた!?
抱かれ方がユゲットの台詞と同じだった。
怒りに我を忘れ、部屋に戻りメチャメチャに壊した。
『お母様、大丈夫ですか』
『ジョアンナ、部屋に戻りなさい』
そんな日々の中、あの女が来てから三ヶ月が経とうとしていた。
ある夜、殿下の使用人から言伝があった。
『一時間後、王太子殿下がいらっしゃいます』
言伝通り殿下が側妃の宮に足を踏み入れた。
私の部屋だった。そして人払いをした。
勝った!ユゲットに勝ったわ!予定外のお渡りよ!
『殿下、お飲み物を、』
『要らない。下着を取って、床に膝を付き、ベッドに上半身を付けてくれ』
また、私の顔を見ないつもりなの!?
『王太子殿下、私がお慰め致しますわ』
『ならばこっちに来い』
殿下が窓辺に寄りかかり手招きをした。
私は跪き、殿下の陰茎を取り出すと手で触れたが、なかなか勃ち上がらない。
殿下が深い溜息をついた。
『もういい。其方は寝てくれ』
ユゲットの所へ行くのだと分かった。
パクっと口に含んだ。教わった通りに舐めたり扱いたりしているうちに勃ち上がった。
『もっと奥まで咥えられないか』
喉に付きそうなほど咥えて奉仕した。
『もっと激しく早く扱いてくれ。舌は這わせたままだ』
苦しくて顎が疲れてしまった。
『無理か』
『顎が疲れてしまって』
『壁にもたれて座れ』
窓の下の壁にもたれて座ると殿下が頭を後ろに押して少し上を向かせ、口に陰茎を当てがった。
私が口を開くとズルっと陰茎が入ってきた。
『私が動くから舌だけ這わせてくれ。歯は当てるなよ』
そう言うと殿下が腰を動かした。どんどん早く荒くなる。
『グッ……グゥッ……』
苦しい!苦しい!
『くっ!』
殿下の呻き声と共にサッと抜き取ると頭から顔にかけて白濁をかけられた。
殿下は出し切ると“ありがとう”とだけ言って服を整えてメイドを呼んで部屋を出た。
こんな姿にしてメイドを呼ぶなんて!
普通は殿下が拭いてくれるものでしょう!
メイドがタオルで拭いている間、恥ずかしくて泣きたくなった。
『湯浴みのお支度を致します』
そう言ってメイド達は出て行った。
口で奉仕をしている間、殿下は指示を出す時以外は外を見ていた。果てた時でさえ。
立ち上り殿下が視線を向けていた方を見ると王太子妃宮が見えた。
羞恥心は怒りに変わった。
私は単なる性処理の道具にされたのだと分かった。
ならば殿下の大事な女を傷付けてやる。
翌朝、食堂へ行く途中に話が耳に届いた。
『ダイアナ様、ご奉仕して頭から掛けられていたわ』
『見たかったわ』
『真っ赤になって涙を流していたわ。屈辱だったのね』
『傲慢な側妃にちょうどいいお仕置きね』
私は近くにいた兵士の剣を奪い、女達に斬りつけた。
『お止めください!』
『ギャア!!』
『止めて!!』
そして十数分後、兵士に抑え込まれた私の元に殿下がやってきた。
『血迷ったか』
『あの二人のメイドが、私を侮辱したのです!』
『どんな?』
『……それは』
『早く言え』
『っ!』
『カルヴィン』
『ハッ! メイド二人は昨夜の閨について噂話を。側妃様の陰口でした』
『具体的には?』
『“傲慢な側妃にちょうどいいお仕置き”だと』
『二人を処刑しろ』
『かしこまりました』
数カ所を斬られ血を流しながら許を乞う姿にスッとした。なのに……
『なぜそう言われるか分かるか?
お前が傲慢な態度でいるから尊重されないんだ。ユゲットの専属メイドならばその様なことを言わない。
それに、あの二人の主人は私だ。お前に剣で制裁する権利を与えた覚えはない』
『私は妃ですわ!』
『なら、妃らしくしたらどうだ』
『私は王女、あの女は男爵家の出ではありませんか!それなのに私に敬意を払わず、あの女に現を抜かすなど、ギャア!!』
髪を掴まれて引き摺り回された。
食堂から出てきた子供達が泣いている。
『母上!』
『お母様!』
そのまま外鍵付きの部屋に放り込まれた。
『身分など関係ない。もし彼女が王太子妃になったらお前は平伏すのか?地位は彼女の方が上になる』
『うぅっ』
『お前はたまたま王族だっただけだ。他に価値がないだろう。後は子を産むことくらいか?
彼女にはお前には無い希少な価値がある。
次にあの女などと言えば舌を切り落とす』
扉を閉めると兵士に命じていた。
『鍵を掛けて丸3日外に出すな。湯浴みも着替えなどの身支度もさせるな。
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