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晩餐会
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今夜はアルベリク王子殿下とジェルメーヌ王女殿下を主役とした晩餐会。
来賓は侯爵家以上の当主夫妻。挨拶を終えて次々と席に着く。ふと見ると、オードリック様とハンナ様も挨拶の列に並んでいた。
私は任務中。彼を見ないようにした。
ア「貴方がコーネリア王太子妃殿下の兄君ですね」
オ「オードリック・フレンデェと申します。彼女は妻のハンナと申します。お会いできて光栄に存じます」
ジ「よく似ていらっしゃるのね。貴方もリヴィアのお友達ですの?」
オ「はい?」
ジ「王太子妃殿下とリヴィアは仲が良いですし、屋敷にも行き来して交流があったと伺いましたから」
オ「ええ。とても親しくさせていただきました。
そうだろう?リヴィア」
何で振るの!
ア「フレンデェ公子、ごきげんよう」
ジ「リヴィアのような素敵なレディが独り身なんて信じられないわ。そう思いますでしょう?公子」
オ「ジェルメーヌ王女殿下は慧眼をお待ちのようですね」
ジ「私、リヴィアを気に入りましたの。彼女が側にいてくれたら 毎日楽しく過ごせると思います」
オ「仰る通りでございます。人生をも変えてくれるでしょう」
はぁ…神様 悪魔様…夫人の瞳孔が激しく歪んでいますよ。どうにかしてください。
ク「(困っているのか、リヴィア)」
この声はクレマン卿よね。
私「(まあ、大丈夫です)」
ク「(抹殺したければ、)」
私「(何言っているのですかっ、ダメですよっ)」
ア「せっかく兄妹が会える場なのですから挨拶に行った方がいいでしょう」
オ「お気遣いいただきありがとうございます。失礼いたします」
オードリック様達は、王太子夫妻に挨拶をしに進んだ。
美味しそうだなと思いながらアルベリク王子の側に立っていると、カルフォン卿が通りすがりに声をかけてきた。
「(リヴィア、顔に出てる。料理を見るな)」
「(す、すみません)」
彼が通り過ぎるとクレマン卿が話しかけてきた。
「(君の方が階級が上じゃないのか?)」
「(そうですけど、彼は特別です)」
無事に晩餐会の終了となり、次々と来賓が帰っていく。だけどオードリック様は残っていた。
ア「リヴィア」
アルベリク王子とジェルメーヌ王女が客室に戻るようなので後に続いた。
客室に到着したので後は湯浴みや就寝準備。担当は既に面接済みなので私の役目は終了。
「それでは失礼いたします」
「ちょっと話がある。入ってくれ」
「…失礼します」
「座ってくれ」
「はい」
アルベリク王子殿下は真剣な顔をして私をじっと見た。
「君の条件は何だろう」
「と言いますと?」
「君の目標というか求めているものというか、望みを知りたい」
「仰っている意味がわかりません」
「リヴィアをスカウトしたい。シュヴァールに来てくれないか」
「雇用ということでしょうか」
「そうだ」
「光栄なお話ではありますが、私はここで助けられて生きて参りました。離れる気はございません」
「何かを提示すれば気が変わるなんてことはないか」
「ございません」
「コーネリア王太子妃殿下の地位を保証すると言っても?」
私は立ち上がった。
「残念です。
コーネリア王太子妃殿下は、私がシュヴァールに行くことで保証を得られたと知ったら死ぬまで気に病まれるでしょう。王太子妃殿下とは元々友人です。ご存知のはずでは?
そしてこのような引き抜きは王太子殿下にも国王陛下にも失礼なことです。明日からコーネリア王太子妃殿下付きに戻らせていただきます」
「待ってくれ!悪かった!」
「……」
「君のいう通りだが、私も妹も君が気に入ったんだ。普通では断られるだろうと王太子妃殿下のことを持ち出してしまった。悪かった」
「個人的には謝罪をお受けいたしますが、私には報告の義務がございます」
「そうだな」
「私はこれで失礼いたします」
退室してモロー室長へ報告をしに向かった。
【 アルベリク王子の視点 】
バタン
「怒らせたな」
上着を脱いでスカーフを外した。
「ネルハデス卿に対してはまずかったですね」
「手が無いんだよ ロナード。
待遇はここより良くは出来ないから 縁談で気を引く選択をしたかった。だが 次期国王となるヘンリー王太子でも口説けなかった令嬢だ。それに見ただろう。王太子妃の兄を。王族派の筆頭公爵家のお堅い公子の美貌。あれでも駄目なんだぞ!?
あとは取り引きしかない。彼女が今の環境や家族や友人と離れることを決断させるのに使えるのは王太子妃の件くらいだ」
「めちゃくちゃ怒っていたじゃないですか。もう止めてくださいね。湯浴をしてきてください」
湯に浸かりながら昼食後の報告の事を思い出した。
『アルベリク殿下、ネルハデス卿について報告を申し上げます。
信憑性は抜きでお願いします』
『分かった』
『城に勤める者は誰一人として口を割りません。金をチラつかせても無駄でした。
逆に忠告を受けました。“屋敷や使用人を維持しながら一生遊んで暮らせるお金でも積まない限り誰も話さないと思います”と。
仕方なく、男をつかまえに来ていた貴族令嬢達に話を聞きました。
彼女は当時 王子だったヘンリー殿下の求婚を断り、幾つもの貴族令息との縁談も断りました。
少し歳上の伯爵にも好意を寄せられていたようです。最終的に貴族派の筆頭カシャ公爵家の長男と、王族派の筆頭フレンデェ公爵家の長男が想いを寄せていたようですが、当時のネルハデス嬢はいつの間にかヘンリー殿下の婚約者候補の一人だと言われていて、令嬢達にも分からなかったそうです。
しかし卒業と同時にヘンリー殿下はコーネリア・フレンデェとの婚約を発表し、リヴィア・ネルハデスは王命を受けた協力者だったと明かしました。
そこでカシャ公子かフレンデェ公子かと社交界の関心を集めたようですが、ネルハデス嬢は城勤めを始め、2人とも他の令嬢との縁談話を受け入れて婚姻しました』
『あのカルフォンという騎士は?』
『近衛から一時的にモロー室長の下に就いていたようです。ネルハデス嬢が協力者になっている間、彼が彼女の護衛を務めたようです。学園の教師に扮し彼女の担任を3年受け持ち、彼女の選択科目の教師にもなり、城では側にいて守っていたようです。
1年生の時、悪ふざけをしてネルハデス嬢に怪我を負わせた侯爵家の令息達を死なない程度に懲らしめたり、城でも彼女に害をなした者をその場で処罰しています。女相手でも躊躇わず手首でも何でも切り落としたそうです』
『フレンデェ公子はどんな男だ?』
『優秀なようですが、昔から女性に冷たく、何度か婚約しても令嬢が辞退してしまったようです。唯一心を開いた相手がネルハデス嬢だったそうです』
本当に争奪戦だったようだ。でも彼女は誰も選ばなかった。
来賓は侯爵家以上の当主夫妻。挨拶を終えて次々と席に着く。ふと見ると、オードリック様とハンナ様も挨拶の列に並んでいた。
私は任務中。彼を見ないようにした。
ア「貴方がコーネリア王太子妃殿下の兄君ですね」
オ「オードリック・フレンデェと申します。彼女は妻のハンナと申します。お会いできて光栄に存じます」
ジ「よく似ていらっしゃるのね。貴方もリヴィアのお友達ですの?」
オ「はい?」
ジ「王太子妃殿下とリヴィアは仲が良いですし、屋敷にも行き来して交流があったと伺いましたから」
オ「ええ。とても親しくさせていただきました。
そうだろう?リヴィア」
何で振るの!
ア「フレンデェ公子、ごきげんよう」
ジ「リヴィアのような素敵なレディが独り身なんて信じられないわ。そう思いますでしょう?公子」
オ「ジェルメーヌ王女殿下は慧眼をお待ちのようですね」
ジ「私、リヴィアを気に入りましたの。彼女が側にいてくれたら 毎日楽しく過ごせると思います」
オ「仰る通りでございます。人生をも変えてくれるでしょう」
はぁ…神様 悪魔様…夫人の瞳孔が激しく歪んでいますよ。どうにかしてください。
ク「(困っているのか、リヴィア)」
この声はクレマン卿よね。
私「(まあ、大丈夫です)」
ク「(抹殺したければ、)」
私「(何言っているのですかっ、ダメですよっ)」
ア「せっかく兄妹が会える場なのですから挨拶に行った方がいいでしょう」
オ「お気遣いいただきありがとうございます。失礼いたします」
オードリック様達は、王太子夫妻に挨拶をしに進んだ。
美味しそうだなと思いながらアルベリク王子の側に立っていると、カルフォン卿が通りすがりに声をかけてきた。
「(リヴィア、顔に出てる。料理を見るな)」
「(す、すみません)」
彼が通り過ぎるとクレマン卿が話しかけてきた。
「(君の方が階級が上じゃないのか?)」
「(そうですけど、彼は特別です)」
無事に晩餐会の終了となり、次々と来賓が帰っていく。だけどオードリック様は残っていた。
ア「リヴィア」
アルベリク王子とジェルメーヌ王女が客室に戻るようなので後に続いた。
客室に到着したので後は湯浴みや就寝準備。担当は既に面接済みなので私の役目は終了。
「それでは失礼いたします」
「ちょっと話がある。入ってくれ」
「…失礼します」
「座ってくれ」
「はい」
アルベリク王子殿下は真剣な顔をして私をじっと見た。
「君の条件は何だろう」
「と言いますと?」
「君の目標というか求めているものというか、望みを知りたい」
「仰っている意味がわかりません」
「リヴィアをスカウトしたい。シュヴァールに来てくれないか」
「雇用ということでしょうか」
「そうだ」
「光栄なお話ではありますが、私はここで助けられて生きて参りました。離れる気はございません」
「何かを提示すれば気が変わるなんてことはないか」
「ございません」
「コーネリア王太子妃殿下の地位を保証すると言っても?」
私は立ち上がった。
「残念です。
コーネリア王太子妃殿下は、私がシュヴァールに行くことで保証を得られたと知ったら死ぬまで気に病まれるでしょう。王太子妃殿下とは元々友人です。ご存知のはずでは?
そしてこのような引き抜きは王太子殿下にも国王陛下にも失礼なことです。明日からコーネリア王太子妃殿下付きに戻らせていただきます」
「待ってくれ!悪かった!」
「……」
「君のいう通りだが、私も妹も君が気に入ったんだ。普通では断られるだろうと王太子妃殿下のことを持ち出してしまった。悪かった」
「個人的には謝罪をお受けいたしますが、私には報告の義務がございます」
「そうだな」
「私はこれで失礼いたします」
退室してモロー室長へ報告をしに向かった。
【 アルベリク王子の視点 】
バタン
「怒らせたな」
上着を脱いでスカーフを外した。
「ネルハデス卿に対してはまずかったですね」
「手が無いんだよ ロナード。
待遇はここより良くは出来ないから 縁談で気を引く選択をしたかった。だが 次期国王となるヘンリー王太子でも口説けなかった令嬢だ。それに見ただろう。王太子妃の兄を。王族派の筆頭公爵家のお堅い公子の美貌。あれでも駄目なんだぞ!?
あとは取り引きしかない。彼女が今の環境や家族や友人と離れることを決断させるのに使えるのは王太子妃の件くらいだ」
「めちゃくちゃ怒っていたじゃないですか。もう止めてくださいね。湯浴をしてきてください」
湯に浸かりながら昼食後の報告の事を思い出した。
『アルベリク殿下、ネルハデス卿について報告を申し上げます。
信憑性は抜きでお願いします』
『分かった』
『城に勤める者は誰一人として口を割りません。金をチラつかせても無駄でした。
逆に忠告を受けました。“屋敷や使用人を維持しながら一生遊んで暮らせるお金でも積まない限り誰も話さないと思います”と。
仕方なく、男をつかまえに来ていた貴族令嬢達に話を聞きました。
彼女は当時 王子だったヘンリー殿下の求婚を断り、幾つもの貴族令息との縁談も断りました。
少し歳上の伯爵にも好意を寄せられていたようです。最終的に貴族派の筆頭カシャ公爵家の長男と、王族派の筆頭フレンデェ公爵家の長男が想いを寄せていたようですが、当時のネルハデス嬢はいつの間にかヘンリー殿下の婚約者候補の一人だと言われていて、令嬢達にも分からなかったそうです。
しかし卒業と同時にヘンリー殿下はコーネリア・フレンデェとの婚約を発表し、リヴィア・ネルハデスは王命を受けた協力者だったと明かしました。
そこでカシャ公子かフレンデェ公子かと社交界の関心を集めたようですが、ネルハデス嬢は城勤めを始め、2人とも他の令嬢との縁談話を受け入れて婚姻しました』
『あのカルフォンという騎士は?』
『近衛から一時的にモロー室長の下に就いていたようです。ネルハデス嬢が協力者になっている間、彼が彼女の護衛を務めたようです。学園の教師に扮し彼女の担任を3年受け持ち、彼女の選択科目の教師にもなり、城では側にいて守っていたようです。
1年生の時、悪ふざけをしてネルハデス嬢に怪我を負わせた侯爵家の令息達を死なない程度に懲らしめたり、城でも彼女に害をなした者をその場で処罰しています。女相手でも躊躇わず手首でも何でも切り落としたそうです』
『フレンデェ公子はどんな男だ?』
『優秀なようですが、昔から女性に冷たく、何度か婚約しても令嬢が辞退してしまったようです。唯一心を開いた相手がネルハデス嬢だったそうです』
本当に争奪戦だったようだ。でも彼女は誰も選ばなかった。
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