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第四章 東への旅
4ー9 薬草採取と危険生物
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翌日も晴天が続きそうでしたけれど、その次の日からは少し荒れそうな天候模様だったので、第二日目は常設依頼の薬草採取に出かけることにしました。
常設依頼ではありますけれど、出かける前にギルドに一応届け出る決まりになっています。
単純に所定の用紙に行く先と戻ってくる予定時間を記入するだけなのですけれど、この届出を出しておけば、未帰還の場合には捜索隊が派遣されるようになっているそうです。
従って、いい加減な記載はできません。
冒険者見習いが行う薬草採取の場所は、主としてアルビラの南側に広がる草原です。
アルビラの北側には森もあって、そこでは価値の高い薬草もあるのですけれど、生憎と魔物も良く出現する場所なので冒険者見習いがそこに採取へ行くことは禁じられています。
仮にマルコが北側の門から出ようとすれば、門衛から誰何されることになります。
薬草取りに行くなどと言えば盛大なお小言が来ることになるでしょう。
本来、北の門から冒険者見習いが出るには付き添いが必要になるのです。
街が共同体として子供たちを守っているのですね。
冒険者等の登録証を持たない普通の子供が一人の場合は、いずれの門であっても外には出られません。
12歳以上の年齢になれば、一般的にはいずれかのギルドに登録するのが普通になりますので、出入りも自由ですけれど、危険も自己責任で負うことになります。
従って、常設依頼の薬草採取のためにマルコが向かったのは、南門になります。
因みに西門方面は主要街道沿いのため、街道周辺の薬草はそのほとんどが取り去られています。
一つには、道路脇にブッシュがあると小型の魔物の隠れ場になることから路肩部分は安全のために雑草ごと刈り取られていること、また、冒険者がクエストの帰り道に小遣い稼ぎでこの街道周辺で薬草を採取してしまうこともあって、街道からかなり離れないと薬草が繁殖していないのです。
当然に街道から離れた場所は、魔物が出現する危険地帯ですので冒険者見習いが入れる安全な場所ではありません。
東側は海ですので、薬草自体が少なく、そもそも余り安全な採取場所はありません。
実はアルビラの海側に一部突出している断崖絶壁部分に苔状の希少な薬草「ラクモス」が生えているらしいのですけれど、これを採取するのは岩登りのスキルを持つ者に限られているようです。
当然のことながら冒険者見習いに許されている採取ではありません。
アルビラでもこのラクモス採取のクエストを受けられるのは、ヘンクとヴォルデルの兄弟だけだということを受付のナンシーさんに教えてもらっています。
マルコも浮揚術なんかを使えば多分簡単に採取できますけれど、人の縄張りに土足で踏み込むのはしないようにしましょうね。
その日早朝にギルドに届けを出して南門に行くと、同じ年頃の子供達4人連れを見かけました。
首から紐で魔木のカードを下げていますから同じ見習いのようですね。
でもマルコよりも体格が大きな男の子がいますので年上の子かも知れません。
マルコは10歳になったばかりですが、おしゃべりしながら前に進んでいるパーティは11歳か12歳ぐらいに見えます。
12歳になると正規の冒険者になることもできるのですけれど、既定のクエスト数を完了していないような場合には、貢献度不足で見習いが外れないこともあるというのは、ナンシーさんから聞いています。
彼らと一緒に行く必要はないのですけれど、南門を出てからの方向が一緒でしたので、彼らの50ブーツほど後方を歩いているマルコです。
実はこの先前方約3ケブーツにHPポーション用の薬草「ブンガチェ」の繁殖場所があります。
マルコは周辺域の索敵によりその場所を知っているのですけれど、前を行く四人はあるいはそこを自分たちの採取場所にしているのかもしれません。
見習い用の常設依頼の薬草は、このブンガチェとMPポーション用の「オスマンテ」の二種類なのです。
ブンガチェは白い花弁が採取対象ですし、オスマンテは小さな黄色い花が咲く菜の花に似た植物ですが、こちらは花ではなく地下茎が採取対象ですね。
採取場所が被ると拙いので、仮になりそうな場合は、15度ほど西寄りで4ケブーツのところにオスマンテの繁殖場所があるので、そちらに変えるつもりです。
左程経たないうちにやはり目的地が被りそうなので、マルコは西寄りに方向を変えました。
ブンガチェもオスマンテも10本が最低限の納品数になります。
マルコには収納用にインベントリも亜空間もありますけれど、できるだけ他人にその能力を知られないようにするために、今日は自分で作ったショルダーバックを肩から下げています。
薬草採取の場合は、リュックよりもショルダーバックの方が収納作業に便利なのです。
バックの大きさからみて二十本も採取すれば十分だと思っており、採取し終えたなら街に戻るつもりでいます。
薬草採取の際も周囲の危険には注意していたのですけれど、20本目のオスマンテを採取し終えたところで南東方向からチョットした危険が近づいていることに気づきました。
マルコが居る位置よりも、四人の子供たちがいる場所の方が近く、どうやらその危険がその四人に近づいているようです。
マルコはため息をつきました。
四人の子供たちは、全くの赤の他人ではありますけれど、危険を知っていて見過ごすわけにも行きません。
マルコは、ショルダーバックにオスマンテを収容し終えると、四人がいる方向へ足早に向かうのでした。
一応四人も周辺の警戒は怠っては居ないのでしょうけれど、草木に覆われた場所では大型の獣ならば容易に気が付く場合もありますけれど、地面を這うように進むプラトゥ・ヴァイパーに気づく人は稀です。
それでも進行方向でわずかに草木が揺れますので注視していれば気づくのでしょうけれど、魔木クラスの冒険者見習いにそれを察知しろと言うのは無茶な要求です。
このヴァイパー、結構なデカ物で胴回りは概ね半ブーツ(36センチ?)もあり、長さは9ブーツ(約6.5m)ほどもあります。
このプラトゥ・ヴァイパーの特徴は、獲物に毒液を吹きかけて身体を麻痺させ、生きたまま飲み込む危険な爬虫類なのです。
体内に魔石を持つ魔物ではないのですけれど、大人でも出遭えば命が危うい危険生物なのです。
子供たちが襲われればひとたまりもありません。
マルコもその能力を他人目に晒すことに躊躇いが無いわけではありませんが、今回は止むを得ません。
四人の子供たちの能力では今から避難を始めても、プラトゥ・ヴァイパーの移動速度が速いので逃げ切れないのがわかっていますから、毒蛇を退治するしか彼らを助ける方法が無いのです。
転移で彼らを逃がす方法は流石に取れませんから、最小限の魔法能力でプラトゥ・ヴァイパーを退治することにします。
ある程度プラトゥ・ヴァイパーよりも先に駆け付けられることが分かっていたので、左程急いではいませんでした。
四人の子供たちの内で最もプラトゥ・ヴァイパーに近い距離に居た女の子の斜め前方にマルコが進み出ると、女の子が斜め後方からマルコに言いました。
「あんた、誰?
ここは私達の採取場所だからね。」
きっと首から下げている魔木のカードを見て見習いと分かり、ライバルと認識したのでしょう。
マルコは返事もせずに、そのまま待ち受けています。
その時に12ブーツほど離れた草むらからほとんど音もなく赤黒い体色のプラトゥ・ヴァイパーが鎌首をもたげました。
この距離はプラトゥ・ヴァイパーにとっての生殺与奪のギリギリの距離なのです。
マルコに声をかけた女の子がそれに気づいて「ヒッ」と、小さな悲鳴を上げました。
ほかの三人も気づきましたが、恐怖で立ちすくんでいます。
プラトゥ・ヴァイパーがやや沈み込んでとまさに跳び上がろうとした瞬間、マルコはエア・ブレイドを無詠唱で放ちました。
飛翔しながら毒液を吐こうとしたプラトゥ・ヴァイパーの首が一瞬のうちに撥ねられ、マルコの手前5ブーツに落ちました。
それから四人が一斉に「フギャァ‼」と絶叫を上げたのです。
チョット、遅いよね。
女の子はその場に座り込んで涙を流していますから、余程怖かったのでしょうね。
うん、お漏らしもしているかもしれないけれど、彼女の名誉のためにそこは見て見ぬふりですね。
==========================
10月22日、一部の字句修正を行いました。
1月4日、一部の文字の修正を行いました。
By サクラ近衛将監
常設依頼ではありますけれど、出かける前にギルドに一応届け出る決まりになっています。
単純に所定の用紙に行く先と戻ってくる予定時間を記入するだけなのですけれど、この届出を出しておけば、未帰還の場合には捜索隊が派遣されるようになっているそうです。
従って、いい加減な記載はできません。
冒険者見習いが行う薬草採取の場所は、主としてアルビラの南側に広がる草原です。
アルビラの北側には森もあって、そこでは価値の高い薬草もあるのですけれど、生憎と魔物も良く出現する場所なので冒険者見習いがそこに採取へ行くことは禁じられています。
仮にマルコが北側の門から出ようとすれば、門衛から誰何されることになります。
薬草取りに行くなどと言えば盛大なお小言が来ることになるでしょう。
本来、北の門から冒険者見習いが出るには付き添いが必要になるのです。
街が共同体として子供たちを守っているのですね。
冒険者等の登録証を持たない普通の子供が一人の場合は、いずれの門であっても外には出られません。
12歳以上の年齢になれば、一般的にはいずれかのギルドに登録するのが普通になりますので、出入りも自由ですけれど、危険も自己責任で負うことになります。
従って、常設依頼の薬草採取のためにマルコが向かったのは、南門になります。
因みに西門方面は主要街道沿いのため、街道周辺の薬草はそのほとんどが取り去られています。
一つには、道路脇にブッシュがあると小型の魔物の隠れ場になることから路肩部分は安全のために雑草ごと刈り取られていること、また、冒険者がクエストの帰り道に小遣い稼ぎでこの街道周辺で薬草を採取してしまうこともあって、街道からかなり離れないと薬草が繁殖していないのです。
当然に街道から離れた場所は、魔物が出現する危険地帯ですので冒険者見習いが入れる安全な場所ではありません。
東側は海ですので、薬草自体が少なく、そもそも余り安全な採取場所はありません。
実はアルビラの海側に一部突出している断崖絶壁部分に苔状の希少な薬草「ラクモス」が生えているらしいのですけれど、これを採取するのは岩登りのスキルを持つ者に限られているようです。
当然のことながら冒険者見習いに許されている採取ではありません。
アルビラでもこのラクモス採取のクエストを受けられるのは、ヘンクとヴォルデルの兄弟だけだということを受付のナンシーさんに教えてもらっています。
マルコも浮揚術なんかを使えば多分簡単に採取できますけれど、人の縄張りに土足で踏み込むのはしないようにしましょうね。
その日早朝にギルドに届けを出して南門に行くと、同じ年頃の子供達4人連れを見かけました。
首から紐で魔木のカードを下げていますから同じ見習いのようですね。
でもマルコよりも体格が大きな男の子がいますので年上の子かも知れません。
マルコは10歳になったばかりですが、おしゃべりしながら前に進んでいるパーティは11歳か12歳ぐらいに見えます。
12歳になると正規の冒険者になることもできるのですけれど、既定のクエスト数を完了していないような場合には、貢献度不足で見習いが外れないこともあるというのは、ナンシーさんから聞いています。
彼らと一緒に行く必要はないのですけれど、南門を出てからの方向が一緒でしたので、彼らの50ブーツほど後方を歩いているマルコです。
実はこの先前方約3ケブーツにHPポーション用の薬草「ブンガチェ」の繁殖場所があります。
マルコは周辺域の索敵によりその場所を知っているのですけれど、前を行く四人はあるいはそこを自分たちの採取場所にしているのかもしれません。
見習い用の常設依頼の薬草は、このブンガチェとMPポーション用の「オスマンテ」の二種類なのです。
ブンガチェは白い花弁が採取対象ですし、オスマンテは小さな黄色い花が咲く菜の花に似た植物ですが、こちらは花ではなく地下茎が採取対象ですね。
採取場所が被ると拙いので、仮になりそうな場合は、15度ほど西寄りで4ケブーツのところにオスマンテの繁殖場所があるので、そちらに変えるつもりです。
左程経たないうちにやはり目的地が被りそうなので、マルコは西寄りに方向を変えました。
ブンガチェもオスマンテも10本が最低限の納品数になります。
マルコには収納用にインベントリも亜空間もありますけれど、できるだけ他人にその能力を知られないようにするために、今日は自分で作ったショルダーバックを肩から下げています。
薬草採取の場合は、リュックよりもショルダーバックの方が収納作業に便利なのです。
バックの大きさからみて二十本も採取すれば十分だと思っており、採取し終えたなら街に戻るつもりでいます。
薬草採取の際も周囲の危険には注意していたのですけれど、20本目のオスマンテを採取し終えたところで南東方向からチョットした危険が近づいていることに気づきました。
マルコが居る位置よりも、四人の子供たちがいる場所の方が近く、どうやらその危険がその四人に近づいているようです。
マルコはため息をつきました。
四人の子供たちは、全くの赤の他人ではありますけれど、危険を知っていて見過ごすわけにも行きません。
マルコは、ショルダーバックにオスマンテを収容し終えると、四人がいる方向へ足早に向かうのでした。
一応四人も周辺の警戒は怠っては居ないのでしょうけれど、草木に覆われた場所では大型の獣ならば容易に気が付く場合もありますけれど、地面を這うように進むプラトゥ・ヴァイパーに気づく人は稀です。
それでも進行方向でわずかに草木が揺れますので注視していれば気づくのでしょうけれど、魔木クラスの冒険者見習いにそれを察知しろと言うのは無茶な要求です。
このヴァイパー、結構なデカ物で胴回りは概ね半ブーツ(36センチ?)もあり、長さは9ブーツ(約6.5m)ほどもあります。
このプラトゥ・ヴァイパーの特徴は、獲物に毒液を吹きかけて身体を麻痺させ、生きたまま飲み込む危険な爬虫類なのです。
体内に魔石を持つ魔物ではないのですけれど、大人でも出遭えば命が危うい危険生物なのです。
子供たちが襲われればひとたまりもありません。
マルコもその能力を他人目に晒すことに躊躇いが無いわけではありませんが、今回は止むを得ません。
四人の子供たちの能力では今から避難を始めても、プラトゥ・ヴァイパーの移動速度が速いので逃げ切れないのがわかっていますから、毒蛇を退治するしか彼らを助ける方法が無いのです。
転移で彼らを逃がす方法は流石に取れませんから、最小限の魔法能力でプラトゥ・ヴァイパーを退治することにします。
ある程度プラトゥ・ヴァイパーよりも先に駆け付けられることが分かっていたので、左程急いではいませんでした。
四人の子供たちの内で最もプラトゥ・ヴァイパーに近い距離に居た女の子の斜め前方にマルコが進み出ると、女の子が斜め後方からマルコに言いました。
「あんた、誰?
ここは私達の採取場所だからね。」
きっと首から下げている魔木のカードを見て見習いと分かり、ライバルと認識したのでしょう。
マルコは返事もせずに、そのまま待ち受けています。
その時に12ブーツほど離れた草むらからほとんど音もなく赤黒い体色のプラトゥ・ヴァイパーが鎌首をもたげました。
この距離はプラトゥ・ヴァイパーにとっての生殺与奪のギリギリの距離なのです。
マルコに声をかけた女の子がそれに気づいて「ヒッ」と、小さな悲鳴を上げました。
ほかの三人も気づきましたが、恐怖で立ちすくんでいます。
プラトゥ・ヴァイパーがやや沈み込んでとまさに跳び上がろうとした瞬間、マルコはエア・ブレイドを無詠唱で放ちました。
飛翔しながら毒液を吐こうとしたプラトゥ・ヴァイパーの首が一瞬のうちに撥ねられ、マルコの手前5ブーツに落ちました。
それから四人が一斉に「フギャァ‼」と絶叫を上げたのです。
チョット、遅いよね。
女の子はその場に座り込んで涙を流していますから、余程怖かったのでしょうね。
うん、お漏らしもしているかもしれないけれど、彼女の名誉のためにそこは見て見ぬふりですね。
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10月22日、一部の字句修正を行いました。
1月4日、一部の文字の修正を行いました。
By サクラ近衛将監
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