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第一章 二重生活
1-15 錬金術と薬師スキルの試技
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早速取り掛からせてもらいました。
最初は魔道具の制作ですが、一応言質はとっていますよ。
「私は、ギルド会員ではありませんが、此処で魔道具を作っても差し支えないのですね?」
すると、クロードさんが鷹揚に頷きましたから、大丈夫なのでしょう。
俺が作ったのは、机の上にあった魔力を通しやすいトレントを使った懐中電灯だ。
以前造った時は魔晶石を使ったけれど、魔石を使っても大丈夫のはずだから、それを作る。
但し、この魔石、三つ置かれてあるけれど、その三つともに使い古しのようで余り魔力が残っていないんだよね。
その選別能力もテストのうちなのかもしれないけれど、もしかして嫌がらせ?
しょうがないから魔力を充填して使うことにする。
最初にトレントを魔法で削り出し、直径三センチ程度の筒状にする。
そうして、その筒の中に魔力を再充填した魔石をはめ込んでから、発光体になる素材を近くにあった鉱物から抽出し、更に酸化ケイ素を抽出してレンズに造形して、はめ込めば終わりだ。
この筒を持ったヒトが発動の魔力を込めれば、かなり強い光がレンズから前にでる。
筒先の位置を変えれば焦点を変えてビームにもなるし、広範囲を照らすこともできる代物だ。
所要時間は多分15分程度かな?
20分はかかっていないと思うよ。
何だか知らないけど、クロードさんの呆けたような顔がちらっと見えたんだが、気のせいかな?
伯爵様を待たせちゃいかんから、次の作業だな。
次いで左の机に移って、テーブル上の薬草を改める。
色々種類はあるんだけれど、どれも鮮度が良くないね。
多分運び込まれるまでの時間がかかったんだろうと思うけれど、余り良いポーションはできないかも知れないね。
で、俺がいつもやっていた方法でポーションづくりを始めたよ。
最初に必要なのは浄水だ。
綺麗な水じゃないと良いポーションは作れない。
俺の場合は、水属性魔法で作り出す浄水を使うんだ。
今回は、テーブル上の薬草でも比較的程度の良さそうなカリガナ草を使うことにした。
空中に浄水を生み出して浮かばせる。
そこにカリガナ草を空中でみじん切りにした上で、浄水の中に混ぜ込む。
但し、このままだと不要成分が混じるんで、有用成分だけを抽出して、不要物は除去。
その上で浮かんだ液体を加熱すると、徐々に薄青い色に液体が染まって行く。
十分に加熱したなら、次いでこれを空中で濾してしまうんだ。
そうすると薄青の液体と残渣の繊維が分離できるから、液体の方をポーション用の小瓶に詰めればお終いだ。
こちらもかかった時間は15分ぐらいかな?
で、終わりましたと言ったら、そこに居合わせた人が呆気に取られていた。
あれ、俺何か変なことしましたか?
伯爵様がため息をつきながら言いました。
「何ともとんでもないようなものを見せつけられたような気がするが・・・。
クロードそれにエメルデス。
この者の能力は間違いないのだな?」
クロードさんが言いました。
「彼の造った魔道具はこれまでに無い全く新たな物にございます。
種々の仕掛けが驚くほどに精緻であり、しかもあれほど短い間に作り上げるとは思いもよりませんでした。
錬金術師の試験は、朝から日没までの時間内に何か魔道具を作り上げれば良しとするものですが、これほど短い時間でしのけるなど、おそらくは前例が無いものと存じます。
更には、用意したものがたまたま残魔力の少ない魔石しかございませんでしたが、その魔石に魔力を充填して用いる技は、熟練の錬金術師でもなかなかできぬことにございます。
錬金術師としては、まず一線級の能力を持ち合わせているものと思われます。」
続けてエメルデスさんが言いました。
「薬師の調剤用具を一切使わずに、ポーションを作るところを始めてみましたわい。
弟子の訓練用に用意した素材ゆえに、余り良い薬草が揃えられませんでしたが、その品の選定眼、更にはおそらくは魔法を使っての、水や加熱など、驚くほどに新しき製法なれど、理にかなった方法と思われますし、出来上がったモノは、かなり品質のモノになっていると思われます。
カリガナ草でポーションを作成した場合は、今少し濁りが残るはずですが、それが認められませぬ。
おそらくは何か私の知らぬ方法でその濁りを取り除いたかに思えます。
錬金術師と同様、試験に際しては半日の間に用意された素材からポーションを作り出せば合格とされますので、斯様に短い時間でそれを為し遂げたともなればおそらくは最短の記録となりましょうな。
私も、この者は一線級の薬師として認められるべきと考えます。」
「ふむ、二人が揃って其方の能力を認めたのであれば、問題はあるまい。
ところで、エメルデスが申したカリガナ草からポーションを作った際の濁りが無いのはどうしたわけか教えてくれるか?」
「はい、エメルデス師が言っているのは、おそらくカリガナ草を使った際の不純物と思われます。
カリガナ草には、効能が全くない上に苦みを残すだけの成分が含まれております。
従って、この成分を作業中に取り除いてやれば、雑味が無くなると同時に出来上がったポーションから濁りが無くなります。」
「ほう?
そなたが空中で作業を為しているからどこでそのような作業していたのか皆目わからぬが、仮にそこな調剤用具で行うとすればどうすればよいのじゃ?」
「調剤用具のみで造る際にはかなり難しいかもしれません。
作業としては、カリガナ草を薬研等ですりつぶした段階で、錬金術の抽出を以て、雑味成分となるものを取り除くことになりますが、その物質を特定できねば、錬金術師と言えども抽出除去はできないでしょう。
私の場合は感覚的にどれを除けば良いとわかりますので、ほぼ無意識のうちにも作業をしてしまいます。
それゆえ、調剤用具だけで除去するのはかなり難しいと思われます。」
「なるほど、余人にできないことが分かっただけで良しとしよう。
さて、そなたが二つの条件を満たしたからには、儂も錬金術師と薬師のギルトに口添えをしてみよう。
但し、二つのギルドがどのように反応するかはわからぬ故保証まではできぬぞ。
それでよいか?」
「はい、私目のつたない望みをかなえていただき誠にありがとうございます。
結果がどうあれ、今後の経過は神の御意思に委ねます。」
「ふむ、連絡があるまで、今の宿にて待つが良い。
どのようになるにせよ、左程の時間はかからぬと思うぞ。
あと、我が娘を助けてくれた礼をせねばならぬな。
明日には家の者が報酬を宿まで届ける故、受け取るが良い。
此度の我が屋敷への訪い、ご苦労であった。」
うん、これにて伯爵邸を辞去してもよさそうですね。
一応大任は果たせましたよ。
宿までは伯爵家の紋章が付いた馬車で送られました。
お貴族様の馬車で送り迎えなんてもう二度とないでしょうねぇ。
貴重な経験でした。
そうして翌日の午前中に、わざわざ執事のデルエスさんが報酬を持ってきてくれました。
執事のデルエスさんて、おそらく伯爵の側近なんですよね。
そんな人に運んでもらえるなんて、単なる平民の俺にとっては身に余る光栄ですよね。
だから宿のロビーでペコペコしまくっていた俺でした。
因みに報奨金と言うか礼金というか、金額は大きかったですね。
それも二つなんです。
一つはスタンピードの際の報酬で、これが大金貨で五百枚。
流石に百枚ずつ五袋に分けられていますけれど、一袋で6キロから7キロ近くありそうです。
ずっしりと来る重さですよ。
大金貨は何しろクルーガー金貨の倍ぐらいの大きさがありますからね。
多分重量にしたら一枚60グラムは間違いなくあるんじゃないかと思います。
純金であれば、日本円に換算してきっと100万円以上になりますよね。
こっちの世界では、少し価値が違う感じですけれど、それが500枚ですよ。
そうして、お嬢さんを治癒したお礼ですが、白金貨で頂きました。
それも10枚です。
白金貨の貨幣もデカいですよ。
直径で10センチ近くありますから貨幣というより、金属の塊の調度品みたいです。
これって、一枚で大金貨百枚分ですからね。
ウン、さっき貰ったばかりの奴の倍の額になりますね。
何だかとんでもない金がお貴族様にはあるんですねぇ。
単純計算でも、最低10億円(大金貨500枚)と20億円(白金貨10枚)ぐらいにはなりそうです。
どこかの地方自治体の予算額みたいな感じです。
まぁ、地球世界の大富豪に比べたら些細な額なんでしょうけれど、貧乏人にとっては大金です。
年末〇ャンボでさえ、前後賞合わせて10億円なんですから、宝くじに三回当たったような気分ですね。
ウーン、もしかするとこれで俺の運も尽きたかもしんねぇなぁ。
あとは、ほれ、メイドのディアナ嬢一応健司の入院中の病院から胃潰瘍によく効く薬をくすねて(?)置いたので、それをディアナ嬢に渡すようにデルエスさんにお願いしておきました。
薬は湿気ったりしないようガラス製の小瓶に入れ、処方箋ならぬ服用の仕方を記載した紙をつけてあるから、その通りに服用すれば、数日で胃潰瘍はなくなるはずだ。
そうして、その日の午後には、早速、錬金術師ギルドと薬師ギルドから連絡がありました。
錬金術師ギルドが翌日、薬師ギルドが翌々日に、それぞれ特別試験を開催してくれることになったんです。
特別試験なので、受験者は、俺だけのようです。
多分、クロードさんとエメルデスさんからも双方のギルドに連絡が行っているような気がしますから、ある意味で出来レースかも知れません。
昨日と同じ試験なら簡単に終わるでしょう。
同じものを作る?
ウーン、それも工夫が無いよね。
別な物を作りましょうかね。
錬金術では録音機とか、・・・・。
カメラなんかも良いのだけれど、複雑になりすぎるからやめておこう。
薬師では、昨日はHPポーションを作ったので、与えられる素材によるけれど、今度はMPポーションが良いかもしれない。
あれって、結構魔力持ちの魔法師や錬金術師には喜ばれる品らしいから、結構高いんだよね。
まぁ、出たとこ勝負のようだから課題を与えられてから考えようね。
最初は魔道具の制作ですが、一応言質はとっていますよ。
「私は、ギルド会員ではありませんが、此処で魔道具を作っても差し支えないのですね?」
すると、クロードさんが鷹揚に頷きましたから、大丈夫なのでしょう。
俺が作ったのは、机の上にあった魔力を通しやすいトレントを使った懐中電灯だ。
以前造った時は魔晶石を使ったけれど、魔石を使っても大丈夫のはずだから、それを作る。
但し、この魔石、三つ置かれてあるけれど、その三つともに使い古しのようで余り魔力が残っていないんだよね。
その選別能力もテストのうちなのかもしれないけれど、もしかして嫌がらせ?
しょうがないから魔力を充填して使うことにする。
最初にトレントを魔法で削り出し、直径三センチ程度の筒状にする。
そうして、その筒の中に魔力を再充填した魔石をはめ込んでから、発光体になる素材を近くにあった鉱物から抽出し、更に酸化ケイ素を抽出してレンズに造形して、はめ込めば終わりだ。
この筒を持ったヒトが発動の魔力を込めれば、かなり強い光がレンズから前にでる。
筒先の位置を変えれば焦点を変えてビームにもなるし、広範囲を照らすこともできる代物だ。
所要時間は多分15分程度かな?
20分はかかっていないと思うよ。
何だか知らないけど、クロードさんの呆けたような顔がちらっと見えたんだが、気のせいかな?
伯爵様を待たせちゃいかんから、次の作業だな。
次いで左の机に移って、テーブル上の薬草を改める。
色々種類はあるんだけれど、どれも鮮度が良くないね。
多分運び込まれるまでの時間がかかったんだろうと思うけれど、余り良いポーションはできないかも知れないね。
で、俺がいつもやっていた方法でポーションづくりを始めたよ。
最初に必要なのは浄水だ。
綺麗な水じゃないと良いポーションは作れない。
俺の場合は、水属性魔法で作り出す浄水を使うんだ。
今回は、テーブル上の薬草でも比較的程度の良さそうなカリガナ草を使うことにした。
空中に浄水を生み出して浮かばせる。
そこにカリガナ草を空中でみじん切りにした上で、浄水の中に混ぜ込む。
但し、このままだと不要成分が混じるんで、有用成分だけを抽出して、不要物は除去。
その上で浮かんだ液体を加熱すると、徐々に薄青い色に液体が染まって行く。
十分に加熱したなら、次いでこれを空中で濾してしまうんだ。
そうすると薄青の液体と残渣の繊維が分離できるから、液体の方をポーション用の小瓶に詰めればお終いだ。
こちらもかかった時間は15分ぐらいかな?
で、終わりましたと言ったら、そこに居合わせた人が呆気に取られていた。
あれ、俺何か変なことしましたか?
伯爵様がため息をつきながら言いました。
「何ともとんでもないようなものを見せつけられたような気がするが・・・。
クロードそれにエメルデス。
この者の能力は間違いないのだな?」
クロードさんが言いました。
「彼の造った魔道具はこれまでに無い全く新たな物にございます。
種々の仕掛けが驚くほどに精緻であり、しかもあれほど短い間に作り上げるとは思いもよりませんでした。
錬金術師の試験は、朝から日没までの時間内に何か魔道具を作り上げれば良しとするものですが、これほど短い時間でしのけるなど、おそらくは前例が無いものと存じます。
更には、用意したものがたまたま残魔力の少ない魔石しかございませんでしたが、その魔石に魔力を充填して用いる技は、熟練の錬金術師でもなかなかできぬことにございます。
錬金術師としては、まず一線級の能力を持ち合わせているものと思われます。」
続けてエメルデスさんが言いました。
「薬師の調剤用具を一切使わずに、ポーションを作るところを始めてみましたわい。
弟子の訓練用に用意した素材ゆえに、余り良い薬草が揃えられませんでしたが、その品の選定眼、更にはおそらくは魔法を使っての、水や加熱など、驚くほどに新しき製法なれど、理にかなった方法と思われますし、出来上がったモノは、かなり品質のモノになっていると思われます。
カリガナ草でポーションを作成した場合は、今少し濁りが残るはずですが、それが認められませぬ。
おそらくは何か私の知らぬ方法でその濁りを取り除いたかに思えます。
錬金術師と同様、試験に際しては半日の間に用意された素材からポーションを作り出せば合格とされますので、斯様に短い時間でそれを為し遂げたともなればおそらくは最短の記録となりましょうな。
私も、この者は一線級の薬師として認められるべきと考えます。」
「ふむ、二人が揃って其方の能力を認めたのであれば、問題はあるまい。
ところで、エメルデスが申したカリガナ草からポーションを作った際の濁りが無いのはどうしたわけか教えてくれるか?」
「はい、エメルデス師が言っているのは、おそらくカリガナ草を使った際の不純物と思われます。
カリガナ草には、効能が全くない上に苦みを残すだけの成分が含まれております。
従って、この成分を作業中に取り除いてやれば、雑味が無くなると同時に出来上がったポーションから濁りが無くなります。」
「ほう?
そなたが空中で作業を為しているからどこでそのような作業していたのか皆目わからぬが、仮にそこな調剤用具で行うとすればどうすればよいのじゃ?」
「調剤用具のみで造る際にはかなり難しいかもしれません。
作業としては、カリガナ草を薬研等ですりつぶした段階で、錬金術の抽出を以て、雑味成分となるものを取り除くことになりますが、その物質を特定できねば、錬金術師と言えども抽出除去はできないでしょう。
私の場合は感覚的にどれを除けば良いとわかりますので、ほぼ無意識のうちにも作業をしてしまいます。
それゆえ、調剤用具だけで除去するのはかなり難しいと思われます。」
「なるほど、余人にできないことが分かっただけで良しとしよう。
さて、そなたが二つの条件を満たしたからには、儂も錬金術師と薬師のギルトに口添えをしてみよう。
但し、二つのギルドがどのように反応するかはわからぬ故保証まではできぬぞ。
それでよいか?」
「はい、私目のつたない望みをかなえていただき誠にありがとうございます。
結果がどうあれ、今後の経過は神の御意思に委ねます。」
「ふむ、連絡があるまで、今の宿にて待つが良い。
どのようになるにせよ、左程の時間はかからぬと思うぞ。
あと、我が娘を助けてくれた礼をせねばならぬな。
明日には家の者が報酬を宿まで届ける故、受け取るが良い。
此度の我が屋敷への訪い、ご苦労であった。」
うん、これにて伯爵邸を辞去してもよさそうですね。
一応大任は果たせましたよ。
宿までは伯爵家の紋章が付いた馬車で送られました。
お貴族様の馬車で送り迎えなんてもう二度とないでしょうねぇ。
貴重な経験でした。
そうして翌日の午前中に、わざわざ執事のデルエスさんが報酬を持ってきてくれました。
執事のデルエスさんて、おそらく伯爵の側近なんですよね。
そんな人に運んでもらえるなんて、単なる平民の俺にとっては身に余る光栄ですよね。
だから宿のロビーでペコペコしまくっていた俺でした。
因みに報奨金と言うか礼金というか、金額は大きかったですね。
それも二つなんです。
一つはスタンピードの際の報酬で、これが大金貨で五百枚。
流石に百枚ずつ五袋に分けられていますけれど、一袋で6キロから7キロ近くありそうです。
ずっしりと来る重さですよ。
大金貨は何しろクルーガー金貨の倍ぐらいの大きさがありますからね。
多分重量にしたら一枚60グラムは間違いなくあるんじゃないかと思います。
純金であれば、日本円に換算してきっと100万円以上になりますよね。
こっちの世界では、少し価値が違う感じですけれど、それが500枚ですよ。
そうして、お嬢さんを治癒したお礼ですが、白金貨で頂きました。
それも10枚です。
白金貨の貨幣もデカいですよ。
直径で10センチ近くありますから貨幣というより、金属の塊の調度品みたいです。
これって、一枚で大金貨百枚分ですからね。
ウン、さっき貰ったばかりの奴の倍の額になりますね。
何だかとんでもない金がお貴族様にはあるんですねぇ。
単純計算でも、最低10億円(大金貨500枚)と20億円(白金貨10枚)ぐらいにはなりそうです。
どこかの地方自治体の予算額みたいな感じです。
まぁ、地球世界の大富豪に比べたら些細な額なんでしょうけれど、貧乏人にとっては大金です。
年末〇ャンボでさえ、前後賞合わせて10億円なんですから、宝くじに三回当たったような気分ですね。
ウーン、もしかするとこれで俺の運も尽きたかもしんねぇなぁ。
あとは、ほれ、メイドのディアナ嬢一応健司の入院中の病院から胃潰瘍によく効く薬をくすねて(?)置いたので、それをディアナ嬢に渡すようにデルエスさんにお願いしておきました。
薬は湿気ったりしないようガラス製の小瓶に入れ、処方箋ならぬ服用の仕方を記載した紙をつけてあるから、その通りに服用すれば、数日で胃潰瘍はなくなるはずだ。
そうして、その日の午後には、早速、錬金術師ギルドと薬師ギルドから連絡がありました。
錬金術師ギルドが翌日、薬師ギルドが翌々日に、それぞれ特別試験を開催してくれることになったんです。
特別試験なので、受験者は、俺だけのようです。
多分、クロードさんとエメルデスさんからも双方のギルドに連絡が行っているような気がしますから、ある意味で出来レースかも知れません。
昨日と同じ試験なら簡単に終わるでしょう。
同じものを作る?
ウーン、それも工夫が無いよね。
別な物を作りましょうかね。
錬金術では録音機とか、・・・・。
カメラなんかも良いのだけれど、複雑になりすぎるからやめておこう。
薬師では、昨日はHPポーションを作ったので、与えられる素材によるけれど、今度はMPポーションが良いかもしれない。
あれって、結構魔力持ちの魔法師や錬金術師には喜ばれる品らしいから、結構高いんだよね。
まぁ、出たとこ勝負のようだから課題を与えられてから考えようね。
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