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ルミエルとローラント

14・ついに…

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ついに告白する時が来た。
早いって?これまで1カ月で私の思う美女になったからね。告白するんだ。
肌はニキビあったの?ってくらい綺麗になった。
肉割れはあるけど、くびれできた。上目遣いとかされたらトキメクよ。侍女達にメイクしてもらって、髪も巻いた。さあ、本番だ!

「ローラント呼んで来てくれる?」
「かしこまりました。」

ドキドキするな。ずっと待たせたもの。

コンコンッ
「お嬢様、入っていいですか?」
「え、ええ。」
「………どうしてそんなに綺麗にしているのです?今日は何もありませんでしたよね?」

ええ!?どうしたの!?何で怒ってるんだろう?

「何もないよ。でも、あるの。」
「何処の誰ですか?」
「ここに居るローラントによ。」
「…………は?」
「また随分と間抜けな顔ね。そんな顔も好きだけど。」

そう、かなり間抜けな顔だ。表情筋がどうなってるのか疑問。赤面して表し用のない顔をしている。

「お、お嬢様…それは一体…えっと~?」
「ふふふ、好きよ。あなたの為に綺麗にして、あなたの為に痩せた。始めは重い体重が嫌で始めたけど途中からローラントが好きだから…だから痩せたの。綺麗になって…あなたはまだ私を好き?」
「あぁ。好きだ。お嬢様…愛しています。今まで以上に好きです。」
「よかった~…告白ってどうしてこんなに疲れるんだろうね?」
「さぁ?」
「さぁ?って…。」
「それで…頂いてもいいのですか?」
「え?何を?」
「お嬢様を、ですよ。」
「結婚するまで…待って?初めては…その時じゃダメかな?」
「…!!か、構いません。そのくらいは聞き入れないと嫌われてしまう。」
「?最後聞こえなかったけど…いいの?ありがとう!」

はぁ~~~~。疲れた。後は、誕生祭に出席だっけ?来月までにやる事が~ゔう…。ローラントと一緒に頑張ろ。

「お嬢様、旦那様に伝えに行きませんか?」
「うん。行く。」

その前に、言っておかないと。こっちのパパもいい人だもん。



*作者が疲れたんでもう直ぐ終わります。
でも、ざまぁとか、ローラントさんの溺愛…狂愛っぷりはきちんと書きたいんで、まだ少しつずくかな。
もうちょっとつきあって下さい。
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