ニューハーフヘルス体験

中田智也

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25 ミズキ嬢・1/4

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学習したことを実践しよう。

爪切りや無駄毛の処理などの身支度もこれまで以上に入念にした。
準備万端。

次はお相手探し。
いつものとおり天国のサイトで検索する。

いろんなお店の売り出し中の娘や人気のキャストが次々と表示される。

その中で変わった髪色のキャストが目に飛び込んできた。
うわ、派手な髪色だなぁと思ったのが第一印象。

風俗嬢は結構特殊な髪色にする人がいる。
過去には気分次第で頻繁に髪色を変えている人もいた。

髪色を変えるのは単におしゃれ好きな人も多いだろうが、気分転換やイメチェンするのには打ってつけなのだろう。
また最近ではウィッグも良質なものがあるので、より手軽になっているように思う。

そのキャストは明るい紫色だった。
ロングで緩く巻いてあり、まるでアニメのキャラが実体化したよう。

顔はどこかのアイドルグループに所属していそうな雰囲気。
あまりアイドルグループには詳しくないが、目や鼻は元乃木坂の生田絵梨花さん似、口元が生駒里奈さん似といったところ。
一人乃木坂かよ!と自分で言って笑ってしまった。

まぁ、写真はいくらか割引いておく必要があるが、それよりも澄ました顔ばかりで笑顔の写真がなかったのでその嬢は敬遠していた。

しかし、その広告を何度か見かけるうちに段々と気になっていった。

詳しくプロフを見た。

名前はミズキ。
身長は170cmほど。
竿あり玉あり、スタイルはスラッとしていて、胸は女性ホルモン投与の効果で天然のBカップほどのサイズ。

う~ん、困った。
しっかりストライクゾーンではないか。

写真がアイドルっぽ過ぎてパネマジを怪しんだが、まぁ、どんなことも経験だ。
よし、次はこの嬢にお願いしてみよう。
100%興味本位で選んでみた。

丁度、午後から予定が空いている日があったので早速予約した。

―――――(当日)―――――

当日の食事は匂いが強い食べ物は避け、ホテル近くのコンビニで差し入れの飲み物を調達し、学習したとおりしっかり準備をする。

実はこの日、ホテルへ行くまでにちょっとしたハプニングがあった。
別の機会に書くつもりなので、ここでは触れないでおく。


今回の店もデリヘル型。
お店オススメのホテルへ到着後、店へ部屋番号を連絡した。

キャストが到着するまでの時間が一番ドキドキする。
AVを見てイメトレし、緊張から興奮へ心の準備も行う。

しばらくするとドアチャイムが鳴り、バタバタとドアを開けた。

ドアの向こうには、ちょっとオドオドしたような顔でミズキ嬢が「こんにちは」と小声で挨拶。

パネマジなしでプロフの写真どおり、アイドルグループにいてもおかしくない顔立ちだが、表情は固めだった。


お!と驚いて部屋へご案内した。

緩く巻いたロングで明るい紫色の髪、上の服はベージュのニットセーター、下は黒のショートパンツにロングブーツ。
ブーツを脱いでも足はスラっと長かった。
体格は骨ばっていなくて、背の高いスリムな女性という印象。

身長もプロフよりは高いようで、ほぼ俺(自称175cm)と変わらないくらい。
しかしなぜだか身長の高さを感じない。
猫背というほどではないが身を縮めていたので、身長は気にならなかったのだろう。

緊張の面持ちで「はじめまして、ミズキです。よろしくお願いします」と両手を前で重ねてペコリと頭を下げる。
紫色の髪が両肩から落ちる。
声も身長が高い女性の声という感じで男っぽさは感じなかった。

初対面ということもあって緊張しているのが見て取れた。
髪色が現実離れしているものの、態度は非常に控えめで素人感があり、プロの風俗嬢とは思えなかった。

思わず「かわえぇ~」と言ってしまった。

元乃木坂の2人に似ていると書いたが、実物は生田絵梨花さんより柔らかな目で、生駒里奈さんよりも小さそうな口をしている。
すぐにでも吸い付きたかった。

どちらも本物を見たことがないのだけれど、完全にアイドル芸能人のようだ。

上から下へ、また下から上へ何度も見回す。
やべぇ。  
見れば見るほどカワエェ。

この時点で既に期待以上だったが、評価をするのはまだ早い。
外見で俺のハートは持って行かれそうになっていたが、肝心のプレイの相性が合うかどうかが重要。  
何とか踏ん張った。

ソファに座って改めて自己紹介をする。  
「ミズキです。本日はご指名いただきありがとうございます」とあいさつとともに、両手を添えて名刺を渡された。

そういえばこれまで名刺をいただいた嬢は何人かいたが、持って帰るのはリスクがあるので帰り道で処分していた。
しかし、こんなに丁寧で素人感のある渡し方はされなかったと思う。
取引先の新人さんと名刺交換をしているのかと思うほどだ。  
この名刺は大事にとっておこう。

「ヤマシタです。髪色が気になったので指名させていただきました。でも実際にお会いして、写真よりもとてもかわいくて驚いています。今日はいい日になりました。よろしくお願いします」と率直な感想を言うと、一瞬驚いたような表情になり、すぐに満面の笑みで答えてくれた。

くっ!ヤバい!!  
俺の目に強烈な閃光(せんこう)が飛び込んできたかと思った。
月並みな言葉で申し訳ないが、ものすごくいい笑顔だった。

我に返って支払いを済ませ、ミズキ嬢はお店へ連絡したあと「じゃあ、準備しますね」と風呂場を洗い流したり、湯船に湯を張ったりと準備をした。
一生懸命にテキパキと準備をしているだけなのだが、全くそんなことはないのだがどこか危なっかしい気がして、ついつい目で追ってしまう。

眺めている間に準備が整った。

「今日はどんなことがしたいですか?」
いろいろと要望を考えていたのだが、かわいさにやられてしまい、純情少年モードが発動。
なんだか要望を言うのが急に恥ずかしくなった。

予定変更。
「うーん、流れでお願いします」  
フェラだ、珍珍だのを言うのが恥ずかしくて、こんなことを言ってしまったのだ。
計画とは異なるが、自然な流れでどんな展開が待っているのかドキドキしてきた。

ミズキ嬢はさっそく俺のネクタイとワイシャツのボタンに手をかけた。
指先に神経を使っているときに、無意識に口が尖ってアヒルのようになっていた。
とてもカワイイ。
なんだか恋人とホテルに来たような気分になってきた。

俺が下着になったところで、ミズキ嬢も自分の服を脱いで、二人とも下着になった。
露出している肌は平均的な日本人の肌色。
全身に無駄な肉がなく、かといって筋肉質でもない。
スレンダーだった。

ブラはグレーで胸を盛れるタイプ。
ブラで寄せた胸の谷間は妙にリアルでエロティックだった。

普段なら俺は下着を脱がせにかかるが、なぜかこのときはボヤボヤと見過ごしていた。
単純にミズキ嬢が脱いでいく様子に魅入られたのだろう。
つられるように俺も下着を脱いでいたようだ。
気づいたときには2人とも素裸になっていた。

ここでようやく我に返りマジマジとミズキ嬢の身体を見る。

嬢は両手で胸と股間を隠している。
ミロのビーナスのような王道ポーズだ。

よほど俺がじっと見ていたのだろう。
「私、身体が男っぽいですか? たまに言われるので...」

俺は自分の頭がねじ切れるくらいブンブンと左右に激しく振って否定した。

お世辞抜きで体格からは男っぽさを全く感じない。
これまでの女性経験(もちろんヘルスやNH含む)から考えても骨格は健康的な女性の範囲内、むしろ女性っぽいと答えた。

俺の反応が嬉しかったようで、ミズキ嬢が抱きついてきた。
俺の首に長い両手をまわす。

抱きつく瞬間にカメラで写真を撮るように、彼女のハダカの映像が網膜に焼き付いた。

(ミズキ嬢・2/4へつづく)
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