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銀色の騎士②
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屋敷の客間。
魔石でできたランプの淡い光が、金縁のティーカップにそっと反射して、煌めいていた。
室内には、ふんわりとしたぬくもりが満ちていて、王室御用達の上質な茶葉から立ちのぼる紅茶の香りが、甘く優しく鼻先をくすぐった。
テーブルの上には、まだ湯気をたてるティーポットと、手をつけられていない焼き菓子が置いてある。だが、それらを味わう余裕は、今の俺にはなかった。
俺は、ソファに深く腰掛けて、視線を落としたまま、指先を強く握り込んだ。
「助けてくれて・・・その、ありがとう。泣いちゃって、ごめん。」
かすれた声で告げると、少しの沈黙が室内を満たした。
客室にお茶菓子を用意してくれた召使いたちは、既に退出させ、今、ここには、俺とレークだけがいる状況だった。そんな部屋の静けさが、返事を待つ時間を妙に長く感じさせた。
「・・・問題ない。」
隣に座りながら、美しい所作で紅茶を飲むレーク。あまり気にしていなかったが、彼も確か、貴族だったなと、今更ながら思い出す。
婚約の契約書に、彼の爵位までは明記されていなかった。けれど、物腰や振る舞いひとつ取っても、滲み出る品格は明らかに俺のそれとは違っていた。
きっと、俺よりずっと高い地位の人なのだろう。何となく、そんな気がした。
契約、婚約───最初に取り決めた、約束について思い出す。
「・・・レーク。必要以上に俺と接触するなって、最初に伝えたはずだよな。」
絞り出した俺の声は、とても冷たかった。
元々俺たちは、契約で結ばれた仮初めの関係。俺のために、彼があそこまで身を投げ出す必要などないのだ。
「だから・・・もう、助けなくていい。」
まだ添えられていた彼の手を、そっと自分の腰から引き剥がす。彼の体温が離れていく感触に、胸の奥が少しだけ痛んだ。
「いや、ダメだ。命に関わることだ。その願いは、叶えられない。」
ぐいっと指先で顎を引かれ、無理やり顔を、彼の方向へ、向けさせられる。
レークの瞳が、真っ直ぐ俺を射抜く。真剣で、揺るぎないその眼差しに、心の奥底を見透かされているような気がして、ほんの少しだけ、恐怖を感じた。
「そんなの・・・っ!」
彼の急な行動と言動に、感情が昂ってしまい、理性が弾け、怒鳴るように言葉を吐き出す。
「そんなの、どうでもいいだろ!!俺が死んだって、誰も悲しまない!! 余計なお世話なんだよ!!」
そう叫んだ瞬間、耳に届いたのは、思っていた以上に荒ぶった自分の声だった。
死ぬのは怖い。でも、それ以上に、誰かに守られてばかりでいる自分が、情けなくてたまらなかった。彼だって、いずれ俺のもとを去る人間だ。任務が終われば、この関係も終わる。その時に備えて、俺は俺の力で身を守らないといけないのに。
「・・・っ。」
何故だろう。俺の叫びを聞いたレークが、とても傷ついたような、そんな顔をしていた。
「俺は、俺なんかのせいで・・・。」
俺はまた涙が滲み出そうになり、言葉を続けられず、震える手を、そっと後ろへ隠した。
「出ていけ。」
低く、かすれた声で呟いた。俯いたまま、感情を押し殺すように話す。
「出ていけ・・・出ていけよ!!!」
叫んで扉を指差し、追い立てるように言った。彼が立ち去る気配を感じながら、扉をバタンと閉める。重苦しい沈黙と共に、感情が爆発する。
「う、うぅっ・・・。」
堪えていた涙が、頬を伝って静かにこぼれていく。酷い言葉をぶつけてしまった。レークは俺のことを、ただ単に心配してくれていた、それだけなのに。
レークと俺は、本物の婚約者ではない。ただの任務で俺の傍にいるだけ。友達ですらない。なら、彼と俺の関係は、一体何なんだろう。
彼が助けてくれたのは、騎士として当然の行動だった。きっと、感情なんて、そこにはないのだ。
───でも・・・そう思い込もうとするほどに、胸が痛んで仕方なかった。
意味が分からない。
「泣かないで。」
ポタポタと床に涙を零していると、突然、背後からふわりと頭を撫でられた。
「はっ!?・・・お、お前、さっき出て行ったはずじゃ・・・。」
振り返ると、そこには眉を下げながら、獣耳を悲しげに傾けたレークがいた。
「扉を閉める瞬間、天井に張り付いた。」
「な、なんだよ、それ・・・。」
あまりにも突拍子もない言葉に、ぽかんとしてしまい───
「あ、あははっ。」
つい、吹き出してしまった。胸の奥に溜まっていた痛みが、少しだけ軽くなっていく。
「ユリィ。」
「レーク・・・?」
ふと、彼が顔を寄せてくる気配を感じて、動揺する。
「え? な、何・・・?」
彼は黙ったまま、まるで許しを乞うようにじっと俺を見つめていた。
前回のように、頭を撫でて欲しいのだろうかと思い、俺は、そっと彼の髪に、指を滑らせた。今回は耳を触ることなく、丁寧に優しく撫でる。
「耳は、触らないのか?」
ぽつりと呟かれたその言葉に、思わず苦笑する。
「・・・触ってほしいなら、いっぱい触ってやるけど?」
少しキレ気味にそう言うと、彼は目を瞬かせ、そして───
「好きなようにしていい。」
そう言った直後だった。温かなものが、そっと俺の頬に触れた。
「・・・は?」
それが彼の唇だったと理解するのに・・・一瞬、時間がかかった。
「なっ、なな、ななな何を!?」
ぶわっと顔が熱くなる。思わず身を引きそうになるが、動けない。全身が火照って、心臓は今にも破裂しそうだった。
それなのに、レークは冷静に、俺のことを見つめ続けていた。
「・・・お返しは、ないのか?」
「はっ!?そんなもの・・・!」
言葉に詰まりながらも、俺は思わず彼の顔を見つめ返した。ぺたりと耳が倒れたその姿がまるで、構ってほしいと訴えるウルフにそっくりで───
「・・・ん。」
頬に、そっとキスを返した。
直後、驚いた様子で息を荒らげたレークが、勢いよく俺をガバっと抱きしめた。
「な、なにっ!」
あまりに近い距離に端正な顔が近寄り、顔が真っ赤になっていく。そして、何故か騒がしく心臓が跳てしまい、その音が恥ずかしくて、耳を塞ぎたくなってしまう。
そのまま唇が重なろうとした瞬間───
「ヴォルロード卿! 至急───」
慌てて入ってきた騎士が、俺たちの姿を確認すると、驚いた様子で顔を火照らせていた。
「お、お邪魔しましたぁ!!!」
しかし、レークの顔を見るや否や、血相を変えて、秒で退出しいった。
「・・・。」
無言で眉間に皺を寄せているレークの腕の中で、俺は羞恥と動揺で涙目になっていた。頬も耳も、たぶん真っ赤になっている。
「はっ、離せっ・・・。」
「・・・。」
震える声でそう言ったのに、レークの腕はほんの少しも緩まなかった。それどころか、黙りながら、俺を包み込むように抱き直してきた。
「う、うぅ・・・。」
抵抗する気力もなくなり、俺はそっと彼の背中に腕を回した。ぎゅっと抱きしめ返すと、彼のぬくもりが、冷たい肌へ、じんわりと伝わってきた。
何でこんなことになっているのだろうか。ふわふわとした感覚に思考をかき乱されながら、記憶を辿った。
───その時。
下腹部に、何か硬いものが、ぴたりと当たった。
───バッ!!
瞬間、レークが真っ赤になって飛び退き、そのまま背中から倒れ込んだ。
「レーク!?」
倒れた衝撃で机の上にあったティーカップが宙を舞い、彼の頭上へ、熱々の紅茶が降り注いだ。
「・・・。」
「大丈夫か!?」
俺が駆け寄ろうとした、その瞬間───
「す、すまな・・・い。頭を、冷やして・・・くる。」
前屈みになりながら立ち上がろうとするレーク。その手を、俺は思わず取った。
「レーク───」
「触るな!!!」
鋭い怒声と共に、繋いだ手を緩やかに振りほどかれた。それは、初めて聞く彼の怒った声だった。
戸惑いながら見つめると、レークは唇を思い切り噛み締めながら、目を逸らしていた。それから、逃げるように扉の向こうへと姿を消した。
「は・・・はぁあああっ!?」
その場に取り残された俺は、頭を抱えて、声を張り上げた。
魔石でできたランプの淡い光が、金縁のティーカップにそっと反射して、煌めいていた。
室内には、ふんわりとしたぬくもりが満ちていて、王室御用達の上質な茶葉から立ちのぼる紅茶の香りが、甘く優しく鼻先をくすぐった。
テーブルの上には、まだ湯気をたてるティーポットと、手をつけられていない焼き菓子が置いてある。だが、それらを味わう余裕は、今の俺にはなかった。
俺は、ソファに深く腰掛けて、視線を落としたまま、指先を強く握り込んだ。
「助けてくれて・・・その、ありがとう。泣いちゃって、ごめん。」
かすれた声で告げると、少しの沈黙が室内を満たした。
客室にお茶菓子を用意してくれた召使いたちは、既に退出させ、今、ここには、俺とレークだけがいる状況だった。そんな部屋の静けさが、返事を待つ時間を妙に長く感じさせた。
「・・・問題ない。」
隣に座りながら、美しい所作で紅茶を飲むレーク。あまり気にしていなかったが、彼も確か、貴族だったなと、今更ながら思い出す。
婚約の契約書に、彼の爵位までは明記されていなかった。けれど、物腰や振る舞いひとつ取っても、滲み出る品格は明らかに俺のそれとは違っていた。
きっと、俺よりずっと高い地位の人なのだろう。何となく、そんな気がした。
契約、婚約───最初に取り決めた、約束について思い出す。
「・・・レーク。必要以上に俺と接触するなって、最初に伝えたはずだよな。」
絞り出した俺の声は、とても冷たかった。
元々俺たちは、契約で結ばれた仮初めの関係。俺のために、彼があそこまで身を投げ出す必要などないのだ。
「だから・・・もう、助けなくていい。」
まだ添えられていた彼の手を、そっと自分の腰から引き剥がす。彼の体温が離れていく感触に、胸の奥が少しだけ痛んだ。
「いや、ダメだ。命に関わることだ。その願いは、叶えられない。」
ぐいっと指先で顎を引かれ、無理やり顔を、彼の方向へ、向けさせられる。
レークの瞳が、真っ直ぐ俺を射抜く。真剣で、揺るぎないその眼差しに、心の奥底を見透かされているような気がして、ほんの少しだけ、恐怖を感じた。
「そんなの・・・っ!」
彼の急な行動と言動に、感情が昂ってしまい、理性が弾け、怒鳴るように言葉を吐き出す。
「そんなの、どうでもいいだろ!!俺が死んだって、誰も悲しまない!! 余計なお世話なんだよ!!」
そう叫んだ瞬間、耳に届いたのは、思っていた以上に荒ぶった自分の声だった。
死ぬのは怖い。でも、それ以上に、誰かに守られてばかりでいる自分が、情けなくてたまらなかった。彼だって、いずれ俺のもとを去る人間だ。任務が終われば、この関係も終わる。その時に備えて、俺は俺の力で身を守らないといけないのに。
「・・・っ。」
何故だろう。俺の叫びを聞いたレークが、とても傷ついたような、そんな顔をしていた。
「俺は、俺なんかのせいで・・・。」
俺はまた涙が滲み出そうになり、言葉を続けられず、震える手を、そっと後ろへ隠した。
「出ていけ。」
低く、かすれた声で呟いた。俯いたまま、感情を押し殺すように話す。
「出ていけ・・・出ていけよ!!!」
叫んで扉を指差し、追い立てるように言った。彼が立ち去る気配を感じながら、扉をバタンと閉める。重苦しい沈黙と共に、感情が爆発する。
「う、うぅっ・・・。」
堪えていた涙が、頬を伝って静かにこぼれていく。酷い言葉をぶつけてしまった。レークは俺のことを、ただ単に心配してくれていた、それだけなのに。
レークと俺は、本物の婚約者ではない。ただの任務で俺の傍にいるだけ。友達ですらない。なら、彼と俺の関係は、一体何なんだろう。
彼が助けてくれたのは、騎士として当然の行動だった。きっと、感情なんて、そこにはないのだ。
───でも・・・そう思い込もうとするほどに、胸が痛んで仕方なかった。
意味が分からない。
「泣かないで。」
ポタポタと床に涙を零していると、突然、背後からふわりと頭を撫でられた。
「はっ!?・・・お、お前、さっき出て行ったはずじゃ・・・。」
振り返ると、そこには眉を下げながら、獣耳を悲しげに傾けたレークがいた。
「扉を閉める瞬間、天井に張り付いた。」
「な、なんだよ、それ・・・。」
あまりにも突拍子もない言葉に、ぽかんとしてしまい───
「あ、あははっ。」
つい、吹き出してしまった。胸の奥に溜まっていた痛みが、少しだけ軽くなっていく。
「ユリィ。」
「レーク・・・?」
ふと、彼が顔を寄せてくる気配を感じて、動揺する。
「え? な、何・・・?」
彼は黙ったまま、まるで許しを乞うようにじっと俺を見つめていた。
前回のように、頭を撫でて欲しいのだろうかと思い、俺は、そっと彼の髪に、指を滑らせた。今回は耳を触ることなく、丁寧に優しく撫でる。
「耳は、触らないのか?」
ぽつりと呟かれたその言葉に、思わず苦笑する。
「・・・触ってほしいなら、いっぱい触ってやるけど?」
少しキレ気味にそう言うと、彼は目を瞬かせ、そして───
「好きなようにしていい。」
そう言った直後だった。温かなものが、そっと俺の頬に触れた。
「・・・は?」
それが彼の唇だったと理解するのに・・・一瞬、時間がかかった。
「なっ、なな、ななな何を!?」
ぶわっと顔が熱くなる。思わず身を引きそうになるが、動けない。全身が火照って、心臓は今にも破裂しそうだった。
それなのに、レークは冷静に、俺のことを見つめ続けていた。
「・・・お返しは、ないのか?」
「はっ!?そんなもの・・・!」
言葉に詰まりながらも、俺は思わず彼の顔を見つめ返した。ぺたりと耳が倒れたその姿がまるで、構ってほしいと訴えるウルフにそっくりで───
「・・・ん。」
頬に、そっとキスを返した。
直後、驚いた様子で息を荒らげたレークが、勢いよく俺をガバっと抱きしめた。
「な、なにっ!」
あまりに近い距離に端正な顔が近寄り、顔が真っ赤になっていく。そして、何故か騒がしく心臓が跳てしまい、その音が恥ずかしくて、耳を塞ぎたくなってしまう。
そのまま唇が重なろうとした瞬間───
「ヴォルロード卿! 至急───」
慌てて入ってきた騎士が、俺たちの姿を確認すると、驚いた様子で顔を火照らせていた。
「お、お邪魔しましたぁ!!!」
しかし、レークの顔を見るや否や、血相を変えて、秒で退出しいった。
「・・・。」
無言で眉間に皺を寄せているレークの腕の中で、俺は羞恥と動揺で涙目になっていた。頬も耳も、たぶん真っ赤になっている。
「はっ、離せっ・・・。」
「・・・。」
震える声でそう言ったのに、レークの腕はほんの少しも緩まなかった。それどころか、黙りながら、俺を包み込むように抱き直してきた。
「う、うぅ・・・。」
抵抗する気力もなくなり、俺はそっと彼の背中に腕を回した。ぎゅっと抱きしめ返すと、彼のぬくもりが、冷たい肌へ、じんわりと伝わってきた。
何でこんなことになっているのだろうか。ふわふわとした感覚に思考をかき乱されながら、記憶を辿った。
───その時。
下腹部に、何か硬いものが、ぴたりと当たった。
───バッ!!
瞬間、レークが真っ赤になって飛び退き、そのまま背中から倒れ込んだ。
「レーク!?」
倒れた衝撃で机の上にあったティーカップが宙を舞い、彼の頭上へ、熱々の紅茶が降り注いだ。
「・・・。」
「大丈夫か!?」
俺が駆け寄ろうとした、その瞬間───
「す、すまな・・・い。頭を、冷やして・・・くる。」
前屈みになりながら立ち上がろうとするレーク。その手を、俺は思わず取った。
「レーク───」
「触るな!!!」
鋭い怒声と共に、繋いだ手を緩やかに振りほどかれた。それは、初めて聞く彼の怒った声だった。
戸惑いながら見つめると、レークは唇を思い切り噛み締めながら、目を逸らしていた。それから、逃げるように扉の向こうへと姿を消した。
「は・・・はぁあああっ!?」
その場に取り残された俺は、頭を抱えて、声を張り上げた。
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