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その7
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「いやね…だから…1回聞いて…」
幹事さんの話はこうでした。
土曜日にサセコから電話があり、騙されるような形でサセコのマンションへ呼び出された
「騙されるってどんだけバカだよ」
「だって、“中村さんがぁ~”って泣いて電話かけて来たら、なんかあったと思うだろ?」
「なんもなかったじゃん」
「それは後から知ったの!前の日一緒に帰ったんだから、そう思ってもしょーがないだろ?」
「相手がサセコなんだから、なんかあったとしても、“セックスした”ぐらいに決まってんでしょ」
「分かんねーだろ?中村とは実際ヤってねーんだし。
オレはサセコだからこそ“痴情の縺れ”かと思ったんだよ。別の相手とバッタリ…とかさ」
「……………無くもない」
「だろ?オレは中村が誰かに殴られたりしたんじゃねーかって中村が心配になったんだよ」
「で?のこのこサセコのマンションに行ったわけ」
「そうそう。サセコのマンションすげーんだよ。家族用みたいに広くてさ、高層だから窓もでかくて…」
「おいバカ。誰が今サセコのマンションの様子を知りたいと思う?」
「あ…ですよねー?」
「焼酎ロックをもう一杯」
「え~」
「横道逸れたり、ごまかそうとしたら増えるから」
幹事さんは律儀に焼酎のグラスを空にして
「あーで?どこまで話したっけ?」
「サセコのマンション…」
「あーね。そうそう…そこで、中村がサセコを抱かなかった事を延々と聞かされて…」
「聞かされて?」
「……まぁ…アレだよ…」
「焼酎ロックお願いしまーす」
「えー?ちょっと待ってよ。ちゃんと話すし」
幹事さんはやっぱりきちんと焼酎ロックを飲み干して
「結局のところ男は本命の女の子は大切だから簡単に手が出せないモンだよなんて言ったら、納得したみたいだけど~」
「フーン」
「ほーう」
それは、“納得してない”の“フーン”と“ほーう”でした
「焼酎ロックお願いしまーす」
「えーもう全部言ったじゃ~ん
おかしくね?」
「おかしいよねー?」
「なんでだろうねー?」
幹事さんがその焼酎を飲むのを見届けると
「サセコが言ってたんだけど~
みーんなサセコとエッチしたがるんだって~」
「そうそう。サセコとエッチしないなんてプライドが許さないらしいんだけど…
サセコ納得したんだ~」
「あぁ…ソレね…そういう事ね…」
「うん、どういうことだろう?」
「大丈夫。ゴム着けたから」
「結局ヤってんじゃん!」
「オマエが殴られる側だから!」
「っつーか、本命には手が出せないって言っといてヤッたわけ?最悪じゃん」
「まさか~言ったのヤった後だから」
◇◇ちょっとイメージしてみてください◇◇
セックスの後、ベットの上でのピロートーク
“男はね?本命の女の子は大切すぎて手が出せないんだよ”
「もっと最悪じゃん」
「普通の女なら泣くところだから」
「マジ最低」
「でも(相手がサセコだったから)キライじゃない…」
「でしょ~?2人の仇はオレが取ったから~
しかもサセコの本命は中村だし~
サセコもオレとヤッた事は公にしないだろ?
オレ天才じゃね?」
「中村さんの使い方も最悪だけどな?」
「そもそも根本は入社当時と何も変わってなかったわけね」
衝撃的な幹事さんの最悪な行動は、女子達のサセコへの鬱憤を晴らす事には役立ったようでした。
幹事さんの話はこうでした。
土曜日にサセコから電話があり、騙されるような形でサセコのマンションへ呼び出された
「騙されるってどんだけバカだよ」
「だって、“中村さんがぁ~”って泣いて電話かけて来たら、なんかあったと思うだろ?」
「なんもなかったじゃん」
「それは後から知ったの!前の日一緒に帰ったんだから、そう思ってもしょーがないだろ?」
「相手がサセコなんだから、なんかあったとしても、“セックスした”ぐらいに決まってんでしょ」
「分かんねーだろ?中村とは実際ヤってねーんだし。
オレはサセコだからこそ“痴情の縺れ”かと思ったんだよ。別の相手とバッタリ…とかさ」
「……………無くもない」
「だろ?オレは中村が誰かに殴られたりしたんじゃねーかって中村が心配になったんだよ」
「で?のこのこサセコのマンションに行ったわけ」
「そうそう。サセコのマンションすげーんだよ。家族用みたいに広くてさ、高層だから窓もでかくて…」
「おいバカ。誰が今サセコのマンションの様子を知りたいと思う?」
「あ…ですよねー?」
「焼酎ロックをもう一杯」
「え~」
「横道逸れたり、ごまかそうとしたら増えるから」
幹事さんは律儀に焼酎のグラスを空にして
「あーで?どこまで話したっけ?」
「サセコのマンション…」
「あーね。そうそう…そこで、中村がサセコを抱かなかった事を延々と聞かされて…」
「聞かされて?」
「……まぁ…アレだよ…」
「焼酎ロックお願いしまーす」
「えー?ちょっと待ってよ。ちゃんと話すし」
幹事さんはやっぱりきちんと焼酎ロックを飲み干して
「結局のところ男は本命の女の子は大切だから簡単に手が出せないモンだよなんて言ったら、納得したみたいだけど~」
「フーン」
「ほーう」
それは、“納得してない”の“フーン”と“ほーう”でした
「焼酎ロックお願いしまーす」
「えーもう全部言ったじゃ~ん
おかしくね?」
「おかしいよねー?」
「なんでだろうねー?」
幹事さんがその焼酎を飲むのを見届けると
「サセコが言ってたんだけど~
みーんなサセコとエッチしたがるんだって~」
「そうそう。サセコとエッチしないなんてプライドが許さないらしいんだけど…
サセコ納得したんだ~」
「あぁ…ソレね…そういう事ね…」
「うん、どういうことだろう?」
「大丈夫。ゴム着けたから」
「結局ヤってんじゃん!」
「オマエが殴られる側だから!」
「っつーか、本命には手が出せないって言っといてヤッたわけ?最悪じゃん」
「まさか~言ったのヤった後だから」
◇◇ちょっとイメージしてみてください◇◇
セックスの後、ベットの上でのピロートーク
“男はね?本命の女の子は大切すぎて手が出せないんだよ”
「もっと最悪じゃん」
「普通の女なら泣くところだから」
「マジ最低」
「でも(相手がサセコだったから)キライじゃない…」
「でしょ~?2人の仇はオレが取ったから~
しかもサセコの本命は中村だし~
サセコもオレとヤッた事は公にしないだろ?
オレ天才じゃね?」
「中村さんの使い方も最悪だけどな?」
「そもそも根本は入社当時と何も変わってなかったわけね」
衝撃的な幹事さんの最悪な行動は、女子達のサセコへの鬱憤を晴らす事には役立ったようでした。
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