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その13
しおりを挟む動けば音を立ててしまうと思い全く抵抗出来ませんでした
サセコちゃんと人事部長は身支度を整えながら、会話をしていましたが、自分の状況に真っ白になり、会話の内容が全く入って来ません
その音に紛れて中村さんが私を抱えるように後ろに座り、再び口を手で塞いだので、反射的に身が強張りました
部屋を見回したのでしょうか
1度電気がついて確認するような会話がなされ、すぐに電気が消えて暗闇に戻ると、ドアが開く音と2人が出て行く音がして、部屋に静寂が訪れます
そこで少し抵抗しようと身体を捻りましたが、それに対抗して力を強めた中村さんには敵いません、頭を抱き抱えられたまま口を腕で塞がれる形になり、耳元に中村さんの息がかかるまま小声で
「録音してる」
と言われました
それを聞いて、音や声を出してはいけないのだと思い込んでしまったのです
「土曜日の約束について確認しようか?」
音を立ててはいけないと思っている私の両方の脚に自分の脚を絡め大きく左右に開かれた時、スカートも捲れ焦りと驚きで抵抗の声を出してしまいましたが、塞がれた腕で“モゴモゴ”と言う音に変えられていました
自分の息が中村さんの腕で抑えられ口元を温かくします
ストッキング越しにクレバスを何度かなぞられ、腰を反らせました
中村さんは何も言いませんでしたが、上気した呼吸を耳が全部受けていました
ストッキングを割き、下着に触れると、中村さんが思っていた以上に湿り気を帯びていたのでしょう
中村さんの息が“フフッ”と弾み、それに羞恥を煽られました
すぐに下着を避けてソコに直に触れた中村さんの中指は潤いを共用すると、大きく開かれて無防備になっているクリトリスを苛め始めました
腰が大きく跳ね、息とも声とも分からない呼吸が漏れても、中村さんの腕でこ篭った物に変えられます
中村さんの中指は焦らす事無く、クリトリスを執拗に転がし、準備もなかったはずの私の身体を早急に熱くしていきました
抑えられながらも身体をうねらす私に
「土曜日行きたくないなら無しにしてやる
その代わり…絶対イクなよ」
そしてさらに人差し指を増やしクリトリスへの刺激のスピードと圧力を上げたのです
無意識に首を振っていましたが、中村さんの腕でさほど大きくは動きません
腰の動きで、絶頂は近いと分かったのか、中村さんは頭を抱えながらもゆっくり腕の位置を変え口元を解放しました
「土曜…どうする?」
「あぁ…イク…」
イキそうなその時、吐息に紛れたその言葉でクリトリスへの刺激は止まり、絶頂を迎える事はありませんでした
「だからどっちよ…?」
中村さんの言葉の意味を理解しようとしましたが、思考が鈍り答えられずにいました
それは土曜日の事なのか…
それとも今の身体の事なのか…
返事をしない私の顔を自分の方に向け唇が触れそうな距離で見つめると
「すげーイキたそうだけど…」
そう言って、恥ずかしい程私の体液に塗れた中指と人差し指を私の口へと差し込みました
自分の匂いを咥えながら
「イキたい…です…」
乱れた息で言うと、力強くホールドされた身体がフッと解放されたのを感じました
倒れないよう支えられながら、中村さんが立ち上がるとズボンだけが足元に残されていて
膝で立った私の目の前には硬くなったモノの気配があり
ボクサーパンツを下ろしたのと同時にぺチリとそれに顔を舐められたのです
言われずとも両手が使えないままそれを探して咥えていました
すぐさま頭を抱えられ、強く打つように喉の奥を突かれ、なすがまま。
苦しいのに時々聞こえる小さく唸るような中村さんの声に興奮させられていました
“出すぞ”の後に口内いっぱいを占めている咥えきれないモノが波打つように喉の奥でドロッとした体液を吐き出し、ゆっくり何度か往復させて抜き出しながら、私の顎を持ち上げたので、そのまま喉を鳴らすとゆっくり体内へと沈んでいくのを感じました
中村さんが動くのを期待の思いで待っていたのに、彼は脱いだ物を身につけると、ネクタイを外し、私を解放した後、その場を離れ目隠しのスチール棚に向かって行ってしまいました
そのまま動けずにいると、携帯のライトで照らされ、眩しさで視界が真っ白になり
「イキたいなら自分でしろよ…見ててやるから」
満たされていない膣がキュッと閉まるのを感じました
それでもスポットライトのように照らされたその状態で自慰する事は躊躇われます
でもそれを想像した時、私の膣からトロリと体液が流れたのです
「それとも今日帰って狂ったようにオナニーするのか?
我慢出来るわけないもんな?」
近ずいて来るライトが途中で消され、先程よりも暗さを増した暗闇に囲まれると
「あぁ…悪い
イキたいって土曜の事か…
それじゃ、土曜日の予定は変更無しで」
その後頬に少しの風圧を感じたと思ったら、顎を掴まれ耳元で
「土曜まで絶対するなよ
バレないと思ってるだろうが…オマエが勝手にイッた事は、オレには完全に分かるから…」
快楽を断たれた状態に身体は切なさを感じているのに、同時にゾクゾクと興奮に似た震えが起こりました
掴まれた顎はそのままに、耳元から離れ正面に中村さんの気配が移ると
「返事は」
「………はい」
直後に唇が覆われ中村さんの舌が口内を味わい絡み、舌と唾液を吸われたそれは
まるで“良くできました”の意味のご褒美のように思えました。
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