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酔っ払い空くん①
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Side ひよしさん
金曜の夜。今日も一週間お疲れ様自分!とばかりに俺は晩酌をしようとしていた。
いつもはビールだが、今日はお隣さんから焼酎ボトルを頂いたので、そいつをおいしく頂こうとグラスに注いだ。
テレビでも見ようと思って、一度席を立って、リモコンを探した。
「ふー、さっぱりー」
と言って空が半袖短パンというラフな格好で浴室から出てきた。
短パンの裾から覗く白くて細い脚が艶めかしい。
そんな格好でうろついてるから俺がムラムラするんだって、いい加減気付けよな。
そんな事を思いながら空から目を離した次の瞬間だった。
「喉乾いたー、ひよしさんお水もらうね」
と言って手に取ったのは先程の焼酎だった。
「あ!バカ、お前それ…!」
俺が止める前に、空は水と勘違いして焼酎をゴクゴクと一気飲みしてしまった。
「…ッ!な、にこれ…、お酒…ぅわ…」
空がフラフラっと倒れそうになったので、慌てて近寄り、支えた。
「だ、大丈夫か?わりぃ、出しっぱなしにしたのが良くなかったな」
「んぅー、だいじょぶ、じゃらぃかも」
「呂律まわってねーじゃん!」
空は全身を桜色にして、完全に酔っ払っていた。
金曜の夜。今日も一週間お疲れ様自分!とばかりに俺は晩酌をしようとしていた。
いつもはビールだが、今日はお隣さんから焼酎ボトルを頂いたので、そいつをおいしく頂こうとグラスに注いだ。
テレビでも見ようと思って、一度席を立って、リモコンを探した。
「ふー、さっぱりー」
と言って空が半袖短パンというラフな格好で浴室から出てきた。
短パンの裾から覗く白くて細い脚が艶めかしい。
そんな格好でうろついてるから俺がムラムラするんだって、いい加減気付けよな。
そんな事を思いながら空から目を離した次の瞬間だった。
「喉乾いたー、ひよしさんお水もらうね」
と言って手に取ったのは先程の焼酎だった。
「あ!バカ、お前それ…!」
俺が止める前に、空は水と勘違いして焼酎をゴクゴクと一気飲みしてしまった。
「…ッ!な、にこれ…、お酒…ぅわ…」
空がフラフラっと倒れそうになったので、慌てて近寄り、支えた。
「だ、大丈夫か?わりぃ、出しっぱなしにしたのが良くなかったな」
「んぅー、だいじょぶ、じゃらぃかも」
「呂律まわってねーじゃん!」
空は全身を桜色にして、完全に酔っ払っていた。
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