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One Summer day③
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なんか久しぶりに喧嘩した。
ていうか、なんで喧嘩になっちゃったんだろう。
喧嘩なんてしたくないのに。
少し間があった。
「…僕、ひよしさんと海に行きたいだけなのに…」
思った事がつい口から小さく出た。
僕はただひよしさんと海に行きたかっただけ。
それだけなのに喧嘩になっちゃうなんて…
なんか口に出したら悲しくなってきて、目に涙が滲んできた。
「空…っ」
ひよしさんが泣きそうな僕を見て、僕の腕を掴んでぐっと引き寄せた。
「わっ…」
僕はひよしさんの胸に飛び込む形になった。
「空、ごめんな。喧嘩するつもりじゃなかったんだ」
「んーん、僕もごめん…」
僕もついムキになったことを反省した。
「…海、行こうか」
ひよしさんの言葉に、僕はバッと顔を上げた。
「いいの!?」
「あぁ、行こう。せっかく俺と海に行きたいって思ってくれたんだし。それに俺もなんだかんだで空と一緒に海行きたいと思うしな」
「やった!楽しみ!」
僕は思わずひよしさんにガバッと抱きついた。
「まぁ、空の水着姿は心配だけどな…」
「もう。大丈夫だってば。っていうか水着買わなきゃ」
「そっか、買いに行くか」
そんな訳で水着を買いに行くことになった。
ていうか、なんで喧嘩になっちゃったんだろう。
喧嘩なんてしたくないのに。
少し間があった。
「…僕、ひよしさんと海に行きたいだけなのに…」
思った事がつい口から小さく出た。
僕はただひよしさんと海に行きたかっただけ。
それだけなのに喧嘩になっちゃうなんて…
なんか口に出したら悲しくなってきて、目に涙が滲んできた。
「空…っ」
ひよしさんが泣きそうな僕を見て、僕の腕を掴んでぐっと引き寄せた。
「わっ…」
僕はひよしさんの胸に飛び込む形になった。
「空、ごめんな。喧嘩するつもりじゃなかったんだ」
「んーん、僕もごめん…」
僕もついムキになったことを反省した。
「…海、行こうか」
ひよしさんの言葉に、僕はバッと顔を上げた。
「いいの!?」
「あぁ、行こう。せっかく俺と海に行きたいって思ってくれたんだし。それに俺もなんだかんだで空と一緒に海行きたいと思うしな」
「やった!楽しみ!」
僕は思わずひよしさんにガバッと抱きついた。
「まぁ、空の水着姿は心配だけどな…」
「もう。大丈夫だってば。っていうか水着買わなきゃ」
「そっか、買いに行くか」
そんな訳で水着を買いに行くことになった。
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